今日の画像は、黄葉色づく『御堂筋のイチョウ並木』、東京で始まった『0円タクシー』と、里山、尾長山~牛田山の縦走路です。この路は片道3km程度で、往復6km。登山口からのアクセスを入れて7kmと2時間程度のトレッキング。適度なアップダウンがあり、一番の落差は30mほどの階段。半日で歩けるのが気に入っています。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★欧州初の食の安全・安心の国際基準『グローバルGAP・農業生産工程管理』の認証が日本の農業界で注目を集めている。その審査チームが、今夏石川県中能登町を訪れた。
訪問先は電子部品商社、『バイテックHD』が運営する植物工場。新規事業で始めた植物工場はここで4つ目。GAPの審査では『使っていい農薬のリストの管理』『使った農薬の記録保持』など農薬に関する多くのチェック項目がある。
その点、外と遮断して栽培する工場は病害虫のリスクがほとんどないため、農薬を使っていない。バイテックはこうした利点を生かし、すでに別の2つの向上で認証を取得した。新工場では衛生管理をより徹底し、大手コンビニと取引する食品工場並の水準にまでレベルを高めた。
国内でのGAPへの関心の高まりは、2020年に開く東京五輪で、認証の取得が選手村などで提供する農産物の条件になったからだ。海外から来るアスリート達のため、国際的に通用するルールを用いるという当然の措置だ。
一方、ルールに基づく農作業の確立は、農業に別の効果も生む。『経験と勘』に頼る農業からの脱皮だ。この流れは天候に左右されず、栽培をコントロールする植物工場にとって好機。作業のマニュアル化とデータ管理に優れるからだ。
システムによる衛生管理は工場に留まらない。IT企業の『セラク』は、日本GAP協会の基準に対応して『いつからどんな農薬を使ったか』などの作業記録を生産者がスマホで記録するサービスを始めた。入力した内容がGAPの項目に即している簡便さが、食の安全のシステム管理を普通の農家に広げることに役立つ。神奈川県藤沢市っでコメやトマトを栽培する渋谷さんは、セラクのシステムを使う理由について、『認証を取ることは、消費者への分かりやすい目印になる』と話す。
農薬と並び、食の安心を重視する消費者が気にするのが化学肥料だ。その量を制御する仕組みも7月に登場した。AIが判断して、肥料を自動で供給し、あらかじめ設定した値に近づくとアラートを通知する。開発したのはITベンチャーの『ルートレック・ネットワーク』(川崎市)と、食品宅配の『オシシックス・ラ・大地』だ。キュウリの栽培でこのシステムを使う『三扇商事』(福島市)の職員は、『感覚で栽培していた時より植物が健全に育つ』とその効用を語る。両社は今後、化学肥料を使わない有機農業を支援するシステムの開発にも着手する。
『国産』は国内的には食の安全のアピールになっているものの、根拠の曖昧さはぬぐえない。これに対し、ルールで安全を担保しようとする機運が高まったのは大きな前進だ。AIなどの最新技術の活用がそれを支える。
GAPは国際基準とは言え、様々なレベルがある。商品回収テストの実施など『グローバルGAP』で必要とされる項目を省くことを日本は認めている。農林水産省は緩い基準では国際的な信頼を確立出来ないと考えており、19年度にもガイドラインの見直しを検討する。ルールを国際標準に高め、農業への先端技術の導入をさらに促す。
★<インド・ビスタラ急成長>インド最大財閥『タタ・グループ』の航空会社『ビスタラ』が、国内市場の伸び率の2倍近い急成長を見せている。他社が料金競争で消耗戦に陥るのとは一線を画し、世界的に評価の高いシンガポール航空の指導を受けたサービスを売り物にする戦略が軌道に乗りつつある。国際線への進出に向けて日欧大手とも提携し、5年以内に保有機体数を3.5倍に増やすなどさらに攻勢をかける。
『世界に通用する航空会社を作るというJRD・タタ氏の構想を実現したい』。ビスタラの運営会社『タタSIAエアラインズ』のレスリー・テンCEOは9月、新鋭機のお披露目で強調した。JRD氏はタタの4代目総師で、1932年にインド初の航空会社を始め、自身もパイロットだった。
ビスタラはタタが51%、シンガポール航空が49%出資して2015年に就航した。LCCだけに消費者は満足しないと判断し、フルサービス会社として参入。他社が料金競争に走るのをよそに、座席の感覚を広めるなど快適さを追及した。国内線で唯一ビジネスクラスとエコノミーを設け、タタのホテル部門と連携し機内食を充実させた。丁寧な接客も好評だ。タイ国際航空ともLCCとも違う戦略で伸びたタイの『バンコク航空』と似ている。
