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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『安定収益軸に商品磨く―家具製造業の光製作所』

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★今日の画像は、スペインで有名なパローナの『牛追い祭り』と、J1神戸で練習する『イニエスタ』、昨夜巨人戦で好リリーフし存在感を増したカープの『フランスア』。そして私がサンチャゴ巡礼でパンプローナに入った2014年5月17日のパンプローナの画像です。この日は丁度『ワイン祭り』の日で、デコレーションの巨人像が街を練り歩き、無料のワインが振る舞われ、盛り場は人手でいっぱい、そして大にぎわいのバルです。

★★★小さくても安定収益で成長を続ける―東京の『光製作所』。少子高齢化に悩まされる家具業界。老舗家具メーカーの『光製作所』は業務用家具に軸足を移す一方、季節要因に左右されにくい不動産賃貸事業で継続して利益を稼ぐ。コンビニやドラッグ、最近では小型スーパーなどその時代の成長業種をいち早く見抜き、取引を増やしてきたことで、安定した収益基盤を作ってきた。

『両方とも本業。二輪車で走って行きたい』と安岡社長。売上実績は、家具事業が44億円、不動産賃貸事業が47億円とほぼ半々。一方、利益を支えるのは不動産賃貸事業だ。光製作所は1955年に安岡社長の父親が荒川区で創業。戦後の高度成長期にテレビが普及するのに合わせて、家庭のちゃぶ台で使う座椅子の販売で業績を伸ばした。環境の変化に対応して収益を安定させるため、以前から余剰資金の運用先として、主に商業施設向けの不動産賃貸事業を拡大してきた。現在70件を保有していおり、今後とも増やしていく。


好調は不動産事業との連携は薄く、相乗効果は見込みにくい家具事業だが、縮小は考えていない。高度成長期は家庭用家具が中心だったが、1970年代から徐々に業務用家具にシフト。大手ファストフードチェーンやファミレスなど主に飲食店にテーブルや椅子などを販売している。現在は家庭用が4割、業務用が6割だが、さらに業務用の比率が高まる見通しだ。

光製作所の強みは業務用で1万5千、家庭用を入れると2万点という豊富な品揃え。国内の製造工場と連携し、小ロット・短納期での受注にも対応出来る。ホテルのベッドなども2020年のオリンピック開催に向け商機と見る。時代の変化に合わせて『高齢者や訪日客向けの家具に力を入れる』計画だ。

殻は小さくても、特徴あるビジネスモデルを築けば、ITが花盛りの時代でも商機、ビジネスチャンスは発見出来るし、創り出すことが出来る。まさに企業の盛衰は、当たり前だが経営力だ、と言っている。光製作所の経営はそんな手本のような形を作っている。お見事だ。


★<済州島に押し寄せるイエメン難民>韓国・済州島は『韓国のハワイ』と言われ、韓国随一のリゾート地。島全体がユネスコの指定した自然公園であり、世界文化遺産に登録された観光資源も多い。そして観光産業活性化のため、外国人がノービザで30日間滞在出来る『ノービザ滞在制度』を2002年から実施している。

しかし、このノービザ制度は現在、『諸刃の剣』となって済州島、さらには韓国全体までも苦しめている。元々観光客を呼び寄せるためのノービザなのに、それを悪用する外国人が増えたからだ。ノービザで入国した外国人は難民申請をすることによって、審査期間中は無制限で滞在出来る外国人登録証を手に入れることが出来る。難民申請は受け入れられなくても、訴訟をすれば3年の滞在が可能だ。こうした盲点をついて、海外からの外国人入国者が増えていると言う。

過去数ヶ月で550人のイエメン人が到着して、強烈な反発が起き、韓国国内は騒然としている。『イエメンは女性の人権状況が非常に悪いと聞いた。済州島が前よりも危険になったり、犯罪率が上がったりするのが怖い』という一般論での反対だ。


それに対し、イエメンから入国した男性は、妻と生後8ヵ月の息子と共に、済州島の地元の一家に宿泊させてもらっている。イエメンの首都サヌアの国際空港の職員だった男性は、サウジアラビア主導の連合軍と戦っているイスラム教シーア派系の反政府武装組織『フーシ派』が近くの空軍基地を爆破した後に逃げた。『自分の周りのそこかしこに遺体が散乱し、戦闘、銃声、爆弾だらけだった』と。

仲介業者に6万7千円を払ってビザを入手し、オマーンへ行き、そこからマレーシアへ渡って3年間、不法就労していた。一時は親戚が数人いる米国へ行くことを希望していたが、反移民を掲げるトランプが大統領になったためにその考えをあきらめた。

韓国のことは、アジア全域で人気のある韓国ドラマで学んだと言う。『韓国政府と韓国国民は、私達を受け入れ、助けを必要としている人間として扱ってほしい』と話している。済州島問題はまだまだ熱を帯びそうな様相ではある。


★<緑茶の輸出過去最高>緑茶の輸出量が拡大している。今年は5月までで2千トンとなり、統計がある過去30年間で最大となった。抹茶を飲料や食料に使うなど米国やアジアの需要が伸びており、年間でも最多輸出を更新しそうだ。輸出単価も高値圏で推移している。

