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今日の画像は、米大リーグで6回3安打2失点1死球6奪三振と好投し、5月10日から4連勝で今季7勝目(2敗)を挙げたカープ出身の『ドジャース前田健太投手(31)』、世界で初めて小惑星にクレーター付近への着陸に向け、目印の投下に成功した『はやぶさ2』。そして私の好きな花『ムスカリ供戮任后
★★★メルセデス・ベンツは、自動車を発明したという出自とその後の実績で今の地位を手にしたが、ロレックスは、優れた製品と言うだけでなく、巧みなブランド戦略によってその圧倒的な地位を得たと言っていい。
実はロレックスは、スイスで生まれたブランドではない。ロレックスの出自はイギリスのロンドンである。ドイツ人のハンス・ウィルスドルフが義兄弟アルフレッド・デイビスと共にロンドンで1905年に興した『ウィルスドルフ&デイビス』という名の時計商社がその始まりだった。あくまで商社であり、時計を作る会社ではなかったのだ。
彼は事業を拡大するために、ムーブメントをスイスのジャン・エグラー社に発注し、自社ブランドの時計を売るようになった。時計商人として時計の知識が豊富だったハンスはエグラー社に色々注文をつけ、その結果エグラー社のムーブメントの性能が上がり、腕時計用ムーブメントとして世界で初めてスイスクロノメーター検定に合格した。
その自社ブランド時計を『ロレックス』と名付け、本拠をスイスのジュネーブに移した。エグラー社もロレックス専業となり、社名をマニュファクチュール・デ・モントレ・エグラーと変更するが、2004年に所有していた親戚のボレ家がロレックスに譲渡するまでは独立した会社だった。
その後、ムーブメントを納める高性能ケースを探していたところ、オイスターケースを発明したオイスターウオッチカンパニーというイギリスの時計会社の技術に目をつけ、その会社を買収する。そしてそのオイスターケースを使用して1926年に発売したのが、世界初の完全防水時計『オイスター』である。ロレックスは非常に優れた時計だが、それは自社技術で開発された訳ではなかった。が、結果としてそれらの会社を買収しているので、今では自社技術と言っても差し支えないが。
そして、商才に長けたハンス・ウィルスドルフは、発売したばかりのその防水時計をドーバー海峡横断泳に挑戦する女性スイマー、『メルセデス・グライツ』の腕に着させた。1927年11月、彼女は横断泳に成功し、ロレックスの時計も15時間以上に亘り海中で正常に作動し続け、その成果を新聞の全面広告で世に知らしめたのである。結果、ロレックスの時計は大評判となった。
さらに1933年には、飛行機でエベレストを越えるという冒険ミッションにもロレックス・オイスターを携行させ、その耐久力と精度をアピールした。
こうしたプロモーション活動はその後も続き、マルコム・キャンベル卿の自動車での速度記録達成チャレンジなどでもロレックスを装着させて、その成果を広告で大々的にアピールした。この速度記録を達成した場所のひとつがアメリカのデイトナビーチで、後の1963年にそれにちなんだ『デイトナ』というモデルが発売されている。(参考: 山崎明著『マツダがBMWを超える日』)
■■昔、昔、その昔、『ロッテ歌のアルバムの司会者』として一世を風靡し、日本歌謡界の発展に尽くした『司会者・玉置宏』。その玉置さんが、遺作として自分の辿った歌謡界を綴っている。昭和の昔が懐かしい。川崎市生まれ、1934年1月5日 - 2010年2月11日、享年75歳。
★★★『玉置宏の「昔の話で、ございます」 ひばりの母、先見の明「小野満」を引き抜く』当時、ひばりさんと並んで人気があったのが、ジャズ出身の『江利チエミさん』と『雪村いずみさん』。この3人は昭和29年(1954)の『平凡5月号』で初めて顔を合わしたが、これをきっかけに3人娘として大々的に売り出し、映画でも昭和30年には3人娘が主演した東宝映画『ジャンケン娘』が大ヒット。その後も『ロマンス娘』『大当たり三色娘』と3人娘映画が次々と作られるほど人気が高まった。
ひばりのお母さんはこの人気を先に読んでいて、テレビの番組の歌番組や舞台などでも3人がジョイントする機会が必ず来るはず。その時に、ひばりを二人と同じようにジャズが歌えるようにしなければ、本当のジョイントにはならない。そう考えた上で、ジャズ界では人気も腕もトップスターの『小野満さん』を引き抜いた。
そしてひばりさんの地方公演には、経費が大幅にかさむのは承知の上で、これまでのバンドの他に、小野満さんのバンドも一緒に連れて行って『お客さんの前で歌うことが一番身に付く』という考えのもと、ジャズもどんどん歌わせた。ひばり人気が高く、客の入りも見込めたからの決断だったが、お母さんの思惑は見事に嵌り、この時期の歌い込みがしっかりと身についたお陰で、後にコロムビアでも80曲くらいはジャズを吹き込んだ。
そう言えば、ひばりさんが『ロッテ・・・』に初出演してくれたのは、確か昭和35年(1960)頃、弟小野透さんの歌手としての活動にからんでのことだった。小野満さんに惚れ込んだお母さんはひばりの弟の芸名に『小野』を使ったのである。
東奔西走と忙しい中、またギャラが高い中の大スターひばりさんが、弟を売り出すために『特別出演という形でなら出ます』と言ってきた。ギャラも破格な安さでいいと言う。もちろんこちらはOKして、公開放送も興奮の坩堝と化した。
小野満さんはその後、専属契約を解消して『小野満とスイングビーバーズ』というフルバンドを結成し、以後『紅白歌合戦』なども含めた歌謡番組をメインに活躍するようになった。
