今日の画像は、世界で一番稼ぐスーパーモデル『ケンダル・ジェンナー(米)』と、美しき日本の冬です。ゝ圓涼殞咾瞭察↓∋碍糎銀山温泉、上高地、と甲田山の樹氷、ズ覿霧尾ノ内百景氷柱。見事ですねえ、日本の冬は。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★昨秋、小田原市の工業団地内。誰も乗っていない複数の重機が突如、轟音と共に動き出した。ダンプトラックが積んでいた55トンの土砂を降ろすと、ブルドーザーが間髪入れずその上を往復。さらに転圧ローラーが土を固める作業を継いだ。
ゼネコン大手、鹿島が重機を自動制御し、1人で土木工事を進める技術を開発しているのだ。重機類は100m離れた所から、専用プログラムを組み込んだPC1台で動かしていた。『建設業の機械化は人手の補助が必要なものが多かったが、我々はその先を行く』。昨夏に建設工事が始まった秋田県のダムでは、20~30の重機をプログラムで動かして作業を進める計画だ。世界の建設業の生産性改革をリードする心意気だ。鹿島の目指す先には『無人の工事現場』がある。
東京の三菱地所の本社では、高さ1.3mの白いロボットが社員らを上手に避けながら廊下を移動していた。時折頭の向きを変えて、隅々まで確認している。頭部に仕込まれたカメラの映像は管理者のPCなどにリアルタイムで届く。ロボを開発するのはスタートアップの『シークセンス』だ。『人手のかからないオフィスビル』を目指す三菱地所が出資し、協業を勧めている。警備ロボは来年夏にも一部のビルで実際に導入する方針。外販も視野に入れ、新たなビジネスの機会に意気込む。
10月上旬、都内の会議室では公認会計士100人が講師の話に耳を傾けていた。テーマは人手をかけずに企業会計の異常値をAIで検出するシステムの活用法だ。目指すのは『一部のAI人材だけではなく、普通の会計士がAIを使いこなす』働き方だ。会計士不足が深刻化し、業務も複雑化する中、会計とAIという異なるスキルを兼ね備えた『ハイブリッド人材』が業務継続に欠かせないと判断した。
工事現場からオフィスビル、そして『士業』の代表格である会計士まで、あらゆる職種で無人化・省人化の取り組みは広がって行く。AIにより迅速、便利にはなるが、この波で人間が行う仕事が淘汰されるものも随分あるだろうなあ。時代の流れは速い。
★<中小企業に人気、経営者に『節税保険』>『保険料を経費として計上出来ます。課税されず、必要な時に解約すればお金が戻ってきます』。埼玉の経営者男性(39)の元には、決算月の1~2ヵ月前になるとそんな保険商品の売り込みが頻繁に来る。
その商品は『法人定期保険』。主に中小企業の経営者が入る死亡保険だ。保険料は年間数百万円と高額で、経営者が死亡すれば数億円の保険金が払われる。毎年の保険料は全額経費扱いになって節税になり、途中解約すると支払済みの保険料の多くが『返戻金』として戻ってくる。戻ったタイミングで役員退職金や設備投資資金に使えば、返戻金にも課税されない形になる。男性は『保険と言うより、節税的なテクニックだ』と言う。
同様の商品は以前からあり、販売現場では『節税』がPRされてきた。ただ、中途解約が前提のような商品は保険の趣旨を逸脱しているとも指摘され、国税庁が保険料の経費参入割合を制限するなどしたため、販売は落ち着いてきた。
それが昨春から『節税保険』の再ブームが起きた。きっかけは、生命保険最大手の日本生命が一昨年4月に発売した死亡定期保険『プラチナフェニックス』だ。保険料が全額経費に計上出来る点が注目され、異例のヒットになった。この新商品は、保険期間と保険料をミックスさせた変動保険料を採用することにより、国税庁の通達に触れない形を取った。国税庁は『想定していなかった事態だ』と驚く。日生は『事業承継や保障ニーズに応えた商品』と、税制メリット目的の商品であることを否定する。だが、業界では『近年希に見る発明だ』と評価は高い。
