今日の画像は、5日間で156万人が訪れた神戸『ルミナリエ』、北九州市立図書館に寄贈された『松本清張全集』、昨日から開始された沖縄『辺野古埋め立て地への土砂投入』。そして、私が住む広島市千田町3丁目付近、電車道界隈です。広島電鉄本社を中心に、いろんなお店が。近くに進学名門校・修道学園があるので生徒達の下校風景も普通に。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
北九州市立中央図書館では9月、『松本清張全集』全66冊のうち62冊が盗まれた事件を受け、ファンの一人が全集を寄贈、約3カ月ぶりに書棚に戻った。同館は『本来の姿に戻りうれしい。盗んだ人はぜひ早く返してほしい』と訴えている。松本清張さんは現在の北九州市出身で、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞し、その後社会派推理作家として活躍。1992年に82歳で死去した。図書館によると、被害を知った福岡県宗像市の80代男性から『小倉ゆかりの清張の全集が地元の図書館にないのは寂しいことだ。お役に立ててほしい』と寄贈の申し出があった。
盗んだ全集、図書館の印が押してあるから売り物にはなるまいになあ。盗難のためにも、早く北九州市立図書館も蔵書にICタグを入れてほしいものだ。
★★★『本庶佑京大特別教授』のノーベル生理学・医学賞受賞が決まり、日本のイノベーションに光が当たった。がん治療に『革命』をもたらした本庶さんの道のりは革新には10年単位の月日がかかることを示している。
たんぱく質の質量分析の技術開発を評価され、2002年にノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さん。『サラリーマン研究者』として脚光を浴びたが、『まだ島津にいるんですか』としばしば問われたと言う。受賞テーマが会社の事業と結びつくまでには16年の月日が経っていた。
島津は今年8月、アルツハイマー病の原因とされる成分を血液から検出する受託事業を開始。田中さんの技術は化学での新素材発見や農学での汚染物質検査など幅広い応用が期待される。田中さんが初めて開発した高分子向けの質量分析装置は、1988年に発売されたが、米国の病院に1台しか売れず赤字で終わった。それでも島津は研究者には自由に学会に出席させ、社外での議論を推奨する。
『イノベーションの本来の意味は「異分野融合」。大学より企業の方が環境が整っている』と田中さんは話す。基礎研究は大学が担い、企業は実用化する。日本で常識とされる産学の役割分担の発想は島津にはない。異能の人材を企業が抱え続けるには度量がいる。
世界的な研究者との間合いは一筋縄ではいかない面もある。14年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二さん。20世紀中は困難と言われた青色発光ダイオードLEDの製品化に1993年に成功したが、所属する日亜化学工業と発明の対価を巡る訴訟合戦に発展。最終的に和解したものの、中村さんは日亜を去った。
時に緊張をはらむ研究者に経営者は何を望むのか。旭化成の小堀社長は『世界と競争する次世代の人材にとり存在自体が刺激になる』と話す。旭化成の吉野彰名誉フェローはリチウムイオン電池を開発し、ノーベル化学賞候補に毎年のように名前が挙がる。
ノーベル賞受賞者とのかつての縁を人材育成につなげようとする企業もある。静岡県に本社を置く浜松ホトニクス。その歩みは02年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんとの出会いを抜きには語れない。宇宙の起源を探るのに不可欠な『カミオカンデ』向けのセンサーを引き受け、これを皮切りに数百億円の国家プロジェクトを受注した。だが先代社長の昼馬輝夫さん(故人)の背中を小柴さんが押したことで生まれた革新性は次第に薄れ、新技術を生み出す力が弱まっていった。今年4月に社内ベンチャー組織を立ち上げた昼馬明社長は『成果を厳しく求めるよりも、開発者に経験値を積ませることに重きを置く』と先代が植え付けた挑戦の意識を社内に再現することを狙っている。
イノベーションでリードした米国に追いつくため、中国やインドなども人材開発競争に乗り出した。20年後、30年後を見据えた人材強国へのヒントが重要だ。日本は迷える羊だなあ。文科省の大学などへの施策を見ると、研究の芽を摘んでいるとしか思えない。哀れ、日本国だ。
