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『メルカリ伝説⑥ 楽天の内定を辞退、起業する』

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今日の画像は、大豪雨で被災した酒を『獺祭 島耕作』として発売した、旭酒造の『桜井会長、社長と島耕作』、濁流に呑まれる『旭酒造』。そして、『カープ優勝トロフィーの展示』です。展示は、広島駅前の『福屋百貨店』。かななか神々しいです。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★『川島は、面白い奴で、3年生の時に英語も話せないのに、「俺、アメリカ行くわ」と行っちゃった』。山田進太郎はITバブルがピークに向かう99年、楽天の内定を得たが、半年間、内定者バイトとして働いているうちにプログラミングを独学。内定を辞退し、エンジニアとして独立した。

卒業しても就職しない選択をした山田は、いわば『プータロー』である。周囲は『何で?』『もったいない』と驚いた。普通ならば親から嫌味を言われるところだが、弁護士の父も税理士の母も文句を言わない。それどころか、山田が01年に個人事業主として『有限会社ウノウ』を設立する際、両親は法人登記を手伝い、出資もしてくれた。

サラリーマンではない『士業サムライ』の家庭で育った故、山田は雇われない生き方があることを知っていた。雑誌のオンライン書店のウェブ制作を手伝い、趣味の延長線上で映画のサイトも作った。楽天を蹴った時『何故?』と思った先輩の伊藤将雄は、独立1、2年後の山田の『進化の速度』に驚いた。後輩の山田の『ネットバブルは崩壊しても、ネット企業はまだまだ伸びる』と言う断言に感心したのだ。

川島に刺激されて、渡米に憧れていると、宝くじ並みの倍率とされる抽選永住権が当たった。『運を引き寄せる力がすごい』と、川島をびっくりさせたものの、山田はいざ西海岸に渡ると、居心地に悪さを感じた。むしろ勝負するのはホームグラウンドのような気がしてしまう。


あっさり帰国し、ウノウを株式会社化して始めたのがゲーム開発だった。『日本発で海外で成功したのは任天堂などゲーム。だったらゲームをやろう、と』。09年、街をつくるゲーム『まちつく!』を発表した。

ゲーム開発が山田の第2の転機になった。すでにデータ解析の会社『ユーザーローカル』を創業していた先輩の伊藤は、山田に対して『データを見てみろ。伸びているんだから、これに注力しなよ』と忠告したのを覚えている。

『それまでの彼は映画など趣味の延長線上の仕事が多かった。あの大ブレークからですよ。彼が市場ニーズのあるものをやろうと思うようになったのは』と伊藤は言う。(参考: 大鹿靖明筆『人と情報の交差点』で世界へ)


★<またもやテスラ>米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、『米連邦捜査局FBI』が、EVの生産予測で虚偽の説明をしたかどうかをめぐり、米テスラの捜査を本格化させていると報じた。達成不可能なことを知りながら過大な予測を掲げ、投資家を欺いた疑いがあるとみているという。
テスラは当初、2017年7月に量産を始めたセダン『モデル3』の生産能力について、同年中に週5,000台に引き上げると説明。実際は週793台にとどまり、週5,000台に到達したのは18年6月末だった。
テスラのマスクCEOは、ツイッターで株式の非上場化を表明し、後に撤回したことに関し、同氏を訴えたSECと9月末に和解した。今回の捜査にSECは関与していないという。
テスラは取材に対し、米司法省から任意の書類提出を求められたことは認めたものの、他に要求はないと説明。『当初から目標達成がいかに困難か明らかにしていた』とコメントした。薄汚い企業なり『テスラ』だな。


★<『獺祭 島耕作』売り切りの顛末>豪雨翌月、1本3万円の獺祭が1200円で売られた理由。ファンが狂喜乱舞した『獺祭ガチャ』は必然だった


『獺祭』の製造元『旭酒造』に、『復興酒』の発売に向け、無我夢中の日々の中、驚きの電話が入った。『課長 島耕作』シリーズの作者である『漫画家・弘兼憲史さん』から、『泥水に飲まれた酒を正価で買い取りたい』という申し出だった。弘兼さんは、旭酒造のある山口県岩国市の出身。旭酒造とは2013年ごろから縁があり、島耕作シリーズで獺祭を取り上げたこともあった。桜井社長は、『土砂を被った酒は、衛生上、販売できません。ただし、仕込み中の酒は「復興酒・獺祭」のように販売したい』と伝えた。その方針に弘兼さんが共感し、即座に『島耕作の名前を使っていいですよ』と思ってもみない提案をもらった。

この電話連絡から数日後の7月23日、桜井社長と博志会長は都内にいた。ともに席を囲んだのは、弘兼さん、版元・講談社の担当編集者、日本酒のラベル印刷会社の関係者らだった。名称が『獺祭 島耕作』になること、ラベルのイラストは過去に島耕作で使ったものを再利用すること、商品名の題字を新たに書家に書いてもらうこと、さらには『獺祭 島耕作』の発表日から製造の目処まで、すべてのロードマップがその場で一気に決まった。そして、弘兼さんの助言で、値段を決めた

