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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『中国、台湾、ロシアに漁場を奪われる日本漁船』

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★今日の画像は、佐賀市東与賀ヒガシヨカ海岸で、紅葉したシチメンソウと、東京モーターショーで花となったショーモデル達です。まさにショーの華、きらびやかですねえ。一方では市場の縮小、ビッグ3の不参加など東京が地盤沈下が激しいですねえ。トヨタの章一郎さんだったか、達郎さんだったか、随分前になりますが、とにかくトヨタの社長が、『携帯に負けたねえ』とぼやいておられたのを思い出す。今や月々の携帯通信品費が自動車の月賦より高い人が多くなって。また携帯に自動車より魅力を感じる人も多くなったのだなあ。世の中変わった。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★『さんま棒受網漁業協同組合』によると、2016年の水揚げ量は10万9千トン。2年前の半分、8年前の1/3に減った。

中国でサンマを食べる習慣はない。なぜ、漁獲する中国船が増えたのか。それは『東日本大震災が契機となった』と、浜田北海学園大学教授。日本は缶詰として青魚を食するロシアにサンマやサバを多く輸出してきた。しかし震災後、ロシアが日本からの水産物の輸入を停止。代わりに台湾船や中国船がロシアへの輸出用に漁獲を増やした。『日本は漁場も商売も奪われた』と浜田教授。

『そういう縛りは受けたくない』。7月中旬に北太平洋漁業委員会が札幌市内で開かれた会議。日本が提案した国別のさんま漁業枠の創設に対し、中国政府代表者は語気を強めた。ロシア、韓国も中国に同調し、日本案の採用は見送りになった。今後の道筋も困難を極めると予想される。

カツオ水揚げ量20年連続日本一の宮城・気仙沼。例年、最盛期の7~10月は1日ニ500~1000トンの水揚げがあった。しかし、今は多くて400トンくらい。なぜ減ったのか。一因と見られるのがカツオの漁場である南太平洋での漁獲合戦だ。カツオはツナ缶やペットフードなど使途が多い。勝倉漁業の勝倉社長は『中国、台湾、米国など様々な国の漁船が入り乱れて漁獲している』と話す。船は年々大型化。集漁装置など最新機器を搭載し、効率よい網で漁獲する。ツナ缶原料向けの国際指標となるタイ・バンコクの業者間取引価格は現在1トン2,000ドル前後と2年前に比べて2倍になった。


『危険すぎて漁が出来ない』。甘エビやイカの漁場として知られる日本海の大和堆で7月、北朝鮮船が違法操業しているのを福井県の漁師が確認した。流し網でイカを狙う。夜も小さな明かりしかつけないため衝突する恐れもある。日本のEEZ内で操業の安全が脅かされている。三国港漁業組合の浜出組合長は、水産庁などに取り締まり強化を訴える。

1980年代に養殖を合わせて1,200万トンあった日本の水産物生産量は今や1/3の400万トンまで落ち込んだ。87年まで16年間維持した首位の座は今や昔だ。13億人を抱える中国の水産物の漁獲量は5年間で2割以上増え、今や世界最大の消費国となった。ただ中国近海は乱獲や工業化で水産資源が減少。魚を求めて中国船は世界の海に繰り出す。魚を求めて日本や韓国とトラブルになる例も多く、日中韓で『海洋三国志』が始まっている、と中国メディアは書き立てる。

都内の鮮魚店。近海者のアジは1匹300円。サバは350円、イカ398円など大衆魚は軒並み高い。仕入れ担当は言う。『特売にする商材が見当たらない』。日本の危機は北朝鮮だけでなく、隣国からの漁業資源争奪戦を仕掛けられ、予断は許さない。さあどうする、農水相殿。


★『カープ戦士・横山竜士の世界ぁ「3年目、中日戦で初勝利」』
夕方の5時半、宿舎のホテルに帰り着いてからも休ませてはもらえない。風呂に入って一汗流し、あわただしく食事を済ませた後、夜7時から夜間練習が始まる。練習場にあてられた大広間へ行き、横山ら投手はシャード―ピッチング、田村らはスイングを、深夜11時まで延々と続けるのだ。

1カ月のキャンプが終わり、広島市の郊外、宮島の対岸に建つ大野寮に戻ってくると、今度は様々な雑用が待っていた。寮の電話番、ストッキングやアンダーシャツの洗濯、監督やコーチの靴磨きまで新人の仕事だった。プロ野球選手を目指し、福井から広島までやってきたのは、こんな日々を送るためではなかった。早く1軍に上がり、実績を挙げ、給料をたくさん稼げるようになりたかった。だが、1995年、96年と入団して2年間は一度も1軍に上がれず、2軍でも16試合、22イニングしか投げていない。肩、膝、足首を痛めて満足な投球ができなかったのだ。その2年間で年俸も410万円に下げられた。

