今日の画像は、積水ハウスが騙された『五反田の旅館跡地』、土木女子『村上望さん』。そして私の足跡『チューリッヒ』、スイス最後の日の夕暮れです。なにやらチューリッヒ美人3人が、私の撮影に応じてくれ、ひょうきんなスタイルを取ってくれました。面白かったです。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★村上さんは、途上国で奮闘するコンサルタント。開発支援のため、現地政府のスタッフと議論を重ねる毎日を送る。これまで東南アジア6か国で都市計画の仕事に携わって来た。学生の頃からの『途上国で働きたい』と言う夢をかなえ、世界を舞台に挑戦を続ける国際派『土木女子』の一人だ。
『昨年結婚しましたが、夫が香港にいるので飛行機の乗る回数が増えた』と笑う彼女。公私ともに最適なライフスタイルがうかがえる。
しかし、海外を飛び回る生活は体力的にもつらく、現地調査がうまく進まない時は、ホテルで一晩中考え込んでしまう日もあると言う。それでも、どんなに厳しい環境下でもエネルギーに満ち溢れ、笑顔を絶やさず挑戦を続けている現地の人々の姿に刺激を受けながら、難しい局面も乗り越えて来た。
『「人生は、クローズアップで見れば悲劇。ロングショットで見れば喜劇」というチャップリンの言葉が好きだ。日々の仕事は細かい書類の準備や難しい交渉の連続。でも、自分達の携わった仕事が、何十年もかけてその国の人々の生活を豊かにしていくというドラマを、寄り添いながら見て行きたい』と明るく語る。
『私は経済的に急成長している国々で仕事をしている。これから早急な開発が求められるが、やみくもにインフラ整備をすれば良い訳ではない。現地で人々の声を聞き、文化を理解し、生活の豊かさについて深く考えるようにしている。ステレオタイプな「土木」のイメージにとらわれず、柔軟に発想を広げながら、今までにない面白いことに挑戦して行きたいと思っている』。元気印の、村上望さんではある。(工学系研究科修士課程修了 日本工営コンサルタント海外事業本部)
★<大廃業時代、弱るサプライチェーン>2017年春、大阪市で金属プレスを手掛ける『三栄金属製作所』の山下社長は、同業の『三晃工業』の老社長に打ち明けられた。『会社閉めよう思うてるんや』。理由は後継者難。三晃が製造するちょうつがいは大手のトラックや住設機器に使われる。サプライチェーンの打撃を恐れる顧客からは『供給は是非続けてほしい』と要望が来た。熟慮の末、三栄の山下社長は、17年11月末に廃業した三晃の事業を引き継いだ。
工場長には27歳の若手を抜擢し、技術の継承も進める。もの作りが盛んな大坂でも後継者不足による廃業が増える。山下社長は『余力のある中小企業が事業を引き継いで行く以外に、大坂の町工場が生き延びる道はない』と語る。
後継者難による中小企業の相次ぐ廃業が日本のサプライチェーンを弱体化さるとの懸念が強まっている。末端の下請けなどが担ってきた部品の製造・加工の現場では経営者と職人の高齢化が進み、引退で廃業を決断するケースも多い。
経済産業省幹部は、年初経団連を訪れ、大企業主導で事業継続問題に取り組む重要性を説いた。だが経団連の反応は鈍く、『大企業が気付かない間にサプライチェーンにとって重要な中小が廃業したり、外資に買収されたりしているかも知れない』と警戒を強める。
事業を継続するには中小自身の自助努力も不可欠だ。廃業に関する相談を多く受ける横浜市の税理士は『手間暇のかかる後進の育成を怠ってきた経営者も多い。中小の社長も長期的なビジョンを持って経営すべきだ』と指摘する。
『廃業の意思を聞いて慌てる大企業の購買担当者も少なくない』(大手自動車部品メーカーの元幹部)。もの作りを支える中小企業が突然、廃業すればサプライチェーンは断絶し、生産ラインも止まりかねない。大企業と中小企業の双方が責任を果たさないと、大廃業時代の流れを押しとどめることは出来ない。時代は大きなうねりを描いて変化している。
