★今日の画像は、世界遺産に決まった長崎と天草地方の『潜伏キリシタンの一つ大浦天主堂』、ペレ以来60年ぶりに1試合複数得点を挙げたフランス『エムバペ』。そして大阪『舞洲のユリ園此
です。本当に、舞洲のスカシユリ、見事という外ありません。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★『年金には期待していません』。企業に所属しないフリーランスのITエンジニアとして働く斎藤真二郎さん(40)。『老後に不安はありませんか』。取材班の問いかけにきっぱりと答えた。国民年金のみを納付する斎藤さんが老後に受け取る年金は月7万円程度。生活に十分な額とは言えないが、気にしない。ITエンジニアとしての腕を磨きながら、生涯働き続けるライフプランを描く。
何歳になっても学び、働くことを続ける社会に―。ロンドン・ビジネススクールのグラットン教授が提唱した『人生100年時代』。20年後には、日本人の3人に1人を70歳以上が占める。生涯現役で働けるフリーランスは究極の自助であり、人生100年時代を生き抜く答の一つだ。
フリーランスとして働く人の数は推定1,100万人を超え、いずれ労働人口の半分を占めるとの見方もある。上場企業で役員を務めた経験を持つ有賀貞一さん(70)は10社近い企業の経営に携わり、経営相談で収入も得る。同僚の多くが年金生活に入ったと言うが、『90歳になっても働き続けたい』。稼いだお金は健康管理などの自己投資に回す。シニアだけでなく、主婦などの現役世代も私生活と両立しながらフリーランスとして働くことで人材の流動化が高まり、日本経済を力強くする。
平均寿命が男性で60歳代半ばだった1960年に確立された現行の年金制度。念頭にした働き方は会社員と自営業者の二つだけだった。平均寿命が80歳を超え、働き方も多様化していく日本の姿に年金は向き合えているのだろうか。
ヤフーに勤めながら、週末は副業のウェブデザイナーとして働く岡直哉さん(28)。年収は専業の時よりも3割増えた。厚生年金と確定拠出年金で老後に備え、一生働き続けるつもりだが『老後は不安』と漏らす。政府も2年前に多様な働き方に対応した総合的な個人・企業年金の議論を始めたが、現在検討が進んだ形跡はない。各省庁の防衛本能が制度改革を進めづらくしている。
『高齢化社会のリスクを個人だけが負う』。ニッセイ基礎研究所の金明中さんは警鐘を鳴らす。支え手である現役世代は減り、長くなる老後を年金が支えることとは難しくなる。多様な働き方を選ぶ個人が増えていく中、年金は頼れる制度として残るのか、五里霧中な状態にある。困ったものだ。
★<熊野・荻野鉄工の躍進>自動車の金属部品を製造する、広島県安芸郡熊野町にある『荻野鉄工』。従業員500人。オートマチック車の変速機に回転を伝えるタービンシャフトなどマツダ向けが多い。素材の加工から手掛ける一貫生産が強みで、トヨタ自動車や日産自動車、ホンダなど他メーカーへの供給も増えている。韓国の現代自動車には、エンジンに燃料を噴射するポンプ部品を供給する。荻野社長は『品質の良さを評価してもらえた結果』と胸を張る。
この部品の素材は高価で加工が難しいステンレス。広島アルミニウム工業を通じて取引していた別の部品の仕上がりから技術力を買われた。品質を支えるのは、金属の熱処理を含めて自社で手掛ける生産体制だ。専門業者に任せる社もある中、30年前から取り組み、技術を高めて来た。一部の設備は自社で作り、機械の導入を徹底して自動化を進めている。
製品の幅も広がる。4輪駆動車の前後の車輪に動力を伝える部品を来年にも作り始める。マツダの次世代車向けで、今月東広島市に新工場を着工した。一方で、取引先の業績に影響を受けにくい態勢を整えることも重要だ。事業の新たな柱にしようと、15年前から自社製品の開発に注力。ロボット部品の分野への進出を探っている。『価値の高い独自製品を持つことで、生産量や価格を自分達で決められるようになる』と荻野社長。自立したメーカーとしての将来を見据える。
私が知っている『荻野工業』は、従業員150人程度の会社だった。もう30年以上も前になるが。よくここまで成長したもんだと感心する。文中に出て来る『広島アルミニウム工業』は、海外にも進出し、連結従業員は5千人にもなる隠れた大企業だ。ただ、マツダへの依存率が高いため、株式の上場は行っていない。成長する、広島の自動車部品メーカーの象徴は東広島の『ダイキョーニシカワ』であろう。どん底時代から這い上がり、トヨタ自動車、ダイハツ工業との取引を拡大し、マツダ依存率が70%を割った結果、東証一部に株式を上場した。艱難辛苦を乗り越え、ここまで成長した『ダイキョーニシカワ』は、広島の自動車部品メーカーの中での誉れとも言える成長企業ではある。
