Quantcast
Channel: Freeman 雑記帳・広島
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1093

『いずみたく物語㉞ 佐良直美、レコード大賞受賞』

$
0
0















《演劇を目指してキャリアをスタート。途中でミュージカルに興味を持ち、ピアノもほとんど弾けないのに作曲家を志望。芥川也寸志、三木トリローなどに師事。野坂昭如と組んでラジオCM曲を500曲も作曲。永六輔との出会いが活躍の舞台を大きく広げた。さがらなおみ、ピンキーとキラーズ、由紀さおり、いしだあゆみなどを育てた。初ミュージカル『見上げてごらん空の星を』は有名。好きになった女性とは結婚しなければならないと信じ、3回離婚、4回も結婚する。日本のミュージカルの興隆に寄与し、活躍した。総作曲数1万5千曲とも言われる、大作曲家。62歳の若さで没した。》

★今日の画像は、J2・レノファ山口を2位に躍進させている原動力背番号19『オナイウ阿道(23)』、三重県竜ヶ岳の純白の『シオヤシロツツジ』、そして、行く春を惜しみ再度掲載する広島市佐伯区の『神原の枝垂桜』です。この枝垂れは樹齢300年超と言われており、平地で咲く枝垂れとしては、国内で最南端になるそうです。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★昭和44年12月31日。この日をボクは一生忘れることは出来ないだろう。場所は帝国劇場。レコード大賞決定の日。決定する30分前くらいから、『たくサン、おめでとう』『たくサンと直美に決まったよ』『良かったね』。帝国劇場の客席の中で、大勢の人がボクに握手を求めて来た。

しかしその人達の表情には、『本当だろうか』という疑いの気持を隠せなかった。佐良直美にショックを与えてはいけないと、『直美、正式な発表があるまで、信じるなよ。信じちゃいけないよ』と戒め続けた。さすがの直美も『先生、入学試験みたいで死にそうだわ』と弱音を吐いていた。

ステージの上での正式発表の瞬間。フラッシュがたかれ、ライトが明るくなり、ボクは初めてその事実を信じ、直美に握手してそっと抱いた。思えば『世界は二人のために』でデビューして、その後大きなヒットもなかったのに頑張ってきた直美。そしてリサイタルで苦しみながらも、大きく成長して来た直美。朗らかで、気が強い、ヤンチャ娘のようで、本当は人見知りする神経質な直美。


ボクはこの年は、心から直美の年にしてやりたかった。ボク自身も、7年前初めて作曲賞を受賞してから、毎年毎年必ず賞を貰ってきたが、レコード大賞だけはもらっていなかった。

欲ではないが、そこに大賞がある限り、7年目に大賞が欲しかったことは、本当に偽らざる気持ちである。ボクはレコード大賞を直美と一緒に貰ったことが心から嬉しかった。(参考: いずみたく著『新ドレミファ交友録』)


★<島耕作35周年特別企画>女優の『りょう』が、日本テレビ系で7月に放送されるスペシャルドラマ『島耕作』シリーズ35周年記念企画『部長 風花凛子の恋・会長島耕特別編』で、主演することがわかった。今年連載35周年を迎えた、弘兼憲史の人気コミック『島耕作シリーズ』の最新スピンオフを実写化する。大手電機メーカー『テコット』の女性部長『風花凛子』、セクハラ・パワハラ、働き方革命、社内不倫など、同時代的な問題に直面しながらも、仕事と恋に奮闘する。まさに『女性版 島耕作』のような物語だ。

私は、今春ふとこの『島耕作』を思い出し、『部長島耕作』から再読を始めた。広島市立まんが図書館の蔵書を借りて。現在『社長島耕作#12』まで読破。最後、会長まで行く予定だ。社会性と企業論理、倫理、ビジネスなどをミックスさせた物語だが、この味付けは著者弘兼憲史のブレーン達が知恵を出し合ったと言う。おそらく弘兼が在籍していたパナソニックの人達ではあろう。


★<早耳、サンフレ優勝の確率>気のはやいファンがおられて、サンフレの今年の優勝について、過去のデータとの比較をしていた。すごいです。頭が下がる。(@_@)

過去の14節終了時点で首位だったチームのその時点の勝点と最終順位を調べてみた。

2017年 30 柏(4位)     2016年 31 川崎(2位)
2015年 34 浦和(2位)     2014年 29 浦和(2位)
2013年 33 大宮(14位)    2012年 30 仙台(2位)
2011年 29 G大阪(3位)     2010年 30 鹿島(4位)
2009年 35 鹿島(優勝・最終66)  2008年 26 名古屋・浦和(3位・7位)
2007年 31 G大阪(3位)     2006年 32 G大阪(3位)
2005年 32 鹿島(3位)


驚きの結果だ。年間最多勝ち点の概念で動いている2005年シーズン以降13シーズンで、そのまま優勝したチームは1チーム、鹿島のみ。

ここまで、14節までの勝点のデータは凄い。が、年間を通じて勢いを維持するのはどんなに難しい事か。でも勝ち点35以上で考えると、2009年鹿島の1チームのみで、サンフレはそれを上回る37、優勝確率100%か!