こうした保険は『プラチナ・タイプ』と呼ばれ、各社が追随した。市場規模は数千億円に膨らんだとされ、保険代理店の税理士は『生保大手の主導で節税保険の再ブームが来た』と語る。利益の半分を保険料に充てる企業もあり、この税理士は『さすがに入りすぎでは』と驚いている。
さらには、日生は新商品の発売前に、国税庁に税務上の取り扱いについて確認したとする説明資料を代理店に示した。国税庁は問い合わせに『特定の商品自体の税の取り扱いに確約を与えることはしない』との返答。日生ではその後、この文言を説明書から削除している。当局を刺激して、課税対象に蒸し返されては虻蜂取らずになる、と踏んだのであろうなあ。賢い日生ではあるな。
★<世界で最も稼ぐモデル2018『ケンダル・ジェンナー(米国)』が2年連続で1位>経済誌Forbesが毎年恒例のスーパーモデル所得番付『世界で最も稼ぐモデル』2018年版を発表。昨年、ジゼル・ブンチェンから1位を奪取したケンダル・ジェンナーが、2018年も推定年収2250万ドル(約25億6000万円)で首位に就いた。
2年連続1位となったケンダルは、2位のカーリー・クロスよりも950万ドル(約10億7570万円)多く、弱冠23歳ながらトップモデルの貫禄を見せつけた。ファッションショーでモデルを務める他、エスティーローダーやアディダス、カルバン・クラインなどの広告塔を務めている。
2位のカーリーの推定年収は自身のキャリア最高となる1300万ドル(約14億7170万円)。SNSで存在感を見せつけて個人ブランドを構築したことで、スワロフスキーやアディダス、エスティーローダーといった広告主を引き寄せ、有利な契約を確保したという。
ケンダルと共に若手モデルとして人気を集めるハディッド家の姉妹は、姉のジジが推定年収950万ドル(約10億7570万円)で7位に、妹のベラが推定年収850万ドル(約9億6250万円)で8位にランクインしている。
このランキングは2017年6月1日から2018年6月1日までが対象期間となり、エージェントやマネージャー、弁護士費用などの経費が差し引かれていない、税引き前の推定所得となる。
米Forbes誌発表、『世界で最も稼ぐモデル』トップ10は以下の通り。
1位 ケンダル・ジェンナー/2250万ドル(約25億4720万円)
2位 カーリー・クロス/1300万ドル(約14億7170万円)
3位 クリッシー・テイゲン/1150万ドル(約13億220万円)
3位 ロージー・ハンティントン=ホワイトリー/1150万ドル(約13億220万円)
5位 カーラ・デルヴィーニュ/1000万ドル(約11億3240万円)
5位 ジゼル・ブンチェン/1000万ドル(約11億3240万円)
7位 ジジ・ハディッド/950万ドル(約10億7570万円)
8位 ベラ・ハディッド/850万ドル(約9億6250万円)
8位 ジョアン・スモールズ/850万ドル(約9億6250万円)
10位 ドウツェン・クロース/800万ドル(約9億590万円)
★<ベネズエラ包囲網強まる>南米ベネズエラ政府に対し、国際社会が外交圧力を強めている。米政府は経済制裁の強化に加え、テロ支援国家の指定を検討。隣国コロンビアは断交を予告する。一方、ベネズエラのマドゥロ大統領は引く構えを見せず、独裁的な体制を固めている。
経済が実質的な破綻状態の中、国外に脱出したベネズエラ人は300万人を超す。人道危機の解決の糸口が見えないまま、地域の緊張が高まっている。
南北アメリカ諸国で構成する『米州機構OAS』のアルマグロ事務総長は、ベネズエラ政府向けに『学生への圧力に対して非難する』との声明を発表。首都カラカスでは、政府に対する抗議デモを実施した学生を治安当局が催涙弾などを使い鎮圧した。
