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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『スタートアップ起業⑨ 傘売りから、駐車場シェアサービスに』

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★今日の画像は、『次期フィアレディZの想定イラスト』と、有名大学卒が入社する『kmタクシーの新入社員ドライバー』、そして桜、広島市吉島公園のサクラ、なかなか見事です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★ライドシェアや民泊と並んで注目を集める『駐車場のシェアサービス』。その先駆けである、大坂市の『アキッパakippaの金谷元気社長(33)』は、全国の数ある空き地や遊休不動産を稼働率た高い駐車場に変えてきた。『大坂から世界一を目指したい』と意気込み、人と人を結ぶモビリティー(移動)のプラットフォーム作りに邁進する。

『アキッパ』は、会社や個人が持つ空き駐車場と利用者をネット上で仲介する。昨夏時点で1万2千拠点を確保。わずか4年弱で駐車場業界の最王手に匹敵する企業に成長した。貸し手は場所や価格、現場写真を登録する。料金はネット上でやりとりするため料金メーターの設置も不要だ。借り手はスマホのアプリなどから利用日や場所を検索して予約する。出先で駐車場を探す手間が省け、周辺の時間貸し駐車場より3~5割安いのが魅力だ。

駐車場のシェアサービスを思いついたのは、社員の何気ない一言が発端。金谷さんは09年に携帯電話などの販売を手掛ける会社を創業。その折り、社員に困り事を一斉に書き出す機会を設けた。その時出て来たのが『駐車場は現地まで行かないと、駐車出来るか判断出来ない』という悩みを見つけた。コインパーキングを導入するには初期投資が必要だが、スマホで決済出来れば精算機の代わりにもなる。

調査を進めたところ、違法駐車が多い一方、空き地や空き駐車場が多いことも分かった。色々準備を重ね、14年に空き駐車場と利用者をネットで仲介する『アキッパ』サービスを開始。読みは的中し売上も順調に増え、15年2月には株式会社に変更し、拡大を続けている。


金谷さんの強みである営業の粘り強さは、サッカー選手時代に培った。高校卒業後にはプロを目指し、地域リーグに所属。生活費に負われる日々もあり、知恵を絞り、手持ちの1,000円で100円の傘を10本購入、雨の日に300円で販売したところあっという間に完売。この時に自分で付加価値をつけて商品やサービスを提供する過程に楽しさを覚え、起業を意識するようになった、と。

アキッパは経営理念として『なくてはならぬをつくる』を掲げる。以前、金谷さんが自宅で停電に遭った際、『電気のように世界中の人から必要とさせるサービスを作りたい』と強く感じた思いを忘れないためだと言う。

アキッパは遊休不動産を抱える大手の不動産や、沿線の人口減で空き地が増える鉄道会社にとっては魅力的な提携相手となる。大手企業は空き地を貸し、駐車場に変え、アキッパを活用して稼働率を高めることが出来る。JR西日本や三菱地所、阪急不動産などと提携。総額16億円以上の資金調達も実施した。

駐車場や民泊を始め、シェアリングエコノミーは既存の産業を壊すとの意見もある。一方で金谷さんは、『需要が多い分野で補完しあえるもの』との見方を示し、ライバルではなく、より便利な世の中にするためのサービスと位置づける。法令上の問題などから、日本は海外より普及率が遅いとされるシェアリングサービス。その先駆けとして金谷さんは人と人を結ぶため、柔和な笑顔を持ち味に全国を駈け回る。

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★<緑のリストバンド>プロ野球の選手が、試合中に左腕先につけている『緑のリストバンド』。何かのシンボルだろうとは思っていたが、なんと、『温暖化防止アピール』なんだねえ。NPBが2008年から採用、また販売している。その益金でグリーン化へ参画、寄与すると。試合時間の短縮、栗の苗木の植樹などを行っている。なるほど、ザ・ワールド、だねえ。素晴らしいことだ。


★<桜祭りの誤算>全国過半、関東以西では今週末色んな『桜祭り』が予定されている。が、これほどの暖かさが続き、もうすでに落花の時期。金曜日には雨も予想され、桜の花が心配される。が、ある開催地では、ソメイヨシノが早かった分、八重桜の開花が早まり、うまく行くとも。まあ、毎年桜の季節はあれこれと気をもむことが多い。昨年は満開時に雨と風にたたられて、散々な花見シーズンだったから、ことしはやや恵まれているとは言える。