ビスタラは事業拡大を狙い、23年までに31億ドル=3,500億円を投じて、ボーイングから中型機787の新機種を6機、エアバスから小型機A320を13機購入する。全体の運行規模を3.5倍の78機にする。タタ・グループの豊富な資金が支えだ。国際線進出の布石として、17年からは国内線の共同運行で日本航空と組み、9月には英国航空とも提携。海外航空会社からの評価の高さを示した。
インドの国内航空市場は世界の主要国で最も成長率が高い。8月まで48ヵ月連続で前年同期比2桁の伸びが続き、2017年の年間旅客数は14年から7割も増えた。それでも12社がひしめき、激しい料金競争を広げているため、インド通貨ルピー安と原油高によって、18年4~6月期に最王手インディゴが9割の減益、ジェット・エアウエイズやスパイスジェットは赤字に陥った。
国営エア・インディアは業績不振が続き、政府は民間に売却するための入札を試みたが、希望者がなく棚上げされた。各社が料金競争で疲弊すれば、安全にも影響が出かねない。料金に頼らないビスタラの戦略の成否は、業界が健全に成長出来るかどうかを占う試金石だ。
インド国内の情報はほとんど日本に入って来ないが、こんなエアラインが生まれてるんだねえ。シンガポール航空も『フライトの質・CS』を売りに成長したエアラインだから、そのDNAが生きているんだろう。すごいことだ。
★<菅原陽一、知りたくないの>先日NHKの『ごごナマ』に、歌手『菅原洋一さん』が出演しておられた。ヨワイ、85歳。お元気だ。国立音楽大学を首席で卒業したにもかかわらず、歌謡界に転身し、5年間ヒットがなし。そして、越路吹雪、岸洋子と競作の形でシャンソン『恋心』をレコーディング。それはA面。B面は好きな歌を入れろとディレクター。そこで菅原さんは、アメリカのウエスタンだった、『知りたくないの』を、なかにし礼に頼んで訳詞してもらった。なんと、出だしが『あなたの過去など・・・』、こんな歌ってあるか、と、なかにし礼さんに変更を依頼するも、拒否され、仕方なくそのままに。この大ヒット曲も2年ほどは泣かず飛ばずだったそうだ。
ヒットしたら、今度は、アメリカの歌手が来日し、原曲を謳った。菅原のファンが、『知りたくないのを英訳して歌ってる』と知らせてくれた、という笑い話もある。いい曲だ。まだまだ頑張って欲しい85歳ではある。
あなたの過去など 知りたくないの 済んでしまったことは 仕方ないじゃないの
あの人のことは 忘れてほしい たとえこの私が 聞いても いわないで
あなたの愛が 真実なら ただそれだけで うれしいの
ああ愛しているから 知りたくないの 早く昔の恋を 忘れてほしいの
★<0円タクシーに乗った赤坂の夜 乗り心地は意外にも…>タクシーはお金に余裕のある人が乗るものだと思っていたのに、東京ではついに『0円タクシー』なるものが登場した。まさか無料の時代がやってくるなんて。『タダならタクシーに乗ってみたい!』。そう思い立って、意気揚々とタクシー配車アプリ『MOV(モブ)』をインストールした。登録に最低限必要なのは名前、性別、生年月日、電話番号の4つのみ。しかも、名前はひらがなでOKという“ゆるさ”が今っぽい。
0円の仕組みはこうだ。DeNAが開発した『MOV』とスポンサー企業が提携し、タクシー会社にお金を支払う。スポンサーはタクシーをラッピングしたり、車内で自社商品のCMを流せるので宣伝効果が見込める。この三者間で契約が成立するため、乗客はタダで乗ることができるのだ。
スポンサー第一弾には日清食品株式会社が名乗りを上げた。5日から31日まで『どん兵衛』仕様のタクシー50台が都内を走り回る。実施時間は朝7時から夜10時までで、配車可能なのは渋谷区、新宿区、港区、中央区、千代田区近辺と限られてはいるが、東京23区内であればどこまででも無料で連れていってくれる。
◇いざ“ゼロタク”を狙うも、最初の壁が……
配車可能区域であることを確かめ、さっそく位置情報を設定してピンを合わせると、近くを走るタクシー情報が表示された。0円タクシーが近くにいる場合、『どん兵衛マーク』の車が現れるようだが、表示されるのは普通の車アイコンのみ。目を皿のようにして探しても、エリアを広げて見ても、どん兵衛は見当たらない。限定50台のハードルを感じながら、しつこく10分ほどタップを繰り返すと、『0円タクシー』が現れた!