結果として、ひばりさんはジャズをものにし、小野満さんは歌謡曲のジャンルを手に収めた訳だから、別れはしたものの、お互いを高め合った意味からすると、いい出会いだったと言える。(参考: 玉置宏著『昔の話で、ございます』)
★★<米最長景気 変調の足音 トランプ流 長引く緩和、金融にひずみ>トランプ米大統領が5月5日に対中関税の早期引き上げを予告してから1カ月。世界経済の変調を警戒した金融市場の動揺は収まらず、世界の株式全体の価値は400兆円減った。減税に加え、金融政策への露骨な口先介入で米景気をふかすトランプ流の政策は金融市場にひずみを生む。『1強』とされる米経済にも影が伸び始めた。
『5月に入り、企業活動が急激に鈍っている』。調査会社IHSマークイットが発表した米国の製造業景況感指数(速報値)は50.6と約10年ぶりの低水準となり、好不況の境目とされる50に接近した。米中貿易戦争の激化が米国の景況感にも響いてきた。
◇失業率は低水準
米景気は失業率が半世紀ぶりの低水準で、賃金も伸びている。貿易戦争の逆風は内需の強さで吸収できるとの見方が多かった。トランプ氏も『関税は米国をもっと強くする』と高関税政策を正当化してきたが、その主張は揺らぎ始めた。
『シュガーハイは急速に切れ始めている』(米ニューヨーク市立大のクルーグマン教授)。シュガーハイは糖分を多量摂取した一時的な興奮状態のこと。減税や金融政策への政治介入で目先の景気を刺激するトランプ流を皮肉った表現だ。
◇利下げ余地なく
制裁関税の拡大に、華為技術(ファーウェイ)への米ハイテク製品の実質禁輸――。5月に入ってから連日飛び出したトランプ政権の対中強硬策に世界の株式市場は翻弄され、乱高下を繰り返した。ただ市場では『株価が下がればトランプ氏が手段を問わず相場を支える』との期待が根強い。
米国の株価が史上最高値から5%安でとどまっているのもこのためだ。トランプ氏は米連邦準備理事会(FRB)に利下げを迫るなど露骨に政治介入し、それに便乗した投資家が年内の利下げを織り込み、株売りに歯止めを掛けている。
だが米国の政策金利は2%台前半にすぎない。『景気後退時に必要な利下げ余地が残されていない』(ブレイナードFRB理事)。米コンファレンス・ボードのギャド・レバノン氏は『財政出動で対応する度合いが強まる』とみるが、米政府債務残高も22兆ドルと右肩上がりだ。追加財政出動への壁が高いなか、トランプ政権下の高成長を支えてきた減税効果は薄れ始めた。
長引く低金利は将来リスクの芽も育てる。欧米企業の債務残高は24兆ドルとこの10年で4割も増えた。国際通貨基金(IMF)は『景気や市場環境が悪化すると債務不履行が増え、景気後退を増幅させる』と警鐘を鳴らす。新興国もドル建ての借金が3.7兆ドル(約400兆円)に膨らむ。世界の債務膨張リスクは6月に日本で開く20カ国・地域(G20)の一連の会議でも議題となる。
けん引役のドイツ経済の急減速で欧州中央銀行(ECB)が年内利上げを断念した欧州。低金利にあえぐ投資マネーは、欧州債務危機に揺れた地中海東部の島国キプロスにまで流れ込む。同国の10年物国債利回りは年初の2.3%台から1.2%前後へ5カ月で半分近くに急低下(債券価格は上昇)。英国の10年債に迫る人気ぶりだ。リスクは世界に散らばりつつある。
拙者はトランプの強引な経済政策、関税政策は市場経済をゆがめ、アメリカ自身へのブーメランになると見るね。アメリカ経済はメキシコや中国の安い製品、部品などに支えられている側面があるのを無視すると、国内でのコストが急上昇するだろうな。そして消費の失速が成長率鈍化に結びつく。まさに、首の皮一枚の綱渡り政策を強引に進めれば、自分の首を絞めることになるトランプだ。その時期はそう遠くなく、次期大統領選までに顕在化するだろう。次期大統領にはトランプの名は載らないのだな、私の見立てでは。
★★<最下位マリナーズ、早くも解体モード 強打ブルースを放出>ア・リーグ西地区の最下位に沈んでいるマリナーズは2日(日本時間3日)、強打のジェイ・ブルース外野手(32)をフィリーズへ放出したと発表。引き換えにマイナー内野手1人を獲得した。
17年オフにメッツと3年3,900万ドル(約42億)で合意したブルースは1年プレーした後、昨オフにカノらとの交換トレードでマリナーズへ移籍。メジャー12年目の今季は外野手兼一塁手として47試合に出場し、打率0.212、14本塁打、28打点を残している。通算成績は1557試合、打率0.246、300本塁打、903打点。球宴に3回選出されている。
AP通信によると、ブルースの今季と来季の年俸あわせて2,800万ドル(約30億円)のうち、フィリーズは275万ドル(約3億円)を負担。マリナーズは残りの2,525万ドル(約27億円)を支払う計算だ。
今季のマリナーズは3月に東京ドームで開幕を迎え、アスレチックスに連勝するなど、13勝2敗のロケットスタートに成功し、首位を快走。特に打線は15試合で35本塁打、116得点を奪う驚異的な破壊力で懸念されていた投手陣を盛り立てた。ところが、4月中旬から打線が不振に陥り、投手陣が大量失点を繰り返す悪循環で5月18日に地区最下位に転落。4月12日以降は3度の6連敗を喫するなど、46試合で12勝34敗と苦しい戦いを強いられている。
昨オフにトレードを繰り返し、10人以上の主力級選手を入れ替える一方で将来を見据えてポスティングシステムで菊池を獲得するなど、解体&再建に着手したマリナーズ。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は1日のツイッターで他球団関係者の『全員をトレードに出そうとしている』との談話を紹介しながらマリナーズが早くも『売りモードに入っている』と伝えた。この日トレードが成立したブルースのほかにエンカーナシオン、ヒーリー、ゴードン、ベッカム、リークら実績ある中堅、ベテラン選手のトレードを画策しているという。
