★今日の画像は、ロシア・ザギトワの豹のコスチュームと、NHK退社が表面化した『有働由美子』、今年の桜、広島縮景園の河津桜と彼岸桜です。この2種の桜はソメイヨシノに先立ち春を伝えてくれます。ピンクの色も濃い目です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★古くさい、汚い、使いにくい―。こんなイメージを打ち破り、進化系コインランドリーの開発にいそしむ男がいる。『Wash-Plusウォッシュプラス』(浦安市)の高梨健太郎社長(44)。洗剤を使わず水のみで洗い上げるコインランドリーを展開。子どものアレルギーを気にする母親に支持されている。
『テスラ創業者のイーロン・マスクさんと年齢はほぼ一緒ですが、私はまだスタート地点に立ったところですから』。愛車のテスラ『モデルX』のハンドルを握りながら笑う高梨さん。生まれ育った浦安市で不動産業を経営する一方、2013年から『新型コインランドリー』の開発・運営に着手した。不動産は手堅い事業だと思っていたが、転機が訪れたのは11年の東日本大震災。浦安市の液状化で顧客が減り、賃料も下がった。
そんな時、飲み会の席で、知人の税理士に『地方でコインランドリーが人気らしい』と聞いた。半信半疑で調べてみると、都心にもまだビジネスチャンスがありそうだった。丁度空き室が決まっていた自社物件のアパートの1階にコインランドリーを開設してみた。その時、妻の一言がヒントになった。『最近はアトピー性皮膚炎になる子供が多いから、きちんと保湿して』と。そこで思い出したのが、市の施設で目にした『水で油を落とせる』と言う工業用の強アルカリイオン水のポスター。水だけで洗濯出来れば皮膚疾患の心配もない。
しかし水で洗うコインランドリーを共同で開発してくれるパートナーを探し業務用大手を何社か訪ねたけれど、結果は惨敗。『洗濯の泡立ちが目に見えなきゃ客は来ません』と笑われて。諦めかけていた時、後輩から業務用洗濯機の『山本製作所』(尾道市)を紹介された。当時の社長は熱心に耳を傾け、2つ返事で快諾してくれた。早速アルカリイオン水20リットルを尾道市に送った。コスト面からアルカリイオン水は自社で精製することにした。初期投資は2千万円。父親らは猛反対したが、『失敗したら改良すればいいから、まずは挑戦しないと』と説得。
13年6月、浦安市内に1号店を開いた。最初の1ヵ月は売上高が10万円程度。だがクーポンを配ったり、娘が通う保育園の母親に説明したりするうち、口コミで人気が広がっていった。場所選びは不動産会社の目利きが生きた。3号店ではキッズコーナー、4号店では貸出ロッカーを併設するなど、利用者の利便性を考えて少しずつ改良を加えた。
最近、山本製作所と組んで開発したのがスマホを使った『スマートランドリー』。QRコードで洗濯機をロック出来る機能や、洗濯中は窓ガラスを曇らせて中を見えないようにする機能を搭載。現在はクレジットカード決済が出来るが、今後は電子マネーにも対応する。
コインランドリーは無人で、顧客との接点が作りにくいが、愛着を持って来店してもらえる工夫を試行錯誤した。国際コインランドリー展では、2年連続表彰を受けた。コインランドリーは自宅に乾燥機がない単身者や、布団などを洗いたい家庭から人気が高まっている。厚労省によると、13年度は国内1万6千軒超と、10年間で4千店増えた。『ウォッシュプラス』は現在、千葉県を中心に9店を展開し、1店舗当たりの売上高は月100万円を超えた。20年には直営店を30店に広げ、コインランドリーが普及する米国進出も視野に入れる。
不動産とコインランドリーの二足のわらじを履く高梨社長の電話は1日に60回以上鳴る日もある。それでも『どんどん新しいことをやって、変革を起こして行きたい』と意気軒昂。起業は何もITだけではなく、日常の生活の場面からも生まれる、というよき事例であろう。
★<吉田兼好>関東の戦国の覇者・北条早雲よりも一世紀古い京都人である『兼好法師』は、著書『徒然草』の中で、旧風をよしとし、新風をいかがわしいものとして、妻との同居をいかがわしいと感想を述べている。この文章の中で、妻メという言葉は、同居という新しい形式の中での妻ツマを指す。