企業の地域貢献は何か、と聞く人達は異口同音に、文化的事業とか寄付行為だとか、美術館、音楽支援などと宣うが、私は『企業の一番の地元貢献は、雇用確保』であると考えている。雇用のなきところ、社会は成り立たない。北海道の夕張市を見れば歴然としている。その意味で、広島の自動車部品メーカー群は、立派に地元貢献をしていると言えるのである。
★<再犯者、凶悪犯罪者にはGPSを>無差別殺人、幼児殺害、性的犯罪など、犯罪がとても身近になってきている。そして犯人の再犯率も高く。一部の犯罪者にはGPSを付けさせ、監視できる態勢の確立議論も起こっている。
『地域全体で子供達を見守る態勢を』『被害者と遺族に手厚いサポートを』『前科者に偏見を持たず、社会が受け入れてサポートする体制を』。こうした聞き心地よい言葉の裏で、今日もどこかでまた、凶悪犯罪が繰り返されている。
『もうそろそろ、私達は新しい第一歩を進めるべきではないだろうか』。こう語るのは、神戸連続児童殺傷事件で酒鬼薔薇聖斗こと『少年A』に襲われた堀口めぐみさん(仮名 当時10歳)の父親(58)歳だ。1997年3月16日、友達との待ち合わせ場所に向かう途中だった小学3年生のめぐみさんは、前方から歩いてきた少年Aにすれ違いざまにナイフで腹部を刺された。
傷は深さ8cmに達し、胃を貫いて背中の大動脈の3分の2が切断された。刃先が数mmずれていたら命は助からなかった。小さな体に流れる血液量の半分を輸血し、2週間後にようやく退院したが、傷口はケロイド状態になり、その後も激しい痛みに襲われた。
事件から21年。娘の地獄のような苦しみを間近で見た父親が、昨今の凶悪事件に対する思いを口にする。『少年Aの事件以来、誰でもいいから殺したかった、という無差別殺人が頻繁に起きている。こうした事件が起きる度に、被害者や親族に対し、他人事とは思えない痛みを感じる』。現在は看護師として勤務するめぐみさんは、『目の前から若い男性がやってくると恐怖心に襲われ、身が竦んでしまう。殺人シーンがあるテレビドラマも見ることが出来なかった。ナイフを使うシーンは、今でも見られない』。
警察庁によれば、日本の犯罪の平均再犯率は40%超。凶悪犯罪が起きた後、犯人に対して『罪野の意識の芽生え』や『更正』を期待する声は多いが、現実はそれほど甘くない。父親は、『人権問題もあるから、前科者の情報を国民全体に開示するのは難しいかもしれない。でも、せめて警察や行政は危険人物の行動を監視出来る体制にあってほしい。再犯に次ぐ再犯をするような、尊法精神を欠いた人間に対しては、やはり地域住民でも情報を共有出来るよう法律を整える必要があると思う』と切実に訴える。
凶悪犯罪に詳しい大谷昭宏さんも、父親の言葉に同意する。『子供に対する性犯罪者に関しては、再犯率の高さも指摘されており、出所後の犯人にGPSを取り付ける議論を進めるべきだ。諸外国ではすでに適用されている国もあり、米国のテキサス州では、このまま刑務所にいるか、釈放する代わりにGPSを付けるか、自分の車に、性犯罪者です、との張り紙をするか、など様々な選択肢から選ばせている。犯罪者の人権は大切だが、無辜の子供達の人権と凶悪犯の人権を同等に考える必要はない』と断言する。
大谷さんの指摘する通り、米国、英国、フランスなどでは特定の犯罪者にGPSの取り付けを義務づけている。中でも特徴的なのは韓国だ。複数の性犯罪前科がある出所者にGPS機能のついた足輪を装着され、居住地から半径2kmの監視範囲の外に出たり、指定された制限区域に立ち入ると保護観察所に報告される制度が2008年にスタートした。現在は未成年者誘拐や殺人、強盗などの前科にまで適用範囲を拡大し、足輪を装着する期間も当初の最長5年から30年までに延長された。特筆すべきは再犯率の変化。制度実施前4.1%だった再犯率は、施行後1.7%にまで激減している。
韓国に追い抜かれているのは、スマホだけではないんだな。社会制度の変革の速さでも日本は負けている。世界各国で性犯罪から誘拐、殺人、強盗まで幅広く成果が出ているGPSだが、日本では『犯罪者の人権』を主な理由として議論が進まない。これでいいのか、日本国。阿倍首相はどう考える。
★<日本政府の無為無策、中国新たなガス田掘削施設建造>河野外相は、東シナ海の日中中間線付近のガス田共同開発を巡り、新たなガス田掘削施設の建造に向け、中国の掘削船を確認したとして中国側に厳重に抗議したことを明らかにした。日中両政府は2008年にガス田共同開発で合意したが、中国は日中中間線の中国側の海域にすでに16基ものガス田掘削施設を建造し、単独開発を進めている。
一体政府は何をしているんだろうか。厳重に抗議しても、すでに16基もつくっている施設に対抗する行動を何ら取っていないのだ。中間線から日本側に一本でも掘削施設を作ってみろ。口先だけで何も行動しない日本は、北朝鮮からもバカにさているだろう、安倍政権。バカさ加減がよく分かる。
