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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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ルーズベルトの開戦責任②『太平洋戦争開戦責任は、チャーチルとルーズベルトに』

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★日本が第二次世界大戦で負けたことについては、大変な艱難辛苦があったとは思えど、私はこれを良しとしている。理由は、あの富国強兵、打ちてし止まん、という日本国を被う軍国・全体主義が突然消滅し、今の自由な民主国家になったのだから。とは言え、太平洋戦争に日本を欺き、挑発し、これでもって『真珠湾を忘れるな』と国民を鼓舞し、ヨーロッパにおける戦線に参戦したツーズベルト大統領の狐にも似たこけおどしには我慢がならない。米下院議員でルーズベルトに近かった『ハミルトン・フィッシュ』が、ルーズベルトの死後著した『ルーズベルトの開戦責任』がその間の事情をよく説明している。以下、ルーズベルトの冒した罪を断罪する。

★今日の画像は、セリーグCSを突破し、日本リーグに進出したカープ選手団、そして百名山伊吹山2~3合目です。まだ裾野の道ですが、結構登りの角度は厳しくて。太陽が頭を照らし、木陰でついつい休みをとります。画像の右下をクリックすると、大きな画が見られます。(*.*)


★★今現在においても、12月7日になると、アメリカの新聞メディアは必ず日本を非難する。和平交渉が継続している最中に、日本はアメリカを突然攻撃し、戦争を引き起こした。そういう論説が新聞紙面に踊る。しかしこの主張は史実と全く異なる。元下院議員のクラレ・ブース女史も主張しているように、ルーズベルト大統領は我々を欺いて、日本を利用して裏口から対ドイツ戦争を始めたのである。

英国チャーチル政権の戦時生産大臣であったオリバー・リトルトンは、1944年ロンドンを訪れた米国商工会議所のメンバーに次のように語っている。『日本は挑発され真珠湾攻撃に追い込まれた。アメリカが戦争に追い込まれたなどという主張は歴史の茶番である』。

チャーチルが『アメリカの参戦を喜ぶ演説』をしたのは、裏口からアメリカの参戦が決まってから2ヵ月後のことであった。彼は次のように述べた。(1942年2月15日)『私はアメリカの底知れないパワーと彼らの持つ資源をいつも念頭にして外交を考えていた。この戦いがどちらに転ぼうが、彼らは今大英帝国側にいる。我々の力に及ぶ戦力を持つ国は世界にもはやいない。この状態こそが私が夢見てきたものだ。これを実現するために努力してきた。そして遂にそれが実現したのである』。

ルーズベルトとチャーチルの二人がアメリカをこの戦争に巻き込んだ張本人である。破廉恥にもチャーチルは後にこの戦争は不必要な戦争であったとも言っている。チャーチルが喜んだのは、軍事力だけではなくアメリカの巨大な資金援助がイギリスに持たされたからである。1941年11月26日、日本に対して最後通牒=ハルノートが発せられた。これはアメリカ財務省がその金庫の扉を開放したに等しかった。この後、4年間にわたって、350億ドルもの資金が大英帝国の生存のために費消されたのである。


武器供与法による支出増は、イギリス支援に使われた資金のほんの一部に過ぎない。先の大戦は我が国(アメリカ)に3,550億ドルの出費を強いた。死に至る病を抱えたルーズベルトはあのヤルタの会談で、東ヨーロッパと満州をスターリンに献上した。その結果、共産主義は世界規模で脅威となった。スターリンとの戦いに我々はすでに1兆ドルを超える資金を費やしてしまっている。

ルーズベルト政権は戦争内閣と言ってもよいが、この政権をメディアが後押ししていた。東部の有力新聞である、NYタイムズ、NYヘラルド・トレビューン、ワシントン・ポスト、ボルチモア・サン、ボストン・ヘラルド、ボストン・グローブ。全てが参戦に肯定的であった。こうしたメディアは国際金融資本家、軍事産業を含む巨大企業の支援を受けていた。そうした人物や企業の数は必ずしも多くはないが資金力があった。パブリシティー、プロパガンダをコントロールする力があったのである。