ベネズエラの周辺国では、ベネズエラへの制裁を検討する動きが相次いでいる。米ワシントン・ポストは、トランプ政権がベネズエラをテロ支援国家として指定する準備に入ったと報じた。実現すれば、イランや北朝鮮、スーダン、シリアに続く5カ国目。指定により金融制裁を受ければ、米国に原油を輸出するベネズエラ経済にとって大きな打撃となる。
マドゥロ政権が民主的に選ばれた国会を無力化したり選挙制度を形骸化させたりする中、トランプ政権は経済制裁を強めてきた。金融機関を対象に新規融資や債権発行を禁じた他、11月にはベネズエラとの金の取引を禁止した。ベネズエラ政府の資金繰りを阻む。
米国に呼応するように、南米の周辺国もベネズエラへの外交圧力を強めている。コロンビアのドゥケ大統領はマドゥロ政権が独裁体制を改めない場合、ベネズエラと断交する方針を明らかにした。ブラジルでは右派のボルソナロ次期大統領がベネズエラへの圧力強化を示唆する。
一体、この国はどうなるのだろうかなあ。誰も助けてくれない、漂流国家。困るのはただただ国民達だ。可哀想だ。
★<害獣の「猪」を特産品に変えた石川の創意工夫>農家にとって『激増する猪被害』は死活問題だ。能登半島では近年、イノシシが激増しているという。理由は、温暖化によって里山に雪が少なくなっているから。兵庫県や京都府内にいたイノシシが北上し、北陸にまで生息域を拡大。石川県内では、農作物を食い荒らす被害が相次いでいる。そこで能登半島の中ほどの中能登地区では害獣であるイノシシを駆除し、転じて『特産品』とするために知恵を絞っている。捕獲されたイノシシは食肉となるだけでなく、いろんな商品に生まれ変わっている。
◇イノシシのユニークな活用法について聞いてみた。
イノシシは足が短いので、積雪30センチ以上の日が70日以上続くと生息できないといわれている。このため、かつては12、1、2月には大雪に見舞われる北陸にイノシシは少なかった。しかし近年、温暖化に伴って爆発的に増えている。石川県では明治から大正にかけて獣害として駆除されて絶滅したとされてきたために対策が遅れ、田畑が食い荒らされる被害が深刻化していた。
◇温暖化によって北上し、能登半島で激増
石川県羽咋市では、イノシシとの戦いに疲れて農業をやめる人まで出てきたため、市を挙げて対策に乗り出した。田畑を守るための電気柵を設置し、おりやわなを仕掛けて捕獲。捕獲者には奨励金を払っている。同市では捕らえたイノシシを自然の恵み・資源として特産品にする方向を模索し始めた。
そこで、イノシシの活用を進めるために2015年4月『地域おこし協力隊』として2人の県外出身男性を採用、2人はイノシシの解体技術などを習得した。同年10月にはイノシシ専用の獣肉処理施設を整備し、『のとしし大作戦』と名付けて食肉加工と商品開発・販売を担い、『のとしし』をブランド化。さらには、協力隊の任期が3年で終わることから、2017年12月に『合同会社のとしし団』を立ち上げ、施設の運営を開始した。
のとしし団の事務を担当する田守彦さん(62歳)によると、石川県内には年間、18万頭から20万頭のイノシシがおり、2017年度は7700頭が捕獲された。2018年度の捕獲数は8000頭を超える見通しとなっている。宝達志水町、羽咋市、中能都町、志賀町で捕獲されたイノシシの約2割が、羽咋市の獣肉処理施設に持ち込まれる。捕獲から解体までは、食の安全を徹底し、慎重に作業が行われる。
詳しく聞いてみると、猟銃で撃ったイノシシは対象とせず、わなにかかったもののみを扱うという。まず、生きた状態で病気などがないかを確認し、とどめを刺す。『放血』といって血を抜く作業をした後、内臓を出して異常が見つかれば、食肉にするのはやめる。
