今日の画像は、広島市内本川町で外国人用のゲストハウスを『クラウドファンディング』で立ち上げた『エバーグリーンホステル』(画像´◆砲函∋笋泊まった京都駅から5分の位置にある外国人ゲストハウス『Hana Hostel』(画像ぁ法そして広島市立基町高校の創造表現コース生徒のアステールプラザでの美術展です。たかが高校生と言えども、その作品はなかなか出来のよい作品がずらーと並んでいるのには驚きました。若者は常に先人、大人の領域を超し、新しい世界、社会を作り上げる力になるのだ、と納得の出合いでした。
★★もともと原木輸入の効率化を目指して昨年秋に完成した鳥取県境港市の『中野地区国際物流ターミナル』。まだ新しいコンクリートの岸壁に日本海の波が打ち付けて。ここのクルーズ船を受け入れるための調査が進んでいる。この岸壁は長さ240m、大型クルーズ船は全長300m前後にもなるが、せり出すような形で船を係留する仕組みを探っている。
境港では2016年、クルーズ船が過去最多の33回寄港し、計3万9,589人が上陸した。17年は50回を予定する。『これまでは岸壁の調整がつかず断るケースもあった』(平井知事)ため、クルーズ船に対応出来る岸壁を増やす。国の予算がつき、県などはクルーズ船寄港が増える夏までの完成を目指している。
インバウンド(訪日外国人)を増やすためには交通や宿泊施設といったインフラの拡充が不可欠だ。東京や京都などの『ゴールデンルート』から外れた中国地方では整備が急ピッチで進む。山口県最古と言われる、日ロ首脳会談が行われた長門湯本温泉郷。長門市は21億円かけて同地を再開発する。19年に星野リゾート(軽井沢町)が1泊3万円台の高級旅館『界』をオープンするのがきっかけだ。主なターゲットはアジアの富裕層。体験施設や食べ歩き出来るエリアなど1万3千平方メートルに及ぶ大規模開発で、200億円の経済効果を見込んでいる。
羽田空港からは3時間以上と交通の便は決して良くないが、星野社長は『これからは中国、韓国などアジアとの近さが武器になる』と意に介さない。同温泉には日ロ首脳会談でロシアのプーチン大統領が宿泊した高級旅館『音信』があり、中国人富裕層の姿が目立つ。外国人による旅館買収の話もあり、インバウンド景気に沸く。
富裕層の取り組みが進む一方、格安な宿も出来ている。頑丈な木製ベッドなどが並ぶドミトリー形式の宿泊施設『エバーグリーンホステル』(広島市)は原爆ドームから徒歩3分の距離。1泊2,900円からと宿泊料金も安く、ヨーロッパやオーストラリアからの観光客で賑わう。原爆ドームや厳島神社のある宮島など世界遺産を巡るため、平均して2日前後滞在して次の目的地に向かう人が多い。宿泊客の8~9割が外国人だ。
16年6月、自身もバックパッカーとして世界中を巡った経験を持つ梅本葉月さんがクラウドファンディング(投資家呼び集め)などを活用して開業した。梅本さんは『思ったより冬に宿泊客が減る傾向は強い』と話す。夏~秋にかけてとの差をどう埋めて行くかが今後の課題だ。
6月には走る超豪華ホテルもお目見えする。JR西日本の豪華寝台列車『端風ミズカゼ』だ。シニア層の他、訪日外国人も大きなターゲット。料金は1泊2日で、1人27万円から、最も高い1両借り切るスイートは1人75万円だ。
観光立国に向けた官民会議のメンバーで小西美術工芸社(東京)のデービッド・アトキン社長は観光関係者必読の書とされる『新・観光立国論』の中で『観光立国には「も」という考え方が非常に大切』と指摘。様々な顧客に対応出来る仕組みが必要と説く。インバウンド増のためにも受け入れ体制の多様化は待ったなしだ。
★バイクの販売台数が落ち込んでいる。売れない理由として『駐車場が足りない』などを挙げているが、最大の原因は『だって高すぎるでしょう』と言うのは、辛口自動車評論家・国沢光宏さん。250ccスクーターなんかシンプルなフレームに樹脂ベルトの簡単なCVT+単気筒エンジンを搭載し、樹脂カバーを付けただけ。タイヤは2本だし。一方、軽自動車のミラ・イースは3気筒エンジンで金属CVTというコストの掛かったエンジンと、ドアが5枚もある安全ボディに搭載。驚くのは50年前から作っており、今や部品なんか中国などでいくらでも作れるモンキーが30万円もすること。原付スクーターだって20万円だ。4輪車の価格を考えると消費者をナメているとしか思えない。
実際、ナメているのかも知れない。そもそもメディアからのプレッシャーは一切なし。バイク業界は『悪口書いたらアカン』という、4輪業界で言えば徳大寺有恒が出てくる以前の状況が今でも続いている。本来ならインドやタイなどで生産しているバイクを10万円くらいで売るべきだと考える。
