超党派の国会議員で作る『国際観光産業振興議員連盟=カジノ議連』が、カジノを運営する民間事業者を国による『免許制』にして厳しく規制することや、逮捕権限を持つ『査察官』を創設し取り締まりに当たらせることなどを柱とする実施要項案をまとめました。暴力団など反社会的勢力の介入を防ぎ、健全に運営するためには厳格な管理体制が必要だと。議連は総会を開き、今国会に議員立法として提出する予定の『カジノ推進法案』と合わせて正式決定しました。
『カジノ運営』での違法行為を防止・摘発する仕組みとして、内閣府の外局として『カジノ管理委員会』を設置。管理委には『査察官』を創設します。査察官は、警察官と同様に刑事訴訟法の定める職務に従事出来る『特別司法警察職員』としてカジノ運営全般の監視活動を行い、不正行為や違法行為を摘発し、逮捕します。
管理委は、民間事業者の銀行の預金残高や主要株主などを調べる『背面調査』を実施。また管理委が定めた規則に沿って認証を受けた機械や運営システムのみを設置出来ることとしました。
マネーロンダリング対策として、カジノでは現金やチップを使わず、現金をチャージしたポイントカードで決済する『キャッシュレスシステム』の導入も検討します。この他、賭博依存症対策としてカウンセリングなどを行う国の機関の設置も明記し、カジノ収益金の一部を財源として体制を整備することも求めています。そして、依存症になった本人や家族の要請で立ち入り禁止にする措置の導入も。
はてさて、第一号カジノは、どこに設置されるのでしょうねえ。『お台場』という声も強いですが、産業振興の意味から『沖縄』という声も強く。が、『広島』という声は聞こえてきませんねえ。(^.^)
★カープの大竹がFA宣言を。『他の球団の意向も聞いてみたい』と。まあ、巨人、楽天、ソフトバンクのどれかに取られるでしょうねえ。カープも含めて検討したいとは言っていますが、カープのオーナーの人徳のなさを露呈する結果でしょう。大竹も不振の時代、カープがじっと耐えてくれた恩を忘れているのですかねえ、残念です。あの、阪神鳥谷だってFA行使を放棄しましたからねえ。反省、反省、カープオーナー殿。
★『J2降格の磐田の斜め読み』。原因はどうやら内部マネジメントの行き違い、閉鎖的な体質、世代交代の失敗…降格の要因には様々な要素が絡み合いますが、最大の元凶は2011年オフ。クラブの生え抜きだった柳下監督(現新潟)、石井HC、尾畑強化部長らを解任。FW中山雅史、DF鈴木秀人らを放出した09年オフと合わせ、チームの前身であるヤマハ発動機の色を一気に排除したことにあるようです。
『血の入れ替え』には賛否両論がありますが、後任人事が悪夢を招いて。森下監督と服部GM、30代ながら初の大役を任された2人は当初から強気な姿勢を打ち出しましたが、相手に研究されると、未熟さが顕著に表れ、12年終盤には8戦未勝利。前田、駒野、伊野波と代表クラスをそろえた今季は3-5-2の新布陣で挑みましたが、機能せず。選手たちは『何を変えても全く新鮮味がなかった』と戦意を喪失。森下監督解任(第9節)まで2点以上奪ったのはわずか2試合。中断期間直前、関塚隆監督が後を継ぎましたが、『選手たちの失った自信を取り戻すのは容易ではなかった』と最後まで修正することはできませんでした。
試合後、高比良慶朗社長は強化費を削減せず、赤字覚悟で1年での昇格を目指すことを明言。FW前田も『力不足。責任を感じている。残り試合も来年も結果を出したい』と話しましたが、フロント、首脳陣、OB、選手がちぐはぐとなったクラブの未来は見えてきません。3度のリーグ優勝を誇る古豪が全てを失い、奈落の底に落ちた、と言えます。
★あれこれ悶着ばかり起こす韓国。日本を非難する前に自分の国のだらしなさを正しなさい、というようなバカ話。しょせん、韓国とはこんな国です。相手にする方が馬鹿馬鹿しいですねえ。困った、隣国人ではあります。
韓国の国宝第1号で、放火で大きな被害を受けたソウル市内の『南大門』の修復で、資材に安物を使うなどの『手抜き』疑惑が浮上。『文化隆盛』を掲げる朴槿恵大統領は、疑惑解明と不正に関与した者を『厳罰』に処すよう指示。南大門は、2008年2月の放火で楼閣がほぼ焼失。韓国文化財庁が23億円をかけて、今年4月に修復を終えました。ところが、その後、彩色がはがれ落ちたり、材木や瓦に亀裂が入ったりしていることが判明。韓国紙・中央日報などが今月、『顔料や木材などの資材に安物を使っていた』と報道。これに対し、韓国文化財庁は、『国民に心配をかけたことを深く謝罪し、完璧な保存管理に最善を尽くす』と釈明。関係者によると、朴大統領は、韓国の原発で発覚した品質検証書類の偽造に匹敵する『深刻な事態』と判断。『徹底的に調査し、不正に関与した者は厳重に責任を問うように』と大統領府高官に命じたとのこと。
■今日の画像は、『富士山登山閉山後も登る登山者達』と、『色鮮やかなガザニア』です。元気いいですねえ、ガザニアは。(^.^) (昨日のアップからのアクセス件数は、440件でした)