私事で恐縮だが、三弟の長男が、筑波大学の博士課程を経て、現在ドイツのボン大学に留学中だ。テーマは遺伝子工学。先端を行く。親族からこのような人材が出るなど、想像はしなかったが、嬉しいことではある。が、研究者の先行き、特に収入はかぼそい。そこで父親は、国立大学が近くにあるのを幸い、1ルームを20室弱建てて、この息子の将来の収入源、生活源を保証する行動に出た。父親も高邁な人生目標を立てていたが、この親にあり、この子かな、だ。まさかノーベル賞をもらうなどにはならないと思うが、人類の幸せのために生涯を捧げるとは見事なり、である。
★<家出少女に男性から返信40通>9月1日、雨でびしょ濡れの少女(17)がツイッターでつぶやいた。『「泊めてもいいよ」って方は、DMで住みと年齢性別をお願いします』。DMはダイレクトメッセージ、『住み』は住所のこと。そして、相手が検索しやすいように記号『#ハッシュ』もつけた。『#誰か泊めて』。
数分後、DMが届いた。『どこにいますか』『迎えに行くよ』―。全て『男性』。一瞬、怖くなった。その時少女は家出し、東京都内のコンビニの前に座り込んでいた。『今までたまってたのが全部爆発した』。小学1年生の時から両親に虐待されていた。殺したいとまで思ったが、8歳の弟の顔が浮かんだ。『犯罪者の姉を持つのは可哀想』。4千円ほど入ったICカードとスマホだけを持って、行けるところまで行こうと思った。だが土地勘のない場所に来てしまい、ICカードの残高もほぼ尽きた。『極限状態だった』。
ツイッターで『#家出』『#泊めて』と検索すると、多くのつぶやきが現れる。女性と思われる人が泊めてくれる人を探している。返信はほとんどが男性からだ。泊めてくれる人を探している。泊めてくれる男性を『神』と持ち上げ、ツイッター上では『#神待ち』という言葉も飛び交う。
少女もそうしたつぶやきを知っていた。『男性は、「ヤリ目(性行為目的)」だし、男性からの呼びかけに応じるつもりはなかった』。ただ、こうも付け加えた。『もし同性で泊めてくれる人が見つからなかったら、誰でもいいやとなっていたかも知れない』。少女は今、コンビニ前で声をかけてくれた20代前半の女性の家にいる。
◇虐待・不登校 10のアカウント
少女は両親と弟の4人暮らし。実の父は知らない。少女が小学1年になった時、別の男性が継父として家に来た。『とても優しくて「お兄ちゃん」と呼んでいた』。だが間もなく継父と母親の虐待が始まった。気に入らないと食事は出ない、お風呂は入れてもらえない、殴る、蹴る。『出来損ない』『クズ』―少女は突然の眠気に誘われるという『睡眠障害』も患っていた。目が覚めた時、継父が自分を殴り続けていたこともあった。
虐待は学校生活にも影響を及ぼした。人と関わる方法が分からず、同級生から『普通の子と違う』とレッテルを貼られた。定時制高校へ進んだが、1年の終わり頃には全く行かなくなった。家族との会話はなく、バイトでためたお金から月4万円ほど生活費として渡していた。食事も自分で用意した。ストレスをはき出す場所もなく、薬の過剰摂取やリストカットを繰り返した。
そんな生活の中で、中3の時スマホを買った。親は『料金は自分で払う。SNSはやらない』という条件をつけた。しかし実生活で頼る人がいない少女にとって、ツイッターは自分のホンネを言える唯一の場所だった。自分と同じ悩みを抱えている人と繋がれる一方で、簡単に関係を絶つこともできる。持っているアカウントの数は10近くある。
今、少女がいる女性の家は1DK。『風邪を引いたりしたら、後味が悪い』と言って住まわせてくれた。両親がいる自宅に戻る選択肢はない。『今日、明日生きるので精いっぱいで先のことはわからない』。あと数カ月で18歳。小さな部屋を借りて1人で生活を始めたいと思っている。
何という不幸、何という運の悪さ。こういう両親もいるんだねえ。子供はみんな可愛いのに。育て方一つで将来は大きく変わる。親になる資格のない男女が結婚し、こんなのが親になること自体、間違っているんだねえ。が、結婚するのに成人の国家試験はないからなあ。
★<三菱航空機、債務超過を解消 親会社が債権放棄>三菱重工業は、国産ジェット旅客機MRJを開発中の子会社、三菱航空機の債務超過を解消したと発表した。三菱重工が三菱航空機に貸し付けている債権500億円を放棄し、1,700億円を追加出資した。
