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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『AIが変える世界の景色Ⅱ―殺人ロボットは防げるか』

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★今日の画像は、溶岩流出噴火をする『新燃岳』と、人気モデル『ダレノガレ明美』です。父をブラジル人、母をイタリア人に持つ混血女性。日本国籍を持ち、現在人気沸騰中だそうだ。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★『殺人ロボット』を防げるか。昨年11月、AIが判断して動かす兵器に関する初の国連公式専門会議がスイスで開かれた。きっかけは起業家達の声だった。

『野放図なAIの開発競争は、1ドルで人を殺せる世界をもたらす』。インターネット無料通話サービス、『スカイプ』共同創業者のジャン・タリンはこう警鐘を鳴らす。タリンは05年にスカイプを米イーベイに売却。得た資金でスタートアップなどに投資し、研究者と意見を交わす中で敵対的なAIが生まれる危険性を強く意識するようになった。それを防ぐ活動に自らの資金と労力を投じることに決めた。

タリンの祖国エストニアは、ドイツやロシアなど周辺の列強の争いに翻弄されてきた。旧ソ連から独立出来たのも不当な占領への対抗意識が国民に広がったため。『今こそAIの負の側面で共有しなければならない』とタリンは強調する。今、AIの開発は国家間競争に突入している。中国は30年までにAI関連の市場規模を170兆円に拡大する計画を発表。ロシアのプーチン大統領は『AI開発のリーダーが世界の支配者となる』と言う。規律なきAI開発競争は世界の分断を起こしかねない。

17年12月、普段はライバルとして激しく争う30以上の企業や組織が『人とAIの共存』など7つのテーマで議論を始めた。数年内にAI開発のガイドラインを作る予定だ。議論には米グーグルや米アクセンチュア、ソニーなどの企業以外に人権団体なども参加する。プロジェクトを主導するのはIBMの『フランチェスカ・ロッシ』。『AIの警察になる訳ではない。皆がいいと思える最善の方法を示すつもりだ』と言う。

一方で現状は、プロジェクトの参加企業は欧米が大半で、日本から加わるのはソニーだけ。欧米の考え方が基準になる恐れがある。『多くの業種、地域の企業が参加しなければ理想に近づけない』と呼びかける。ロボットが生みの親である人類に反旗を翻す。SFで描かれてきたシナリオが現実に起こることを防ごうと、開発の最前線で連携の輪が広がりつつある。


★<肺ガンを克服>『肺ガンで間違いないと思います。リンパに転移している可能性もあります』。2009年(平21)7月、20年近く健診を受けているクリニックの先生から紹介された慶応大学病院でこう宣誓された。60歳。還暦を迎えたばかり。会長になり1年余り、余裕も出て来ていた。

色々なことが走馬灯のように思い出された。1956年(昭31)に入学した小学校に始まり、バレーに熱中した中高時代。大学での学生運動、そして社会人生活。回想しているとふと涙が頬を流れた。『社長業は命と引換だったのか』と心底思った。暴飲暴食をした覚えはないのに体重が短期間で13キロ増えたこともある。株価が低迷し買収の危機が現実味を帯びた時は奥歯が6本も抜けた。代償は大きかった。

手術日は8月。会社には腰の手術と伝え、妻にだけ本当のことを話した。5時間の手術を終え、執刀医からは『5年後の治癒率は7、8割です』と言われた。2年後の検診で『影がある』と言われた時には本当に覚悟をしたが、再検査でシロと分かる。5年が経ち、治癒している、と太鼓判をもらった。命の恩人だ。


簡単に家族のことを話したい。最初の結婚は東京教育大学の同級生。1男2女を授かるが離婚。その後、西友の人事部時代の部下だった小林珠江と再婚する。彼女も2人の子供を持つバツイチだった。彼女は働き続け、1,600人希望退職の指揮を執るなど辛い時期でも子供達をちゃんと見守ってくれた。血のつながりを越えて家族の結束は強い。毎年元旦に全員、家族全員20名程度が自宅に集まるのは彼女のお陰だ。

西友がウォルマートに買収された後も、彼女は人事やCSR関連の部署を担当し、日本的な役職だと常務取締役まで出世した。西友時代を課長で終えた私とは大違い。当然、頭は上がらない。(良品計画松井忠三元会長)


★<ガンバファンの怒り>サンフレッチェがカップ杯でガンバに4-0で快勝したということは、ガンバ側から見れば悲惨なる敗北になる。と、あるファンがこう書いている。『J2に落ち損なったチームの2軍にこんな負け方をするなんて』、とブログで大怒り。以下。

初めに書く。この試合俺はハイライトも見ていない。0-4で負けたゲームのハイライトを見てそこから切り取ってどーたらとかそんなだるいことしてるほど暇ではない。今日は休みだが、昨日は終電2本前、ぼちぼちな疲れ方もしている。そんなわけで今ガンバに対し感じている感情をありのまま書く。