輸出対応に力を入れる国内産地も目立つ。JAかごしま茶業は3月から、自社内で抹茶生産を始めた。従来は京都の製茶企業に加工を委託して原料のてん茶を送っていた。国際的な需要増に対応するため加工設備を導入。今年は米国向けを主力に5トンの生産を予定している。

JAやましろは4月に抹茶の加工機械を導入した。すでにイスラム教の戒律にのっとったハラールの認証を取得。将来はイスラム圏への輸出を目指す。


そう言えば、江戸末期にも、清国のお茶が気候の影響で生産量が激減した時期、長崎、佐賀のお茶を集めて中国・欧州に輸出し、大金を懐にした男がいたねえ。嬉野のお茶などその時の増産体制が今も産地として形を遺しているものだ。この輸出をやったのは、誰だったかな。確か坂本龍馬だった記憶があるが、ひょとして五代厚友か岩崎弥太郎か。とにかく当時長崎を拠点に海外貿易、また密貿易で儲けた輩が始めたことなんだが。元気な農業が、日本の活力になればいいなあ。


★<うな丼4,000円でも赤字>7月20日は『土用の丑の日』。専門店だけでなく、スーパーやコンビニでも『うなぎ』を大々的に販売しているが、水産資源としてのうなぎはご承知のように危機に瀕している。うなぎを名物にする、静岡・三島の専門店では、うな丼の並を今年から4,000円に値上げした。10年前のほぼ倍だが、利益はほとんど出ない。

昨今の天然資源としてのうなぎが厳しい状況になるにつれて、小売価格は段階的に上がってきた。かつて三島のうな丼は、ほとんどの店で2,000円台だった。それが現在では3,000~4,000円台となっている。『うなぎ丼の価格は、シラスウナギの「養殖用池入れ価格」で決まる。10年前、当時のシラス価格は、1kg当たり10~80万円。それが、2010年から第一次シラスウナギ大不漁が起き、シラス価格は30倍にまで暴騰。このため、うちでも2014年にはうなぎ丼を3,300円、さらに2015年には3,500円に値上げせざるを得ませんでした』、老舗の元祖うなよし社長の関野さんはこうかたる。

要は原材料が品薄で値上がりし、庶民の口には入らなくなったのだな。あのキャビアと同じ道を歩んでいるんだ。しかもうなぎの完全養殖の開発は困難をきわめ、チョウザメのように山奥で養殖する訳にもいかない。庶民、懐の寂し人々とは縁のなくなりつつある、江戸の名残りのうな丼ではある。


★<タモリに愛人>タレント・タモリに愛人報道が。『週刊新潮』が報じた。相手は、大河ドラマ『西郷どん』などを手掛ける人気脚本家『中園ミホさん(59)』だと。

記事では、めがねに帽子、マスク姿で東京都内のマンションから出て来たタモリの写真を家写。マンションで中園さんと会っていたと報じている。所属事務所の田部エージェンシーの社長は『事実じゃないと思う』と否定している。

中園さんの代表作は、米倉涼子の『ドクターXシリーズ』や、篠原京子の『バケンの品格』、NHK朝ドラ『花子とアン』、そして『西郷どん』。

『酒を飲んでこそ人の本音が引き出せるとして、酒席の場を大切にしている。とにかく取材が綿密な人。話題が豊富で、話を合わせるのがとてもうまいとあって、年配の男性に人気があり「オヤジ転がし」とも言われている』と芸能関係者。大したもんですね、中園さんにタモリ!


★<集中砲火を浴びるバーボン>世界経済が、トランプの仕掛ける『貿易戦争』に発展する様相を示す中、報復関税の集中砲火を浴びているのが『米国産バーボン』だ。6月以降、EUや中国、メキシコが25%、隣国カナダも10%の追加関税をかけ始めた。『こんなゴタゴタに巻き込まれるとは不運だ』と業界幹部。

バーボンの95%を生産するケンタッキー州は、投資ブームの最中にあった。商業都市ブイビルの中心街には6月、真新しいバーボン蒸留所がオープンした。オーク材の樽の内側を炎で焦がしたり、巨大な容器でもろみを発酵させたり。一般客も製造過程を見学して試飲も出来る。そんな施設があちこちにオープンしている。


1980年以降生まれの『ミレニアム世代』でバーボン人気が高まり、特に高級品はこの5年間で販売量が2.5倍にもなった。そこに降って沸いた報復関税の包囲網。蒸留所を営むビームさんは、『スコッチなどライバルに乗り換えられる恐れがある。外国の顧客をつかむために重ねて来た投資と苦労はどうなるのか』と憤る。蒸留所を2年前に開いたばかりのナザリーさんも『輸出に挑むつもりだったのに、先が見えなくなってしまった』と嘆く。

