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『カイゼンお役所仕事Ⅳ まかり通る単年度主義』

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今日の画像は、米ニューヨークで開催されたフォートナイト・ワールドカップのソロ部門で優勝、16歳で3.3億円の賞金を手にし、トロフィーを掲げる米国出身のプレーヤー『Bugha君』と世界遺産の熊野那智大社で行われた『那智の扇祭り』。そして再び『ヤグルマソウ』と『アゲハ蝶』『シーラ』です。


★★★『がちがちの単年度主義に起因する「お役所仕事」の大改革を』――。政府の規制改革会議のヒアリングでそんな提案書を国に突きつけたのは、現在草加市の副市長を務める中村卓さんだ。2008年、当時は草加市の特命理事だった。

『学校の建て替え事業は2年間はかかる。なのに年度の切れ目に精算が必要で書類は段ボール数箱瓶にもなった』。年度が始まらないと業者の入札が始められず、公共事業が一時期に集中してしまう。中村さんはこんな事例を引き、硬直した制度こそ『まさにお役所仕事』だと訴えた。年度初めより前の業者との契約や複数年度での予算引き継ぎなどを提案した。だが国は『不可能』『現行制度で対応出来る』と聞く耳を持たない。

予算は4月から翌年3月までの期間のもの。憲法や財政法など様々な法令で規定されたルールだ。財政規律や秩序を守るためだが、柔軟な運用を縛る。様々な自治体でまちづくりの企画提案を手掛ける黒沢健二さんは毎年1~3月は報告書作りに忙しい。自治体から委託を受けて事業の報告書の締め切りが年度末だからだ。

現場は不便だ、非効率だと感じているが法で定められた単年度主義は続く。法は変えられなくても、運用で実を取ろうと工夫を凝らす動きもある。


草加市では年度で事業が分断されることなく事業を円滑に運営しようと、前もって予算の支出額を決める『債務負担行為』で単年度主義を脱しようとしている。例えば19年度に拡充する小中学校での外国人講師の活用ではあらかじめ、18年9月の議会で予算を通した。こうして適切な講師を早めに確保出来る。こうした手法で工事の時期の平準化にも取り組む。

国の研究予算が複数年度にわたって使えるようになるなど年度主義を見直す動きも出て来たがまだ少数に留まる。『スウェーデンでは3年間の歳出の枠を決め、優先順位を基に効率的な予算配分をする』。財政制度が専門の田中秀明明大教授は強調する。『毎年度、政治的に半年もかけて獲得競争を繰り広げる日本の今の予算編成のあり方を見直しが、お金がより効率的に使われるのではないか』とも話す。

お役所仕事が『カイゼン』出来れば、生産性はまだまだ高められるはずだ。それこそ、日本国、さらには国民のためなのだがなあ。先例主義の官僚、官庁にはなかなか届かない。


★★<安倍首相が怯える山本太郎の発想と爆発力>
◇『1強』が、たった2議席の新政党におびえている
参院選が終わってからも、永田町の話題は山本太郎氏が率いる『れいわ新選組』が独占している。山本氏は、相変わらず歯切れよく破天荒な発信を続けている。『れいわ』から当選した重度障害者の2人のために国会は突貫工事でバリアフリー化を進める。

安倍晋三首相は、早ければ今秋にも衆院解散する選択肢を持っていたのだが、今は『来年の五輪後』に傾いてきた。これは『れいわ』の実力を慎重に見定めようという判断によるものだという。『1強』が、たった2議席の新政党におびえていているのか。

◇『総理大臣を目指す』とテレビ番組で明言
25日朝、山本氏は、テレビ朝日の『モーニングショー』に出演した。参院選挙期間中は政党要件の壁に阻まれ、テレビでの露出はほとんどなかった山本氏。冒頭は『「放送禁止物体」としてこれまで生きてきたので、今日、地上波で呼ばれるなんてビックリです』とおどけてみせた。しかしコメンテーターの玉川徹氏から『総理大臣を目指すのですか』と聞かれると『そういうことになります。本気じゃなかったられいわを旗揚げしないですよ』と神妙な顔で語った。

参院選で『れいわ』が2議席獲得したとはいえ、山本氏自身は議員バッジを失った。『首相を目指す』と言っても普通なら誰も見向きもしないだろうがが、今の彼の口から出る言葉は『大風呂敷』には聞こえない。


◇小泉進次郎氏でも進められなかった国会改革に動き
山本氏の発言以外でも『れいわ』は注目を集める。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦さんと、重度障害者の木村英子さんの当選を受け、与野党は参院議院運営委員会を開き国会の改修や、代理投票を認めるなどの改革方針を確認した。