★<早慶有名私大の新卒が運転手に>東京大手のタクシー会社『kmタクシー』の入社式。『残念ながら、社会から正当な評価をしていただいていない』と社長の無念の挨拶。『入社を決意した私を待っていたのは、家族や知人の疑問や反対の声でした』とつらい体験を告白する新入社員。『自己肯定感を高く持ってください。何でこんなつまらない仕事をと思っても、次のキャリアを選ぶ時の財産になります』と転職を見据えた、来賓の挨拶。

晴れがましい入社式にこんな発言がとびだす『km国際自動車』。タクシー以外にも貸し切りバスや自動車機器のリース事業なども展開している。今年度は163人が入社した。うち146人が大学を卒業した新卒ドライバーだ。出身大学も早稲田、慶応、関西外大、法政、日大など有名校が多い。採用担当によると、タクシードライバーという職業に惹かれてエントリーした学生は1割にも満たない。何故?仕事の内容より、価値観、何より『多様性』を大切にする新社会人達の姿だ。

国立の山梨大学教育人間科学部から入社した男子学生。特にやりたい仕事はなく、合同企業説明会をふらふらしていた時に声を掛けられたのが国際自動車の採用チームだった。タクシーに乗ったこともほとんどなく、国際自動車と言う名前から外資系の自動車メーカーと勘違いしたほどだ。しかし、新卒タクシードライバーになった先輩社員の話に強烈に惹かれた。いろいろなお客と話すことで、価値観が変わったと。自分に価値観が固まっていない学生は、やりたいことが見えてきたらその道に突き進もうと。この思いを採用担当者は認めてくれた。


こんな企業は他にない、と。両親には『何のために大学に行かせたと思ってるんだ!』と猛反対された。やりたいことのために、一番いいツールがタクシードライバーなんだと何度も説得。タクシードライバーが長時間労働で稼げないというのは昔の話。大卒の平均初任給は20万6千円だが、国際自動車の新卒ドライバーの月収は平均27万円。年収の平均は1年目311万円、2年目で417万円、5年目553万円だ。業界内でもかなり高い水準だ。

最近は女性の採用にも力を入れていて、新大卒146人中、女性は24人だった。そのうち一人が慶応大商学部卒の女性。同級生達の就職先は、広告・コンサルティングファーム・銀行など。『とんでもないことするね』と言われたが、迷わなかった。彼女にとって重要なのは、仕事の内容ではなく、どう生きるかだ。そして多様な価値観を持つ国際自動車を選んだ。

西川社長は、配車アプリの乱立や、自動運転の開発などを挙げ、『タクシー業界の中で大きなうねりが襲ってきている』と語り、そしてこう問いかけた。『我々は非常に重要な仕事をしています。人命を預かり、かけがえのない輸送を行っていると自負しています。IT、IOT、AIに人が使われてはいけません。目指さなければならないのはお客様とのコミュニケーションが取れる乗務社員であること。一番大切にしているホスピタリティはずっと続けていかなければなりません』。まっこと、見事なり、国際自動車kmだ。


★<カジノ入場料6,000円>新しく導入される『カジノ』の入場料が6,000円と決まった。自公で合意した。拙者は、賭け事、宝くじにからっきし弱く、パチンコでも大きく勝った記憶はないし、ルーレットもヘルシンキのホテルで遊んだが、勝たなかった。マカオでもカジノには入らなかった。入場料がいくら高くても、安くても拙者にはとんと関係ない話だ。


★<サンフレ-川崎戦もう一つの誤審>サンフレが川崎に1-0で勝利した一戦、ロスタイムでの川崎の長谷川のゴールがオフサイドとなり、川崎選手が誤審のアピールを強くし続けた試合。この結末。産経の報道では、試合後、川崎と審判団が話し合って、審判団が誤審と認めたそうだ。鬼木監督は『選手がかわいそう』とこぼし、反面FW小林は『審判のミスにだけでなく、自分達にも目を向けないと』と冷静だったそうだ。

また、サンフレファンのブログの中に、得点を挙げたパトリックがゴールするコーナーキックの判定も誤審ではないかと。DAZNの取り置きで確認してみた。確かに、ヘッドでゴールライン外にボールを出したのは、川崎の車屋だったが、オフサイドの位置で、サンフレの柏が車屋のヘッドに対抗する動きをしている。それほど厳しい対抗プレーではなかったので、審判は流したのだろうが、昔、サンフレがシュートを決めた時、オフサイドの位置にいた佐藤寿が、片足を上げてシュートボールをよけたのがオフサイドに取られたのを覚えている。とすれば、オフサイドの位置で、ボールに触らなくても、イン・プレーの柏の動作はオフサイドに取られてもおかしくはなかったのだ。―画像参照―

