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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『転職、35歳の壁低かった。海外経験が強みに、給与・仕事妥協せず』

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★今日の画像は、間もなく消えてなくなるNY・タイムズスクエアの『東芝』のネオンと、私が登った秋の木曽駒、借りた画像の冬の木曽駒です。私はの木曽駒にトライするつもりはありませんが、雪の木曽駒も綺麗です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★転職するなら35歳まで――。ミドルになると求人が減る暗黙のルール『35歳の壁』がある。『40歳での転職は年齢的に難しいと持っていた。不安は大きかった』。宝飾専門店のプリモ・ジャパンに昨年、転職した山代有紀さん(40)は振り返る。それまで3度転職し、初心者ではない。しかし今回は、ある大手企業の面接で山代さんが希望の年収を示すと、『我が社では課長級の待遇だ。40代の女性が中途入社し、課長職に就くなんて前例がない』と突き返された。山代さんは『40代の転職の「現実」を目の当たりにした』と話す。1年かけて30社ほどに応募。ねばり強く活動を続けた。

1999年に新卒で通販会社に就職した山代さんは2004年、結婚を機に退職。05年に財団法人に契約社員として復職した。30歳を過ぎた頃、将来のキャリアについて『一つの仕事を突き詰めてスペシャリストになるべきだ』と考えるようになった。06年にホテル大手に正社員として就職。それまで広報担当として働いてきたが、ホテルでは旅行会社向けの海外営業としてキャリアを積んだ。仕事ぶりが評価され支配人への昇格を打診された。しかし、管理職になるより、専門的なスキルを高めたいと、出版社の海外営業職に転じた。

40歳で再び転職を考えたきっかけは、『残り20年のキャリアを考え、営業ではゴールが見えなかったから』。プリモでは広報部長だが、部下がいない部長で、実質『プレイングマネージャー』だ。これまでの経験を生かし、海外業務も担当する。同社は海外展開を進めており、山代さんは『求める人材とマッチしたのでは』と分析する。今回の転職活動で『40歳を過ぎても経験を生かして活躍出来る場所はまだまだある』と感じている。

『45歳を超え、さすがに簡単には行かないだろう』。介護・医療機器製造のノーリツプレシジョン(和歌山市)に昨年就職した池尻澄泰さん(46)も転職活動前はこう考えていた。しかし、実際には4社で採用面接を受け、活動を始めて1ヵ月後には同社の内定を受けた。池尻さんは30代半ばに努めていた印刷機器の部品メーカーで初めて海外営業を担当して来た。今回の転職活動では、どの会社でも『海外営業が出来る人材を求めているという雰囲気を強く感じた』と言う。


ノーリツプレシジョンでも海外営業担当として採用された。管理職ではなく、欧州市場を中心に活躍する営業マンだ。年齢に不安を感じながら活動をしていた2人だが、仕事内容や給与水準については妥協していない。待遇は、山代さんは前職より上がり、池尻さんもほぼ同じ水準を維持している。35歳限界説について、池尻さんは『35歳の壁は聞いていたほど高くなかった。不安で踏み出せないだけのミドルが多いのではないか』とエールを送る。

人材紹介大手3社の紹介実績によると、16年度の41歳以上の転職者数は613人で、前年度に比べて20%も増えた。世代別でも25歳以下に次いで伸び率が大きかった。JACリクルートメントでは『ミドルは専門性やスキルがあり市場価値が高く、今はまさに売り手市場だ』と話す。特に日本企業で海外事業に携わる求人が伸びている。企画やマーケティング、営業での実績がある人などが戦力として求められる。『新規事業への進出』『海外市場の開拓』と言ったミッションを担える人材は、多くの企業が簡単に育てられない、という事情もある。