やっと1軍昇格を果たした3年目の97年、開幕早々にチャンスが巡って来た。4月13日の横浜戦、7回から3番手でリリーフし、2回を0点で切り抜ける。これで波に乗った1週間後、中日戦で7回から登板、3回無失点でプロ初勝利をマークした。故障が癒えて球威が戻り、新に覚えたフォークで面白いように空振りが取れる。野茂英雄に憧れて練習を重ねていた決め球だ。


特にいいところを見せようと意識したのは、やはり巨人戦である。『福井のテレビは巨人戦しか映りませんからね。そこで頑張って、ぼくが元気でやってるところを身内や親戚に見せたかった』。その言葉通り、広島市民球場に巨人を迎え撃った4月17日、横山は松井秀喜に真向勝負を挑んでいる。決め球フォークが暴投となりそうな落差で落ちた次の瞬間、両腕を一杯伸ばした松井のバットにはじき返され、ライトスタンドまで運ばれた。

この一発でカープは敗れ、横山は敗戦投手となっている。だが、記者席で見ていた私にはむしろ、そのけれん味のない負けっぷりのよさが印象に残った。その後も松井や清原と対戦するたび、横山は恐れるどころかかえって奮い立った。打たれてもともと、誰に何を言われるワケでもなし、また2軍で出直せばいい。そう思えば、怯むこともなかった。横山が笑う。『怖いもの知らずでしたね。あのころは投げていて楽しくてたまらなかった』。

終わってみれば、全て中継ぎで56試合に登板し、10勝5敗1セーブ、防御率3.27、前年まで一度も1軍で登板していない投手がこれほどの成績を挙げたのだから、これは立派なブレークと言っていい。ちなみに、阪神戦で初セーブをマークした時は21歳2カ月で、当時の球団最年少記録だった。年俸は410万円から一気に1,800万円まで上がり、背番号も23に昇格した。カープが2013年に3位に浮上する前、20世紀で最後に3位に入った97年は、それから先16年間、ブルペンを支え続ける柱の一本が世に出たシーズンでもあった。(参考:赤坂英一著『すごい!広島カープ』)


★日産の完成車検査疑惑、全工場を止め、再発防止にやっきと。販売店も一時販売を中止して。それに反して、同類偽装のスバルはそんな大騒ぎが聞こえてこない。同じ検査員偽装疑惑なのに、この大きな差は何だろうか。分かる人、説明してほしねえ。なんせスバルは40年もこの偽装を平気でやっていたのだから。まるで悪の権現のように見えるが、ここの社長は『悪意はなかった』とさらりと逃げて。メディアからの責任問題への言及、一切なし。これでいいのかよ、スバルは!


★コンビニで35個のおにぎりを万引きした疑いで逮捕された43歳の無職男性。裁判で、男性は3つの大学を卒業した元公務員で、手話通訳のプロであることが分かった。なぜ路上生活を強いらてていたのか。検察官や裁判長にも励まされて再起を図る。

男性は早朝のコンビニで、店にあるありったけのむすびをカゴに入れ、そのまま店を出て行こうとして捕まった。逮捕時の所持金は147円だった。『仕事も金もないので、やむなく万引きをしました。4日間、何も食べずにいて、もう限界だったんです』。だからと言ってむすび35個・5千円相当、は明らかにやりすぎ。男性は、路上生活中で、盗めるだけ盗んでおこうという気持ちが働いたと言い張った。

裁判ではどの大学に通ったかまでは明らかにされなかったが、元々は役所に勤め、福祉関係の仕事をしていたと言う。勤務態度は真面目で、手話通訳の能力も備えていたと言うから、やる気のある職員だったと思われる。何故被告人は安定した公務員の生活から、窃盗で捕まる路上生活者へと転落したのだろうか。

被告人が役所で担当していたのは障害者福祉だったが、そこは路上生活者など社会的弱者を食い物にして儲けようとする、法律の穴を狙ったタチの悪い連中が集まる場所でもあった。一方で、まっとうに生きていても経済的に恵まれず、やむなく生活保護を受けたいと申し出る人が、何等かの理由で拒まれてしまうこともしょっちゅう。理想と現実との間には大きなギャップがあり、そのことが被告人を苦しめる結果になった。


