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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『スリランカ人の「静岡のローソンオーナー②」』

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今日の画像は、将棋朝日杯で連続優勝を飾った『藤井聡太七段』と、三重県『御在所岳1,212m』の冬景色です。この絶景、見事ですねえ。冬ならばです。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

藤井旋風は吹屋まずですねえ。素晴らしき少年。池江さんも早く良くなって、活躍してくれるのを期待します。希望と勇気を与えてくれる若者達の活躍は大変嬉しく思いますねえ。


★★★『日本に来たのは12月でした。真っ先に驚いたのは寒さ。日本に四季があるとは知っていたが、びっくりするほど寒く感じました。宿舎から学校まで自転車で通学していましたが、寒くて寒くて。スリランカに帰りたいと弱気になったこともあります』。

平均気温25度前後の町で育ったスランジットさんにとって、日本の冬は厳しかった。でも応援して送り出してくれた家族には心配を掛けたくない。当時はスマホやネットが今ほど普及していなかった時代。夜、百円玉を握りしめ、公衆電話ボックスから国際電話をして『元気で頑張ってるよ』と、母に伝えた。そうして時々交わす家族との短い会話が、何よりの励みだったと言う。

日々は忙しかった。日本で高度な技術を学には、日本語をまず習得しなければならない。『学校のテキストだけでは、十分ではありません。普段から沢山会話をしなければ、真の日本語は習得出来ないと思いました』。そこで収入を得ながら接客が出来る点に惹かれ、授業の合間にコンビニや飲食店でアルバイトを始めた。この体験が後の自分の人生を決めるとは、全く思っていなかった。

『レジに立ったり、品出ししたりと仕事に慣れるまで不安はありましたが、店のオーナーさんやクルーさんが親切で、すぐに楽しくなりました。お客様とのやりとりで必ず日本語を話すので、バイトをしだして語学がぐっと上達したと思います』。


午前はみっちり学校で授業を受け、午後は出来るだけ働いた。そうしているうちに『今日は』『いい天気ですね』などと、顔見知りになった常連客と話をする余裕が生まれ、地元の人達の温かさを実感していったと言う。

生活に慣れていく一方、厳しい現実にも直面した。日本で一生働くことまでを視野に入れると、ビザや永住権を取得するには日本語学校だけでは足りない。4年制の大学で勉強したり、日本で就職したりと数々のステップを踏まなければならなかった。大学に行くにも、目指す技術専門学校へ行くにもお金がかかる。だが、遠い古里の家族に経済的な迷惑はかけたくない。勉強に集中したくても、アルバイト時間を増やすしかないと歯を食いしばった。

そんな懸命な彼の姿を身近で見て、何か感じたのだろう。アルバイト先のオーナーや店長が、ことあるごとに手助けしてくれたと言う。『大学へ入るには日本語能力試験で一定の点数を取らねばならず、勉強のためにアルバイトはセーブしていたんです。だからいざ大学に進んでも、生活は楽じゃなかった。でも当時、バイトをしていた清水市のローソンのオーナーが気にかけてくれ、よく面倒を見てくれた。心から感謝しています。そして大学卒業後、そのオーナーのもとへ店長として就職したんです』。35歳の決断だった。


★★<『よなよなエール』の復活劇>『ふざけた名前の会社だなあ』。1997年6月、小林正忠は雑誌『日経ベンチャー』の記事に目を落としていた。星野リゾートが軽井沢町に『ヤッホーブーイング』という地ビール会社を作ったと言う。ビールの名前は『よなよなエール』。その前の月に三木谷浩史ら6人と楽天市場を始めた小林は、出店してくれそうな店舗を片っ端から探していた。

地ビールは、三木谷が楽天を始める前に100程の事業アイディアから『最終選考』で絞った3つのうちの1つだ。小林が三木谷と共に星野佳路を訪ねたところ、2人は意気投合。とんとん拍子に出店が決まった。

それから7年後。ヤッホーはどん底に落ちていた。星野に代わってヤッホーを切り盛りしていた井出直行はそれまでの道のりを思い返さずにはおれなかった。楽天に出店した頃は地ビールブームの真っ直中。生産が追いつかず、営業担当だった井出の役割は次々と舞い込む注文を断ることだった。だが消費者に飽きられ、99年をピークにブームは去った。

慌てて営業に戻った井出を強烈なしっぺ返しが待っていた。『地ビールはもういらない』。今度は井出が断られる番だ。『もう耐えられません』。打ちのめされた井出に星野はこう諭した。『本当にとことんやったか。まだ、やれることがあるんじゃないか』。光明を探し求めていたある日、本棚の奥から一通の封書が出て来た。開けると、手書きでこう記されていた。『一緒にインターネットで世界を目指しましょう』。差出人は三木谷浩史。思えば楽天もヤッホーも創業はほぼ同じ。楽天は6人でヤッホーは7人。楽天は本気で世界を目指せる場所まで来ている。この落差は何だ。