妻メといふものこそ、をのこの持つまじきものなれ。
妻などは男オノコがるもの、持つべきではない、と言う。
『いつも独住ヒトリズにて』、など聞くこそ心にくけれ。
『誰がしが婿に成りぬ』とも、また、『如何イカニなる女を取りすえて、相住む』、
など聞きつれば、無下に心劣りせらるるわざなり。
私は独り住まいです、と聞くと、まことに心にくく思われるのである。それに引換え、誰がしの婿になりました、とか、ある女を家に迎えてともに住んでおります、などと聞く時は、なんと心低きことよ、と感ぜられる。
兼好は下級官人の出であった。その生涯は、安穏ではなくさまざまな渡世をした。公家文化という淡水と武家文化という潮水との入り交じった潮目で棲息したということも、早雲と似ている。兼好の出自は吉田神社の社家だった。母は武家の出であった。宮廷の北面の武士になったこともあり、のち頭をまるめて遁世した。
遁世しても食べることが出来たのは、彼がその時代の歌壇で代表的な一人だったことによる。早雲が京都に住んでいた時代に鞍を作って金品を得ていたように、兼好としては権門勢家に出入りせざるを得なかった。このことが、兼好に屈折と憂鬱という彼の哲学を育てる土壌を与えた。更には、自他へのひそかな批判精神を鋭くさせ、独特のユーモアを持たせるに至る。
兼好の晩年は、足利の世に入っている。足利氏第一等の権勢家である高師直コウノモロナオの門にも兼好は出入りした。師直が、大名の塩治エンヤ判官高貞の妻に懸想し、恋文を兼好に書かせたことは有名である。時代の変わり目に、古さを懐かしみ、尊び、新しい風習に抵抗を示すのは何も今に始まったことではなく、この訪問妻の時代、同居妻が新しい風潮で、いかがわしいと嘆いた兼好もまた人の子であったのだろう。」(参考;司馬遼太郎著『箱根の坂・北条早雲』)
★<サンフレ・川崎の大誤審>首位争奪戦となった、31日のサンフレ-川崎の試合で、タイムアップ寸前に川崎の長谷川が蹴り込んだボールがオフサイドと判定され、ノーゴールとなったのは、どうやら誤審だったようだ。その後、ネットで調べたら、手前のライン際にサンフレの和田が立っており、長谷川はそのラインを越えていなかった。さらには、川崎のクロスからヘッドされたボールは、林がハンドで押し返し、そのボールはサンフレの水本に当たって、川崎の長谷川に流れて来たもので、川崎の選手からのパスボールではなかったと言うこと。つまり、バックパスしたボールをオフサイドエリアにいた相手選手が取って、ゴールしたのと同じでオフサイドではないという理屈だ。難しいが、このユーチューブを見ればはっきり分かる。まあ、サッカーの判定はハンドの反則を含め、微妙なのが多いからな。サンフレもそれで何度も泣かされている。
★<仏3歳から義務教育>フランスで義務教育の開始年齢が現在の6歳から3歳に引き下げられる見通しとなった。移民層などを念頭に幼児期の『教育格差』の是正を目的としてマクロン大統領が主導した。2019年9月の導入を見込み、欧州ではハンガリーと並んで最年少の義務教育開始年齢となる。
フランスには3~5歳の子供を受け入れる『保育学校』があり、希望者は2歳からでも入学出来る。入学は義務づけられていないが、3歳児の97.6%が通っていると。公立の保育学校は無料となっているものの、海外県や移民系住民が多い貧困地域では就学率が低い傾向にある。マクロン大統領は保育学校の就学義務化方針を公表し、『受け入れがたい格差が是正されるだろう』と強調した。
3歳から学校か。ちょっと子供達が可哀想な気もするねえ。フランスでは3歳児教育は、大人達の子供の世話の手抜きの方便になっているのではないだろかしら。やぶにらみかな。
★<偽物市田柿、中国産>日本各地の良質な特産品を守る『地理的表示GI保護制度』で登録された農産品の偽物が主に中国で出回っている。
