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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『インバウンドの衝撃・中国地方③ 「ブログ・SNSが観光客を引きつける」』

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今日の画像は、空中の競技『レドブル・レアエース』、アジア卓球選手権で優勝した17歳平野美宇と、広島市の西に連座する広島南アルプス、火山頂上~丸山~大茶臼山~己斐峠登山口・国泰寺の景色です。私の足は、この広島南アルプス連山縦走で鍛えられ、北アルプスの山々も踏破できる力がつきました。この国泰寺はもともと、市内にある全日空ホテルの地にあったもの。それが平和大通りの開発にからみ、現地に移転したもの。国泰寺の由来は、最後の画をご参照あれ。有名無比なお寺だと分かる。画像の右下をクリックすると大きな画が見られます。(*.*)

★★1月20日、山口市役所にアジアの留学生8人が集まった。渡辺山口市長は留学生を『インバウンド観光大使』に任命。3月に帰国した彼らは交流サイトSNSやブログで山口の魅力を発信する任務を負う。海外での知名度が少ないと自覚する自治体が、外国人ブロガーらによるPR作戦を始めている。

中国、韓国、ベトナム出身の山口大、山口県立大の学生は昨年1年間にわたって4回の観光ツアーでみっちり研修。中国の沈さん(29)は『帰ってから微博(ウィボ)で発信する。友達にも話したい』、郭さん(24)は『山口の魅力を多くの人に体験してもらいたい』と口々に語った。市の観光課では『まず、山口のファン作りから。地道にやっていく』と。

山口県は昨年、英国、韓国、台湾からの旅行関係者で著名なブロガーを招いて県内を案内した。『国や地域によって求めるものが違う。彼らに受ける場所を探りたい』(観光政策課)。韓国で人気だったのは萩市のネコ寺として知られる雲林寺。境内がネコグッズで埋め尽くされている。台湾ではガラスアクセサリー作りや、ふぐ解体ショーが喜ばれた。婚前写真ツアーを行う風習のある香港向けには撮影ツアーを検討。タイはサイクリングが人気で、県内のサイクリングロードを走ってもらうという計画が動き出した。『ブログやインスタグラムで発信する本音の感想や個人の写真は印象が強い。絞り込んだテーマなら、大がかりなPRよりネットの方が力がある』(同)として新年度も新たな取り組みを始める予定だ。


米子空港とソウルを結ぶ格安航空会社LCC『エアソウル』の昨年12月の搭乗率は64.5%と前月から20ポイント以上急回復した。鳥取県では中部で10月に発生した地震による搭乗率低下からV字回復した理由の一つが、SNSだったと見ている。韓国の旅行関係者や雑誌編集者、ブロガーなど200人余りを鳥取に招いた。県では地震からほぼ1ヵ月後には第1陣を受け入れた。鳥取県の宿泊外国人客は4割が韓国人で最多。県幹部は『SNSなどを通じ「鳥取県は通常営業中」と発信してくれたことが何よりありがたかった』と離す。

岡山、鳥取、兵庫の3県の県境に位置する2市3町1村は、2月台湾のブロガーを招くツアーを実施した。海外で知名度の低いこれらの市町村は現地の旅行会社からブロガーによるアピールが効果があるとアドバイスを受けたと言う。智頭急行に乗ったり、湯郷温泉に泊まったりする。さらに兵庫県佐用・上郡町の大型放射光施設を見学し、佐用ホルモンうどんを食べるなど、組まれた予定は盛りだくさんだ。

昨年9月に山口を訪れた英国の人気ブロガー『ビクトリア・ブルウッドさん』の旅行記は、『山口、あなたが聞いたことのない日本で出来ること』とあった。中国地方は富士山といった著名な観光地が数多くあるわけではない。ネットはそれを逆手に取り、外国人を呼び込めるツールと言える。


★日本国憲法制定史の最大のナゾの一つとされているのが、『戦争放棄を定めた憲法第9条を発案したのは、いったい誰か?』という問題だ。発案者に関しては、連合国軍最高司令官のマッカーサー元帥説、幣原シデハラ喜重郎首相説のほか、マッカーサー・幣原合作説、天皇説、吉田茂外相説、などの諸説がある。このうち特に有力な説として論争が続いているのが、マッカーサー説と幣原説だ。