ヘッドハンティング会社のプロフェッショナルバンクでは『普通に求人票を出して募集するやり方では、優秀な人材を確保出来なくなってきている』と打ち明ける。またサーチファーム・ジャパンでは、50代が中心だったスカウト対象年齢を、ここ数年で30代後半まで広げている。採用したい役職に就く手前の30~40代で『青田買い』し、社内で経験を積ませて経営幹部に育てる会社が増えていると言う。ミドルの転職は確実ハードルが低くなっている。専門性やスキルなど自分の『武器』を磨いてきた人材には門戸が広がってきていると言える。


★この10年間の新聞発行部数の推移。ABC部数=届出部数で販売店で廃紙になる部数を含む。2017年11月現在。
  朝日  801万部 → 613万部 ▲188万部 ▲23%
  毎日  388     294    ▲94   ▲24%
  読売  998     871    ▲127   ▲13%
  日経  288     270    ▲18    ▲6%
  産経  216     151    ▲65    ▲30%

朝日、読売、毎日の減部数合計は、409万部。発行部数が44万部程度の京都新聞社が9社も消えた勘定になる。これらの数字には、販売先のない発行部数、販売店で廃止になる『押しガミ』も含むから、実際にはこの数字より悪いことになる。一番偏向報道の多い産経が落ち幅でトップとはまた面白いねえ。まあバックにフジテレがいるんだから、大丈夫だろうけど。(出所:MEDIA KOKUSYO)

毎日の凋落はまあトレンドだが、朝日はあの『慰安婦誤報問題』が大きく響いていることは間違いない。昨年9月、大規模な希望退職を行ったが、その内容は報道していない。他人のことは殺人から、家の中のことまでかく新聞が、自分の都合の悪い情報は止めるのだから、日本の新聞は信用できないねえ。本当に、ご都合新聞と言っても過言ではない。


★ことしは『維新150年記』に当たるそうだ。徳川幕府政権が300年続き、明治の世に世直しが行われた。この『明治維新』は、アジアの国として、欧米列強の植民地化を避け、独自の独立国として発展したことが内外の評価を受けている。

果たしてそうか。明治から昭和の初めまで、日本国は幸福な国だったか。士族崩壊し、また維新で戦った兵士達が、なんの恩賞もなく解き放されて、不満が全国に充満した。とりわけ維新の先頭を走った長州では、奇兵隊が解除され仕事もなく、不満が爆発し『萩の乱』となった。されに、九州各地で反乱が起こり、最後は明治10年の西南戦争で維新後の戦力的混乱は終止符を打つ。この間、戦乱によって、物価は高騰し、庶民の生活は江戸時代より困窮を極めた。ただただ、岩崎弥太郎の三菱が太っただけ。

そして、江戸の時代、税金は米の物納だったが、手間暇を省き、現金を必要とする明治政府はいきなり『金納税』を実施。米が現金に代わる市場・物流体制が未整備の中実施し、東北地方など米価格が大暴落した。これに目をつけた益田孝は、井上馨らと組み、外国船をチャーターし仙台から東京へ米を運び暴利をむさぼった。この会社はのち三井組に引き取られ『三井物産』をなった。

農村地帯では、税金取り立てで土地を売却し、また娘を売り飛ばし、貧農に成り下がる農家が続出して全国で農民一揆が頻繁に起こった。明治政府は、西南戦争、台湾攻撃を経て、徴兵制度を実施。農村の若者を軍隊に吸収する方策をとった。貧困農家の続出により、大地主が貸金を土地で返済させたため、大地主が全国に跋扈する状態となった。

さらに、政商の暗躍で財閥が日本の基幹産業を牛耳り、利益を収奪して『富国強兵』の先兵役を果たした。日清、日露の戦役でこれらの策がかろうじて成果をあげ、一路、軍国国家への道を歩んだ。


第二次世界大戦、太平洋戦争は、勃興した日本に対する先進国の通せんぼ策であったし、それが海軍力削減に繋がった。が、日本は大陸進出への愚かな策に溺れ、戦争は泥沼化した。政府は、軍部独走を阻止しようとするも、前線が張り切って暴挙を重ねるため歯止めがきかなかった。これには明治憲法が『軍の統帥権は天皇にあり』と明記し、山県有朋が『従って軍部の作戦計画は政府といえども介入するべからず』と、軍部独走の態勢を作り上げていたからである。