他人事ではないな、カープ。ヤクルトやマリナーズを見習わないでほしいねえ。しっかりと頼むよ緒方さん。
★★<軽井沢にマツダ ロードスター が1000台以上…30周年モデルの秘密を主査が語った>初代『ロードスター』(NA)ベースのショーカー『MX-5 Miata Club Racer』をオマージュし、マツダが現行ロードスター(ND)に特別色『レーシングオレンジ』をまとわせて登場させたのが、『ROADSTER 30th Anniversary Edition』だ。
そのリトラクタブルハードトップモデル『RF』をじっくりみる機会があった。場所は長野県の軽井沢、ロードスター乗りには恒例の『軽井沢ミーティング』の会場内(5月25日)。
このロードスター30周年記念モデルは、世界限定3000台。ソフトトップモデルは4月の商談予約で、販売台数の17倍を超える1900台以上の申込みがあったことをうけ、RFの販売台数を当初予定の40台から139台ヘに増やし、6月10日まで商談予約の申し込みを受け付けている。
軽井沢ミーティングでマツダの中山雅主査は、レーシングオレンジというカラーについて『いくつか候補があって、やはり彩度と明度が両方とも高い色というのを考えて、ピンク色、黄色、黄緑色、水色、そしてオレンジ色などがあがってきた。30年というロードスターの歴史を振り返って、これから先もロードスターを30年、またつくり続けるという決意を、朝焼けの色に重ねてこの色にした』と語った。
また気になるのは、その足。30周年記念モデルのソフトトップ仕様は195/50R16を履くいっぽう、RF仕様は205/45R17。実はこの違いを埋めるように、16インチのレイズボルクレーシングの鍛造アルミホイールも用品として発表される。これらのデザインについて山口宗則プロジェクトマネージャーはこう語っていた。
『30周年記念モデルの国内仕様には、レイズボルクレーシングの鍛造アルミホイール「ZE40」17インチ版ダークガンメタリック塗装のホイールを履かせている。これはマツダ専用に図面を起こして評価して、ラインで組めるように形状変更した新しいもの』『海外仕様の30周年記念車はすべて17インチホイールだから、用品として販売される16インチ版は国内のみ。リムには「30TH ANNIVERSARY」のほかに、「ROADSTER」という刻印が入る予定』と。
いろいろスペシャル感が満載の 『MAZDA ROADSTER RF 30th Anniversary Edition リトラクタブルハードトップRF』。このクルマの前に立った中山主査、山口PM、そして新たに主査となった斎藤茂樹氏が加わり、初代ロードスターから将来の『NE』についていろいろ飛び出した秘話に、ロードスター好きは食らいつくように聞き入っていた。
ことしの軽井沢ミーティングは、NAが355台、NBが209台、NCが138台、NDが342台。合計1044台ものロードスターが集結し、青空のもとで思い思いにロードスターと時間を過ごした。
初代NAが355台参集とは、またすごい人気だねえ。発売が1989年、30年経過して現存するこれほどの人気の国産車、ほかにあるかねえ。すごいことではあるなあ。お見事。
★★<川崎20人殺傷事件 襲撃犯『孤独の40年間』の行動>前代未聞の残虐な事件だった。スクールバスを待つ小学生に次々に襲いかかり、両手に持った刺身包丁で20人を殺傷した凶悪犯、岩崎隆一(51)。彼をめぐる報道を見ていると、違和感が拭えない。なぜ、中学時代の写真しかなく、それ以降の足取りが一向に掴めないのか。40年にもわたる孤独の深淵に迫った。
事件の発生直後、現場に向かった本誌記者は、岩崎容疑者の自宅の電話番号を入手。事件発生から約3時間後、記者は電話をかけた。
──岩崎さんのお宅ですか。 『……うん』
年配の男性が応対した。岩崎容疑者の父親かと思った記者は、こう聞いた。
──こちらに隆一さんという息子さんはいますか? 『……いるような、いないような』
──警察から連絡は? 『警察? 今、来ていますよ』
──事件についてですが。 『事件についてっていうけど、事件のことなんて何もわかりませんよ』
──事件の前は自宅にいたのでしょうか。 『ほとんどいません、今はいない』
──ご一緒には暮らしてなかったんですか。 『暮らしてるっていうものじゃないですね』
──どういう関係ですか? 『何だろう。いいじゃないですか、どういう関係でも』
その後、記者の話を断ち切るように電話は切れた。父親と思われた年配の男性から聞こえてくるのは、岩崎容疑者との“近くて遠い距離”を窺わせる言葉ばかりだった。近所に住む50代男性の証言がそれを裏付ける。『隆一は僕の5歳年下で、昔は遊んだこともあります。その頃は隆ちゃんと呼んでいて、大人しい子でした』。
男性は続けて、地元ではそれなりの名士だという岩崎家の事情を明かした。『今あそこに隆一と住んでいるのは、彼の伯父伯母にあたる夫婦です。あの家は50年以上前からあって、このあたりではかなり古いほう。以前は隆一の祖父母と伯父伯母、その子供たちで住んでいた。隆一は別の場所で両親と住んでいましたが、隆一のおばあちゃんが一家について絶大な力を持つ厳しい人で、隆一のお母さんと折り合いが悪く、やがて両親は離婚することになった。おばあちゃんは、僕らが野球してて家にボールが入ったら怒鳴り散らされたり、このあたりでは恐れられていた存在でした』。