まあ結果は言うまでもなくゴミ。ゴミクズ以下の何者でもない最低最悪なものだ。一体何をすればJ2へ落ち損なったチームの2軍に、ベストメンバーで挑んでこうなるのかは理解できないが、最も気に食わないのはツイッター上に踊る、『闘えていない』の文言だ。これはどう言うことや?ホームやぞ?まして今日は親会社の100周年記念日、そんなメモリアルデーに仮にもパナソニックの子会社がこんなザマでスポンサーがいい顔してくれると思うのか?ガンバの名と言うよりパナソニックの名に泥を塗っている。しかもべちゃべちゃに。捨てられても知らんぞ


フロントにしても監督コーチ陣にしてもこの結果をどう受け止めるか、これは極めて重要だが、一歩間違ってもやってはいけないのはクルピを切るという決断だ。これをやっても何も解決しない。前のエントリーでも述べたが変革への道は長く険しいと言うことはもう随分前から証明されている。0-4で負けることが変革に必要かどうかはさすがに疑問符は付くが、若い選手達はこうした悔しさを糧にして成長していくのだ。調子に乗らせるよりへこませるくらいの方がちょうどいいだろう。そしてそんな選手達を恐れず起用するクルピは長谷川に比べ遥かにマシだ。たかが3試合で切るような愚行はさすがにないと思うが、もしやったとしたら長谷川を引っ張った理由をわかるように説明してもらわないと気が済まない。というか中にはあいつの方がマシだのやんだのとほざいてる自称サポーターが居るらしいが、サッカー知ってるのかな?(笑)


★<オーストラリア・パース>広大なオーストラリア。人口はほぼ東部から北東部に集中しているが、西の端に『パース』という都市がある。人口は200万人ばかりで、美しいけっこうな街だが、なぜこの西の端で発展したのか知らなかった。つい先日、NHKのBSでパースの街歩きレポートが。それによると古い町であり、金が産出され、オーストラリアで初めての造幣局が建設されたそうだ。その造幣局には、エリザベス2世をモチーフにした1トンに及ぶ純金の金貨が展示してある。時価58億円とか。

さらにパースの歴史を紐解くと、パースはオーストラリア大陸西部でヨーロッパ人が建設した最初の大規模な入植地となっている。1826年、イギリス軍はフランス軍の入植に先んじるためアルバニーに基地を建設し、入植を開始したとある。西オーストラリア州は鉱物資源が豊富であるが、特に金、鉄鉱石、ニッケル、アルミナやダイヤモンドといった資源の度重なる発掘ラッシュによって都市が成長したとある。一度は訪ねてみたい美しい街ではある。


★<変貌する大学入学市場>『全入時代』を迎えた大学入学市場だが、現在予想だにしなかった大きな変化が起きている。大学が狭き門だった時代に受験した中高年の人々には、思いもよらぬ大学が人気を博している。関東の私大なら早慶上智にICUやMARCH(明治、青山、立教、中央、法政)。関西なら関関同立あたり、が、当たり前と思っている面々は、近年人気の大学を聞いて驚くはずだ。

『ここ数年、志願者数で1位の大学は近畿大学です。今年トップとなると5年連続で志願者数日本一になる。MARCHの中では法政が16年に過去最高の16万人超えを果たし、昨年は私大の志願者2位に。今年の志願者数も好調と聞いている』と、受験関係に詳しい人の証言。近畿大学は、リクルート進学総研が発表した『進学ブランド調査2017』でも関西大学と並んで関西圏の大学で1位に。これまで関関同立の下の『産近甲龍』の一角とされてきた大学が、なぜここまで人気になったのか。

『それは戦略のうまさ。近大の広報トップは少し前まで大手鉄道会社の広報担当で、PR会社を使わず広報している。実際、広報の方と一度名刺交換をすると、大学内で共有されて、さまざまなプレスレリースが届くようになる。「早慶近」「マグロ大学って言うヤツ、誰や?」など、ユーモアのあるコピーなども注目されている』との証言もある。


近大の水産研究所がマグロの完全養殖に成功し、その出荷や料理店の運営などベンチャービジネスを成功させているのは有名な話。一方で『早慶近』のキャッチコピーは、英国の教育雑誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』の『世界大学ランキング2016-2017』で、慶応、早稲田と並んで日本の私立総合大学の上位行3校に近大が入ったことにちなんだもの。

『近畿大学は出願数が多いというニュースやマグロのネタを高校生の頃から聞いていた。最近は身の程をわきまえず調子に乗っている人を「早慶近かよ!」とツッコむのもはやっている』(早稲田大1年女性)。

