『メスキータ』。コルドバにある大聖堂。レコンキスタによりイスラムがこの地から追い出されます。イスラム教徒の増大で、2万5千人が収容出来る大モスクは、カテドラル・大聖堂に改造され、大変身。驚きの大聖堂・メスキータです。特に内部は白い石とくさび形のレンガを交互に組み合わせたアーチが限りなく広がっています。煉瓦の縞模様はあくまでイスラムっぽい。
外観は鐘楼もある大聖堂。モスクの尖塔が鐘楼に変わりました。
ステンドグラスの飾りも見事です。ドームも教会建設風、ロマネスクと言うのでしょうか。
普通の教会と同じような配置で、廟もあります。
イスラムの逆襲に備え、川向には砦が。
レコンキスタで、同時にユダヤ人は排斥されますが、街並みはユダヤ人街として残っています。ベゴニアの花がきれいな、花の小道。
メスキータには本当に驚きました。後にイスタンブールに着き、メイ・ソフィアで再び驚きます。かつてのキリスト教会がモスクに大改造されていたのです。キリスト教とイスラムの諍いは、今に始まったことではなく、千年の昔から続いていたのですねえ。
これからコルドバを訪れ、メスキータを訪れる予定の方へ。メスキータには入場料が入ります。確か8ユーロ。が、朝9時まで、町の人達の礼拝時間に入ると入場料は不要です。経験な人達の祈りによる荘厳な雰囲気が味わえます。(^.^)