ほとほと仕事内容に嫌気が差した被告人は、公務員を辞め、フリーランスで手話通訳の仕事を始めた。ところが、仕事の依頼に来るのは、被告人によれば暴力団関係者ばかり。弱者の味方になるどころか、暴力関係者がろうあ者からまんまとだまし取った金の一部を報酬として受け取る立場になったと。悪い連中に利用されていても収入を得て、食べて行かねばならない。せっかくの技能を封印することを決意した。そして高所恐怖症なのにとび職につこうなど、半ばやけになって行った。

判決は求刑通りの懲役1年6カ月、執行猶予3年。今後は、『横浜に知人がいるので、そこへ行き、生活保護の申請をして・・。先々は暴力団関係に関わりを持たずに、手話通訳の仕事が出来るよう、職場をみつけたい』と述べた。どうも、この男性、本当に小心者らしいねえ。どこかで工夫するか、第三者に相談していればこんな、コンビニでむすび35個も盗むなんてケチな窃盗、4日間も食事なしの生活などに陥ることはなかっただろうになあ。かわいそうだ。


★何とも驚いたねえ、アユの産卵。1匹のメスが産み付ける卵はなんと2万個と。この卵、産んだ後すぐにウグイなどがエサとして食べるのだそうだ。が、さすが2万個の卵全部を食べきることは出来ず、残った卵から稚魚に孵化する。卵からの生育率が低い動物ほど卵を多く生む。また植物でも種を多くまき散らすものほど生育率が低い。あのドングリ、実がそこら中落ちているもののそれが芽を出し、成木になるのは極端に低い。魚、サケのメス1匹が生む卵は3,000程度。生育率は4%程度と言われている。120匹程度が大人になるのかな。現実にはもっと低いと思うねえ。そのアユ。2万個の卵を産むには、稚魚になるまでに相当ダメージを受け、それが親アユになるにはまだ難関が多数あるのだろう。しかもアユは1年魚。サケのように何年もかけて親になるのとは違い、育成サイクルが短い。だらか子孫が途絶えないように、2万もの卵を産むんだねえ。哺乳類になるほど子孫を生む数は減り、人間はは本当に少ない。特に日本は人口が減るくらい、子孫を生まない国民になっている。


★しかし何だなあ、日本シリーズの盛り上がり、特に最終戦を見ていると、工藤、ラミレスに比べ、敗戦した緒方が見劣りするねえ。なんてったって、2年連続、日本シリーズ、CSとも緒戦を勝ちながら、以後4連敗。投手交代時期の選択ミス、代打投入の選択ミス。CS4戦目だったか、5戦目だったか、ノーアウト満塁で、8番會澤に代打岩本。岩本は内角に落ちる変化球に、バットがなんと20cmも開いたスイングで三振。そして9番投手に小窪が出るも、これも3振。結果無得点。これが敗戦のポイントだったねえ。解説者も、中国スポーツ新聞も書いてたが、會澤でダブられても1点取れて、同点の振り出し。なぜ変えたのか理解に苦しむと。まあ緒方監督にとって来年は3度目の正直だが、3度目があるかしら。来年は横浜、阪神、巨人と4球団での首位争い。今季のごとく巨人、ヤクルトがカープのお客さんになってくれる保証はどこにもない。来季はもう優勝をある意味意識しない応援をしよう。それよっか鈴木、頑張れよ!首位打者取っておくれ。


★そっか、『ドローン』には免許はいらないんだとさ。先日、空からお菓子を撒いていたドローンがバランスを崩し、落下。6人が軽傷を負った。運転者は主催者の一員の会社の社長だと。ドローンが簡便にあちこち飛ぶが、果たして免許は、と調べたら、免許は不要だと。

ポイントは、ドローンの総重量が200g未満か200g以上なのか、だそうだ。以上だと航空法の対象になるが、一般的にドローンと言われている200g未満、価格で1万円前後のものは航空法の対象にもなっていないだと。法律での縛りがないのだ。

航空法の対象だと、ドローンを飛行させると違法になるエリア、目視外の夜間、イベントなどで飛行すると違法、人は物と30m以上離さないと違法、だそうだ。違法には50万円以下の罰金の対象になる。逆を言えば、航空法さえ守っていれば誰でも飛行できる、という具合。しっかしだなあ、墜落事故が相次ぐ状態になった現在、拙者はやっぱ、重量200gに関係なく免許は必要と思うが、みなさん、どう思われますかしらね。見方によれば、自動車より危険な空飛ぶ危険物なのだからね。頭なんかに直接落ちたら死亡事故にもなる可能性が高いよ。先を見るに機敏な自民党諸君、議員立法で早速法案提出したらどうかえ。人気が上がるよ。(@_@)

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