国沢さんらしい、バッサリ論だ。本当に4輪に比べ2輪は高い。1000ccバイクなど、優に軽自動車を越える。それだけのコストを掛けているのか、努力が足りないのか、2輪業界殿。
★インバウンドの影響、すごいですねえ。広島市内でも外国人旅行者の方をよく見かけます。地図を広げて、首っ引きの人を見ると、つい話しかけて。と、先日話しかけ、Where are you going?と聞くと、なんと、To MAZDA Stadium.、と。6人くらいのグループでしたが、なんとも恐れ入りました。
★夫婦共稼ぎ世帯の増加などで、都市部で家事代行業が繁盛している。3時間1万円と、安くはないが、子供の送り迎えなども含み徹底して家事を取り仕切るスキルが買われ、好評だ。が、この職種繁盛する割にはなり手が少ない。そこで業者は目をつけた。出稼ぎ大国フィリピンに人材を求めて。政府と交渉し、東京、神奈川、大阪の3都府県に限り、『特区』として3年間の就業許可を取った。業者はフィリピンでリクルートし、事前研修を加え、このほど25人が来日。全員が親日家で、3年間みっちり働き、日本の家庭を明るくすると。ありがたき幸せだ、日本国は。と言っても、フィリピン人の出稼ぎ先は世界の半数の国に及んでおり、スイスなどでは看護師もフィリピンから、というご時世になっているとか。世界の人気者、フィリビンの人達だ。
★政府が進める、沖縄辺野古沿岸の埋め立ては始まった。翁長知事は絶対反対を今だ誇示しているが、普天間基地を移設するこのプロジェクトは、沖縄住民の負担を相当に軽減する施策である。知事は、県外以外認めないと言うが、日米安保条約の国策が沖縄県知事の発言より優先されることは明白の理。そろそろ矛先を変える時期に来ていると思うがねえ。それとも、今後一切沖縄県は日本国政府の支援を断り、世話にならない、というならまた話は別だがねえ。
★やっぱし出てきたねえ、籠池問題。財務省の田村嘉啓国有財産審理室長が、籠池氏に対し、売却ではなく当面は貸付とした土地の契約について『特例』と発言。国有地の管理処分は出先の財務局の権限とした上で、『特例的なものは我々にも相談が来る』と述べていた。籠池氏が面会に際し、自らが録音していたもの。
籠池氏はこの中で、『我々にご支援いただいている議員もいる。昭恵夫人の方からも確かここも聞いてもらったことがある』などと発言している。朝日新聞が報じた。朝日新聞は24日、財務局に面会のやり取りについて取材を申し込んだが、25日夜までに回答はないとも。大体『安倍晋三記念小学校』と、『安倍晋三』の名を軽々しく使用を認めた点で、安倍晋三の瑕疵があると、拙者は思うねえ。もっと野党は安倍晋三を攻撃すべきだが、なにか中途半端な感をまのがれない。
★私はいまでも疑問に思っていることがある。それは、『広島大学をなぜあんな東広島市の周辺部の田舎に移転させたか』ということ。大学生だって生活を楽しむ権利がある。なのに、ああなのに、田んぼや山を切り崩した大学敷地で、ただただ勉学に励めというのか。東京、大阪の都心部大学が周辺部に学舎の一部を移転するケースが見られる。が、東京など小金井市あたりに移転先が集中しており、都心には30分程度でアクセスできる地域。広大の学生に同情するのは、あんな田舎に住んでいたら、アルバイト先が少数で限定され、学費のねん出に困るという現実。
西風新都という新しい開発地を持つ広島市はなんで強行に反対しなかったのだろう。東広島市には空港を移転しており、それだけでもう結構な土地柄。本当、他の私立大学は広島市内に止まり、東広島市などに移転した大学はない。そんなところに移転すると、学生が集まらないからだ。根拠は明白。ああ、歴史的な大失策。当時の広島市長は誰だったかなあ。夏暑く、冬寒い広大建設地など、拙者は住む気にもならないなあ。
そして、ああ、そして、この広大がある地域があの不倫・W結婚騒ぎの『中川俊直』の選挙区なんだよねえ。ホント、何の因果か、みっともない。
★トランプ大統領が署名した大統領令が、またもや連邦裁判所で破棄された。トランプは、移民排除の公約から、違法移民に寛容な自治体=サンクチュアル・聖域都市への補助金の打ち切りの大統領令に署名したが、サンフランシスコ市やサンタクララ市が憲法違反として提訴していたもの。その判決の中で、裁判官は予算を使うことを決定するのは議会であり、大統領ではない、と喝破。さらに大統領は、国境税の設置について熱心に公約のプライオリティを公言していたが、どうやらウォルマートなど輸入品を扱う企業の大反対にあい、税制改革案に織り込まれなくなったとの報道。トランプも道半ばで公約を断念。どうも任期4年を全うすることが難しい、と拙者はにらんでいるが、はてさてどうなるか。