私の記憶にあるのは、12年の仙台。夏の入り口くらいまで、仙台がトップ、それをサンフレが追っていたが、10月頃に振り切ってサンフレが初優勝した。13年の大宮も記憶に残っている。猛烈なダッシュをしたが盆過ぎから落ちて行ったな。とにかく1年トップクラスを維持するのは難しい。でも、過去の14節終了時の勝点で、新記録を立てたサンフレ。よもや14位に落ちた大宮の轍だけは踏んでくれるなよ。


★<電気自動車リーフの売れ行き>メディアも日産も、明日にでもガソリン、DEは死滅し、電気自動車の時代が来るとかしましい。どれほど売れてんだ、と自販連の実績をチェックした。先月、4月の実績、『日産リーフ=874台』、『三菱EV=50位以内にいない』。

結論から言えば、売れてないんだよねEVは。価格自体の問題もあろうが、使い勝手が今一歩分かりずらい。充電はガソリンを入れるより面倒な様子。英国が40年にガソリン車の販売を中止すると言う。本当に出来るのか。全部の車がEVになると、電力不足で発電所が不足するのだね。マンション住人には今の現状ではとても使えない。またテスラが生産でてこずっており、赤字に転落と。EVはコモディティー化するから、誰でも自動車が作れる時代になると言ったのはどこのメディアか。


一番のネックは、自動車評論家の国沢さんが指摘するように、下取り価格があってないようなものだと。新車を買う時は、エンジン車より高いのに、下取りはもう捨て値になると。EVは技術革新が早く、古い車は超安値での下取りになるそうだ。初期のリーフなぞ哀れなものだと。

やはり新しい時代の新しい製品が社会になじむには時間があかるんだねえ。EVが悪いとは言わないが、全世界EVだけになったら、リチウムイオン電池を作るための原材料は枯渇するだろうな。


★<呉市の空き家対策>人口30万人規模の都市で、全国有数の高齢化都市でもある広島県『呉市』。その結果、空き家が多数存在し、13年度の時点ですでに22%にも達しているそうだ。全国的には、13.5%だったが、33年には30%を超すと予測するシンクタンクもある。住宅の3分の1が空き家ともなれば、もう行政だけでは対応が困難な状態になる。早手回しに呉市は対策を練る。

空き家対策先進地域がある。京都市東山区の六原地区。ここは祇園や清水寺が近く、町屋が並ぶ昔ながらの街並みが残る。それでも空き家率は15%ほど。地域的には30%を超す町内もあると言う。そこで六原地区では、地域住民や行政の他、不動産業界や司法書士など専門家も集まる『六原まちづくり委員会』を作り、活動を続けてきた。

京都駅に近く、小中一貫校もある六原地区に居住を希望する人は多いが、一方で空き家が賃貸しされるなどの流通率は5%に止まっている。その背景や理由について、『建物改修にかかる費用や相続の問題など、空き家の所有者が抱える不安がある』と。この不安を解消するために委員会は、空き家の室内をメンバーで片付けたり、借り手と交渉して得た1年分の前家賃を改修費用に充てたりして賃貸しにつなげている。その取り組みを『空き家の手帖』という冊子にまとめて住民に配っているほか、市販もしているそうだ。

呉市の沖にある江田島市では、移住促進策として運用している『空き家バンク』や、呉市が空き家を利用して実施している『学生シェアハウス支援事業』などが紹介されている。

中核都市で、高齢化率が高い呉市には『空き家対策』と同時に、『シャッター街対策』も喫緊の課題として浮上している。昔の市内中央部にある商店街が、シャッター通りになっており、閉店する店が多いのだ。駅前のそごう百貨店も閉店したまますでに10年を経ている。