米NYタイムズは、発表済みの関税だけで米家計は平均127ドル負担が増えると試算を紹介。金額はまだ大きくないが、雇用への打撃なども加われば悪影響は大きく膨らむ。それでもアメリカ国民はトランプを支持するのかなあ。連続連射殺人が起きても、一向に対策を講じないトランプを批判しないアメリカ国民。変な国だ、アメリカは。


★<マッターホルンで日本人死亡>スイスアルプスの最高峰『マッターホルン4478m』で日本人男性登山者(67)が死亡したと現地警察が発表した。男性は、14日、標高4100mの尾根に倒れていた状態で登山ガイドに発見され、駆けつけた救急ヘリの医師が死亡を確認、その後の調べで日本人と判明した。男性は1人で登山をしていたと見られ、警察が当時の状況を調べている。ジュネーブの日本領事館によると、家族の希望で男性の名前は公表しないそうだ。しかし、マッターホルンへ1人で登とは、相当の山登り熟達者に違いないが、何か事故でも起こったのだろうか。


★<アルゼンチン通貨危機、ビジネス止まる>通貨危機に陥っているアルゼンチンの苦境が深まっている。インフレ率が25%を超える状況が続き、労働者の所得は実質的に大きく減少。50%超の金利では借金も出来ず、消費は大きく後退した。IMFが支援に乗り出したが、不況入りは必至。21日当地で行われるG20財務相・中央銀行総裁会議では、米金利の上昇などに伴う新興国の通貨安についても議題になる見込みだ。

『来店客は8割減。こんなことは一度もなかった』、ブエノスアイレスで高級中古車販売店で働く男性(37)がぼやいた。トヨタ自動車の販売店を経営する男性(37)も『この先どうなるか分からないから、多くの人が食費以外にお金を使うのを止めてしまった』と話す。


市民は過去のアルゼンチンの通貨危機の経験からか、IMFが支援に乗り出す代わりに財政再建の加速を求めたことに警戒を強める。通貨危機でガス代の高騰が続き、パン焼きオーブンを使うのさえためらう状況なのに、財政再建の余波で各種の助成金が打ち切られる恐れがあるためだ。賢い人は、すでに1年前からアルゼンチン通過を米ドルに換えているだろうなあ。日本でもこんな現象が起きる懸念は強い。1千兆円の赤字に対する、国債発行の消化が国内で行き詰まったら、日本経済は終わりだな。


★<15兆円の金塊積んだ軍艦発見>韓国の新興企業が、100年前に宝の山を積んで日本海に沈没したロシアの軍艦を発見したと、大騒ぎになっている。話題の軍艦は、旧ロシア帝国の巡洋艦『ドミトリー・ドンスコイ』。日ロ戦争中の日本海海戦中の1905年に自沈。この軍艦には15兆円相当の金貨が積み込まれていると信じられている。所有権は、その後のロシアにあると見れるが、この新興企業の株価が乱高下し、そちらの方が世間を騒がせている。あの時代、極東海軍にそれほどの金塊を積む理由はなかったはずで、金塊話は眉唾と、拙者は思うが、どうだろうか。


★<イニエスタ、22日デビュー>J1神戸のイニエスタ(34)が、22日の湘南戦でデビューする。途中出場が濃厚だが、いよいよイニエスタデビューだ。神戸のファンは沸くだろうねえ。ガンバレ、神戸、だ。いよいよJ1も世界的なタレントを入団させる時代になってきた。面白いと思うね。


★<マツスタで11連敗の巨人>昨夜のカープ-巨人戦。先発は大瀬良と菅野。当然投手戦を予想し、0-0の均衡が破れない熱戦だと思った。が、あにはからんや、終わってみれば7-5の双方大量得点でカープの寄り切り勝ち。しかも、巨人は昨季から11試合連続でこのマツダスタジアムで黒星続きなのだ。なにやら、巨人いじめの神が鎮座しているのか、と不思議になる。

菅野は、5回95球、11安打、今季ワーストの6失点。KNOCK OUTと言われても仕方のない内容。キクマル、鈴木などにはきちっと投げるが、下位打線につかまる幼稚な投球。大瀬良も良くない。5・2/3、105球を投げ6安打、4失点は救えない。暑さのせい、という言い訳もできるが、エースとしての力量に疑問がつく。それでも11勝目でハーラーダービートップではあるが。


目を引いたのは、フランスア。救援一岡が、1アウト、2安打1四球で満塁としたところで登場。亀井をサードのファールフライ、陽を153キロの速球で三振に取ってガッツポーズ。8回も投げ、田中のレフトフライを野庭が猛烈なダッシュで好捕、大城の1、2塁間を抜けようかという打球を菊池が回り込み好捕、中井を三振で、3者凡退に。育成から入団したドミニカンは期待以上の素質と活躍をしそうである。

これで2位巨人との差が7ゲーム。昨季、球宴後4.5ゲームだった差を巨人に連勝し9ゲームまでに広げた足跡に符号するカープの白星である。とにかくマツスタで強いので、球場につめかけたファンは試合を堪能するのだ。素晴らしいことだ、と思うねえ、お金ばかりかけるものの、あのダメトラ、が猫になった阪神を見ていると。

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