『日本で一番改革が遅れているところ』と揶揄されることが多い国会。単にバリアフリー化が進んでいないだけでなく、ペーパーレスなど民間企業なら当たり前の改革が手つかずの部分が多い。自民党の小泉進次郎衆院議員らが、妊娠中や出産直後の議員が『遠隔投票』できる改革などに取り組み『平成のうちに』実現しようとしたが、実現には至らなかったことは記憶に新しい。

にもかかわらず『れいわ』の2人が当選したことで、これまで崩されなかったバリアーがあっという間に崩された。障害がある当事者が議席を得たことのインパクトと、山本氏の存在感のたまものだろう。

◇『当分、衆院の選挙はない』と森元首相が暴露
山本氏は政見放送で『重度障害者の擁立を発表した際、こんな声が届きました。「障害者を利用するつもりか」。この言葉に対して私は言います。上等です。障害者を利用して障害者施策を変えようじゃないか』と訴えている。選挙が終わってから、わずか数日で山本氏は公約を実現したことになる。

『当分、衆院の選挙はないと安倍首相は言っている』。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は24日、都内で開かれた五輪関係の会合で、こう語った。現職衆院議員である組織委副会長の遠藤利明氏に『選挙はまだ先だから五輪に向けた仕事に専念してほしい』という意図での発言だったが、会場にいた人たちは前段の『当分衆院選はない』という部分に驚き、ざわついた。

森氏は安倍氏の『元上司』にあたる。森氏が首相の時、安倍氏を官房副長官に抜てきしたこともある。引退したとはいえ、生臭い政界情報好きの森氏に対し、安倍氏は報告を怠らない。その森氏の発言だけに、多くの人は『ガセネタではない』と受け取った。


◇『太郎』への警戒で解散戦略は変更に
もともと参院選に合わせて衆院解散し、衆参同日選に持ち込むことを考えていた安倍氏は、同日選を見送った後も、今秋に衆院解散する『時間差同日選』を軸に政治日程を組み立てていた。しかし選挙結果を踏まえて『五輪後の20年秋以降』に軸足を移したようだ。

理由は2つある。1つ目は、参院で自民、公明、日本維新の会による『改憲勢力』で、改憲に向けた国会発議に必要な『3分の2』を割り込んだこと。足りないのは『4』なので、今後野党に揺さぶりをかけることで回復は不可能ではないが、その前に衆院選を行って衆院の方も『3分の2』割れになると、憲法改正への動きが事実上ゲームオーバーになってしまう。だから、衆院選は『3分の2』回復後にしたい。

もう1つの理由が、まさに山本太郎氏の存在だ。参院選で『れいわ』が獲得したのはわずか2議席だが、安倍氏はその存在感を過小評価していない。特に都市部での爆発力には脅威を感じる。例えば東京都では、比例代表で『れいわ』は45万8151票獲得した。これは日本維新の会の47万9908票とほぼ同じ。社民党はもちろん、国民民主党よりも多い。もはや主要政党と言っていい。

今の勢いのまま衆院選に突入したら『れいわ』は、無党派の若者層から大量得票して多くの議席を獲得する。その場合、最近の選挙では若者層の支持が高い自民党に対する影響は甚大だ。

◇山本氏のスキャンダルをじっくり待つ作戦へ
『れいわ』の躍進を受けて今、日本新党という1990年代に存在した政党が再注目される。細川護熙氏が立ち上げた日本新党は緒戦となる1992年の参院選で4議席確保。翌年の衆院選では35議席獲得して注目を集めた。そして同年8月、党代表の細川護熙氏は非自民連立政権の首相の座に駆け上がる。


『れいわ』は『令和の日本新党』になるのではないか、と自民党は警戒している。このあたりの経緯は『山本太郎の「政権奪取宣言」に中身はあるか』を参照いただきたい。ただし安倍氏は、山本氏のことを過大評価もしていない。今が旬の政治家であることは確かだが、今がピークであることも見切っている。多くの人も同意するだろうが、山本氏は攻めには強いが守りは弱いタイプ。それをカバーする組織もない。

時間がたてば、スキャンダルが噴出したり、党内で内輪もめが起きたりするに違いないと踏んでいる。また、山本氏のスタンドプレーで野党共闘がぼろぼろになることも考えられる。それだけに、衆院選はしばらく先送りして『れいわ』の自壊を待つという作戦に出たということなのだろう。もちろん、衆院解散を先送りすることで『れいわ』がさらに大きくなり、来年には手がつけられないような勢力になっている可能性もあるが、安倍首相はそうは見ていないということだろう。

◇『幽霊の 正体見たり 枯れ尾花』
『れいわ』は今、政界を揺るがす幽霊だ。それが実体を伴う政権を狙う勢力に成長していくのか。それとも、枯れ尾花で終わるのか。(参考: 『ダイヤモンド』)