その後、岩崎容疑者はこんな境遇に置かれたという。『隆一は、父親でも母親でもなく伯父夫婦が預かることになった。伯父夫婦には、実子として隆一のいとこにあたる姉弟がいて、端から見たら三兄弟のように見えるけど、伯父さんたちは『預かって育てている子だ』と近所の人間にもはっきりと言っていました。(子供時代の)僕の目から見ても、隆一よりその姉弟のほうが大事にされているようには感じていて、とくにお姉さんは地元の小学校じゃなく、たしかカリタス小学校に通っていたはずです』(同前)。奇しくも岩崎容疑者が襲ったのが、カリタス小学校の児童たちだった。警察は、計画的な犯行だったと見ている。何らかの因果関係があるのだろうか。
◇身元確認を拒否
一方、彼が通っていた地元の小学校時代の同級生は、当時の印象をこう語る。『低学年の時に一度だけクラスが同じでしたが、あまり良い身なりをしていなかったので、家庭環境がよくないのかなと思っていた。授業中にツバを吐いたり、落ち着きのない子供だった印象があります』。
ところが、小中学校の同級生に取材をしても、どんな少年だったかを覚えている人物はほとんどいない。『中学の時に一度同級生になった記憶はあるんですが、名前だけで全く覚えがないんですよ。同級生でグループLINEをやっているんですが、今回の件で「誰か詳しい人いる?」って聞いても、みんなよく知らないって言うんですよ。“誰々と親しかった”くらいの話が出てきてもおかしくないのに、それすらない』。
中学を卒業してからの彼の姿は、いよいよ目撃情報がなくなる。だからメディアに出てくる彼の肖像は、いまだに中学の卒業アルバムのままだ。幼少期をともに過ごした近所の男性の記憶も、ここで途絶えている。『小学校中学校以降のことは覚えてないんです。見ていない時期があって、ここに戻ってきたのは最近だったと思う。伯父さん夫婦の実子の姉弟はもう家を出ていて、ときどきは帰っているようだけど、今あそこに住んでいるのは伯父さん夫婦と隆一だけです。夜にどこかに出かけている様子はあったから、夜勤かなにかしているのかと思っていた。ただ、隆一だとは分かっても、見かけても声をかけたりはしないから何をやっているか聞いたことはありません』。
多くの近隣住民が、昼間は出歩いているのを見ることはなく、見かけるとしたら夜だったと口を揃える。隣に住む40代の女性は、岩崎容疑者との間に“近隣トラブル”があったという。『去年の夏頃、朝6時ぐらいにいきなりピンポンピンポンと玄関のチャイムが鳴って、夫が出たら“その人”がいて、「お宅に植えてある木の枝が伸びて、葉っぱが目に当たる「ってすごい剣幕で一方的に怒鳴りつけてきたんです。30分くらい口論になった。その件をご近所に話したら、みんな“その人”とは距離を置いているというから、うちもそうしようと』。
だが、容疑者との関係に突如として変化が起きた。『事件当日の朝です。ふだんは夜中しか出かけないはずなのに、朝7時頃表に出てきて、向こうから『おはようございます』と挨拶してきた。思わず挨拶を返しましたが、初めてだからおかしいなと思ってたんです。その後にニュースで登戸の事件を見たときは、「もしや」って。格好は黒いズボンに黒いポロシャツ、黒いリュックに黒いメガネでした』。
同じく近所に住む、70代の女性も、事件直前の岩崎容疑者の姿を目撃している。『たまたま3日ほど前に隆ちゃんを見かけたのよ。両手に買い物袋を持って、リュックを背負って、うつむき加減にこの前を通り過ぎていった。挨拶もしないけど、あら隆ちゃんだって思っていた。それがこんな事件を起こすなんて……』。容疑者自身だけでなく、伯父夫婦も、近所との交流はほとんどないようだった。家の中での様子の一端が明らかになったのは、川崎市役所が開いた会見だった。
『(伯父夫婦から)高齢なので訪問介護サービスを受けたいが、長期間就労していなくて引きこもり傾向にある家族がいるので、そこに外部の人が入るのは大丈夫かと心配する相談があった。一緒にいながらなかなか会話がないという話だった』。今年1月、伯父夫婦が岩崎容疑者の意思を確認する手紙を部屋の前に置いたところ、口頭で「自分のことはちゃんとやっている。引きこもりとは何だ」と言われたという。それを受けて伯父夫婦は『しばらく(岩崎容疑者の)様子を見たい』という意向を市の職員に示した。
社会との最後の接点だった伯父夫婦を残して、岩崎容疑者は凶行に及び、自ら命を絶った。伯父夫婦は警察の取り調べには応じたが、遺体の身元確認は拒否したという。このまま引き取りも拒否すれば、無縁仏として葬送されることになる。岩崎容疑者の近くにいた人物でさえその人生の大半を知らない。凶行に至った動機はおろか、“引きこもり”状態になった原因さえもわからなければ、事件の全容解明は進まない。岩崎容疑者が40年にわたって抱えてきた孤独の闇は、あまりにも深かった。(参考: 週刊ポスト)
★★<カープ、クローザー交替>カープのクローザー中崎。阪神戦第3戦では、2点ビハインドの九回に登板した。1安打1四球に自らの失策も絡み、2死二、三塁のピンチを招いたものの、何とか無失点で切り抜けた。
5月31日の阪神戦で1点リードの九回に1点を失い、セーブ機会で失敗していた。その日以来となる登板は負けている場面。広島・緒方監督は「彼とは話をしている。ポジションは流動的になる」と意図を説明した。これまで2勝2敗8セーブ、防御率2.66。これからは七、八回や楽な展開での起用も視野に入れるという。佐々岡投手コーチは『(もう1人の守護神はフランスア?)そうなるでしょう』と助っ人左腕をセーブのつく場面で起用する可能性があると明かした。
『リーグV3中も、度々先発の勝ちを消し、毎度のように塁上を賑わす中崎の安定感のなさにチーム全体がへきえきしていた。特にフランスアが台頭し始めた昨季途中から、守護神交代論が渦巻いていた。他球団からは「唯一付け入るスキがあるとすれば、中崎が投げる九回が狙い目」とささやかれた。フランスアは今季4勝2敗、防御率3.08と成績は中崎と似たり寄ったりでも、他球団は球に力があるフランスアを嫌がっています』(球界関係者)。