続いて皮をはぎ、洗浄してから骨を除き、ブロックに切り分けた後、金属探知機で異物がないかを確かめ、真空パックに密封して急速冷凍し、保存する。『解体に手間取ると、肉の味が落ちます。獣臭さや血生臭さが残り、まずくなる。我流ではだめです。手早く解体処理し衛生管理され安全なおいしい肉でないと、特産品として提供できません』。
『のとしし』としてブランド化
羽咋市の獣肉処理施設では2016年度に300頭、2017年度は340頭のイノシシを解体し、2016年度は4トン、2017年度は4.8トンの食肉を販売した。同市内の飲食店や道の駅などでは、ぼたん鍋のほか、イノシシを使ったカレー、カツや、ソーセージなどの加工品が販売され、人気を集めている。メニューの名称は『のとししカレー』など『のとしし』と入れることで、地元で捕獲されたイノシシが使われていることをアピールしている。マークやキャラクターを作ることでも、ブランドの認知度は高まってきた。
羽咋市は『害獣』を食肉として活用することには成功したが、まだ悩みはあった。それは、皮、骨、内臓など廃棄しなくてはいけない部分が多いこと。解体すると1頭の半分以上の重量の産業廃棄物が出るため、これまでは産廃処理業者に処分を依頼し、その費用は年間100万円以上の負担になっていた。そこで同市では『自然の恵みを大切にしよう』と知恵を絞った。
アイデアを生かして実現にこぎ着けたのが、イノシシの皮の活用である。都内にある専門の業者に依頼して皮をなめし、着色してもらったものを材料とし、田さんは名刺入れやキーホルダーなどの試作を始めた。作り方は、ネットで調べて見よう見まね。道具も試行錯誤しながらそろえた。
イノシシの皮は、体長が大きいものだと厚く、小さいものだと薄くなり、体の部位によっても質感が違う。それがかえって味のある手作りの風合いを醸し出し、人気を集めている。夫が猟師で、食育アドバイザーとしてジビエの普及に当たっている中村恵美さん(32歳)も革細工の製造・販売を手掛ける。『自分が欲しいものを作ろう』とイヤリングやキーホルダーを制作していたところ、女性からの人気が集まり、販売するようになった。イノシシの革を使った製品について、いろんなアイデアが浮かぶという。
『色の出方がバラバラで、面白みがあります。傷やでこぼこも個性になる。集まっていろんなアイデアを出しながら、おのおのが好きなものを作るワークショップを開いていきたい。また、革細工を趣味にしている方は、どんな色・手触りのものがあるかぜひ見にきて、イノシシ皮を使ってほしいです』。中村さんは田さんと、製品を販売してもらっているカフェで、革細工の批評をしながら、新作のアイデアを練っている。第2子妊娠を契機とし、6年前に都内から夫の実家がある羽咋市へ移住して、里山の生活を楽しんできた。革細工を販売しながら、ジビエの魅力も伝えている。
『イノシシの肉はコラーゲンが多く、煮込むほどとろみが出ます。ルーに小麦粉を使わなくてもシチューになる。ひき肉は豚や牛と違って、こねても手に脂が付かず、脂が甘くておいしい。イノシシ肉を常食とすると、貧血が治り、体温が高くなりました。少ししか食べなくても満足できます』。中村さんによると、イノシシは女性にお勧めの食材。『のとしし』のスライス肉は、ふるさと納税の特産品としても人気が高い。
◇骨でスープを取ったラーメンも人気
また田さんによると、石川県小松市内のラーメン店がイノシシの骨でスープを取ったラーメンをメニューに加えたところ、『野性味はあるが、あっさりしている』などと好評を得ているらしい。しかし、一部の利用だけでは産業廃棄物を大幅に削減できないので、羽咋市では炭化装置を導入して頭部・内臓・骨などを処理し、土壌改良のための肥料とするための準備を進めている。2018年度内にも本格的に肥料を作る工程が整う見通しで、これにより害獣・イノシシは100%、活用できることになる。