★★<11月の『時間差解散説』浮上の背景に麻生家の『家庭内事情』>衆参ダブル選挙が見送られたことで参院選は与野党ともに緊張感のない“消化試合”と化した。ところが、一方では参院選を乗り切ったことで自民党内では早くも『11月解散』説が浮上している。

『安倍晋三首相は6月25日に官邸で麻生太郎副総理と会談し、最終的にダブル選見送りを伝えたとされる。しかし、その席では参院選後、そう遠くない時期に解散・総選挙を打つべきという方向で一致している。日朝首脳会談など外交的パフォーマンスに成功したら、総理は“えい、やあ”と踏み切る可能性が高い』(自民党幹部)。

解散のタイミングは11月14日の『大嘗祭』で新天皇即位の関連行事が一区切りした後が有力だという。衆院議員の任期は2021年10月まで2年以上も残っているが、来年は東京五輪・パラリンピックを控え、その後は自民党総裁選が事実上スタートする。解散の時期を逃して“追い込まれ解散”になれば選挙は不利になるというのが麻生氏が早期解散論を唱える理由とされる。

しかし、それだけではない。麻生派議員が明かす。『麻生さんはまだ引退する気はないが、家庭内で夫人から次の選挙で長男に地盤を譲るように強く迫られているようだ。総選挙が2年後になると麻生さんも80歳、引退せざるを得なくなるだろう。しかし、現職副総理である以上、年内解散になれば“あと1期だけ”と夫人を説得できる。だから総選挙は早いほうがいい』。“夫人の説得”という家庭内事情が早期解散論の真の動機という見方だ。

安倍首相周辺からも『野党は参院選で資金が尽きた。年内解散なら金欠の野党に300小選挙区でまともに戦う選挙態勢は組めないから勝利は確実。そうすれば党則を改正して安倍首相の総裁4選が視野に入る。勝負すべき』との声があがっている。引退逃れや野党の金欠狙いの“時間差解散”とはなんとも情けなく恥ずかしい。(参考:『週刊ポスト』)


★★<フォートナイト世界大会、16歳がソロ部門優勝 賞金3.3億円獲得>米ニューヨークで初開催されたシューティングゲーム『フォートナイト(Fortnite)』の世界大会フォートナイト・ワールドカップ(Fortnite World Cup)で28日、プレーヤー名『Bugha』を使うカイル・ギアーズドーフさん(16)がソロ部門で優勝し、賞金300万ドル(約3億3000万円)を獲得した。

会場は、全米オープンテニスが開かれることでおなじみのアーサー・アッシュ・スタジアム。

米ペンシルベニア州出身の『Bugha』は6回戦で戦うゲームの1回戦目からリードを奪うと、多額の賞金が懸かったワールドカップの初の決勝にもかかわらず2回戦を除いて非常に安定したプレーを見せ、他のプレーヤーの追随を許さなかった。

決勝後にAFPの取材に応じた友人によれば、朝から不安げな様子はなく、元気よく楽しいことをしてリラックスするよう工夫していたという。戦いを終え、億万長者になったギアーズドーフさんは『やばいね』とコメントした。 

フォートナイトは無料でプレイでき、世界で2億5000万人がプレーしているとされる。

時代はまさに、若者の活躍を期待する舞台装置が多くなってきている感じだねえ。とってもいいことだ。


★★<JR東、記事捏造で広報誌休刊 架空人物にインタビュー>JR東日本が発行している社外向けの広報誌『JR EAST』6月号に、捏造(ねつぞう)した架空の『教授』へのインタビュー記事が掲載されていた。JR東が29日発表した。同誌の発刊はJR東が発足した1987年44月にさかのぼるが、最新の7月号を最後に休刊するとしている。

JR東によると、捏造があったのは、『インフラの海外展開』をテーマに『国際経済学者 浦野正次』に聞いたとするインタビュー記事。一問一答形式で5ページにわたって掲載されていたが、実際には同誌の2013年3月号に掲載された浦田秀次郎・早稲田大大学院教授のインタビュー記事『インフラ輸出の条件』を一部改編して再掲していた。『浦野正次』は架空の人物で、顔写真は浦田教授本人の写真を加工したものだったという。

同誌はJR東の広報部長名で発行されているが、実際の編集作業は東京都内の編集業者に委託していた。JR東によると、浦田教授へのインタビューが実現しなかったため、担当者が締め切りに間に合わせるために過去の記事を改編したという。同誌は過去にインタビューを受けた人に無料で配られており、捏造については浦田教授本人から指摘があったという。