農水省の調査では『神戸ビーフ』など17産地の偽物が海外サイトで見付かり、品目数は前年の4倍に上っている。本来は日本産品を守り、PRする制度が悪用されているのだ。『偽物が出回ると本物の市田柿の価値が下がる。早く偽物の販売を止めてくれないと安心して輸出出来ない』。中国産『市田柿』がネットで販売されていることを知ったJAみなみ信州の担当者は憤る。
市田柿は、飯田市周辺のみで作られた甘みの強い干し柿で、2016年7月GI登録された。1個100円ほどで出荷される高級品で国内販売のほか台湾に輸出している。愛知県西尾市周辺で生産される『西尾の抹茶』も中国産が見付かった。農水省の調査によると、その他、夕張メロン、松坂牛、大分かぼすなどの偽物販売を確認。中国のサイトが8割を占め、ブラジルや米国のサイトも見付かった。困ったもんだなあ、中国の偽物には。道徳心、正義感が全くないのだろうかしら。ないのだろうなあ。もっとも日本でも偽物ブランド品が出回ったこともあるから、偽物作りは世界共通に流行する犯罪行為なのだろう。
★<NHK番組表示>4月の番組改正で、NHKのテレビ番組表示が変わって、迷惑している。朝のニュースの番組表示が、今までの30~45~60分単位に、朝の4時30分から表示され、予約するのは7:00~7:45を選べば良かった。それが、なんと4:30~7:45まで一括表示になって、番組予約もこの時間帯、3時間15分分を予約するはめに。見るのも、もう3倍視聴で早送り。各セクションで重なるニュースが多く、あまりといえば余り。なぜこんなことをしたのか理由は不明だが、一応NHKに苦情を申し立てよう。なんらかの反応があるか、な。
返答があった。朝のニュース番組が細切れで醜いという批判を受け、一括番組にしたと。録画は時間指定でやってほしいとも。時間指定の録画予約だと、連ドラ録画ができないんだよね。毎日セットする必要があるんだ。面倒だ、と一応投げ返したが、官庁のようなNHKだからもう変化対応はないだろうな。まあ、朝のニュースを見るのをやめるかだな。
★<有働アナ、NHK退社していた>NHK『あさイチ』で長年活躍し、NHKの顔ともなっていた有働由美子アナが3月末でNHKを退社していたと。現場への強いこだわりが理由とみられる。今後の活動は未定と。NHKからコメントを出した。
定年までしっかり働き続けようとの思いはあったが、以前から抱いていた海外での現場取材や興味ある分野の勉強を自分のペースで時間をかけてしたいという思いが捨てきれず、組織(NHK)を離れる、と言っている。まあ勇気ある決断であると同時に、凡人には出来ない相談だなあ。一ジャーナリストとしてNHKの番組にも参加出来るよう精進するとの意思を表明している。ガンバレ、有働君、だな。そういえば、高橋英樹の娘もフジテレ?を辞めてフリーになったな。組織にいると自分の希望ばかりは通らないからな。力のある者はフリーになる、やむを得ん。
★<カープ4連勝>カープが開幕4連勝。昨季は緒戦を落としたが、その後10連勝をして首位街道を驀進した。先発の藪田が初白星。だが、5回、6四死球、3失点は荒れ模様で、6回表に味方が逆転してくれたからの白星のもの。球威はあったが、コントロール面で問題、ありだな。巨人も中日に勝って3勝1敗。カープと競っている。岡本が活躍し、上原が寄与しているのも、広島であの黒田がチームを引っ張っぱり、鈴木が活躍した感触を思い出す。中日は6球団で唯一白星なし。まあ、昨季も開幕5連敗しているから、変わり映えしないプレーなんだな。
★<ベルギー・久保>スイスのヤングボーイズにいた久保裕也(24)が、いつのまにかベルギー・ヘントに移籍していた。今季8ゴールを決めるなど大活躍中。日本代表でも屈指のパワーを持つFWだけに、ケガをせずにW杯に出て欲しいね。何と、昨年1月に移籍しており、移籍金は4億円強だったと。すごい。
★<ユーチューブ本社で発砲事件>米カリフォルニア州サンブルーノにある動画投稿サイト『ユーチューブ』本社で3日、発砲事件が発生、4人が負傷し病院に運ばれた。容疑者は女性で、自殺を図り、死亡したと言う。もうアメリカ、どこへ行っても銃撃事件から逃げられない。唯一逃げる方法は、アメリカ国内にいないこと、行かないことだな。