『のとししを、余すことなく活用します。害獣を殺生して終わりでなく、特産品にして感謝できる存在としたいのです』。たかがイノシシ、されどイノシシだなあ。私のホームトレッキングコース、広島市の里山・牛田山にもイノシシが生息している。縦走路を掘り返し、好物であるミミズを食べているらしい。少し前には市内の団地に出てきて、イノシシ捕り物が展開された。泳いで瀬戸内の島にも生息地は広がっている。
しかし、能登半島に20万匹も生息するとは、驚き以上に、青天の霹靂だねえ。おっと、これは青森県のお米のブランド名だったねえ『青天の霹靂』は。売れ行き好調で、品切れだそうだ。能登半島も津軽半島も『ののしし』をしっかりやっておくれな、だね。
★<長友佑都、ロート社員の健康促進新役職就任>ロート製薬は、社員の健康促進に取り組む新役職『スポーツエールオフィサー(SYO)』を設け、サッカー日本代表の長友佑都さんが就任した。長友さんはアスリートの知見を生かし、社内の体力測定会やスポーツイベントの監修などを通じて運動習慣の定着を促す。
ロート製薬東京支社で行われた就任式で、長友さんは『2か月前に肺の手術をして、健康でないと何もできないことを身をもって体験した。運動をすると体だけでなく、精神面の状態も高まることを伝えていきたい』と抱負を語った。
ロート製薬は、従業員の健康管理を統括する『最高健康責任者(CHO=チーフ・ヘルス・オフィサー)』を国内企業で初めて設置したり、喫煙する社員を2020年4月までにゼロにする目標を立てたりと、健康経営に力を入れているそうだ。
しっかし、自分の健康はやっぱ、自己責任だよなあ。ロート製薬は優しい。
★<コンビニで正月に売れるものは?>特定のシーズンになるとよく売れる商品がある。『おせち料理の材料を買うお客で年末のスーパーが混む』『百貨店や家電量販店の福袋を買い求めるお客が長い行列をつくる』というのはよく知られているが、コンビニでは正月にどのような商品が売れているのだろうか。ローソンの担当者に取材したところ、知られざる売れ筋商品が見えてきた。
◇クリスマスと正月はコンビニの書き入れ時
年末年始はクリスマスやお正月といったイベントが続くため、財布のひもが緩み、おせち料理やケーキといった単価の高い商品が飛ぶように売れる。ローソンの運営本部営業推進部シニアマネジャーの田中勇さんは『単日ベースでみると、1年で最も売り上げが多いのはクリスマスです。1月1日も、売り上げが2番目に多いグループに属します』と説明する。
それでは、正月にはどのようなものが売れるのだろうか。田中さんは『家族で集まるハレの日なので、みんなが食べられる甘いものが支持されます。特に、ハーゲンダッツのアイスクリームはこの日に最も売れます。すき焼きやおせち料理といったしょっぱい料理を食べる機会が多いので、甘いものが食べたくなるのではないでしょうか』と分析する。
高額なアイスが売れる要因は他にもある。ローソンのスイーツ担当者によると『ガリガリ君』といった比較的あっさりとしたアイスは夏に売れ、乳脂肪分が多い高級アイスは冬に売れる傾向があるという。ローソンでは正月の“スイーツ需要”に対応するため、期間限定商品を毎年投入している。同社では12月26日から、紅白模様の『プレミアム紅白ロールケーキ』(210円)や『おせちパフェ』(350円)などを販売している。見た目を華やかにすることで『インスタ映え』を狙うのも最近のトレンドだ。なお、年末年始に最も売れるスイーツは山崎製パンが期間限定で発売する『雪苺娘(ゆきいちご)』だ。これは、洋風のイチゴ大福ともいうべき商品で、毎年販売されているが、売れ行きは『ダントツで1番』だ。
