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『ニッポンの革新力⑤―アジアに学日が来た』

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★ドイツ・ニュルブルクリンク付近でキャッチされた、マツダの新型ロータリーエンジンを搭載したと思われる、RX-8。外観はRX-8のままだが、フロントエアダクトが見慣れぬ形状に拡大されおり、初期段階のエンジンテスト車両だと分かる。そして、もうアジア人に占拠されたきらいのある大阪南の繁華街です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★中国・上海で開かれた展示会。洗練されたデザインの乗用車の運転席に乗ると、液晶モニターに中国語で『あなたは愛車を誰とシェアしたいですか』という表示が現れた。中国の自動車大手、『浙江吉利控股集団』の新ブランド、『Lynk&Co』。カーシェアリング用の機能を標準装備しているのが特徴だ。

車のオーナーが円形のシェアボタンを操作し、例えば『午前9時から午後5時は空車』と設定すると、その時間に車を借りたい不特定多数のユーザーのスマートフォンに情報が届く。ユーザーは電子キーで解錠すれば、その車を運転出来る。『自動車産業の伝統的なビジネスモデルに挑戦する』。新ブランド事業会社のビサー副社長の鼻息は荒い。中国では3億人超が運転免許を持つが、マイカー保有台数は1億5千万台。単純計算で1億5千万人は免許があるのに車を持たず、多くは5~10年後に消費の主役に育つ若い世代だ。ビザー氏は所有を前提とした常識に挑む。

固定電話ではなく携帯電話、DVDではなくネット配信―。経済発展で後れたアジアは既存産業のしがらみや過剰な規制がなく、イノベーションが飛び級で進む。日本を出し抜く商品やサービスがアジアで次々に生まれている。

『世界市場をターゲットにする』。インド製薬最王手『サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ』のサングビ社長は皮膚ガン新薬の販売準備に余念がない。インドの製薬業界は、特許切れの薬と同じ成分で作る『後発薬』で有名だ。安い人件費を背景とした低コストで勝負してきた。父から2万3千円を借り、1983年に起業したサングビ氏も例外ではなかったが、今や年間売上高は5千億円。半分近くを稼ぐ米国では後発薬でシェア4位に達し、ついに開発のハードルが高い新薬へ食指を動かす。

日本は明治維新後に『脱亜入欧』を掲げ、欧米から技術やサービスを学んだ。その日本をアジアがまねて追う『雁行型』の経済発展モデルは過去の物語になった。シンガポールの観光名所『マリーナベイ・サンズ』の対岸に建ち並ぶ高層ビル。大蔵官僚だった岡田CEOは2013年、ここで宇宙空間に漂うロケットや人工衛星の破片デブリの回収を手がける『アストロスケール』を起業した。シンガポールには衛星通信の米インテルサットなど宇宙航空関連企業のアジア本社が集積する。中心部のバーでは3ヵ月に一度、宇宙関係者が集まるパーティーも開かれる。日本では『アクセスできる情報が限られている。シンガポールなら衛生技術や各国の規制など、宇宙ビジネスのありとあらゆる知見が得られる』。そう考えた岡田氏は起業の地をシンガポールにとることに迷いはなかったと言う。

遅れていたからこそ、イノベーションで先行し始めたアジア。日本が学ぶことは増えていくはずだ。アジアだと目線を下げず、謙虚に耳を傾ける必要がありそうだねえ。


★ニュルブルクリンク付近でキャッチされたRX-8。なぜ関心を呼ぶかと言えば、マツダは2015年の東京モーターショーで『RX-VISION』というREのコンセプトカーを公開している。その後音沙汰が全く無かったものの、2017年に入り、2個のターボチャージャーに、電動スーパーチャージャーを加えた3つの加給システムを持つ『トリプルチャージャー』や、ドアが5~15度上方に向けて開く『スワンウイングドア』、スポーツカー用格納式リアスポイラーなどの特許を申請しており、これらのいずれかがこの次期ロータリースポーツに採用される可能性が高いと見られている。

しかし何と言ってもパワートレインの本命は、次世代ロータリーエンジン『SKYACTIV--R』だ。800ccX2の排気量で450psを発揮すると見られる。駆動方式はFR、ボディサイズは全長4400、全幅1910、全高1180、重量1300kg程度と予想される。開発の現状から見て、ワールドプレミアは2019年内となりそうだ、とメディア筋では見ている。


★インドの自動車業界で活躍する『スズキ』が、埼玉県の鶏卵業者『イセ食品』と提携して、インドで鶏卵事業に乗り出す。2020年をメドに鶏卵の生産と卸売りを始める。採卵や物流などで日本の技術を導入。生でも食べられる品質の卵を供給する。インドなどアジア新興国では中間層の拡大で所得水準が向上、価格が高くても高品質で衛生的な食品の需要が高まっている。両社は資本金1億円の新会社『イセ・スズキ・インディア』を設立し、イセが60%、スズキが40%を出資する。

鶏はまず120万羽を飼育。卵生産のほか菓子原料となる液卵、粉卵への加工を始める。インドでの小売価格は現地の一般的な鶏卵の3倍となる1個35円前後に設定。ムンバイ、ハイデラバードなどの大都市で市場を開拓し、将来はインド全体で年間800億個という鶏卵消費量の5%に当たる40億個の生産を目指す。自動車ビジネスのスズキが合弁と言いながら、鶏卵事業を展開するところに面白さを感じるねえ。


★12日のサッカー東アジア大会、日本は中国と対決。2-1で勝ち、優勝へと駒を進めた。この2点目、ハーフラインから少し入った場所から、昌司が超ロングを、ボールは半円を描いて、GKのキャチしようとする両手の上をすり抜けて。終了間際、その後つまらないDFのミスからPKを与えたが、全体的に押した試合でもあり、細かなプレーで勝る日本の勝利は妥当なところ。次は韓国を破り、堂々の優勝をしてほしいねえ。


★サンフランシスコの公園に『慰安婦の像』を受け入れた、リー市長が、12日未明亡くなった。心臓発作による急死とされている。まさに『慰安婦の像設置』のたたりじゃー!


★カープの中崎投手(25)が、今季年俸から3千万円アップの1億1,500万円でサインした。球団のドラ6以下で入団した選手としては、大野豊、新井に次ぐ3人目の大台突破。中崎は『億超えが当たり前の世界。ここからスタート』と意気軒昂。その心意気や良し、だ。

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