慌てて予約し、乗車指定した場所へと向かう。程なくして、アプリに『後6分で到着』の文字が表示された。その間に目的地を入力し、待つこと数分。赤い車体に『どん兵衛』の行灯を付けたタクシーがやってきた。車体には『どん兵衛 天ぷらそば』の写真に『ツキを招く月見そば』のコピーが入っていた。70代くらいだろうか、物腰柔らかな男性運転手と名前の確認をし、0円タクシーの旅が始まった。
記者が乗車したのは夜9時過ぎの赤坂見附交差点近く。朝7時から運転し始め、記者はこの日11人目の乗客だという。前の乗客を降ろし、回送マークを外した1秒後にコールが入ったそうだ。『回送を外すとだいたい3~4秒くらいでコールが入ります。特に港区はかなりの激戦だと聞きます』(乗車したタクシーの運転手)。秒単位の戦いが繰り広げられていたことを知り、0円への執着を痛感する。この運転手によると、普段タクシーに乗らない20代の利用が多いという。SNSやネットニュースで0円タクシーの存在を知り、試しにと乗ってみた格好だ。『普段から利用される方は0円タクシーを待つより、近くに停まっているタクシーに乗られるのではないでしょうか』(前出・運転手)。
どん兵衛仕様のタクシーへの興奮と物腰柔らかな運転手への安心感からか、『0円タクシー運転手は選ばれし50人なのですか――』、などとついたくさん質問してしまう。『理由を聞いたわけではありませんが、私の会社で0円タクシーを運転している人を見ると、運転が荒くなく、落ち着いた人が多いような気がします。スポンサーの顔があるのでトラブルは厳禁。丁寧な接客ができるという点を重視したのではないでしょうか。失礼がないように、安全運転で、お客様が写真を撮る場合はご協力するようにと言われています。車を降りてタクシーの前で撮影される方もいます』。
タクシー会社に所属しているとはいえ、『どん兵衛』の看板を背負っているも同然。普段の乗務以上に気を使うことも多いのかもしれない。質問を続ける記者に一つひとつ丁寧に返してくれるのも、仕事のうち? 不安になって取り繕うように聞いてしまう。『珍しいから、同じことをたくさん聞かれてしまうんじゃないですか』。運転手さんは表情を崩さず、『興味を持ってくださるお客様は多いですね』。切り返しのスマートさに脱帽する。その後も会話を続けていると、ぽつりとこうこぼした。
◇0円タクシー 運転手の意外な喜び
『0円タクシーの特徴ではありませんが、いいお客様ばかりだなと感じています。タクシーはピリッとした方や少し高圧的な方もいて、お乗せする前から「次はどんな人だろう」と緊張が続きます。0円タクシーはそういったお客様がいないので安心してお迎えにいけます』。そんな気苦労があるとは知らず、タクシー運転手の悲哀を感じてしまう。確かに、密室で素性の知れぬ相手と2人きりになることも多いタクシーでは常に緊張を強いられるのかもしれない。いわれのないクレームを受けることもあるのだろう。0円タクシーはドライバーにとっても嬉しい存在になっているようだ。他にこんな利点もある。
『年末は書き入れ時でタクシー運転手は勝負モードです。若いドライバーは「頑張るぞ!」と戦闘態勢なので、1日で6~7万は稼ぎます。でも、もう若くない私のような競争に参加できない者にとっては固定給がもらえる0円タクシーはありがたい。数秒で次の方が呼んでくれますから、日清さんのおかげで穏やかに年末を過ごせています』。おしゃべりすること約30分。気がつけば自宅近くに着いていた。移動距離は約8キロで、値段はもちろん0円だった。『ご乗車ありがとうございました。こちらどうぞ』。1枚のカードが手渡される。<この度は『0円タクシー』にご乗車いただきありがとうございました。2019年も皆様にツキのある1年が訪れますようお祈りいたします。2018.12>