満州国建設は、国際連盟の視察団から『かいらい政権』として建国が認められず、日本はさらに中国との戦火を拡大した。結果、日本は壊滅的敗戦を迎える。

仮に、明治憲法下の態勢で、日本が第二次世界大戦に勝利していたら、日本の社会は明治維新のDNAを引きずって、今だ軍部支配の軍国国家であったろう。それを考えると、様々な痛み、負担はあったが、日本は戦争に負けて良かったと、結論づけられるのである。その意味で、『維新150年』は、諸手を挙げて祝福するに値せず、反面、『主権在民』がないがしろにされつつある政治体制に危険を感じざるを得ない。


★ITの発展によるニュービジネスが百花繚乱のごとく咲き乱れている。各種検索ネットが、それぞれの専門分野の業者、会社、商品などの比較をするのは今や当たり前。世界のホテル、ホステル、安宿まで卓上で検索、予約できる。と、なんと白タクの予約ビジネスが始まったと。中国からの観光客が、関空で迎えの自家用車に乗り込む風景が日常となり、調べてみると、中国でネット予約し、関空到着時間にこのネットに登録した運転手が出迎えると。日本から白タクを希望するやからが中国のネットに登録し、中国人訪日客がそれを利用するというスタイル。警察の取り締まりが厳しくなり、多少下火傾向とか。本当、民泊の予約のソフトを先んじて開発したアメリカ人は今や億万長者。すごいよねえ、ITの力は。でも一番乗りをして、シェアを独占しないとだめだね、この手は。類似品がいっぱい出て来るから。


★野党統一会派を目指し、民進と希望が会談すると。確かに、衆院選では野党の獲得投票数合計が自民を上回っている。が、野党統一には一番大きな問題『憲法改正問題』が重くのしかかる。教条主義的に『憲法反対』を叫ぶ野党各党の統一は難しいだろう。なんで、GHQから押し付けられた憲法を後生大事に守らなければならないのか、全くのアナクロである。確かに『平和条項、9条』に関しては議論の余地は大きいが、ITの時代、民放や刑法の齟齬が生じているのに、今だ憲法改正反対、反対と叫ぶ野党に明日はない。かと言って自民がいいのかは議論が分かれる。よって拙者は衆院選では白票を投じた。白票が絶対多数になれば、自民の反省事項になるからである。


★今年の箱根駅伝は、話題が盛り沢山。青山学院の4連覇は特筆であり、原監督の指導力、操縦術、作戦の立て方などがフィーチャーされている。が、優勝候補だった、東海大、神奈川大の失速も話題に。そして、各区間を走った選手達にもドラマが。3位と健闘した早稲田大。10区を走った『谷口耕一郎・4年生』は、4年間で初の箱根の走り。15キロ付近、迫る日体大を懸命に振り切り、さらに残り1キロで東海大をも抜き去り、3位を死守した。谷口は、一般企業に就職予定で、『これで自分の陸上は終わった』と。しかし、この走り、谷口の一生の思い出、記念に成りうる内容。まっこと、素晴らしい!


★『やれば、出来る!』。交通事故死者の撲滅。昨年は、なんと『交通事故死者3,694人』と、統計を取り始めた昭和23年以来の記録、24年の3,790人を抜き、『死者最低記録』を打ち立てた。刑罰の強化や社会的な制裁の機運が盛り上がり、この見事な結果となった。まさにやれば出来る。

阿倍晋三君、17年新生児が100万人を切ったが、18年に手を厚く、素早く手を打って100万人台の奪回を実現してほしいねえ。厚労省が、公認の保育園や幼稚園の線引きで内紛を起こしているうちに、どんどん新生児が減っていくのだ。阿倍首相の一喝で、だれでも、どこでも幼稚園、保育園に入れ、保護者の金銭的負担を最小限にすれば簡単に出来ることだ。戦艦1隻、建造時期を1年ずらすだけで実現出来る。是非、『阿倍首相の一喝』を期待するねえ。