同誌の発行部数は2万4千部。一般書店では扱っておらず、官公庁や自治体に無料配布されているほか、東北新幹線などの『グランクラス』に置かれている。JR東の照井英之広報部長は『不正によって、読者のみなさまの信頼を失墜させたことをおわびします』と話した。

姑息なり、JR東日本の委託業者、だなあ。こんなのがばれないと思ってやっている連中、頭の中はスポンジだなあ。


★★<元少年に賠償命令 親の責任一部認める 川崎・中1殺害>川崎市の河川敷で2015年2月、中学1年の上村遼太さん(当時13)が殺害された事件で、有罪判決が確定した21~22歳の元少年3人=いずれも当時川崎市川崎区=とその親計8人に対し、遺族が慰謝料などの損害賠償を求めた訴訟が横浜地裁であり、高宮健二裁判長はこのうち6人に計約5500万円の支払いを命じた。

刑事裁判の判決によると3人は同月20日未明、川崎市川崎区港町の多摩川河川敷で、上村さんの首をカッターナイフで切りつけるなどした。上村さんは真冬の多摩川を2回も泳がされ、首など43カ所に切り傷を負い、出血性ショックで死亡した。

上村さんの遺族は17年11月、3人に加え、少年と同居していた親の監督責任を問い、慰謝料などを求める民事訴訟を横浜地裁に起こした。判決では3人のほか、主犯の少年ら2人の親については、保護観察中に不良交遊などが深刻化していたのに具体的な対策を講じなかったことから、監督義務違反とし、上村さんを殺害した事件との因果関係を認定した。

一方、もう1人の少年の両親については粗暴性は表面化しておらず、また仕事をしていたことなどから不良交遊が深刻化していたと認識できたとはいえず、監督が不十分であったとまではいえないとした。

まあ親の『監督責任』は間逃れないだろうねえ。悲惨な殺人事件だ、本当に。


★★<外務省が日韓交渉記録公表 徴用工『解決済み裏付け』>外務省は29日、韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた元徴用工訴訟を巡り、1965年の日韓請求権協定に関する交渉記録を公表した。韓国人の請求権問題は協定により解決済みとする日本の主張を裏付ける証拠としている。元徴用工訴訟問題に関する記者団への説明会で配布した。

記録は、61年5月10日に開催された協定交渉小委員会会合の一部。この会合で韓国側代表は『強制的に動員し、精神的、肉体的苦痛を与えたことに対し補償を要求する』と言及。これらの交渉を経て請求権協定では日韓間の請求権問題について『完全かつ最終的に解決された』と明記された。

拙者は、そもそも日本は朝鮮半島とは戦争をしていないのに、何故『賠償』したのか不思議に思っている。資料の類では、米国の圧力があったようにうかがえる。朝鮮半島に持っていた日本及び日本人の財産を一切放棄し、さらに賠償を行う必然性は国際的にみて、なかったと思うなあ。インドやマレーシア、ビルマ、インドネシアが独立した際、英国やオランダから賠償を受けているのかしら。不思議だ。


★★<カープ、モンティージャで10連勝へ 10日に支配下登録の154キロ左腕>9連勝中の広島は5ゲーム差で追う首位・巨人との敵地3連戦の初戦に10日に支配下選手登録したばかりのエマイリン・モンティージャ投手(23)を初登板初先発させる大胆な起用に打って出た。 30日のデビュー戦に備えて29日早朝の新幹線で上京し、神宮室内での投手指名練習に合流。『楽しみ。丸と坂本しか知らないけど、巨人はいいチーム。5ゲーム差ということも知っている。勝ちたい』と意気込んだ。

1メートル90、115キロの巨体から繰り出す直球は最速154キロ。クレート通訳によると、同じドミニカ共和国カープアカデミー出身のフランスアの来日時よりも球威があり、動くボールを低めに集めて打たせるスタイルだ。

ウエスタン・リーグでは10試合で2勝3敗ながら防御率2・13と安定。ただ、これまで『一番多くて300人ぐらい』の前でしか投げた経験がなく、東京ドームを埋める4万人超観衆の前で平常心が保てるか。そんな不安の声を『大丈夫。捕手にだけ集中する。お客さんには集中しないから』と笑い飛ばした。

勝てばシーズン2度目の2桁連勝。1976年の巨人、阪急以来43年ぶりの快挙で、逆転4連覇に弾みがつく。佐々岡投手コーチは『話を聞く限りメンタルは強そう。いけるところまでいってほしい』と秘密兵器にG倒を期待した。

しっかし、本当に10日入団したばかりの投手を巨人3連戦の頭に持ってくるとは。まあ、反面カープの投手陣の貧困さを語っているのかも知れないねえ。が、とっても面白そうだ。期待するねえ。相手投手は、山口君。好不調が共存する投手だけに、ひょっとすると、ひょっとするねえ。

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