2位阪神とは4ゲーム差。広島はV4へ一歩近づいたといえる、かな。まあ、緒方さんの手綱さばき如何だな。
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★★★メルセデス・ベンツは、自動車を発明したという出自とその後の実績で今の地位を手にしたが、ロレックスは、優れた製品と言うだけでなく、巧みなブランド戦略によってその圧倒的な地位を得たと言っていい。
実はロレックスは、スイスで生まれたブランドではない。ロレックスの出自はイギリスのロンドンである。ドイツ人のハンス・ウィルスドルフが義兄弟アルフレッド・デイビスと共にロンドンで1905年に興した『ウィルスドルフ&デイビス』という名の時計商社がその始まりだった。あくまで商社であり、時計を作る会社ではなかったのだ。
彼は事業を拡大するために、ムーブメントをスイスのジャン・エグラー社に発注し、自社ブランドの時計を売るようになった。時計商人として時計の知識が豊富だったハンスはエグラー社に色々注文をつけ、その結果エグラー社のムーブメントの性能が上がり、腕時計用ムーブメントとして世界で初めてスイスクロノメーター検定に合格した。
その自社ブランド時計を『ロレックス』と名付け、本拠をスイスのジュネーブに移した。エグラー社もロレックス専業となり、社名をマニュファクチュール・デ・モントレ・エグラーと変更するが、2004年に所有していた親戚のボレ家がロレックスに譲渡するまでは独立した会社だった。
その後、ムーブメントを納める高性能ケースを探していたところ、オイスターケースを発明したオイスターウオッチカンパニーというイギリスの時計会社の技術に目をつけ、その会社を買収する。そしてそのオイスターケースを使用して1926年に発売したのが、世界初の完全防水時計『オイスター』である。ロレックスは非常に優れた時計だが、それは自社技術で開発された訳ではなかった。が、結果としてそれらの会社を買収しているので、今では自社技術と言っても差し支えないが。
そして、商才に長けたハンス・ウィルスドルフは、発売したばかりのその防水時計をドーバー海峡横断泳に挑戦する女性スイマー、『メルセデス・グライツ』の腕に着させた。1927年11月、彼女は横断泳に成功し、ロレックスの時計も15時間以上に亘り海中で正常に作動し続け、その成果を新聞の全面広告で世に知らしめたのである。結果、ロレックスの時計は大評判となった。
さらに1933年には、飛行機でエベレストを越えるという冒険ミッションにもロレックス・オイスターを携行させ、その耐久力と精度をアピールした。
こうしたプロモーション活動はその後も続き、マルコム・キャンベル卿の自動車での速度記録達成チャレンジなどでもロレックスを装着させて、その成果を広告で大々的にアピールした。この速度記録を達成した場所のひとつがアメリカのデイトナビーチで、後の1963年にそれにちなんだ『デイトナ』というモデルが発売されている。(参考: 山崎明著『マツダがBMWを超える日』)
■■昔、昔、その昔、『ロッテ歌のアルバムの司会者』として一世を風靡し、日本歌謡界の発展に尽くした『司会者・玉置宏』。その玉置さんが、遺作として自分の辿った歌謡界を綴っている。昭和の昔が懐かしい。川崎市生まれ、1934年1月5日 - 2010年2月11日、享年75歳。
★★★『玉置宏の「昔の話で、ございます」 ひばりの母、先見の明「小野満」を引き抜く』当時、ひばりさんと並んで人気があったのが、ジャズ出身の『江利チエミさん』と『雪村いずみさん』。この3人は昭和29年(1954)の『平凡5月号』で初めて顔を合わしたが、これをきっかけに3人娘として大々的に売り出し、映画でも昭和30年には3人娘が主演した東宝映画『ジャンケン娘』が大ヒット。その後も『ロマンス娘』『大当たり三色娘』と3人娘映画が次々と作られるほど人気が高まった。
ひばりのお母さんはこの人気を先に読んでいて、テレビの番組の歌番組や舞台などでも3人がジョイントする機会が必ず来るはず。その時に、ひばりを二人と同じようにジャズが歌えるようにしなければ、本当のジョイントにはならない。そう考えた上で、ジャズ界では人気も腕もトップスターの『小野満さん』を引き抜いた。
そしてひばりさんの地方公演には、経費が大幅にかさむのは承知の上で、これまでのバンドの他に、小野満さんのバンドも一緒に連れて行って『お客さんの前で歌うことが一番身に付く』という考えのもと、ジャズもどんどん歌わせた。ひばり人気が高く、客の入りも見込めたからの決断だったが、お母さんの思惑は見事に嵌り、この時期の歌い込みがしっかりと身についたお陰で、後にコロムビアでも80曲くらいはジャズを吹き込んだ。
そう言えば、ひばりさんが『ロッテ・・・』に初出演してくれたのは、確か昭和35年(1960)頃、弟小野透さんの歌手としての活動にからんでのことだった。小野満さんに惚れ込んだお母さんはひばりの弟の芸名に『小野』を使ったのである。
東奔西走と忙しい中、またギャラが高い中の大スターひばりさんが、弟を売り出すために『特別出演という形でなら出ます』と言ってきた。ギャラも破格な安さでいいと言う。もちろんこちらはOKして、公開放送も興奮の坩堝と化した。
小野満さんはその後、専属契約を解消して『小野満とスイングビーバーズ』というフルバンドを結成し、以後『紅白歌合戦』なども含めた歌謡番組をメインに活躍するようになった。
結果として、ひばりさんはジャズをものにし、小野満さんは歌謡曲のジャンルを手に収めた訳だから、別れはしたものの、お互いを高め合った意味からすると、いい出会いだったと言える。(参考: 玉置宏著『昔の話で、ございます』)
