今日の画像は、その昔、宮本、三都主が在籍し、2007年『レッドブル・ザルツブルグ』がオーストリアリーグ初優勝を遂げた時、ザルツブルグのブルのスタジアムショップで手に入れた私の愛用の『レッドブルのキャップ』。そして、『アシュガ』と『シロヤマブキ』です。ヤマブキは普通黄色ですが、白色もあるのですねえ。
レッドブルはお金持ちで、ザルツブルグのピッチも自前の美しいものでした。ザルツブルグの中心部からバスは終点まで行きます。運転手がザルツのファンなのか、私が下りようとすえると、ウインクして、料金を免除してくれました。楽しき思い出です。
★★★人類が2030年にも実現を目指す火星旅行。片道で8ヵ月もの長い旅になるが、その間の食糧も心配する必要はなくなりそうだ。宇宙線の片隅に設置された『バイオリアクター生物反応器』が絶えずタンパク質を作り出すからだ。
この未来技術の開発を進めるのは、フィンランドのスタートアップ企業『ソーラーフーズ』だ。欧州宇宙機構ESAと協力して試作に成功した。水から水素を取り出して二酸化炭素CO2を混ぜ、バクテリアに食べさせてタンパク質を作る。パシ・バイニッカCEOは『宇宙で利用出来る技術だ。地球上ならもっと簡単に使うことができる』と話す。
50年に100億人まで増える人類の胃袋を満たすため、世界中で人工タンパク質や人工肉の研究が熱を帯びる。成功すれば農業や畜産の資源に恵まれない国でも『食糧大国』になれる。こんな逆転現象はエネルギーの分野でも動き始めた。
『もっとブレークスルーが必要だ』。米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツはエネルギーの新興企業への出資を進める。その1社であるカナダの『カーボン・エンジニアリング』は、身の回りにある空気から燃料を作り出す。大型ファンで大気を集めて化学反応などでCO2を抽出。水素を混ぜてガソリンや軽油、ジェット燃料にする。スティーブ・オールダムCEOは『石油資源を持っていない国にも「国産燃料」が手に入ることになる』と意義を語る。
世界の歴史は、資源を巡る争いの歴史でもある。近世にはアジアの香料などを巡って欧州各国が大航海を競った。19世紀後半から進められたアフリカの植民地化は、石油や石炭といった工業化や軍事力を支える資源を手に入れる目的があった。争いは2回の世界大戦を招いた。
現代に入っても穀物メジャーや産油国と手を結ぶ石油メジャーといった勢力が富を蓄積。今も関税や地域紛争など様々な形で資源を巡る攻防が続く。今、世界経済の勝者は資源を持つ者だ。しかし、食やエネルギーを誰もが作れる時代が到来すればどうなるか。広井京大教授は『勢力図が変わるゲームチェンジが起こりうる』と見る。
その兆しはある。地中海の小国『マルタ共和国』は仮想通貨の取引量で世界トップ級に踊り出た。規制緩和で先駆けるマルタに政界中の事業者が注目する。人口はわずか40万人で天然資源に乏しく、穀物自給率も1割ほど。だが『小国』であることは不利にならない。むしろ大国より既存産業の利害を気にせず動ける身軽さが武器になる。
技術の進化は『持つ国』と『持たざる国』の境界線を崩し、持たざる国に逆襲の機会をもたらす。食とエネルギーの充足が平等になった時、豊かさを生む力は社会や生活の可能性を広げる『知のあり方』に移る。(参考: 日経新聞『Tech2050新幸福論』)
★★<J1『誤審』連発 動転主審『運営が決める』不可解発言>前節の試合、浦和レッズが“誤審”2発で横浜F・マリノスに1-3で敗れた。1点ビハインドの後半14分、FW仲川のゴール場面をめぐって判定が二転。オフサイドの位置を見逃されて失点した後に1度は取り消されたが、9分間の中断の末に得点と認められた。松尾一主審(46)が『自分では決められない。運営が決める』と問題発言したことを、複数の選手が証言。5月17日の湘南戦でも誤審を経験した浦和にとって、またも後味の悪い一戦となった。