その理屈から行くと、パトリックのゴールは幻になるのだろうなあ。確かに、車屋がヘッドで逃げて、コーナーの判定があった時に、川崎の選手4、5人が手を振って誤審のアピールをしていた。サッカーの審判判定は、瞬間的な判断だから、微妙なものが多くなるのだろう。これからは拙者も、誤審もサッカーのうちと寛容・寛大な姿勢で観戦するようになければならないな。(笑)


★<大谷DHで初回本塁打、97年ぶりの記録>エンゼルスの大谷翔平が、3日、本拠地インディアンス戦で8番DHで出場し、初回、右越え3ランを放った。本拠地デビュー戦、メジャー6打目で待望の一発が飛び出した。本塁を踏んだ直後は笑顔でベンチに戻ったが、チームメートは『無視』。大谷が手を挙げてアピールしたところで、チームメートからもみくちゃにされた。大リーグ流の祝儀だ。手荒い祝福を受けた後はベンチを飛び出し、ヘルメットを取って地元ファンの大声援に応えた。

球団によると、大谷は1日のアスレチックス戦で勝利、勝利投手が2日以内に打者として出場した試合の初回に本塁打を記録したのは、1921年6月13、14日のベーブ・ルース以来、97年ぶりの偉業となるそうだ。まさに偉大なり大谷翔平君だね。この日の成績は、4打数3安打の猛打賞。アメリカでも存在感が増している。


★<東大合格17人、海外に飛んだ>2008年にベネッセグループが開講した進学塾『Route H』では、これまで17人が東京大学とハーバード大学やイエール大学などの名門大学の両方に合格している。だが、17人全員が海外大学に進学し、東京大学を選んだ生徒はいなかった。『日本国内における』大学進学の頂点として東大に行くのではなく、世界的な視点から大学を見た結果、海外大学への進学を選ぶ生徒が増えている』と語る。

が、海外大学への進学は何も今に始まったことではなく、小村寿太郎時代から、先進国の知識習得に多くの若者が海外に渡っている。あの東大総長を務めた会津藩出身の山川健太郎もイエール大学を出たと記憶している。松方コレクションの松方幸次郎は、東大予科から東大を蹴って、イエール大学に進学し、川崎造船の立役者として大活躍し、あの松方コレクションを世に残した。大志を抱く若者は、語学の習得から初めて苦労、努力し海外に留学したのだ。僭越ながら拙者の甥が、今ドイツのボン大学に生命工学で留学中。世の中、若者達の行動を見ていると、日本を中心には動いていない事を見通している証左でもある。百聞は一見にしかず、高杉晋作が上海で中国が欧米から虐げられているのを見て、即攘夷を捨て、開国派に趣旨替えしたのは有名な話。外を見ずして、内を語る無かれ、だな。


★<パリーグの平日デーゲーム>面白いと言う、理由がよく分からないが、パリーグはこの時期でも、平日デーゲームを組んでいるんだね。広島などではとても平日だとファンの入りは良くない。昨日のゲームで、日本ハム-楽天、ソフトバンク-西武はデーゲーム。前者が2万4千人、後者が1万9千人の入場者だからナイターとそれほど変わらないと言うことかねえ。セリーグでは、ファンサービスの面で平日デーゲームなんて考えられないけどな。


★<カープ5連勝ならず>カープは、昨夜ヤクルトとの第2戦を戦い、5-8で負け、開幕5連勝はならなかった。高卒2年目でマエケン以来の開幕ローテに入った、16年ドラフト2位の『高橋昴也(19)』が、初先発。3回までは何とかしのいだが、4回につかまり、バレンティンに3ランを浴びて5失点。ボールが真ん中に入った。それでもカープは6回表、3本のホームランで同点に追いついたものの、継投投手が持たず、一方ヤクルトの継投石山が好投し、敗戦となった。高橋は投球を振り返り、『緊張とかではなくて、自分の力を出し切れなかったことが反省だ。次回はランナーを出しながらも、粘っていく投球をしなければいけない。この経験を生かしたい』と意気軒昂だった。問題はコントロールだね。直球には伸びがあった。『バレンティンのところも、石原さんの要求より中に入ってしまった』と反省。このような投球が防げれば、戦力になりうると見たが、どうなるか、な。追い越せ、マエケンを、だ。

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