同時に『この手があるかも知れない』と思った。7年前に出した楽天の店は閉店状態。熱心な楽天の担当者に電話を入れ、その林亜紀子はこう言った。『ネット通販では何かキラット個性が輝いている製品が売れるんですよね。ヤッホーにはそれがある』と言う。

井出は社内で宣言すると、毎週のように軽井沢から六本木まで通った。数十万円払って『楽天大学』に通い、ネット通販のノウハウを学んだ。軽井沢に帰ると林が電話で『補習』をしてくれた。

結果から言えば、この方針転換が当たった。ネットでの販売が急増し、今ではコンビニやスーパーにも販路は広がる。売上高は03年の20倍になった。井出は真顔で言う。『林さんは命の恩人です』。楽天がアマゾンと違うのはここだ。楽天は店舗の顔が見えるサイトを目指し、『ECコンサルタント』を各店舗に張り付ける。が、海外ではこの手は通用しない。海外はこれからの道になる。しかし、『ヤッホー』は全国ブランドに成長した。


★★<認知症の母、改善の策>8年前に認知症を発症した86歳の母と暮らしている。友人達と認知症のお年寄りの話をすることがある。皆、自分の親が認知症なのは恥ずかしくて認めたくないそうだ。失敗した時に怒ったり間違いを正そうとしたりするなどの行為も、私を含めて同じようだ。

数年前に民生委員をしている友人からそのことを指摘されて以来、認知症患者に対しての接し方をどうすればいいか調べ、自分の母への接し方を変えた。具体的には、同じことを何度聞いてきても何度も答えてあげる。間違いを指摘せず丁寧に教えてあげる。トイレを汚しても怒らずに黙って掃除をするなどだ。また、小さなことでも褒めてあげることがすごく大事だと思う。

そのように接した結果、母親の認知症による問題行動は改善されて大変良くなり、最近のことを忘れる以外は、日常生活で不都合はほとんどなくなった。

親から生を受けて育ててもらったのだから、今度は私が母の面相を見る番だ。母が生きている間に親孝行したいと思う。(参考: 朝日新聞投書欄)

まさに、その通りでだなあ。曰く『子供叱るな いつか来た道 年寄り叱るな いつか行く道』だ。あの10歳の少女を殺害した父親も、小さいときから母親に育てられたのだに。自分の辿った恩顧をわすれ我が子を虐殺してしまうとは、人間の皮をかぶった獣以外の何物でもない。


★★<醜い平尾昌晃さん遺産相続争い>2017年7月に死去した作曲家・平尾昌晃さん(享年79)の60億円ともいわれる遺産の相続をめぐる問題で、三男で歌手の平尾勇気(39)が、妻で『平尾昌晃音楽事務所』社長を務めるMさんの『取締役の職務執行停止』を求めた仮処分申し立てが、東京地裁に却下されていたことが分かった。関係者によると、勇気は東京高裁へ抗告するといい、25日に会見を開く。

これまで地裁は和解を勧告していたが、決裂。関係者によると、先月8日に結審し、今月14日に判決が双方の代理人弁護士に届けられたという。

Mさんは平尾さんの後妻のようで、勇気とは血のつながりがないようだ。だが、醜いねえ、財産争い。しかも、Mさんに瑕疵があれば別として、遺書はきちんとあって、配分上なにも問題ないのに『取締役の職務執行停止』なんて通る訳がないよなあ。本当に哀れ、涙しているだろうなあ、平尾さんは天国で。


★★<外交下手の日本、外交とはウソをつくことなり>北方領土、慰安婦・徴用工・竹島問題、尖閣列島、南京虐殺問題などなど、日本の外交行動を見ていると、真正面攻撃すぎる。それでは簡単に開いてから打ち返され、さらにありもしない『ウソ』をつかれて日本外交は防御一方だ。

北方領土は、ソ連が1945年8月9日に『日ソ不可侵条約』を一方的に破棄し、すでにポツダム宣言の受諾を決めていた日本になだれこんだのだ。しかも満州にいた日本人男性60万人をシベリアに拘留して。こんなのは、日本語で『火事場泥棒』と言うんだよね。世界にこの事実をはっきりアナウンスせよ。もう北方領土の返還は断念し、ソ連・ロシアの醜い領土収奪の事実を白日の日に照らすべきだ。