誤審が多い令和元年、またミスジャッジが飛び出した。浦和が1点を追う後半14分、横浜の左FW遠藤のシュートが、オフサイドとみられる位置にいた反対サイドのFW仲川に当たってゴール内へ。まずは副審の旗が上がらず得点となったが、浦和側の抗議を受けて中断。審判団が協議の末、いったんオフサイドで取り消された。しかし、だ。9分間の中断をへて再びゴールと認められた。判定が2度も変わったことも異例だが、問題となったのはその後の審判の発言だった。
複数の浦和の選手によると、松尾主審が『自分では決められない。決めるのは運営』と説明したという。これが『運営』なのか『上(審判アセッサー)』なのか不明だが、不可侵の決定権を持つ主審の発言としては前代未聞。DF槙野によると、ピッチでは副審がオフサイドだったと進言した模様で、1度はノーゴールになった。だが、最終的に松尾主審が無線で情報を集めた結果、ゴールと判断したとみられる。この件について両監督は語らず、マッチコミッショナーらも取材の要請に応じていないため事実関係は分からず。JリーグがVARを導入していない以上、判定ミスはサッカーの一部だが、動転していたとはいえ主審の不可解発言は波紋を呼びそうだ。
浦和が1-2とした後の後半41分には“通常”の誤審によるPKで突き放された。相手シュートを槙野が右足でブロックし、はねたボールがDF岩波のあごに当たったプレーを『僕のハンドと言われた』(槙野)と笛を吹かれた。5月17日湘南戦は大誤審で失点を免れたが、今回は2被弾。選手は『力不足』を強調したが、後味の悪い試合が浦和に続いている。
プロ野球のリプレーでもあれほどの『誤審』が出ている。サッカーはそれ以上に微妙な判定が起きることが多い。なのにVARはまだまだ先のことだと。これって、プロ意識あるんかなあ、Jリーグのお偉方は。ファンを、またクラブをバカにするのもほどほどにしてほしいなあ。
★★<サンマルクがスタバほど支持されない理由>カフェ『サンマルクカフェ』が失速している。店舗数が伸びず、既存店売上高もマイナスが続いている。看板商品『チョコクロ』」で人気を得てきたチェーンが、なぜ伸び悩んでいるのか。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんは『低価格帯のカフェでも、居心地の良さが重視されるようになった。サンマルクはそこに対応できていない』と分析する――。
◇1年間でわずか2店舗増
2019年3月末時点のサンマルクの店舗数は404店。1年前からは、わずか2店増にとどまった。数年前までは年に20店程度増えていたが、ここ数年の年間増加数は10店に満たない。店舗数の伸びが明らかに失速している。既存店売上高の苦戦も続いている。19年3月期は前期比1.0%減と、マイナス成長だった。前期である18年3月期も不調で、17年3月期から2.5%も減っていた。各店の稼ぐ力が衰えていることは明らかだ。
◇13年ぶりに純利益が30億円を下回る
サンマルクといえば、遠赤外線効果があるオーブンで焼き上げたパンが売りだ。特にクロワッサン生地でチョコレートを包んだ『チョコクロ』が有名で、看板メニューとなっている。ブランドロゴにも『CHOCOCRO(チョコクロ)』の文字が入っているほどだ。そのほかにも、デニッシュ生地の上にソフトクリームを載せた『デニブラン』などパンメニューを豊富に取りそろえている。
サンマルクの失速によって、運営会社サンマルクHDの業績もさえない。19年3月期の連結売上高は、前期比1.4%増の700億円と微増にとどまった。純利益は19.6%減の29億円だった。純利益の減少は2期連続で、30億円を下回ったのは06年3月期以来、13年ぶりとなった。
カフェチェーン業界では、『スターバックス』と『コメダ珈琲店』が店舗数を大きく伸ばして存在感を高めている。スタバは1400店超、コメダは800店超を展開し、どちらもまだ成長途上だ。サンマルクを尻目に、今も店舗増が続いている。
◇低価格帯の店も『居心地の良さ』が重要になった
好調なスタバとコメダに共通しているのが『居心地の良さ』だ。スタバは積極的な改装を実施するなどして、常におしゃれな空間を保ち続けている。コメダはふかふかのソファを設置し、新規店舗では全面禁煙を原則とするなど、居心地の良い空間を作り出すことに成功している。スタバとコメダはいずれも、業界内では中価格帯に位置する。そのため顧客は、値段に見合った居心地の良さを期待しており、そこに応える必要がある。