★★<米最長景気 変調の足音 トランプ流 長引く緩和、金融にひずみ>トランプ米大統領が5月5日に対中関税の早期引き上げを予告してから1カ月。世界経済の変調を警戒した金融市場の動揺は収まらず、世界の株式全体の価値は400兆円減った。減税に加え、金融政策への露骨な口先介入で米景気をふかすトランプ流の政策は金融市場にひずみを生む。『1強』とされる米経済にも影が伸び始めた。
『5月に入り、企業活動が急激に鈍っている』。調査会社IHSマークイットが発表した米国の製造業景況感指数(速報値)は50.6と約10年ぶりの低水準となり、好不況の境目とされる50に接近した。米中貿易戦争の激化が米国の景況感にも響いてきた。
◇失業率は低水準
米景気は失業率が半世紀ぶりの低水準で、賃金も伸びている。貿易戦争の逆風は内需の強さで吸収できるとの見方が多かった。トランプ氏も『関税は米国をもっと強くする』と高関税政策を正当化してきたが、その主張は揺らぎ始めた。
『シュガーハイは急速に切れ始めている』(米ニューヨーク市立大のクルーグマン教授)。シュガーハイは糖分を多量摂取した一時的な興奮状態のこと。減税や金融政策への政治介入で目先の景気を刺激するトランプ流を皮肉った表現だ。
◇利下げ余地なく
制裁関税の拡大に、華為技術(ファーウェイ)への米ハイテク製品の実質禁輸――。5月に入ってから連日飛び出したトランプ政権の対中強硬策に世界の株式市場は翻弄され、乱高下を繰り返した。ただ市場では『株価が下がればトランプ氏が手段を問わず相場を支える』との期待が根強い。
米国の株価が史上最高値から5%安でとどまっているのもこのためだ。トランプ氏は米連邦準備理事会(FRB)に利下げを迫るなど露骨に政治介入し、それに便乗した投資家が年内の利下げを織り込み、株売りに歯止めを掛けている。
だが米国の政策金利は2%台前半にすぎない。『景気後退時に必要な利下げ余地が残されていない』(ブレイナードFRB理事)。米コンファレンス・ボードのギャド・レバノン氏は『財政出動で対応する度合いが強まる』とみるが、米政府債務残高も22兆ドルと右肩上がりだ。追加財政出動への壁が高いなか、トランプ政権下の高成長を支えてきた減税効果は薄れ始めた。
長引く低金利は将来リスクの芽も育てる。欧米企業の債務残高は24兆ドルとこの10年で4割も増えた。国際通貨基金(IMF)は『景気や市場環境が悪化すると債務不履行が増え、景気後退を増幅させる』と警鐘を鳴らす。新興国もドル建ての借金が3.7兆ドル(約400兆円)に膨らむ。世界の債務膨張リスクは6月に日本で開く20カ国・地域(G20)の一連の会議でも議題となる。
けん引役のドイツ経済の急減速で欧州中央銀行(ECB)が年内利上げを断念した欧州。低金利にあえぐ投資マネーは、欧州債務危機に揺れた地中海東部の島国キプロスにまで流れ込む。同国の10年物国債利回りは年初の2.3%台から1.2%前後へ5カ月で半分近くに急低下(債券価格は上昇)。英国の10年債に迫る人気ぶりだ。リスクは世界に散らばりつつある。
拙者はトランプの強引な経済政策、関税政策は市場経済をゆがめ、アメリカ自身へのブーメランになると見るね。アメリカ経済はメキシコや中国の安い製品、部品などに支えられている側面があるのを無視すると、国内でのコストが急上昇するだろうな。そして消費の失速が成長率鈍化に結びつく。まさに、首の皮一枚の綱渡り政策を強引に進めれば、自分の首を絞めることになるトランプだ。その時期はそう遠くなく、次期大統領選までに顕在化するだろう。次期大統領にはトランプの名は載らないのだな、私の見立てでは。
★★<最下位マリナーズ、早くも解体モード 強打ブルースを放出>ア・リーグ西地区の最下位に沈んでいるマリナーズは2日(日本時間3日)、強打のジェイ・ブルース外野手(32)をフィリーズへ放出したと発表。引き換えにマイナー内野手1人を獲得した。
17年オフにメッツと3年3,900万ドル(約42億)で合意したブルースは1年プレーした後、昨オフにカノらとの交換トレードでマリナーズへ移籍。メジャー12年目の今季は外野手兼一塁手として47試合に出場し、打率0.212、14本塁打、28打点を残している。通算成績は1557試合、打率0.246、300本塁打、903打点。球宴に3回選出されている。
AP通信によると、ブルースの今季と来季の年俸あわせて2,800万ドル(約30億円)のうち、フィリーズは275万ドル(約3億円)を負担。マリナーズは残りの2,525万ドル(約27億円)を支払う計算だ。
今季のマリナーズは3月に東京ドームで開幕を迎え、アスレチックスに連勝するなど、13勝2敗のロケットスタートに成功し、首位を快走。特に打線は15試合で35本塁打、116得点を奪う驚異的な破壊力で懸念されていた投手陣を盛り立てた。ところが、4月中旬から打線が不振に陥り、投手陣が大量失点を繰り返す悪循環で5月18日に地区最下位に転落。4月12日以降は3度の6連敗を喫するなど、46試合で12勝34敗と苦しい戦いを強いられている。
昨オフにトレードを繰り返し、10人以上の主力級選手を入れ替える一方で将来を見据えてポスティングシステムで菊池を獲得するなど、解体&再建に着手したマリナーズ。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は1日のツイッターで他球団関係者の『全員をトレードに出そうとしている』との談話を紹介しながらマリナーズが早くも『売りモードに入っている』と伝えた。この日トレードが成立したブルースのほかにエンカーナシオン、ヒーリー、ゴードン、ベッカム、リークら実績ある中堅、ベテラン選手のトレードを画策しているという。
他人事ではないな、カープ。ヤクルトやマリナーズを見習わないでほしいねえ。しっかりと頼むよ緒方さん。