ツキというよりは執念で乗車したような気もするが、師走の慌ただしさから離れられる一時だった。(参考:AERA)
◇この『0円タクシー』、DeNAが企画・開発し、実現させたもの。将来的には様々な業種と連携する計画だ。例えば、飲食店を予約すると配車する、予定管理アプリと連動して予定に合わせて配車する、といったサービスも検討している。0円タクシーを含めこの『MOV』という配車サービス、意外にヒットする可能性を秘めているねえ。すでに日の丸自動車、東都自動車のほか、第一交通産業など5社の4千台が対応するボリュームに成長しているそうだ。DeNAは様子を見て、関西方面にも進出する予定だそうだ。
★<大学の不適切入試、続々と>岩手医大は、盛岡市中央通の同大施設で記者会見し、2018年実施の医学部一般入試で、不合格者より総合評価が低い受験生1人を追加合格とし、文部科学省から不適切な疑いがあると指摘されたと公表した。同大は意図的な合否判定を否定しているが、裏付けとなる記録が残っていなかった。同大は『指摘を真摯に受け止めたい』とし、不合格者の救済が必要か検討する。
岩手医大によると、18年1月の一般入試では、不合格とした8人より評価が低い1人を合格にした。文科省の調査に対し、同大は8人が入学辞退や保留した可能性を指摘したが、連絡を取った記録を残していなかった。追加合格者の決定は学長らに一任されていた。
佐藤洋一医学部長は『原則として評価が上位の受験生から追加合格の連絡をしている』とし、同窓生や関係者の親族など特定の受験生を意図的に合格させたことを否定。『何ら不都合はないと考えていたが、連絡記録の不備から文科省への説明ができなかった。今回の指摘を真摯に受け止めたい』と述べた。
東京医大の『女子受験生への不当差別入試事件』から、大学入試で試験成績を減点するなどの、医大を中心に不正入試が全国で次々と明らかになっている。これらの大学関係者は本当に『教育者』なのだろうか。拙者は『教育者』の資質に、社会正義を持っていること、を第一と考えている。それがない教育者は教育をする資格がない。これらの大学の関係者はすべからく教育者としての資質を欠いている。腹黒い目的のために、一生懸命勉強し、入試を受けた学生らを不当差別するとは教育者としての基本が出来ていない。関係者は全員辞職すべきであろう。それでさえも、受験生が受けた苦悶には到底値しない。日本の世の中は狂ってるとしか思えない昨今の現象ではある。
★<7歳男児ひき逃げ疑いで男逮捕 埼玉県狭山市>埼玉県狭山市の県道交差点で小学生の男児(7)が7日午後にはねられた事故で、狭山署は、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)の疑いで、同県朝霞市、会社員吉田信介容疑者(40)を逮捕した。同署によると、男児は頭を強く打ち、当初意識不明の状態だったが、現在は意識が戻り命に別条はないという。
逮捕容疑は7日午後4時35分ごろ、狭山市堀兼の県道交差点で、無免許で乗用車を運転し、横断歩道を歩いて渡っていた市内に住む男児をはね、けがを負わせて逃走した疑い。
まあ、無免許運転だったら逃げるだろうなあ。が、今やそこかしこに『防犯カメラ』が設置してある。しかも、画像修復機能は抜群で、少々のピンボケもはっきり認識できる画像に再生出来る。まあ、交通事故を起こしたら、逃げてもだめとの認識が必要だねえ。逃げれば、罪が1等悪くなるのだから。この40歳の男、もう一生刑務所暮らしだろうなあ。可哀想だが、自業自得ではある。