★<ハウステンボスのIR誘致計画>『IR=カジノを含む総合型リゾート施設』、誘致にむけ白熱の競争が繰り広げられている。長崎県では佐世保市が『ハウステンボスに海中IR施設』をと意気込む。ハウステンボス高田取締役の胸のうちは。
『カジノを含む総合型リゾート施設IRをハウステンボスに誘致出来たとしても、それだけで自然と観光客が訪れるようなことにはならない。IRは同じアジアのシンガポール、マカオ、韓国にもある。国際競争の時代である。長崎に海中カジノのような世界中にないアイディアを実現出来れば、アジアや欧米からも多数の来客が見込める。
この戦略はテーマパークの運営で培ってきた、「ナンバーワン」とか「オンリーワン」になると言うことだ。地元の観光客を呼び込むのならともかく、日本中から集客するのであれば、USJと同じことをやってはいけない。IRも同じことだ。
IRには和歌山県や長崎県など地方の自治体が名乗りを上げているが、是非ともIRは地方で成功させることが重要だ。長崎でIRを形に出来れば、地方の好事例になるのではないか。IRで若い人達が活躍し、将来が描ける雇用の場となる』と意気込む。
和歌山にしろ、長崎にしろ、本当に切ないねえ。本当は、中国地方でも島根県や鳥取県も誘致したいのだろうが、地の利がない。アメリカで、砂漠にラスベガスを作り、全米、全世界から客を吸い込んでいる。このノウハウと事例を見れば、決して地方では無理ということにはならないだろうが、卓越した魅力ある施設、運用、そして資金が必要なことは言うまでもないな。
★<北九州市、海外視察中止>北九州市議会(定数57)は16日、原則として2年に1度定例的に実施している議員の海外視察を廃止することを決めた。視察中の議員が昼間に飲酒するなどの様子がテレビで放映され、市民からの抗議が相次いだことを受け、同日開いた主要会派の代表者による会議で決定した。
ただ、政策を立案する上で必要と判断した場合などに随時実施している視察は今後も続け、自由時間の過ごし方などは今後検討していくという。
同市議会の議員8人は、6月下旬から8日間の日程で、スペインとフィンランドを訪問し、地元自治体の環境問題への取り組みなどを視察した。その際、昼食時にワインを飲んだりした。
しかし、なんだよね、欧米、特に欧州を視察旅行などをすると、必ず食事にワインが出る。ランチでも。私の経験では、英国でもスイスでも、昼食を取った時はワインが出た。まあ、この映像で流れたのは、相当に酔っぱらうほどのワインの瓶が並んでいたんだろうねえ。あまり、この程度で目くじらをたてるのはどうかと、思うよ、拙者は。
★<私は超党派、マティス国防長官>マティス米国防長官は15日、訪問先のベトナムに向かう機中で記者団に対し、トランプ米大統領が『彼は野党の民主党員のようだ』と不満を述べたことについて問われ、『私はいかなる政党にも属したことはない』と反論した。
元海兵隊大将のマティス氏は『私は18歳で海兵隊に入り、我々軍人が政治に無関心であることに誇りを持ってきた。我々はたとえどんな人物が最高司令官に選ばれようとも、従うように教育されてきた』と述べ、大統領が共和党、民主党であることを問わず、軍人が文民の政治指導者に従う重要性を指摘。『私の経歴は超党派だ』と強調した。
トランプは14日放送の米CBSのインタビューで、『彼は民主党員みたいだ』と不満を述べ、マティス氏の交代について『可能性はある』と語った。しかし、マティス氏によると、トランプとは15日に電話で話し、『私は100%君とともにある』と言われたという。ちゃぶ台返しのトランプ様なり、だな。
★<カープ緒戦白星>セ・リーグ、CSファイナルは、カープが6-1と巨人に快勝した。心配された、丸、鈴木の打棒も各々ホームランを放ち、豪快なカープ打線を披瀝した。投げては大瀬良が1失点の好投で、リリーフ陣もゼロ封で支えた。
今日は、ジョンソンと田口。白星に恵まれなかった田口だが、見方打線の支援がなかった試合が多かった。ピッチングはそれなりに投げているので、カープ打線もしっかり球を見極めることが必要だ。
ジョンソンさえしっかり投げれば勝てるだろうな。3勝して、大手をかけてほしい。