9条発案者の問題は戦後、憲法改正のイデオロギー論争とも結びついて語られてきた。発案したのが外国人なのか日本人なのかは、憲法の『出自』にかかわると見られてきたからだ。もしマッカーサーだとすれば、『日本国憲法はやっぱり連合国軍総司令部(GHQ)の押しつけで作られた』という見方が強まり、『だから早く改正しなくては』という意見に傾きやすい。幣原ならば『憲法の最重要条項の一つである9条の起源はわれわれ日本人だ。決して卑屈になる必要はない』と考えられ、『だから憲法は改正しなくてよい』と主張するのに好都合だ。

そのため、マッカーサー説=いわゆる『改憲派』、幣原説=いわゆる『護憲派』という図式で、両陣営が証拠をぶつけ合って綱引きを演じ、憲法論議の不毛さのシンボルの一つともなってきた。
そんな中、憲法制定史研究の第一人者として知られる古関彰一・独協大名誉教授が最近、憲法制定史を解説した著書『日本国憲法の誕生』(岩波書店)の増補改訂版を取りまとめ、その内容が注目されている。というのも、慎重な検討の結論として、マッカーサー説に軍配を上げているからだ。

古関氏は、憲法が定める平和主義を強く支持し、『護憲派』からの評価が高い研究者として知られる。安倍内閣による集団的自衛権の行使容認や、安全保障関連法の制定に対しても、批判的な姿勢を貫いてきた。この点で、憲法制定史研究のもう一人の大御所で、憲法改正論者として知られる西修・駒沢大名誉教授とは、対極的な立場をとってきたといえる。その古関氏が『9条発案者はマッカーサー』という見方を示したことのインパクトは小さくないだろう。

やっぱりねGHQの押し付けなんだよね、日本国憲法は。マッカーサーはその後米ソの対立が激化したことから反省したのか、自分は9条の発案はしていないと証言している。真っ赤なウソだろう。アメリカ人は自分の利益のために、ウソを平気でつく国民ではある。


★あの単発機で、空中曲芸のような技を競う、国際大会『レッドブル・エアレース』第2戦が米サンディエゴで行われ、日本から唯一参戦していた室屋義秀(44)が優勝した。昨年6月千葉で行われた日本大会に続く2勝目。新しいスポーツがどんどん出て来るねえ。

『レッドブル』は、コカ・コーラにも似た炭酸飲料で、オーストリアのレッドブルが本拠地。タイで売られていた炭酸飲料にヒントを得て、改良を加え、欧州で大ヒットしたもの。冬場、欧州のプロサッカー競技スタジアムで、ウォッカをレッドブルで割って飲みながら、応援するのがその典型スタイルとか。レッドブルはプロサッカーチームをザルツブルグとニューヨークに持っており、ザルツブルグは自前のピッチを持っている。お金持ちで、年間160以上のスポーツに500人以上のプレーヤーをスポンサー支援している。

★すごい社会的革命だ。セブンなど大手コンビニ5社が2025年までに国内全店に、消費者が自分で会計するセルフレジを導入する。商品にはICタグがついており、買い物を入れた籠を、清算機にかざせば瞬時に生産額が表示される。ICタグは今10円代までコスト削減が行われているが、更なる削減努力を重ね、25年にはおそらく3円程度にもっていく目算だろう。コンビニには、苦情処理、相談処理用の店員は必要だが、複数は必要なく、コンビニバイト需要が激減する社会現象もまた現れる。

ICタグは全世界的に、次世代機器として開発されており、テキサス・インスツルメンツなども生産している。日本メーカーでは、ソニー、日本信号、村田製作所などが参入し、コスト削減にしのぎを削っている。20年前には日立も参入していたが、選択と集中で、現在は参加していない。


★新日鉄の高級鋼板製造技術が韓国の鉄鋼大手ボスコに流出していた問題で、新日鉄が産業スパイとして責任追及していた10人の元新日鉄従業員側と和解した。元従業員側全員が謝罪し、1億円を超す解決金を支払った者もいる。ボスコとは300億円の和解金で解決し、その後も特許使用料を支払うことになっている。この高級鋼板技術は、自動車用鋼板などに使用される付加価値の高い鉄鋼製品。日本の鉄鋼技術の高さを示すものとして名高い。