三菱航空機は2008年の設立。資本金はこれまで1千億円だった。当初は13年にMRJの納入開始を見込んでいたが、設計変更などが相次ぎ、納入時期は7年遅れている。費用がかさみ、今年3月末で約1,100億円の債務超過になっていた。三菱重工は10月末、2,200億円規模の金融支援で三菱航空機の債務超過を解消する考えを明らかにしていた。
飛んでもお荷物だねえMRJ。2008年の発足当時は、同型レベルの機体に比べ燃費が20%以上良いと売り込んだが、開発の延期、延期の連続。そのうちに、競争相手のボンバルディアなどは、ボーイングの傘下に入るなど、資本、技術ともMRJをキャッチアップ、いや追い抜いている可能性が高い。このまま行っても、アフターサービスネットの面からも世界の航空会社を相手にしての売り込みは難しいだろうなあ。確か、最低目標は700機くらいだったが、今だ100レベルでうろうろしている。三菱自動車の整理がついたかと思えば、MRJに原発受注失敗。三菱重工多難の巻だな。弥太郎翁も泣いているだろうなあ。
★<三菱、広島工場遊休地売却>この三菱重工のMRJ資金と関係あるのだろうか、広島市にある三菱重工江波工場の遊休地の一部を県に寄付し、県は国の補助金などを活用して道路や岸壁を整備する形を想定。港を備えて海上輸送に向く立地をアピールし、2023年度以降に県が6ヘクタール、三菱が19ヘクタールを売り出す計画でいる。
県内に適当な産業団地が少なくなって、新たな用地を確保したい県と、遊休地の活用策を探る三菱の思惑が一致した。自治体が民間から土地を譲り受けて、産業用地を設けるのは全国でも珍しいとみられる。
しかし、何やらきな臭く臭うねえ。三菱救済のため国費を使うのだからな。一応三菱は県に土地の一部を寄付する形をとるが、中身については霧の中だからなあ。本当、きな臭い、三菱だ。
★<今が旬の牡蠣の常識、非常識>牡蠣が美味しい季節だ。牡蠣のむき身のパックには、『生食用』と『加熱用』があるが、『生食用』は新鮮だからと思っていないだろうか?実は、『生食用』と『加熱用』は獲れた海域から、その後の処理の仕方まで大違いなのだ。
◇河口から離れた指定海域
『簡単に言うと、牡蠣の「生食用」は各県が定めた指定海域で獲れたもの、「加熱用」はそれ以外の海域で獲れたものです』と語るのは、大手牡蠣養殖業者。
『生食用』の牡蠣にとって怖いのは、ノロウイルスや食中毒菌に汚染されることだ。そのため、雑排水が流れ込む川の河口から離れた汚染のリスクが低いエリアなどが指定海域に定められている。
◇2~3日かけて浄化する
『付け加えると、「生食用」は採取後に浄化という工程が必要だ。牡蠣は1時間に20Lの海水を吸入・排出する性質を利用して体の中をきれいにする。紫外線を照射するなどして無菌化した海水に2~3日漬けておくのだ』(同)ただし、県によっては指定海域を設けていないことがある。その場合は、浄化後の牡蠣が『生食用かきの規格基準』(厚生労働省)に適合していれば『生食用』として出荷できるそうだ。
◇『加熱用』のほうが太って美味しい?
一方、指定海域外で養殖している『加熱用』の牡蠣は、一般的に栄養分が多い河口近くで養殖されているうえに、浄化する必要がない。『そのため、「加熱用」の牡蠣のほうが太っていて味も濃いといわれることがある。しかし、あくまで「加熱用」だから、カキフライやクラムチャウダー、牡蠣鍋など火を通してお召し上がったほしい』(同)。
なんと、『生食用』のほうが新鮮というわけではなかったのだ。旬の牡蠣を食べながら、あらためて生食用と加熱用についての勘違いを確認してみたいねえ。ふ~ん、ナルホド・ザ・ワールドだねえ。が、牡蠣が1時間に20Lもの海水を出し入れするとは、知らなかった。世には知らないことがど~んとあるねえ。
★<サムスン、天津でスマホ生産停止>韓国サムスン電子は2018年末に中国天津市の工場でスマホの生産を停止する。中国で同社のスマホ販売が大幅に落ち込み、稼働率が低迷したため。広東省恵州市で操業する別の工場でのスマホ生産は続ける。世界でもスマホ市場の頭打ちとサムスンのシェア低下が鮮明になっており、生産拠点の見直しに追い込まれた。
サムスンは天津の工場でスマホやその他の電子機器を生産しており、このうちスマホについては12月31日付で生産を停止する。サムスン関係者が明らかにした。サムスンは中国で10年代前半のスマホ市場の急拡大期に幅広い価格帯の製品を投入し、シェア首位の座を守った。シェアが20%超だったとみられる13年には、主力生産拠点としていた天津の現地法人の年間売上高は15兆ウォン(約1兆5000億円)に達した。