★2日の、NHK『ブラタモリ・家族に乾杯』のコラボ番組、勉強になったねえ。三保の松原、久能山東照宮を巡り、『一富士、二鷹、三茄子』をたどらせてくれた。久能山の南の絶壁が、強風と荒波に削られ、その砂が三保に堆積し、昔は島だったと。

一富士は、江戸の時代、山岳信仰が高まって、江戸から講を仕立てて多くの人が上ったそうだ。その曼荼羅図に、三保の松原が島として書き込んである。富士山登頂場面の大きな要素として取り上げられていた歴史があるんだなあ。二鷹は、家康が鷹狩りが好きで、久能山の東照宮の彫り物にも鷹が入れてあり、家康を敬う意味がある。三茄子は三保地区で昔から作られている『折戸茄子』を指しており、これも家康の大好物で江戸城の家康に毎年500個献上させられていたと。三保の松原が『一富士、二鷹、三茄子』の元祖とは、NHKもよくやってくれたねえ。


★何か変。韓国の文大統領が元慰安婦の人達を昼食に招いて、日韓合意が間違っていたと謝罪したと。招いた元慰安婦は8名。これが代表か。何千人といた元慰安婦の代表が、たったの8人。しかも彼女らが慰安婦になった経緯については明らかにされていない。70年も経って、嘘八百の自己弁護を盾に国家間の争いを仕掛けるのだから、韓国も相当の破れかぶれ国ではある。元慰安婦達は当時家も建つほど稼いだ金はどうしたのだろうか。一連の慰安婦活動が明らかにされないのが、韓国の元慰安婦問題だろうなあ。狂ってるよね、文大統領は、たった8人の元慰安婦に会ったことで足跡を残そうとは。無理がある、いつかはほころびが出てくるなあ。


★埼玉県の所沢市と入間市の直径3キロの範囲で、計90羽のカラスの死骸が見付かった。いずれも目立った外傷はなく、鳥インフルエンザの検査も陰性と言う。また、農薬などの化学物質も検出されなかった。県内では3年前にも、入間、狭山、所沢、熊谷の4市で、100羽超のカラスが死んだのが見付かっている。この時の原因は細菌性腸炎による衰弱死と推測された。県の担当者は、時期や発生状況が当時によく似ていると話している。まあ、カラスは嫌われ者だからそれなりに納得だが、衰弱死というのがちょっと可哀想であり、不安材料でもあるな。


★昨夜のNHKニュース9、スクープだろうなあ。藤井キャスターが韓国を訪れ、脱北者から見た現在の北朝鮮についてのコメントを求めた報道。一つは、ピョンヤンの市場で、市民が北朝鮮政権の悪口を言う部分。脱北者がぼそっと言う『以前ではこんな発言は聴かれなかった。政権への不満と国民統括へのゆるみがあるように見える』と。近い将来、国民の不満が暴発する可能性を示している。

もう一つは、3年前脱北した女性のインタビュー。子供の健康が優れないので、脱北し、お金を送ってやるつもりだったが、今自分の健康がすぐれない。韓国に来て分かったことだが、最初の水爆実験は自分が住んでいた村の近くで行われた。その実験の際、放射能が漏れて、自分は原爆症の症状に陥っているのではないか、と。もしこの女性が被爆したのであれば、北朝鮮には多くの被爆者病人がいることになる。

この二つのニュースは、北朝鮮の歪んだ社会をくっきりと浮き彫りにした。この社会不安が、北朝鮮の軍部にまで浸透すると、最近の側近への粛清の恐怖と相まって、ひょっとするとクーデターなどが起こる可能性も否定できないなあ、と思った。出来れば、早くクーデターが起こって欲しいと思うのは邪道だろうか。北朝鮮国民のためなのだがなあ。

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