★★<軽井沢にマツダ ロードスター が1000台以上…30周年モデルの秘密を主査が語った>初代『ロードスター』(NA)ベースのショーカー『MX-5 Miata Club Racer』をオマージュし、マツダが現行ロードスター(ND)に特別色『レーシングオレンジ』をまとわせて登場させたのが、『ROADSTER 30th Anniversary Edition』だ。
そのリトラクタブルハードトップモデル『RF』をじっくりみる機会があった。場所は長野県の軽井沢、ロードスター乗りには恒例の『軽井沢ミーティング』の会場内(5月25日)。
このロードスター30周年記念モデルは、世界限定3000台。ソフトトップモデルは4月の商談予約で、販売台数の17倍を超える1900台以上の申込みがあったことをうけ、RFの販売台数を当初予定の40台から139台ヘに増やし、6月10日まで商談予約の申し込みを受け付けている。
軽井沢ミーティングでマツダの中山雅主査は、レーシングオレンジというカラーについて『いくつか候補があって、やはり彩度と明度が両方とも高い色というのを考えて、ピンク色、黄色、黄緑色、水色、そしてオレンジ色などがあがってきた。30年というロードスターの歴史を振り返って、これから先もロードスターを30年、またつくり続けるという決意を、朝焼けの色に重ねてこの色にした』と語った。
また気になるのは、その足。30周年記念モデルのソフトトップ仕様は195/50R16を履くいっぽう、RF仕様は205/45R17。実はこの違いを埋めるように、16インチのレイズボルクレーシングの鍛造アルミホイールも用品として発表される。これらのデザインについて山口宗則プロジェクトマネージャーはこう語っていた。
『30周年記念モデルの国内仕様には、レイズボルクレーシングの鍛造アルミホイール「ZE40」17インチ版ダークガンメタリック塗装のホイールを履かせている。これはマツダ専用に図面を起こして評価して、ラインで組めるように形状変更した新しいもの』『海外仕様の30周年記念車はすべて17インチホイールだから、用品として販売される16インチ版は国内のみ。リムには「30TH ANNIVERSARY」のほかに、「ROADSTER」という刻印が入る予定』と。
いろいろスペシャル感が満載の 『MAZDA ROADSTER RF 30th Anniversary Edition リトラクタブルハードトップRF』。このクルマの前に立った中山主査、山口PM、そして新たに主査となった斎藤茂樹氏が加わり、初代ロードスターから将来の『NE』についていろいろ飛び出した秘話に、ロードスター好きは食らいつくように聞き入っていた。
ことしの軽井沢ミーティングは、NAが355台、NBが209台、NCが138台、NDが342台。合計1044台ものロードスターが集結し、青空のもとで思い思いにロードスターと時間を過ごした。
初代NAが355台参集とは、またすごい人気だねえ。発売が1989年、30年経過して現存するこれほどの人気の国産車、ほかにあるかねえ。すごいことではあるなあ。お見事。
★★<川崎20人殺傷事件 襲撃犯『孤独の40年間』の行動>前代未聞の残虐な事件だった。スクールバスを待つ小学生に次々に襲いかかり、両手に持った刺身包丁で20人を殺傷した凶悪犯、岩崎隆一(51)。彼をめぐる報道を見ていると、違和感が拭えない。なぜ、中学時代の写真しかなく、それ以降の足取りが一向に掴めないのか。40年にもわたる孤独の深淵に迫った。
事件の発生直後、現場に向かった本誌記者は、岩崎容疑者の自宅の電話番号を入手。事件発生から約3時間後、記者は電話をかけた。
──岩崎さんのお宅ですか。 『……うん』
年配の男性が応対した。岩崎容疑者の父親かと思った記者は、こう聞いた。
──こちらに隆一さんという息子さんはいますか? 『……いるような、いないような』
──警察から連絡は? 『警察? 今、来ていますよ』
──事件についてですが。 『事件についてっていうけど、事件のことなんて何もわかりませんよ』
──事件の前は自宅にいたのでしょうか。 『ほとんどいません、今はいない』
──ご一緒には暮らしてなかったんですか。 『暮らしてるっていうものじゃないですね』
──どういう関係ですか? 『何だろう。いいじゃないですか、どういう関係でも』
その後、記者の話を断ち切るように電話は切れた。父親と思われた年配の男性から聞こえてくるのは、岩崎容疑者との“近くて遠い距離”を窺わせる言葉ばかりだった。近所に住む50代男性の証言がそれを裏付ける。『隆一は僕の5歳年下で、昔は遊んだこともあります。その頃は隆ちゃんと呼んでいて、大人しい子でした』。
男性は続けて、地元ではそれなりの名士だという岩崎家の事情を明かした。『今あそこに隆一と住んでいるのは、彼の伯父伯母にあたる夫婦です。あの家は50年以上前からあって、このあたりではかなり古いほう。以前は隆一の祖父母と伯父伯母、その子供たちで住んでいた。隆一は別の場所で両親と住んでいましたが、隆一のおばあちゃんが一家について絶大な力を持つ厳しい人で、隆一のお母さんと折り合いが悪く、やがて両親は離婚することになった。おばあちゃんは、僕らが野球してて家にボールが入ったら怒鳴り散らされたり、このあたりでは恐れられていた存在でした』。
その後、岩崎容疑者はこんな境遇に置かれたという。『隆一は、父親でも母親でもなく伯父夫婦が預かることになった。伯父夫婦には、実子として隆一のいとこにあたる姉弟がいて、端から見たら三兄弟のように見えるけど、伯父さんたちは『預かって育てている子だ』と近所の人間にもはっきりと言っていました。(子供時代の)僕の目から見ても、隆一よりその姉弟のほうが大事にされているようには感じていて、とくにお姉さんは地元の小学校じゃなく、たしかカリタス小学校に通っていたはずです』(同前)。奇しくも岩崎容疑者が襲ったのが、カリタス小学校の児童たちだった。警察は、計画的な犯行だったと見ている。何らかの因果関係があるのだろうか。