だが、サムスンに次ぐ世界2位となった華為技術(ファーウェイ)をはじめとする地元勢の台頭に伴い、15年の現地法人の売上高は約7兆ウォンに半減。16年以降はサムスンの開示対象から外れたために不明だが、一段と縮小したもようだ。中国の調査会社、北京群智営銷咨詢によると、サムスンの中国出荷台数シェアは17年に8位の2%となるまで低下した。
中国の生産拠点を1つに減らし、生産効率を高める。既に天津の現地法人は従業員向け説明会を開き、生産停止を通知したもよう。現地の関係者によると、工場の従業員は約2千人で、生産停止に伴って離職した場合の補償金などは明らかになっていないという。
サムスンは世界市場でのシェアも低下している。米調査会社IDCの調べでは、直近の7~9月はサムスン(20.3%)が首位を守ったものの、前年同期に比べて1.8ポイント下落した。牙城としたインドでも中国勢に追い上げられており、苦戦は中国にとどまらない。
世界全体でみたスマホ需要も振るわず、出荷台数は18年7~9月期まで4四半期続けて前年割れとなった。サムスンの生産拠点は中韓両国や、インド、ベトナムなどにあり、18年は4割前後を最大拠点のベトナムで生産したとみられる。市場の低迷が長引けば、より踏み込んだ生産の見直しを迫られそうだ。
アップルの不振と言い、サムスンの低下と言い、スマホも需要飽和近づいたかな。どんな名品でも、無限に伸びあがるってことはないものな。それと新機種の価格高騰と機能の複雑化。一般人にはそんなの必要ない、と市場ではみているのかな。
★<消息を断った中国人写真家>社会の矛盾に目を向け、中国の人達の生活を撮り続けてきた写真家『蘆広さん』が消息を断った。中国の人達の生活の矛盾に目を向け、政策当局に訴えると言い続け、社会の底辺や環境汚染などを撮り続けて来た。
栄養失調のため視力をなくした少年、父親が薬物中毒で亡くなり取り残された幼い兄弟、母親が失踪し取り残された子供達、10歳から畑仕事を強いられ異常に手のひらが大きくなった少女、公害が垂れ流される河川などなど。
新疆ウイグル自治区の友人を訪ねた後、当局に拘束されたという情報があると言う。アメリカに住む妻のもとには、11月初旬から連絡が途絶えたままだと。よその国の人権批判をする前に、自分の国の人権蹂躙を改める大改革をやったらどうだえ、中華人民共和国殿、だねえ。
★<政府、辺野古で土砂投入>政府は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で土砂投入を始めた。埋め立ては本格化し、辺野古移設に反対する沖縄県が反発を強めるのは必至。来年2月に実施する県民投票や規制強化などで対抗し、工事を食い止める考えだ。埋め立て開始で、原状回復は困難になる。日米両政府による1996年の普天間返還合意から22年を経て、普天間移設は新たな局面に入る。
玉城デニー沖縄県知事は県庁で記者団に「県民の民意を無視して進められる工事に対し、強い憤りを禁じ得ない」と述べた。現場周辺には早朝から反対派の市民らが詰めかけ、抗議活動を繰り広げた。
まだまだ続く『辺野古問題』だな。拙者は、普天間基地の他の地への、例えば日本本州、設置替えが理論的に無理な中、辺野古の、住民が少ない地域に写すのは次善の策だと思う。が、沖縄の人達は、米軍基地そのものへの拒否感が強い。相容れない、国策との対峙であはる。
★<広島・大瀬良 8,200万円増の1億4,500万円に驚き『想像以上でした』>広島・大瀬良大地投手(27)は、マツダスタジアムで契約更改に臨み、8,200万円増の推定年俸1億4,500万円でサインした。今季は、最多勝と勝率第1位の2冠を獲得して大幅昇給を勝ち取り、『この上ない評価で大変ありがたい。想像以上でした』と驚いた。
先発の大黒柱として期待がかかる来季に向けて、『苦しいシーズンになると思う。不安ばかり。1つでも不安をかき消していけるようにしっかり練習して、4連覇と日本一をつかみたい『と慢心はなかった。
まだまだ、だよ、大瀬良君。菅野に並ばなくっちゃ。目指せ年俸、5億円、だ。だが、本当に来季も期待しているよ。頑張れ、大瀬良、だ。今村の800万円ダウン、8,700万円は甘く、優しすぎるなあ。