韓国問題は北朝鮮問題があるため、日本が穏やかに対応していることに対し、カサにきて、ウソ八百を並び立てる。日本は朝鮮とは戦争はしていない。したがって賠償金自体不要なのだ。これを米国が日本に賠償を命じて、難産の上実現したのだ。戦争をした相手でもないののなぜ賠償金を払ったか、当時の外交文書を世界に知らせるべきだ。そして朝鮮半島を植民地化したことは、李王朝との条約で正当な行為であり、当時の先進16カ国から承認を得ている。この英米などの承認書を世界に公報すべきだ。そして、国際経済に異変が生じ、韓国に外貨不足が生じても、決して手助けはしないことを公表すべきだ。

中国の東シナ海ガス開発に対し、日本はなんら手を打っていない。日本もガス田を建設すればいいのだ。また南京30万人虐殺のウソ宣伝に対しては、30万人の名簿の公開をもとめるべきだ。

『抗議した、抗議した』と犬の遠吠えのようなことばかり言う、外務省、外務大臣だ。納得できないね。

なんとも弱腰の日本外交には嫌悪感を感じる。腹をすえ、解決にむける決意が見えない。『外交』とは堂々と『ウソをつく』ことと見たな。河野外相、堂々とウソをついておくれな。しかも大風呂敷の。朝鮮半島は、3千年の昔、大和朝の属国だった、などと。その証拠に・・・同じ形をした古墳がるじゃないかと、ね。


★★<藤井、充実の連覇 将棋朝日杯> 現役最年少将棋棋士の藤井聡太七段(16)は16日、東京都千代田区で行われた第12回朝日杯将棋オープン戦で、午前の準決勝・行方尚史八段(45)戦に続き、午後の決勝で渡辺明棋王(34)を破り、昨年に続く連覇を果たした。同棋戦の連覇は羽生善治九段(48)以来史上2人目。藤井の棋戦優勝は、昨年10月の新人王戦以来3回目となった。

充実した内容の連覇だった。準決勝は名人挑戦者になったこともある行方八段に作戦勝ちから快勝した。決勝で戦った渡辺とは初対局。渡辺は通算タイトル獲得数20期を誇るトップ棋士の一人で、現在、王将戦七番勝負で久保利明王将(43)に挑戦して奪取まであと1勝に迫り、棋王戦五番勝負でも挑戦者の広瀬章人竜王(32)に連勝して防衛に王手をかけている。今年度絶好調の棋士を相手に、藤井は一瞬の隙をついて見事に攻め倒した。

朝日杯は全棋士が参加。持ち時間各40分の集中力と構想力が問われる早指し棋戦で、藤井は序盤から自然な手を積み重ね、公開対局の緊張感には全くのまれず、正確な読みで圧倒した。この1年の精神面での成長もうかがえた。終局後、藤井は『しっかり一手一手考えて自分なりに指すことができた。この1年、タイトル挑戦には及ばなかったが、この優勝を機にさらに力を付けて、タイトルにも一歩近付いていきたい」とタイトル獲得への意欲を口にし、渡辺は「決勝にしては物足りない内容にしてしまった。藤井さんは力を付けてくるので、少しでも対抗できるよう頑張らないといけない』と語った。

藤井は前回の朝日杯で、佐藤天彦名人(31)や羽生、広瀬らを破り、最年少の15歳6カ月で棋戦初優勝。今回は予選を免除されて16人による本戦トーナメントから登場していた。

藤井といい、池江といい素晴らしい若者達だねえ。それに引き換え、殺人や窃盗などを重ねる若者達も後をたたない。なぜか、日本のナナフシ不思議だ。


★★<小泉元首相『脱原発なぜ政府は立ち上がらぬ』> 小泉純一郎・元首相が16日、松江市の県民会館で講演を行った。脱原発の持論を展開し、約2100人が聞き入った。島根原発・エネルギー問題県民連絡会などでつくる実行委員会が主催。会場の大ホールに入りきらず、別室のモニターで講演を聞く来場者もいた。

講演で、小泉元首相は『日本の原発は安全だと言われていたが、東日本大震災による原発事故でおかしいと思い、原発の本を読み始めた』と現在の持論に至った経緯を説明。『原発ゼロで、自然エネルギーへの転換ができる時代にきている。与野党が協力できる素地があるのに、なぜ政府は脱原発に立ち上がらないのか』と訴えた。

福島第一原発事故後、国の方針で脱原発を掲げ、自然エネルギーで3割超の電力を供給するドイツを例に挙げ、『日本は太陽光や風力などに恵まれている。日本の電源構成で原発が占めていた30%を自然エネルギーに変えることなんて10年足らずで実現できる』と主張した。

私もそう思うねえ。福島原発の事故の状況、そしてとりわけその後の東電の住民への補償姿勢の悪さ。何を持って『安全・安心』というのか、東電は。廃炉に40年もかかるなんて。本当に脱原発は進めるべきだ。

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