◇身元確認を拒否
一方、彼が通っていた地元の小学校時代の同級生は、当時の印象をこう語る。『低学年の時に一度だけクラスが同じでしたが、あまり良い身なりをしていなかったので、家庭環境がよくないのかなと思っていた。授業中にツバを吐いたり、落ち着きのない子供だった印象があります』。
ところが、小中学校の同級生に取材をしても、どんな少年だったかを覚えている人物はほとんどいない。『中学の時に一度同級生になった記憶はあるんですが、名前だけで全く覚えがないんですよ。同級生でグループLINEをやっているんですが、今回の件で「誰か詳しい人いる?」って聞いても、みんなよく知らないって言うんですよ。“誰々と親しかった”くらいの話が出てきてもおかしくないのに、それすらない』。
中学を卒業してからの彼の姿は、いよいよ目撃情報がなくなる。だからメディアに出てくる彼の肖像は、いまだに中学の卒業アルバムのままだ。幼少期をともに過ごした近所の男性の記憶も、ここで途絶えている。『小学校中学校以降のことは覚えてないんです。見ていない時期があって、ここに戻ってきたのは最近だったと思う。伯父さん夫婦の実子の姉弟はもう家を出ていて、ときどきは帰っているようだけど、今あそこに住んでいるのは伯父さん夫婦と隆一だけです。夜にどこかに出かけている様子はあったから、夜勤かなにかしているのかと思っていた。ただ、隆一だとは分かっても、見かけても声をかけたりはしないから何をやっているか聞いたことはありません』。
多くの近隣住民が、昼間は出歩いているのを見ることはなく、見かけるとしたら夜だったと口を揃える。隣に住む40代の女性は、岩崎容疑者との間に“近隣トラブル”があったという。『去年の夏頃、朝6時ぐらいにいきなりピンポンピンポンと玄関のチャイムが鳴って、夫が出たら“その人”がいて、「お宅に植えてある木の枝が伸びて、葉っぱが目に当たる「ってすごい剣幕で一方的に怒鳴りつけてきたんです。30分くらい口論になった。その件をご近所に話したら、みんな“その人”とは距離を置いているというから、うちもそうしようと』。
だが、容疑者との関係に突如として変化が起きた。『事件当日の朝です。ふだんは夜中しか出かけないはずなのに、朝7時頃表に出てきて、向こうから『おはようございます』と挨拶してきた。思わず挨拶を返しましたが、初めてだからおかしいなと思ってたんです。その後にニュースで登戸の事件を見たときは、「もしや」って。格好は黒いズボンに黒いポロシャツ、黒いリュックに黒いメガネでした』。
同じく近所に住む、70代の女性も、事件直前の岩崎容疑者の姿を目撃している。『たまたま3日ほど前に隆ちゃんを見かけたのよ。両手に買い物袋を持って、リュックを背負って、うつむき加減にこの前を通り過ぎていった。挨拶もしないけど、あら隆ちゃんだって思っていた。それがこんな事件を起こすなんて……』。容疑者自身だけでなく、伯父夫婦も、近所との交流はほとんどないようだった。家の中での様子の一端が明らかになったのは、川崎市役所が開いた会見だった。
『(伯父夫婦から)高齢なので訪問介護サービスを受けたいが、長期間就労していなくて引きこもり傾向にある家族がいるので、そこに外部の人が入るのは大丈夫かと心配する相談があった。一緒にいながらなかなか会話がないという話だった』。今年1月、伯父夫婦が岩崎容疑者の意思を確認する手紙を部屋の前に置いたところ、口頭で「自分のことはちゃんとやっている。引きこもりとは何だ」と言われたという。それを受けて伯父夫婦は『しばらく(岩崎容疑者の)様子を見たい』という意向を市の職員に示した。
社会との最後の接点だった伯父夫婦を残して、岩崎容疑者は凶行に及び、自ら命を絶った。伯父夫婦は警察の取り調べには応じたが、遺体の身元確認は拒否したという。このまま引き取りも拒否すれば、無縁仏として葬送されることになる。岩崎容疑者の近くにいた人物でさえその人生の大半を知らない。凶行に至った動機はおろか、“引きこもり”状態になった原因さえもわからなければ、事件の全容解明は進まない。岩崎容疑者が40年にわたって抱えてきた孤独の闇は、あまりにも深かった。(参考: 週刊ポスト)
★★<カープ、クローザー交替>カープのクローザー中崎。阪神戦第3戦では、2点ビハインドの九回に登板した。1安打1四球に自らの失策も絡み、2死二、三塁のピンチを招いたものの、何とか無失点で切り抜けた。
5月31日の阪神戦で1点リードの九回に1点を失い、セーブ機会で失敗していた。その日以来となる登板は負けている場面。広島・緒方監督は「彼とは話をしている。ポジションは流動的になる」と意図を説明した。これまで2勝2敗8セーブ、防御率2.66。これからは七、八回や楽な展開での起用も視野に入れるという。佐々岡投手コーチは『(もう1人の守護神はフランスア?)そうなるでしょう』と助っ人左腕をセーブのつく場面で起用する可能性があると明かした。
『リーグV3中も、度々先発の勝ちを消し、毎度のように塁上を賑わす中崎の安定感のなさにチーム全体がへきえきしていた。特にフランスアが台頭し始めた昨季途中から、守護神交代論が渦巻いていた。他球団からは「唯一付け入るスキがあるとすれば、中崎が投げる九回が狙い目」とささやかれた。フランスアは今季4勝2敗、防御率3.08と成績は中崎と似たり寄ったりでも、他球団は球に力があるフランスアを嫌がっています』(球界関係者)。
2位阪神とは4ゲーム差。広島はV4へ一歩近づいたといえる、かな。まあ、緒方さんの手綱さばき如何だな。