《演劇を目指してキャリアをスタート。途中でミュージカルに興味を持ち、ピアノもほとんど弾けないのに作曲家を志望。芥川也寸志、三木トリローなどに師事。野坂昭如と組んでラジオCM曲を500曲も作曲。永六輔との出会いが活躍の舞台を大きく広げた。さがらなおみ、ピンキーとキラーズ、由紀さおり、いしだあゆみなどを育てた。初ミュージカル『見上げてごらん空の星を』は有名。好きになった女性とは結婚しなければならないと信じ、3回離婚、4回も結婚する。日本のミュージカルの興隆に寄与し、活躍した。総作曲数1万5千曲とも言われる、大作曲家。62歳の若さで没した。》
★今日の画像は、神戸に移籍が決まったバルサの『イニエスタ』、6号を放った『大谷翔平』、将棋竜王戦に勝利し『最年少7段』の記録を61年ぶりに更新した『藤井新7段』、そして『芝桜』『マリーゴールド』『チューリップ』の花々です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
『イニエスタ』が神戸に移籍すると、その効果は絶大だろうなあ。よくやった三木谷さん、だ。大谷、なんと昨日6号のホームランを打った。すごいことだ。松井秀喜が最高年間31本を打っているが、イチローは最高15本、福留でも13本、新庄も10本、青木も10本、川崎は通算1本、西岡に至っては通算ゼロである。評論家某氏が辛口批評しているが、自分が大リーグでどれだけ打てる実力だったか冷静に破断すると、大谷の凄さが分かるはずだね。大谷の活躍がどこまで続くか分かんないが、いいじゃなの、ベーブルース以来の偉大な選手が活躍した、と歴史に刻まれるのだから、な。
★★★ミュージカル『死神』は、昭和47年5月の末、やっと大阪厚生年金会館で初日が開いた。思い出せば、企画や準備の段階でいろいろ不思議なことが起こったが、舞台稽古の最中にも思いがけない事件が続発し、また落語家の桂米朝サンからも、落語界の中で起きたいろいろの祟りの話を聞いて、スタッフもキャストも真っ青―。早速舞台の上に神主さんを呼び、ボク達の仕事には異例のことだが、お祓いの儀式をしてもらった。
ところがその後、不思議なことは次々に起こった。西村晃サンが原因不明の病気にかかった。肺に水が溜まる病気だったが、1、2週間するとケロリと治ってしまった。次にオルガニストが事故で手首を骨折したり、ギター奏者の車が故障して、滅多にないことだが、エンジンが焼き付いてしまったり。ダンサーの一人が、ホテルの出入り口のガラスのドアに正面衝突して顔を大けがしてしまったり―。その挙げ句、公演も50回と半分を過ぎた頃、主演していたピンキーが声帯を痛めてしまって、入院した。楠木トシエサンも夜中に霊を見たと。
とにかくほうほうの態で、なんとか100回の長期公演は終了したが、いろいろな事故続出にも拘わらず、『死神』は大好評だった。1分間に1度は爆笑するという作品だったので、翌年48年にも再び全国60ヵ所で再演され、毎日ステージでは、拍手とアンコールが5分以上続いたが、祟りの最後は、結局ボクの所に回って来た。
通算2年間、全国で180回の公演を終えた。最後に再び大阪で、凱旋公演をすることになって、ボクは指揮をするために大阪に向かった。その途中で、ボクの眼の『角膜剥離』が2年ぶりに再発。大阪に着いて、市内の病院で治療を受けたが、バンドの指揮をしなければならないので、両眼に眼帯をしたまま、舞台監督に付き添われながら、指揮をした。東京公演の時、歌詞を忘れて、心配そうにしているボクを見て、『心配しんさんな。そのうち思い出す』と即興の言葉をつけて歌った西村晃サンも『痛々しくて見ていられないよ』と心配してくれたが、ボクの心は眼が見えなくても、ミュージカルの成功に心は弾んでいた。
昭和57年6月、この『死神』を作り直して再演することになった。その後も、二度公演したが、また何が起きることやら―。(参考: いずみたく著『新ドレミファ交友録』)
★<田坂教授のAIが変える社会>『田坂広志多摩大学大学院教授』。社会人、職業人として求められる能力とは。\鎖静な集中力と持続力である『基礎的能力』が高いこと、∀斥思考力と知識習得力である『学歴的能力』が高いこと、D彰冦枠獣任斑療想像力である『職業的能力』が高いこと、ぅ灰潺絅縫院璽轡腑麥呂肇曠好團織螢謄N呂任△襦愨仗妖能力』が高いこと、ゥ泪優献瓮鵐販呂肇蝓璽澄璽轡奪徇呂任△襦愾反ヅ能力』が高いこと、に尽きると。近年東大卒業者でも最初の2つは備えていても、あとの3つが欠けている学生が増えている、と。つまり受験競争の結果、人的理解の側面が欠けてきていると。
先年、東京税理士協会から講演の依頼があったそうだ。そのテーマの内容を聞いて驚いた。依頼者は真面目な顔で、こう言ったと。『これからやってくる人口知能革命AIによって、我々の業界の仕事は、10年以内に半分になると思っている。その時に備え、今我々税理士がどのような能力を身に着けておかなければならないか、教えていただきたい』と。これほど切実感の強い講演依頼は初めてだった。
確かにこれから10年以内に、税理士や会計士の仕事の半分は、AIに置き換わっていくだろう。弁護士や司法書士を含め『士職業』の半分は、不要になる。そしてこの『士職業の危機』は、そのまま『東大卒の危機』を意味している。