一方、MARCHの中でも、かつては学生運動が男臭いイメージだった法政が人気なのは何故か。『法政大学が教育内容を磨き、校舎をキレイにしたのも大きいが、要因の一つは学生の安定志向だろう。今の学生は無理して上の大学を受験して落ちたくない。一方で大企業への入社はMARCH以下だと今も厳しい。そこでMARCHに入りたい学生の間では、5つの大学の中で序列が下の法政が人気になる。また法政は1回の受験で14学部すべてに出願出来るので、同じ受験で文学部にも理工学部にも挑戦出来る』(関係者)。


<2017年志願者数増加数> 2017年志願者数/増加数(人)
 1. 近畿大学   146,896/26981
 2. 法政大学   119,206/17,230
 3. 東洋大学   101,180/16,294
 4. 日本大学   112,583/8,025
 5. 専修大学    44,462/7,926
 6. 京都産業大学  43,155/7,715
 7. 中京大学    34,696/7,065
 8. 早稲田大学  114,983/6,944
 9. 同志社大学   56,152/6,005
 10. 東京農業大学 34,113/5,979

東京農業大学がベスト10に入っているのに面白さを感じるねえ。日本の農業も2ちゃん農業から、大規模企業型農業への転換が進む時代。新しい農業への将来の自分の仕事の行く末を考えてのことだろうが、新しい潮流になるだろうなあ。


★<カープ新バッテリー>カープのリーグ3連覇のためには、新たなる若手戦力の台頭が必須になる。それがチーム力を底上げする原動力の1つになるからである。今季、その有力候補が、捕手の坂倉と投手の高橋昴也である。

筆者はたまたま昨季、2人がバッテリーを組んだファーム日本選手権・巨人戦をテレビで観戦した。一口で言うならば、2人共、野球センスに優れており、ただ『打って守る』『投げる』以上のものを感じた。坂倉は昨季、5年前の鈴木誠也以来となる高卒野手1年目でその1軍初安打をマークした。2軍でも捕手として多くの試合に出場。その結果、ウエスタンリーグ2位の0.298という打率を残した。打撃スタイルは1発長打狙いではなく、あらゆるコースの球をヒットゾーンに飛ばせる巧打者である。


一方の高橋は昨季、春先に故障で出遅れた。しかし夏場以降、登板する度に力を伸ばしていった。あのファーム日本選手権でも、140キロ台後半のストレートと多彩な変化球で巨人打線を手玉にとった。その光景は、カープ待望の本格派左腕の登場のように見えた。互いにまだ19歳。それぞれの論評が面白い。坂倉は言う。『高橋は物静かな男ですが、マウンドに上がると人が変わる。特に得点圏に走者がいくと目の色が変わる』。一方の高橋は言う。『坂倉はもう「ベテラン」の風格を持っている』と。恐らく今季中に、ファンは1軍でこのバッテリーを見ることが出来ると思う。(迫勝則筆『カープの独り言』)

カープの現在の強さは若い選手達の台頭であろう。緒方監督も、リーグ3連覇のためには若手の台頭が必須と語る。坂倉、高橋以外にもいるいる。今季入団のドライチ中村が『開幕1軍』と言う、とてつもない大望を抱いてダッシュしている。面白い今シーズンのカープではある。


★<サンフレッチェ暫定首位>Jリーグはたかだか3節を終了したばかりだが、サンフレッチェが出だしダッシュし、3連勝。3連勝は1994年(6連勝)以来とか。昨季J2降格を争ったチームとは思えない堅守に攻め。札幌、浦和、鹿島と満遍なく勝ち、名古屋の試合が今日残っているので勝点9の暫定首位。スコアは1-0。勝因は金崎に仕事をさせなかったこと、GK林が活躍したことだな。PKを取られたが、金崎のキックを林が見事にセーブ。得点は大宮から移籍した和田。これまでの試合もうまいプレーを見せていたので、この得点は納得。和田が敵のエリア内にいて、川辺が右から切り込み、難しいグランドクロスを入れたが、これを鹿島のDFがセーブアウト。が、その球を和田がインターセプトし、ワントラップして冷静にニアサイドにゴール。見事だった。サンフレは鹿島を天敵としているだけに、この勝利は金星だ。次節は磐田。ここも苦手なチーム。しっかり守って4連勝をプレゼントして欲しいなあ。

城福監督流の、先守の戦術がうまく機能している。城福監督にしても、恐らくスタート3連勝は初ではあるまいか。オフに鍛え上げた選手達の活躍がとても嬉しいと思う。このまま突っ走ってくれ、だな。


★<財務省記録書き換え>ウソつき財務省が、自殺者まで出してやっと記録の書き換えを認める。明日発表だそうだ。何とも恥ずべき阿倍に麻生だ。前川前文科省次官は、『書き換えは政治への忖度だろう。無理なことを役人はするはずがない。何らかの政治的な力が働いている』と述べている。辞めた佐川国税庁長官には『辞めるなら、もっと自由に発言したらいい』と語った。政治が信用、信頼できない国家日本。こんな国に誰がした。誰だ犯人は。

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