その中にはマーシャル将軍もいた。彼は後に、上院の調査委員会で証言を求められ、1941年11月25日(ハル・ノートが議論された日)のホワイトハウスでの会議に出席していたことを認めた。そしてそこでの議論は、どうやったら日本に最初の一発を撃たせるようにし向けるか、であったことを証言した。これは、スチムソン陸軍長官が日記に著していた内容に合致している。

歴史の真実を知らせたくない者は少なからずいる。真実が明らかになれば、戦争を煽ってきた者にとっては、彼らが訴えてきた戦争の歴史の意義を変えてしまう恐れが出てくる。しかし、歴史の真実を隠し続ける権利は誰にもない。真実とは何かをはっきりさせること。それこそが世界の平和と安寧の保持につながるのである。
    (参考: ミルトン・フィッシュ著『ルーズベルトの開戦責任』草思社刊)


★北朝鮮が水爆実験や弾道弾発射などでアメリカを強烈に刺激しています。アメリカは反対の非難のアナウンスにとどまっていますが、自国への被害が明確になった段階で北朝鮮に攻撃を仕掛けると思いますねえ。それはこれまでの歴史的行動からみて当然のこと。イラク、メキシコ、キューバ・・。のぼせ上がった北朝鮮がぎゃふんというでしょう。すでにそのシナリオは出来上がっており、一気呵成に攻め込み、緊急ポイントを奪取し、金書記を拘束。韓国軍も同時行動をとるでしょう。その場合、KCIAによる金書記暗殺もありうると。危うし金北朝鮮です。

★鯛の養殖からマグロまで、漁業は将来的な天然漁業資源の枯渇傾向の懸念から養殖が盛んになっています。このほど新日鉄住金エンジニアリングと日本水産は共同で『銀ザケ養殖』に取り組むことで合意。鳥取県の沖合3キロの銀ザケ養殖場で実証試験を行います。水産物の養殖は普通波の穏やかな湾内などで行うことが多く、小規模なものが点在しています。今回のプロジェクトはいけすの骨格を波に左右されにくい重い鋼材とすることで、台風などに強く沖合での広い養殖場を確保します。将来的には一般的ないけすの50倍にまで拡大する計画。まさに『海の牧場建設』ですねえ。世界人口100億人時代の食料供給に向け注目を集めそうです。

★ついに三菱重工が、造船部門の大粛清に乗り出しました。部門の一部を分社化し地域の造船会社と統合。受注も控えると。創業の祖、岩崎弥太郎も墓の影で嘆いているでしょうねえ。今、私は司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を再読中。20歳の竜馬の前に、獄につながれた弥太郎が姿を現します。土佐の『いごっそう異骨相』である弥太郎は、あくまで信念を貫き通す頑固者。肥後もっこすに通じる弥太郎を竜馬は将来大きな仕事をする人間になるのでは、と予想する部分があります。

いかにも頑固者弥太郎は、竜馬の残した『海援隊』を足場に大事業家として足跡を残します。やっぱ、弥太郎の事業でジャンプの原動力になったのは、海運に手を染め、西南戦争で濡れてに粟の大儲けをしたこと、そして皇居前、丸の内の練兵場の払下げを受けたこと。この練兵場跡こそ、今の三菱地所の大財産になって、三菱各社がテナントとして入居しています。

★コロンビアのサントス大統領が今年のノーベル平和賞に輝いた。50年も続いた内戦にピリオドを打ち、国内情勢安定化を図った功績によるもの。これに引き換え、シリアのアサド大統領は世界の歴史にその悪名を残すことになりそう。宗教対立から内戦に、さらにクルド人やISな国内混乱に乗じ幾多もの反省力が内戦に加担。難民はヨーロッパへ何十万人も。ロシアもアメリカも代理戦争を引き起こし、和平への道はどんどん遠く。アサドは本当に愚人だと思う。かわいそうなのはシリア国民。飢餓にあえぐ北朝鮮国民の方がまだましかしら。