★16日の、アジア卓球選手権決勝で、17歳の平野美宇が優勝。感涙を流した。リオ五輪では、控え選手で、試合に参加できず、くやしい思いを。その悔しさをバネに、以後攻撃的プレーヤーにスタイルを切り替え、今回の快挙を達成。世界最高水準を誇る中国選手を破り優勝。なんとも輝かしく、希望を与えてくれる17歳ではあります。

★NHKの『釣瓶の家族に乾杯』が、放送開始20年を迎えた。毎回、あちこちの地を訪ね、徘徊してその地の家族達に接するという、今はやりの訪問突撃番組の祖。毎回ゲストが招かれるもの特徴だが、このゲスト、NHKドラマに出演する人が多い。要するにNHKは二重、三重に出演者を露出させ、視聴率アップにつなげようという算段。公共放送の上に胡坐をかくのではなく、自らの努力で市場拡大を図る、という心意気はいいですねえ。


★ある高齢受刑者のニュースが報道されていた。高齢受刑者は、刑務所を出所後5人に1人が再犯に陥ると。この受刑者は、人生85年のうち、50年を刑務所で過ごしたと。客観的事実として、社会的孤立が指摘されていた。本人の出所しても頼る人もなく、心寂しいと。幼少時、父親から虐待を受けたことから、居場所をなくし、22歳から刑務所通いに。今、NPOが世話をするグループホームに入居し、周りの人達との交流も出来るようになったと、喜びの表情で語っていたのが印象的だった。犯罪を犯す者にはそれぞれの理由があろうが、幼少時の虐待が心因となるケースは多いとのこと。まさに幼児、三つ子の魂が長じても続くという訳なのだなあ。

★その生き方や、良し。日本電産の永守会長が、数十億円単位で私財を次々投じ、資金難にあえぐ大学を支援している。『税金はどう使われるか分からんが、寄付なら使い道がはっきりする。全部使ってあの世に行くということや。教育が一番良い』。永森会長は、3月、京都学園大学で、2020年に工学部新設を目指す同大学を支援するため、100億円以上を私財でまかなう構想を発表した。『大学を作るのが夢だった。他国と比べ日本の大学は即戦力を出せていない。企業や社会が求める人材を育てる。金も口も出すよ』。既存の大学の脅威となる存在になってほしい。

今月には、日本電産が京都大学に次世代モーターを研究する寄付講座の開設を発表。永守会長は京大の山極総長と握手を交わし、今後5年間で2憶1千万円を寄付すると約束した。高座を担う中村教授は『ひも付きではなく、我々がやりたいことをやれと言ってもらえたので、基礎的な原理からじっくりと研究する。環境にやさしい次代のモーターを開発したい』と意欲を語る。京都学園では設計や生産の現場で不足する技術者を養成し、京大の講座は長期的に同社に還元出来る基礎研究に照準を合わせる。いいですねえ、永守さんの考え方、行動。ユニクロの柳井さんにも真似て欲しいですがねえ。


★今時、『格安スマホ』の競争は激しいとは感じていたが、もうそれを通り越して、ヒートアップ、沸騰寸前の様相。なんと業者数は600にも上ると。曰く『業界最速、業界最安』。ところがどっこい、つながらないは、スマホは故障するは、サービス窓口に電話を入れてもいつもつながらないわ、など劣悪な業者対応。その氷山の一角に消費者庁がメスを入れ『業務改善指示』を。その劣悪な業者名は『フリーテル』。やっぱり、少々高目でも、大手筋の商品を使うに限りますなあ。

★国立公園、国定公園は、風光明媚な、自然の豊かな地域を国が指定し、国民に広く来場を呼び寄せるもの。その公園たちも、指定から年数も経ち国民からやや飽きられた時代になった。思えば2020年はオリンピック。環境庁ははたと膝を打って、この機会に国立公園、国定公園に外国人客を呼び寄せ、日本国の美の誉を周知したいと。そこで8つの国立公園に昨年度、今年度合計200億円の予算をぶち込み、古い施設の撤去や新しい風にあう施設づくりなど再開発力を入れることにした。なんともご都合主義だが、まあやらないよりましか。その予算がぶち込まれる国立公園は8つ。^ご─↓⊇熟妥槌幡平、F↓ぐ棒志摩、ヂ膸咳4堯↓Πち匹じゅう、П誓臈形陝↓┠栂百崕島。しっかり頑張って外国人客を呼び寄せてね。

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