一方、ブレンドコーヒーSサイズを208円(税込)という低価格で提供するサンマルクに対しては、それほど顧客の期待が高くない。とはいえ、競争の激化やニーズの高まりなどで、低価格帯の店でも居心地の重要性は高まってきている。サンマルクは、そういったニーズに対応しきれていないように見える。顧客満足度が決して高くないのだ。日本生産性本部・サービス産業生産性協議会の『日本版顧客満足度指数(JCSI)』調査における、カフェ部門の『顧客満足』ランキングで、サンマルクを上位で見かけることはない。
19年度第1回調査では、1位が『ドトールコーヒー』、2位が『カフェ・ベローチェ』、3位が『スタバ』、4位が『コメダ』となっている。サンマルクはトップ4に入ることができていない。競合と比べて、サンマルクは顧客からの満足を獲得しきれていないことがわかる。
◇コスパ以外が評価されないサンマルク
なお、同調査では顧客満足度を含めて6つの指標のランキングを出しているが、コストパフォーマンスを表す『知覚価値』においては、ベローチェ(1位)、ドトール(2位)、ミスタードーナツ(3位)に次ぐ4位にサンマルクは付けている。いずれのチェーンも低価格を武器としており、それがそのまま知覚価値に反映されたといえるだろう。
だが、前述の通り、ドトールとベローチェは顧客満足度でもそれぞれ1位と2位を獲得している。サンマルクは上位4位に食い込めていない。つまり、ドトールとベローチェはコスパ以外の面も評価されて顧客満足度が高くなっているが、サンマルクはコスパ以外の面が評価されていないのだ。
◇テコ入れはもはや待ったなし
商品面でも劣るサンマルクも、『ロイヤルミルクティーチョコクロ」』や『いちご大福チョコクロ』など、期間限定商品は販売している。だが、個性が弱く、パンチに欠ける印象がある。魅力的な季節商品の開発が必要だろう。サンマルクHDは正念場にある。そうしたなか、昨年8月に、実質的な創業者である片山直之社長(当時)が逝去したことが不安材料だ。創業の1989年から全国的なチェーン店を擁する企業に押し上げてきた辣腕家が居なくなったことで、今後の成長が危ぶまれる。サンマルクのテコ入れは待ったなしの状況だ。抜本的な対策を早急に講じることが求められているだろう。
確か、サンマルクは岡山出身だった記憶がある。一時は新しいライフスタイルの担い手として存在感を示したが、ここのところ低調なんだねえ。頑張ってほしいが。『コメダ』の好調さは目に留まる。自宅の前、道路を挟んでスーパーがあったが、この居ぬきを使って出店。ランチタイムには駐車待ちの車が列を作る。見事なり、名古屋魂だなあ。
★★<超小型ボイスレコーダー、『4,980円也』>産経新聞Webを見ていて、広告が目に入った。普通ネット広告は無視するのだが、『超小型ボイスレコーダー』の名につられて、クリックした。
ながながと説明が続き、とにかくとにかくポイントの重量と性能と価格、をチェック。なんと、重量は12.5g、メモリー容量は8GB、価格は4,980円。ボイスレコーダーといえば先発のオリンパスなどの商品イメージがあり、まあ1万5千円程度という頭があったが、その1/3だ。
性能は、8GBの容量は、24時間録音が4回分に相当するそうだ。そして1充電で24時間録音が可能と言う。
すごい商品だ。驚いたね。12gにも、価格にも、性能にも。発売主は『Advande Online Store』と聞き慣れない名称。モチ、生産国は中国だ。まあ、この価格だったら1年もってダウンしてもあまりショックは感じないな。使い捨ての感じすらある。が、すごい時代だ。
★★<『爪切り』>『爪切り』が壊れた。プラスチックの柄の部分が。30年使った年代もの。100円ショップ『ダイソー』で買ったものだ。もち、中国製。だが、それ以前には日本製は確か300円くらいで買った覚えがある。価格は1/3、寿命も倍。日本は中国のお陰で、金銭価値が高まっている、と思うのは錯覚かなあ。