AIの強み。
第一が、『圧倒的な集中力と持続力』だ。どれほど時間がかかっても、全く疲れを知らず、処理することが出来る。
第二が、『超高速の論理的思考力』だ。すでに、チェスで人間がAIに負ける時代。将棋や碁もAIに負けている。
第三が、『膨大な記憶力と検索力』だ。膨大なデータや知識ナレッジを記憶しておき、それを瞬時に取り出すという点では、人間がかなわない圧倒的な能力を持っている。
このように、情報革命が進むことによって生まれて来る『知識社会』は、実は『知識が重要になる社会』ではなく、『知識が価値を失う社会』に他ならない。そのため、これからは『専門知識を憶えている』と言うことが大きな人材価値にならない時代になっていく。
つまり、こうした流れの中で、人工知能はさらに高度な能力を発揮するようになる。『曖昧検索』『類推検索』『関連検索』など、『勘の良い秘書』のような能力だ。知識偏重ではなく、それらを重ね合わせた思考力の高さが求められる時代になる。東大型が失職の憂き目にあう時代になるのだ。
今、日本で静に進行している動き。それは小学生から、海外の学校に留学させ、国際的なセンスを身に着けさせるという『富裕層の子弟』である。欧米を中心に、エスタブリッシュメントの子弟はこのようにして育てられている。それをまさにAIの時代を見越し、子弟の教育を行う人達が日本にも多くなってきているのだ。時代は変わる。確かにAIには、センス、はなさそうだかならなあ。
★<またテスラ幹部退社>米テスラのエネルギー部門で主要幹部2人が退社したことが分かった。テスラを去る主要幹部が相次いでいる。米当局との連絡窓口だったシュオール氏は自動運転開発会社に転職するため退社。自動運転支援システムの責任者だったケラー氏はインテルに転職。金融担当の最高幹部2人も3月にテスラを辞めた。販売責任者のマックニール氏も2月に退社した。マスクCEOは、社内向けメールで、コミュニケーション向上に向け経営組織を『フラット化する』と従業員に伝えている。
彗星のごとく現れたテスラだが、ここのところ内部の苦境がはなはだしい。幹部の転職と、新機種の立ち上がりの不手際などなど。テスラはEV専門でやっていけるか。私は無理だと思うね。ベンツやBMW、アウディ、トヨタがEVを発売すれば、一般的にテスラの車より品質、アフターサービス面で数段優ぐれるから、テスラから客足は遠のくだろう、と思うがどうか。来年あたりにその答が出て来る。
★<昭恵を出せと言うなら、自分が止める―阿倍首相>くすぶり続けるモリカケ問題。自民党内のみならず、総裁派閥・細田派でも昭恵夫人の『蟄居』を求める声も強まっているが、阿倍首相は一貫してかばい続けている。『昭恵さんが4月、ボロボロと泣きながら、「私の問題で皆さんにご迷惑をかけて申し訳ない。どんなに批判されても矢面に立つ私が直接、誤りたい」と申し出た所、阿倍さんは「自分謝るので、そんなことしなくてもいい」と断ったそうだ。阿倍さんは昭恵さんの国会招致だけは絶対させたくない。もし二階幹事長が国会へ「差し出せ」と言うのならば、「自分が辞める」と周囲に漏らしている。それくらいの覚悟なので二階幹事長も絶対に言い出せない状況だ』と側近筋。
濱岡元山口新聞東京支局長は、『昭恵さん、ああ見えてもゴルフはシングルです。晋三さんの母、洋子さんは気が強く、怒ると大変。昭恵さんの軽率な行動を怒ったら、自宅に寄りつかなくなり、晋三さんが間に入ってなだめたそうです』。自民党にとって『昭恵案件』はアンタッチャブルなようだ。
★<日大アメフト、予定オープン試合全滅>日大と関学の試合で、日大の悪質タックルを受け負傷した問題が波紋を広げている。結果、日大の春のオープン戦は全滅状態だ。
関東学生アメフト連盟は、6月16日に予定されていた日大-成蹊大の中止を発表。27日に予定されていた明大との試合も、明大からの申し入れで中止。20日に予定していた法大、6月9日に対戦を予定していた東大と、10日の立教大の3校も、『安全性が担保されていない』ことを理由に中止。中止試合は5試合となり、6月3日の非公開・近大戦、17日の桜美林大戦が予定されているが、全滅の危機に瀕している。日大の対応の遅さとお粗末さが原因と言われる。まあ、あの試合を観ていたら当然の帰結かも知れない。おっと、桜美林大も断りを入れたとの報道だ。
★<地銀6割が減益か赤字>東京証券取引所に上場する地方銀行80社の決算発表が出そろった。日銀の大規模な金融緩和による低金利政策の長期化で儲けが縮小し、全体の6割強に当たる49社が減益か赤字となった。純損益の合計は2年連続で1兆円を下回った。低金利環境はしばらく続く可能性が高く、地銀経営は正念場を迎えている。
★<イニエスタ神戸へ>移籍情報がかしましくあちこちで報道されたバルサの『イニエスタ』。ついにJ1神戸への移籍が決まった。三木谷会長自らのトップ交渉だったらしい。神戸の球団職員は一切経緯を知らされていないようだ。今季32億円の年俸。34歳とは言え、現役のパリパリ。外国人プレーヤーの年俸最高記録になるのでは、と思うねえ。話題騒然。神戸にとっても、対戦する相手にとっても吉報ではある。正真正銘、世界最高峰のMFだから、期待したいねえ。