◇正月ならではの“駆け込み需要”
スイーツ以外ではどのような商品が売れるのだろうか。田中さんは『年賀ハガキが売れるピークは12月31日と1月1日です』と説明する。仕事に追われ、12月31日や1月1日になってようやく年賀状を書く時間を確保できるお客が一定数いるためとみられる。また、1月1日に予期せぬ人から年賀状が届き、返事を出すために慌ててコンビニに駆け込むお客も意外に多いようだ。お年玉を入れる『ポチ袋』も1月1日に最も売れるため、ローソンでは品ぞろえを増やして目立つ場所に陳列するよう店舗にアドバイスしている。年賀状やお年玉に関して、コンビニは“駆け込み需要”の受け皿になっているようだ。
◇初詣客が買い求める中華まん
12月31日の深夜から初詣に出掛ける人も多い。そのため、日付が変わるこの時間帯に特に売れる商品がある。それは中華まんだ。田中さんは『通常の時間帯と比べ、2~3倍売れます。さらに、温かいコーヒーの出数も多いですね』と説明する。わざわざ寒い時間帯に外出するため、手軽に食べられる温かい中華まんとコーヒーを買い求める人が増えるそうだ。
また、中華まんをはじめとするファストフードは1月1日の特定の時間によく売れる傾向があるという。具体的な時間帯は午後1時~4時の間で、ローソンはこの時間帯にアイテム数を充実させるよう各店舗にアドバイスをしている。初詣のために外出し、寒くなりはじめる午後4時までに温かい食べ物を購入する人が特に増えるためだとローソンでは分析している。
◇牛乳や食パンが売れる
ローソンでは1月1日に牛乳、食パン、豆腐、卵の売り上げが伸びる傾向が2017年から強まっている。人手不足対策の一環として1月1日と2日に閉店するスーパーが増えつつあるため、コンビニに立ち寄るお客が増えているからではないかと田中さんは分析している。また、一昔前は『コンビニの牛乳やパンはスーパーより高い』というのが一般的な認識だったが、現在では価格差が縮まってきていることも背景にある。
◇1月は最も売り上げが伸び悩む
ここまで、正月ならではの売れ筋商品を紹介してきたが、実は1年の中で最も売り上げが落ちるのは1月だという。1月1日だけを切り取って見ると、売り上げは大きく伸びるのだが、それ以外の日は伸び悩む傾向がある。正月を過ぎると高揚感から覚めるためか、お客の節約志向が強まるとともに、寒くなるので外出する機会が減るからだという。ローソンが年末から期間限定のスイーツや肉まんを販売するのは、お客のニーズに対応するのはもちろん、少しでも1月の売り上げを伸ばそうという意図もある。
コンビニもそれなりに、ご苦労様、なんだねえ。ローソン負けるな、セブン-イレブンに、だ。しかし、先日アップしたが、日本中ではコンビニより薬局店の数が多いなんて、本当に知らなかったねえ。驚きだ。医薬分離政策の失敗面だろうな。厚労省よしっかりせよ、厚労省は失敗ばかり聞こえてくるよなあ、あのセクハラ次官がいたのだから、仕方ないか。
★<正月ボケのTBS>TBSラジオがお詫び、「森本毅郎スタンバイ」で2日連続で同じ内容を放送した。
TBSラジオの『森本毅郎スタンバイ!』(月~金曜・前6時30分)は2日、公式ツイッターで『【お詫び】本日2日(水)の「日本全国8時です」で、誤って、前日(1日(火))と同じ内容を放送してしまいました。お詫び申し上げます』と謝罪した。
この番組内の『日本全国8時です」コーナーでは、1日午前8時から『今週は特別企画あの放送をもう1度、2018年に放送したものの中から反響の大きかったものをお送りします』と紹介し、7月5日放送の東大名誉教授の月尾嘉男氏が解説する『スマート農業』についての特集を再放送。翌2日の同番組で午前8時からまったく同じ内容を放送していた。
正月ボケもここに極まれりだなあ、TBS君よ!