桜井社長によると、逡巡があったのは、やはり価格設定だった。いつもの獺祭の味ではない、ということから、当初は1本1,100円にして、100円を被災地に寄付する予定だったという。その時、『1,200円にして、200円を寄付したら』と助言したのは弘兼さんだった。『最初は本当に販売できるか消費者に買ってもらえるのか自信がないところもあって、100円でも上がると買ってもらえないのではと躊躇しました。ただ、計画上65万本を販売できる見込みでしたから、弘兼さんの助言のように200円を寄付すれば総額で約1億3,000万円もの義援金を被災各地に寄付できることになります。軽はずみかもしれませんが、うまくいったら痛快だと考え直したんです』と桜井社長。

西日本豪雨の被災地への義援金は、台湾や中国から日本円にして2.000万円以上が寄せられていた。それら国家単位の義援金より多い金額を、消費者の応援を得て寄付できるというのは、被災した企業をファンが支援する手段としてこれまでにない新しいやり方だ。


●そして「獺祭 島耕作」発売へ
『獺祭 島耕作、発売!』
8月2日、桜井社長と博志会長、弘兼さんは、都内で『獺祭 島耕作』を発表した。被災した7月7日からわずか26日後のことだった。このニュースは、関係者の想像以上のインパクトで日本中を駆けめぐった。発売は8月10日。この時に初めて、さまざまなランクの獺祭が同じ『島耕作』」ラベルで発売されることも明らかにされた。巷では『獺祭ガチャ』などと呼ばれたが、実は当初から意図していたことではなかったという。


『8月の3日、4日、5日と、一気にお受けする注文のケタが上がっていきました』と桜井社長は振り返る。記者会見の翌日以降、取引先から数百ケースの注文が一気に入るような状態になった。出荷時期は、記者会見の席で『8月10日』と告知していた。が、58万本という数は、一気につくれるものではない。『獺祭 島耕作』の特製ラベルは、地元の印刷会社がフル稼働し、順次納めてくれる手はずになっていた。そこで旭酒造の製造部門は、ラベルが届くまでに、瓶詰めを先行して開始した。

豪雨被害のために一時的に温度管理ができなかった醸造タンクは、150本。汚染されていないことは分かっていても、どのタンクにどれくらいの味の影響が出ているか、分からない。そこでまずは、すべてのタンクを利き酒して、品質を確かめた。製造部門は、停電により温度調整が一時できなかった酒を利いて、品質を確かめた。 『商品として出せるものはできるだけ出荷したい。少しでも良い状態でお酒を救いたい。被害に遭ってもできるだけ最高の状態で届けたかったんです』(桜井社長)。

この時点で電気は復旧していたが、温度調節ができなかった3日半でタンク内の状態は変わっている。品質の程度によって、早めに瓶詰めをしたり、丁寧に手を加えてから詰めたり、タンクごとに瓶詰め時期を調整する必要がある。桜井社長によると、『獺祭 島耕作』ではこれまで試したことのなかった、ある種の実験も行っていた。酒の品質を取り戻すために、古い文献にあるような酵母の添加や水を『打つ』(まく)などの手法を試みたのは、この時が初めてだった。結果的にこの試みはうまくいった。『理屈では分かっていてもやってこなかったことを、取り入れるきっかけになった。リカバリー、トラブルに対する知恵、ノウハウが得られた』という。


●いわゆる“獺祭ガチャ”が誕生するまで
獺祭 島耕作は、一律1,200円で販売されたにも関わらず、通常3万2400円で販売される高級酒『獺祭 磨き その先へ』が一部含まれていることから『獺祭ガチャ』と呼ばれ、ファンから注目された。グレードが違う酒を混ぜて出荷したことには、避けられない理由があった。先に書いたように、製造の現場では、ラベル印刷を待たずに瓶詰め作業が進める必要があった。58万本という大量の酒を、品質を悪化させずに少しでも早く出荷するためだ。そうすると、酒蔵にはラベルのない酒瓶が大量に並ぶことになり、どの瓶が高価格帯の『獺祭 磨き その先へ』になるはずだった酒なのか、ほかの通常価格帯の商品と見分けがつかない状態になる。そうなることは製造前から想定できたため、当初から分別するのをあきらめ、すべての商品に同じラベルを貼り、グレードによらず一律1,200円での販売とするほかなかった。ラベル貼りは連日、深夜1時過ぎまで続けられ、ついに58万本の商品は完成した。

ただ、そこからの物流を確保するのも、各地のトラックが災害対応にあたっていたため、一苦労だった。旭酒造の社員がたった1人で、電話帳の「あ」から順に物流会社へ電話をかけ続け、協力をお願いしていった。消費者の手元にやっと届けられた『獺祭 島耕作』。しばらくして、『獺祭ガチャ』の言葉が広まったことを、桜井社長はもちろん知っていた。 『この当時、よくお客様から「自分が買った瓶はとてもおいしかった。これはもしかして“磨き その先へ”だったのでは?」と聞かれました。ですが、私たちも答えられませんでした』。一方、消費者からは、各地に均等に『磨き その先へ』から生まれた『獺祭 島耕作』を届けてほしいという要望も寄せられた。しかし、『緊急事態に対応して出した商品なので、「それはできません」と返さざるを得なかった。仕方がなかったんです』。


