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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『新生農業、「企業が入れば宝の山」かな』

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『年内に5千店に増やしてくれ』。生活用品製造卸の『アイリスオーヤマ』が精米事業に参入したのは4月。半年後の10月に宮城県内にあるグループのホームセンター15店で実験販売を開始。1ヵ月後の11月初旬、大山社長は担当者に向け檄を飛ばしました。

3合分のパックにコメと脱臭素剤を詰める手法を開発。30分でパッケージ入りのコメを自社工場で作る体制を整えました。放射性物質などの検査も怠りなく。あとは量販店、ドラッグストアなど国内に張り巡らせた販売網を使うだけ。初年度で最大20億円の売上を見込みます。『売り方を工夫するだけで、コメの消費はいくらでも伸びる』と大山社長。

農家にとって頭痛の種でしかなかった休耕田も、企業が入れば『宝の山』に生まれ変わります。ブランド豚『平牧三元豚』で知られる、山形県『平田牧場』。コメを与えて育て、甘く香りのよい脂が同社の売り。物販店やトンカツ料理店など事業を急拡大したため、豚のエサに使う飼料用米が足らなくなって。酒田市に隣接する遊佐町から調達を始めると、当初24人だった町の生産者は200人超まで急増。今や調達先は庄内地方全域に広がり、昨年は1千軒の委託農家から6千鼎了料米を買い取りました。

飼料用米の価格は主食用より低い反面、水田の維持も狙う減反政策の見直しで補助金は手厚く。何より安定した売り先があるのは農家にとって魅力です。

11月、茨城県守谷市の農業法人『住友ファーム茨城』が耕作する20任糧で丸々としたキャベツが実りました。親会社は経団連トップの米倉さんが会長を務める住友化学。住友化学は2009年に長野県内に農園を開きました。茨城を含む7カ所で農業法人を展開し、キャベツやトマト、イチゴなどを栽培しています。

農地法が改正された09年に企業の農地参入は転換点を迎えました。農地を自由に借りられるようになり、戦後からの『自作主義』は後退。農業生産法人への出資も容易になり、今年6月までに1,261法人が参入。法改正前の3倍にも。

問題は企業に農地の直接所有を認めていない点。政府には転用や荒廃を招くとの『企業悪玉論』がはびこります。参入の扉を閉ざすうちに担い手は高齢化し、生産現場は荒れました。農業を成長産業ととらえ直し、企業の潜在力を存分に引き出さねば、再生に道は開けないと断言出来ます。

農業生産者保護一本槍の農政は破綻しましたねえ。担い手がどんどん高齢化し、農業消滅の危機に瀕してやっと農水省は動いたのですねえ。先見性がまったくない農水官僚、大臣どもではあります。ムダ金を使い、財政赤字を膨らますに加担した『農政失政』ではあります。そして『企業悪玉論』を首長するなら、私は東大官僚中心の先見性のない農政を60年、いや正確には68年やってきた『官僚悪玉論』を主張します。

★広島の自動車メーカー『マツダ』は、ロータリーエンジンを発電に使う電気自動車・EVの試作車を公開しました。昨年からリース販売する『デミオEV』に載せると、1回の充電で走れる距離が約2倍、400舛某びると。まだ市販の予定はありませんが、小型化しやすいREを補助発電機として実用化できないか探ります。9箸離織鵐に入ったガソリンで発電。RE搭載車の生産は中止していますが、安定的な発電に使う道はあり、開発は続けます。無公害の水素を燃料に使うRE車も研究を継続しています。独自の道を歩む『マツダ』ではあります。

そのマツダ、11月に発売した『新型アクセラ』が、月販3,000台のところ、今までに16,000台受注したと。5ヵ月強。特にスカイアクティブのガソリン車が、HV、クリーンDEを押しのけて売れているとか。これで3Qの業績はまた上方修正でしょうねえ。復活、再生著しい広島の『マツダ』ではあります。

★昨日の『サッカー天皇杯・準々決勝』はすごかったですねえ。4試合とも延長戦。広島-甲府はPK戦まで。結果、Aゾーンからは、横浜、鳥栖が、BゾーンからはFC東京、サンフレが。来週29日に準決勝戦です。いよいよサンフレは、Jリーグと天皇杯の2冠奪取に向けピッチを上げます。昨日の試合で、サンフレの佐藤寿人がゴールしたシュートは、まるで『牛若丸』。後ろからきた球をヒールで浮かせDF2人を抜き、ノーステップでゴールに突き刺しました。さすが、小天狗と感嘆、感動ものでした。(@_@)

★一方、Jユースカップ。サンフレ・ユースは川崎ユースに4-3で勝ち、決勝戦に。7年ぶりの優勝に向け、邁進します。やって欲しいですねえ、親子W優勝を。楽しみです。決勝戦は23日、対戦相手は神戸ユース、今日キンチョウスタジアム・長井球技場で。(^.*)

★日本代表、GK西川の浦和への移籍が確実になった現在、サンフレは仙台の元サンフレの林にラブコールを。どうやら、林はサンフレに帰ってくるようですね。新人GK増田も結構やりますから、これでGK陣は不安なき戦力に。それにしても、サンフレ、年俸をもっと上げなければ、どんどん引き抜かれますねえ。ちなみに西川の今年のサンフレでの年俸は4,500万円、浦和のオファーは8,000万円。せめて6,000万円程度は出さないとねえ。

仙台は林が抜けたあと、鳥栖の林にオファーしており、西川が移籍する浦和で用済みとなった山岸には仙台と鳥栖が注目。磐田の川口の移籍先も注目され、西川の移籍で他の8人程度を含むGK大移動が起こりそうです。(@_@)

■今日の画像は、『ヒールの浮き球でDFを抜き、シュートを放つ佐藤寿人』と、『美しきペチュニア』です。本当、牛若丸の佐藤寿人ではあります。(@_@)


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