★<トランプ大統領の弾劾うかがう民主党>トランプ米大統領は、モラー特別検察官によるロシア疑惑の捜査が終結に近づく中、辞任が決まったケリー大統領首席補佐官の後任を近く発表するとみられる。
先週末、トランプ大統領は退役海兵隊大将のケリー氏を『すばらしい人物だ』と評したが『ジョン・ケリー氏は年末までに辞任する』と述べ、後任を数日中に発表するとした。ケリー氏はロシア疑惑や2016年大統領選での選挙資金法違反疑惑でトランプ氏が厳しい目でみられる中、人事の交代が続くトランプ政権を去ることになる。
7日にはニューヨーク・マンハッタンの連邦検察局は、トランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告が同氏の指示を受け、選挙結果に影響を与える目的で違法行為を行ったと表明した。ニューヨーク州南部地区連邦検察局は裁判所に提出した文書で、同被告がポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏と元プレイボーイ誌モデルのカレン・マクドゥーガル氏に、トランプ氏と不倫関係にあったことを公表しないよう口止め料を支払ったとしている。
『コーエン被告は本人が認めている通り、2件の支払いに関して選挙結果を陰から操作しようとした「個人1」と協力し、その指示にしたがって行動した』と検察局は主張している。専門家は以前から『個人1』はトランプ大統領だとしていたが、検察は今回初めてこの人物がトランプ大統領を指すと明記し、大統領を重罪と直接結びつけた。
別の文書では、モラー氏はコーエン被告が捜査員と7回面会して『捜査の核心となる』情報を提供したと述べた。またあるロシア人が15年11月に同被告と接触し、当時不動産業を営んでいたトランプ氏がモスクワに『トランプタワー』を建設するのを手助けするため、同氏とプーチン・ロシア大統領との面会を提案したことも明らかにした。トランプ氏はロシアとの一切の関係を否定し、モラー氏による捜査を『魔女狩り』と非難しているが、今回トランプ陣営とロシアの間に同氏が認めている以上の強いつながりがあったことが明らかになった。
◇『捜査は新たな段階』
民主党は、検察の文書はトランプ氏が弾劾に相当する行動を取ったさらなる証拠を提示したとしている。来年1月から下院司法委員会を率いる見通しのジェリー・ナドラー民主党議員は、トランプ氏が『弾劾に値する罪』を犯したと述べた。同議員は『弾劾可能な罪だが、弾劾を正当化できるほど重大な罪かどうかは別問題だ』とCNNテレビに語った。
また、検察の文書はトランプ氏が米国民に対する『大規模な不正』の中心に位置していたことを示したとし、1月に民主党が多数派となる下院が疑惑を調査すると述べた。クリス・マーフィー民主党上院議員は、トランプ氏がコーエン被告に口止め料の支払いを指示したとする文書は捜査が『新たな段階』に移ったことを示すとともに、トランプ氏をさらなる窮地に陥れたという。同議員は『大統領はニクソン元大統領の辞任につながったのと同じ領域に足を踏み入れた。ニクソン氏は起訴されていない共謀者だった』とABCテレビに述べた。
共和党のマルコ・ルビオ上院議員は9日、モラー氏による捜査の終結まで判断は控えたいと述べたが、コーエン被告と、トランプ陣営の元選挙対策本部長でモラー氏との司法取引条件に違反したと批判されているポール・マナフォート氏にとっては悪い一週間だっただろうと話した。『都合よく解釈することはできない。関係者にとってポジティブな展開ではない』(参考:英フィナンシャル・タイムズ電子版)
トランプも、イギリスのメディアにこれほど書かれるのだから、名誉なことだろうなあ。断末魔が近づいている。キチガイ、トランプは早々に退陣させるべきだな。