★東京都が揺れています。豊洲の水産市場に加え、オリンピック施設費の異常なる高騰に。石原慎太郎元知事は『東京都は伏魔殿!』と宣いました。それなら、その伏魔殿に12年半も君臨していた石原さんは閻魔大王なのでしょうか。あの巨額な都民の税金をドブに捨てた『石原銀行=新銀行東京』はどうなったのか。

新銀行東京は、石原さんの選挙公約に基づき、05年に開業した銀行。中小企業を助けるという触れ込みで、都民の税金1000億円を投入しましたが、ずさんな経営で累積赤字が1016億円も。しかもこの銀行から融資を受けた中小企業は助かったのかと言えば、なんとこの間この銀行から資金を借りた2300社もが経営破綻し、285億円が不良債権になりました。それでも慎太郎さんは再建すると、都民の7割が反対してたにも拘わらず400億円もの資金を投入。その後もこの銀行の業績は向上せず今年4月に東京TYファイナンスの子会社に吸収されて。東京都を伏魔殿にしたのは、12年半もやりたい放題やった、石原慎太郎、あなた自身なのではないでしょうか。


★鳩山邦夫議員の死去に伴う福岡6区の衆院補選が揺れています。鳩山議員の次男二郎氏が立候補を表明するも、自民福岡県連蔵内勇夫会長が長男謙氏を立て、議席に据える構えで、二人とも公認がとれない状況。ところが小池東京都知事が邦夫氏と親しかった関係で二郎氏の応援演説に。現状でも二郎氏に差をつけられている謙氏は、自民党公認もとれず敗退の色濃く。ここで敗退すると、県連会長の責任論に拡大の様相。で、機先を制する形で、勇夫会長が辞任したという流れ。東京都議元自民党幹事長内田茂氏の、小池知事との対立の結果、敗退し辞任に追い込まれた図式を先取りする福岡自民県連会長ではあります。時の人、小池百合子、カイロ大卒には勝てませんねえ。

★NHK経営委員会は、次期会長選出に関し、会長の資格要件を決めました。仝κ了般燭鮟淑に理解している、∪治的に中立である、人格高潔で説明力に優れ、広く国民から信頼を得られている、す汁枸蓮▲蝓璽澄璽轡奪廚豊かで、業務追効力がある、ゼ匆餞超の変化、新しい時代の要請に的確に対応できる経営的センスを有する。現会長の任期は17年1月まで。この5項目を読んでみたら、現籾井勝人会長が備えていない資質ばかり。本当誰が籾井君を会長にしたのか。安倍晋三君、君の責任だよな、責任を取れよ、な。

★電通の新入社員で、超長時間残業で自殺した女性の過労死が認められました。死ぬ前の残業時間が105時間と。この時間自体驚く数字ではないと思いますが、そう書いた学者のブログは焼き討ちにあったそうです。上司や同僚はその悲鳴の声を聞こうとしなかったのでしょうかしら。しかし新入社員にこれほどの仕事を押し付けるとは、電通もブラック企業入りですねえ。おめでとう、電通の超高給取りの方々へ。

★中国の軍人が退役後の条件向上を求めて、北京でデモを企てました。が、当局の介入で即中止。が、このようなことが起こること自体中国のほころびを感じます。軍人の処遇はおそらく民間に比べ相当劣悪な条件にあると推測され、これが民間並みの給与・賞与を要求しだすと中国政府にとって財務的に相当の痛手になるでしょう。あれやこれやで中国の官に座っている人たちの反乱の兆しが見え始めたことが、将来の中国破綻を感じさせます。

★カープがセCSを突破し、日本シリーズに駒を進めました。横浜に対し4勝1敗。このファイナル、立役者は『田中広輔』。なんと『12打数10安打、5四球』。打率.833、出塁率.882。驚異的な数字です。当然の『ファイナルMVPを受賞』。さあ、日本シリーズ。ここで調子を落としている鈴木誠也が立ち直れば、盤石の打線になるねえ。楽しみいっぱいの、広島です。O(^-^)o

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