★<そらやった、北朝鮮のウソつき外交>米NBCニュースは、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮が過去数カ月間に国内の秘密基地で、核兵器に使用する核燃料を増産いていると米情報機関が分析していると報じた。12日の米朝首脳改題に向けた交渉中も燃料を増産していたと見られ、米当局者は『北朝鮮は米国を欺こうとしている』と警戒感を強めている。衣の下から鎧が見え始めて北朝鮮だ。トランプは騙されている。
★<ペレ以来60年ぶりの快挙、エムバペ>フランスの19歳FWエムバペが、アルゼンチン戦で2ゴールを決めた。10代では、ブラジルの王様『ペレ』以来60年ぶりの快挙。ペレは58年のスウェーデン大会に17歳で出場。準々決勝ウェールズ戦で1点、準決勝フランス戦でハットトリック、決勝のスウェーデン戦で2ゴール。全試合で計6ゴールを挙げ、初優勝の原動力となった。決勝トーナメントで10代の選手が複数ゴールを決めたのは、この大会のペレの決勝戦以来となる。エムバペには勝ち上がればあと3試合ある。あと2戦で複数ゴールを決めれば『ペレ超え』。新時代のスーパースピードスターが誕生する。
前回のW杯だったか、フランスの大統領か首相が、『我が国のチームは黒人チームだ』と言ってひんしゅくを買った。が、欧州チームを見ていると、本当に黒人選手が多い。フランスはアフリカに植民地を多く持っていた関係で、国民に黒人が多いからその理由は分かる。が、スイスやベルギー、ドイツなどアフリカと直接縁の薄そうな国にも黒人選手が多くみられる。中東の国々で、アフリカなどの有名選手を金銭授受で国籍を変えさせている事実はよく知られているが、ベルギーやスイス、ドイツまでそんなことをやっているんかねえ、不審だ。
★<稀勢の里、来場所またも休場か>左大胸の負傷などで場所連続休場から再起を目指す『横綱稀勢の里』が、名古屋市の二所ノ関一門の連合稽古に参加した。親入幕の琴恵光を3番稽古相手に指名して10番取った。10戦全勝ではあったが、体格差、馬力の差で圧倒しただけ。
解説者の舞の海は、『この時期に琴恵光をつかまえて、稽古するというのは本場所を見送るんじゃないか。出るなら、もう少し三役クラスの人とやって圧倒する内容じゃないと』と、名古屋場所は欠場が避けられない見解を示した。本人は稽古後、『うん、まあ』と取材にはほぼ答えず。午後、熱田神宮で奉納土俵入りを終えた後、報道陣から質問が飛んだが無言で車に乗り込んだ。
★<ベルギー戦、2-2、PK勝ち> 武田修宏(51)が、テレビ番組で西野ジャパンのベルギー戦を予想した。武田は、『普通に戦ったら、0-3で敗れるくらいの力の差はあると思う』と前置きした上で、『2-2 PK勝ち』と予想した。
その理由を『トーナメントっていうのは、僕もプロのヴェルディ時代に大学生に1回戦でまけちゃったこともある。リーグ戦とはまったく違う』と力説した。ベスト8に進出の夢を掲げた西野ジャパン、ガンバレ!
★<中国W杯賭博、社会問題化>サッカーW杯にからむ賭博が中国で問題になっている。電子マネーの普及で違法賭博サイトも登場。波乱続きの1次リーグで大損したり、払戻金が支払われなくなったりするケースが相次ぎ、当局は啓発に乗り出した。
中国では、政府公認のスポーツくじがある。くじの公式サイトによると、14日の開幕日前後の1週間のくじ全体の売上のうち、9割近くがW杯関連だと言う。さらに違法な賭博サイトも多い。店頭販売のスポーツくじよりオッズが高く、携帯電話の電子マネーで賭けられる。
しかし、今回のW杯は27日に韓国がドイツに2-0で勝つなど、大方の予想を覆す試合が多い。中国メディアによると、金をすって自殺を図ったり、借金を返せず疾走したり自宅を売ったりするケースが出ていると言う。違法サイトで高額の払戻金が支払われないトラブルも相次いでいる。
当局は啓発を強化。江蘇省の警察は、ドイツが初戦に敗れた翌18日、中国版ツイッター『微博ウェイホー』で、『ドイツサポーターの皆さん落ち着いて、飛び降り自殺しないで!』と呼びかけた。中国は賭博発展途上国なのかな。
★<W杯決勝トーナメント>いよいよ16チームによるW杯決勝トーナメントが始まった。第1試合、フランスとアルゼンチンは、一時アルゼンチンがリードいたがフランスが逆転勝利。ウルグアイとポルトガルはウルグアイが勝ち、スペイン―ロシア、クロアチア―デンマークはいずれも1-1の末PK。すごいのはロシアが勝ったこと。48年ぶりの8強だそうだ。これらの試合を見ていた、果たして日本は勝てるのか、と思うと、難しいなあと思う。よほどコンディションが良く、ストライカーが素晴らしいゴールをすれば別だが。『61位の日本だから、あらゆる策を駆使したい』と西野監督。はてさて、真夜中の試合、見る意欲はないが、録画だけはしておこう。