呉市は、戦前海軍基地として発展し、戦後はそれを受け継いで、造船、鉄鋼など重厚長大産業が発展した。が、これらに頼った市の産業政策により、軽薄短小の時代になって若い人達が市外に職を求め、市内は若い人達の空洞化現象が顕著になった。一方で、広島大学を誘致した、呉市の北にある東広島市は、8万人程度だった人口は倍増し、その多くは若年者の住民が増えた。呉市と対照的な動きになっている東広島市だが、それにはそれ相応の努力を傾けてきた。

倉橋島など島嶼部を抱える呉市が持つ『空き家対策』の将来は厳しく、つらい作業が待っているとも言えるが、全国に先駆けてその課題に挑戦する姿は、またたのもしくもある。『大和ミュージアム』など成功例も出て来ている。軍港呉市の面影が強く残る街、『呉市』の復活が期待される。


★<J2山口現在2位>J2レノファ山口が現在2位と健闘している。前節、東京Vと対戦し、速報を見ると一時0-2で負けていたのに、終わってみれば4-3の白星。DAZNで見逃し配信のダイジェストを見た。なんと、見事に逆転勝ち。その中で目立ったFWがいた。背番号19『オナイウ阿道(23)』が2得点。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持つハーフ。埼玉県の正智深谷高校で活躍し、14年に千葉に入りU22に選出された。そこから16年に浦和に。今季浦和から期限付き移籍で山口に。前回のオリンピックでは、鈴木武蔵が補欠からメンバーに入ったため、その穴で補欠に入ったらしい。今季すでに9得点を挙げJ2トップを走り、山口躍進の原動力になっている。昨季活躍し、徳島からサンフレに移籍したサンフレ渡の弟分のような感じだ。フットワーク、シュート力ともに申し分なし。次世代の浦和を背負うだろうな。やるやる、レノファ山口だ。山口か岡山がJ1に昇格すると、サンフレとの中国ダービーが成立し、ファンも沸くだろうがなあ。

ジャマイカ人の父親と日本人の母親を持つ、長崎の鈴木武蔵もハーフ。ナナイウ阿道とよく似た出生ではある。サンフレから仙台に期限付移籍をしている野津田と同世代。共の明日の日本代表に躍り出てほしい逸材ではある。


★<元阪神榎田が好投4勝目>13日行われた、西武-ロッテ戦で、西武は元阪神の榎田が先発し、7回106球を投げ、散発4安打、無失点に押さえた。試合は6-0で西武の勝利。榎田は今季無敗で4勝目。阪神時代、昨季まで低空飛行で、榎田の先発と聞けば、カープファンはまた勝てると喜んだものである。新天地で心機一転新しい道を歩む榎田の活躍に拍手ではある。


★<麻生太郎君謝罪>麻生太郎財務相は、14日午前の衆院予算委員会で、福田前次官のセクハラ問題についての発言で、被害女性に『お詫び申し上げる』と謝罪した。至極当然なこと。麻生ぼっちゃんの常識は世間の非常識、と言うことが明確になった。こんな人物を代議士、大臣に選んだのはどこのドイツだ。


★<鴨川のヒジキ漁>千葉県外房の鴨川市。太平洋に面した岩礁に、ヒジキが生息する。春になるとこの取り入いれ漁で集落は大忙し。15歳以上は参加資格があり、売上の配当金も受け取れる。集落総出の200人が大きな竹ザルを背負い、岩場でヒジキを狩り、運搬船まで運ぶ。一かご10kg。15歳にはやや重荷だが、男女とも頑張る。売上金の配当がもらえるのだ。人口が減る集落故、まさに猫の手も借りたい繁忙期だ。相当の量が東京に出荷されていく。外房の春だ。


★<新潟市小学生殺害事件>まったく世の中も末だねえ。7歳の小学生を殺すなんて。事件の発生から1週間。世間はこの鬼のような犯人の逮捕を待ちに待っていた。なんと、小学生の住居から100mしか離れていないところに住んでいた23歳の小林遼が犯人と断定され、昨日逮捕された。決め手は付近を走っていた車を録画した防犯カメラから割り出したものらしい。ランドセルに家族以外の指紋が付着しており、これが犯人の者とみられ捜査が進んでいた。

小林容疑者は、電気工事会社に勤めるサラリーマン。事件当日は会社を休んでいたそうだ。何の目的をもって小学生を殺害したのか。こんな殺人マニアのような人間が日常付近に住んでいたと思うと、この付近の人達も寝起きがよくないだろうなあ。でも、尾道市で刑務所逃亡犯を長期にわたり逮捕出来なかったのに比べ、1週間という短期間で事件を解決した新潟の警察の捜査努力に賛辞ではある。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1093

Trending Articles