●100万人以上の応援が詰まった義援金
全国に届いた58万本の『獺祭 島耕作』は、こうして生まれた。1本あたり200円を充てた義援金は、総額1億1,600万円にのぼった。その全額を山口、岡山、愛媛、広島の4県に2,900万円ずつ寄付した。桜井社長は言う。『58万本を買ったお客さん、飲食店で飲んだ方も合わせると、応援の声はおそらく100万人以上になる。これを生かしてほしい』。こうした説明を、島耕作の等身大パネルとともに、各県庁を回って伝えた。

旭酒造は9月13日、被災後初となる通常商品の出荷を行った。酒蔵としては完全に豪雨被害の前の状態まで復旧し、これまで通りの出荷ができるようになった。土砂で流された橋は、10月22日に仮橋が架けられ、同社直営の販売所『獺祭ストア 本社蔵』の営業も再開した。2018年は、大阪北部地震や北海道胆振東部地震、西日本豪雨など、災害が相次いだ。地場企業は、社屋や設備が被災するだけでなく、近隣に暮らす社員たちも被害に遭うケースがある。自然災害が起きた時、企業は社内外でどう対応をすれば良いのか。

桜井社長は、自社のスタッフに被害がなかったことを前提に、『できるメンバーから、一刻も早く立ち直ることが正しいと思っていました』と振り返る。実際に、旭酒造は、豪雨被害の直後から全社員が出社し、手の空いた社員が地元の小学校や近所の泥かき、清掃を手伝った。『ちょっとでも早く、私たちが立ち直ることが、実はほかに対して協力し、助け合うタイミングを早められる』という。精神的な面からも、「この状況から立ち直れるんだ、という姿を周りに見てもらい、「あ、僕も前を向ける」という考えになってもらえると思う』と話す。『社員が元気に明るく生き生きと働いてくれて、本当によかった。会社がまたチームとして一段と強くなりました』。桜井社長は実感を込めて語る。


★<またもや銃乱射、ペンシルバニアで>米ペンシルバニアのユダヤ教礼拝所を46歳の男性が襲い、20分で11人を死亡させた。男はトランプの支持者で、『全てのユダヤ人、死ね』と叫んで、銃を乱射したと。トランプ政権発足以来、差別的な発言で米国社会を二分させることを進めたトランプ政権に批判の矢が向けられる可能性が高い。トランプは、銃製造団体から500万ドルの政治献金を受けており、銃乱射事件が起きても、銃製造企業を擁護する発言が目立っている。

あま、アメリカ国民が次々と起きる『銃乱射事件』を歓迎するなら、トランプに投票してくれ。迷走する国、生活危険国家アメリカではある。


★<阪神、FAで西取りに全力>阪神は、FA補強のターゲットに定めているオリックスの『西勇輝投手(27)』への全力アタックに備え、戦力補強費を数億円上積みする。藤原次期オーナーと揚塩球団社長ら球団フロントが会談。新外人を含め、総額20億円と見込まれる補強費にゴーサインが出された。

球団首脳は、ドラフト会議後オフの補強戦略についての確認も行われたと。当然FAの話もされており、西の獲得と、故障者特例措置でFA権取得が見込まれる上本の残留要請に必要な具体的予算が話合われたそうだ。

まあ、いくら負けても、甲子園には4万3千人のファンが押しかける、金満球団・阪神だからねえ。何でも出来るよなあ。うらやましい。


★<CSカープ第2戦快勝>第3戦、快勝でした。緒戦は本当に惜しい試合だったが。1番バッター、田中が打つと、打線が活発になる。誠也も3安打と。ジョンソンの投球も素晴らしくって。西武戦で、13点も15点も取った打線を封じるのだから。また、あれほどシーズン中、打撃に苦しんだ菊池がCSでは大活躍、見事だ。

CS開始前の解説の中に、ソフトバンクはエラーが危険と言った評論家がいた。昨日の試合、記録はヒットだったが、初回のデスパイネの守備は大エラーだろう。1番上林が不振で、好調の川島を1番に上げたら、川島もまたも大エラー。まあ、カープも勝って兜の尾を締めよだねえ。

打撃コーチの東尾の戦術指導も的確で、ピカイチだ。加えて、フランスワ。この人がいなければ、優勝も難しかったかも。年俸も、880万円から一挙に5千万円クラスに格上げだろう。雲の上でカープアカデミーを創設された、耕平前オーナーがにんまりしておられるだろうなあ。一時は閉鎖状態になったらしいが、また復活し、カープの2野手に加え、巨人のメルセデスも出て来るなど大活況ではある

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