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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『広島市立高女・原爆被害伝える企画展』

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今日の画像は、消える『甲子園の一文字』と、広島市の平和公園のそばに設置された広島市立第一高等女学校被爆の『慰霊碑』。そして、原爆の日を思わせる満開の『キョウチクトウ』です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★原爆で生徒600人以上が亡くなった『広島市立第一高等女学校(現市立舟入高校)』の被害を伝える企画展が、国立広島原爆者追悼平和記念館(平和公園内)で開催中だ。娘を失った遺族らの悲痛な思いが伝わる。

1、2年生541人は、現在の平和記念資料館付近の『材木町』で建物疎開の作業中だった。爆心地からわずか500m。全員が死亡した。全校の犠牲者は、生徒や教員ら676人。学校単位の犠牲者としては市内最多と言う。

企画展は『流燈 広島市女原爆追憶の記 最も多くの犠牲者を出した女学校の記録』。遺族の手記や生徒の遺稿をおさめた追悼集『流燈』の内容を映像化した30分のビデオで、終日上映されている。展示コーナーを取り囲むように、生徒ら353人の遺影や、追悼集が収録された電子端末が並ぶ。

ビデオには、長女の築山城子ムラコさん(当時2年生)を失った坂本文子さん(故人)の証言も。夫と我が子を捜し回り、川の中で石に腰掛けた姿を見つけた時のことを手記でこう振り返っている。

『顔は腫れ目は糸筋の如く頭髪は焼け落ちちぢれ口唇は腫れて見る影もない。「もう死ぬよ」と言ってぐったりとなるのを励ましながら身体を抱き上げるとモンペは膝から下はなく、火傷して皮膚がずるっと下がっていた』。


その日、母の腕の中で息を引き取った城子さん。ビデオで文子さんは語る。『日本は原爆以外に終戦になる方法を持っていなかったのではないかと恨みのように思う。でも娘が平和の礎になったと思えば諦めがつく』とも。

遺品のセーラー服や、疎開先の妹に宛てた手紙なども並ぶ。叶館長は『昔のこととしてではなく、自分に置き換えて見ていただきたい』と語る。12月29日まで。

原爆被害の始まりは、米ルーズベルトの策略に日本が引っかかり、真珠湾攻撃という、米国民の憤慨を巻き起こし、欧州戦線に米軍派遣の口実を作らせたところにある。単純な日本軍、日本政府、軍部はルーズベルとが投げたエサに見事に引っかかったのである。今、トランプがルーズベルト並の策略を全世界に広げ、紛争と殺戮を起こしている。

私の母は、この市女卒の被害者達の少し先輩に当たる。私自身も、新制高校になった市立舟入高校の卒業生だ。いにしえの縁を感じ、この企画展に足を運んだ。


★★<甲子園名物の人文字が中止に メンバー高齢化で団体解散>兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる夏の全国高校野球選手権大会の開会式で、客席から球児へエールを送る人文字が今年は中止されることが決まった。『ようこそ 西宮へ』などの文字を浮かび上がらせ、開会式の名物だったが、運営してきた市民団体が2月に解散し、継続できなかった。

人文字は、2000年から西宮青年会議所が始め、事業を引き継ぐ格好で市民団体『西宮をPRする会』が運営。市民に郷土愛を育んでもらい、全国から集う選手や応援団を激励しようと、市民800~1200人にボードをかざしてもらい、ライトスタンドからメッセージを送ってきた。

だが、メンバーの高齢化で同会が解散。人文字は別団体での継続が模索されたが間に合わなかった。今年の夏の大会は6日に開幕する。同会が大会期間中に行ってきた、球場の外で出場校のプラカードを持って記念撮影ができる『シャッターサービス』は大会主催者が引き継ぐという。

元会長の竹内博さん(55)は『来年は実施できるように調整したい』と話している。いろんな場面で、『高齢化』の余波が起きているねえ。日本全国『高齢化、国民減少時代』なのだな。この不始末、政治的に誰が責任を負うのだろうか。それとも知らんぷり、か。無責任時代の日本国ではある。


★★<また乱射事件、米テキサス州で乱射事件、18人死亡>米南部テキサス州エルパソのショッピングモールで2日午前10時(日本時間3日午前1時)ごろ、銃の乱射事件があり、米メディアによると、少なくとも18人が死亡し、数十人が負傷した。地元警察は、容疑者一人の身柄を拘束した。

警察によると、事件はメキシコとの国境から北東に4キロの『シエロ・ビスタ・モール』にあるウォルマートの店内などで、何者かが銃を乱射したという。ABCテレビによると、死傷者は2~82歳。犯人は無差別に乱射したとみられる。警察によると、当初は容疑者が複数だとの見方もあった。使用された銃器については『ライフル銃とみられる』としている。

エルパソは移民が多いことで知られ、人口68万人のうちヒスパクニック系が6割を占める。トランプにはいい口実だな。国境の移民が多い街で、乱射事件。銃乱射の問題より、移民問題に論点がすり替えられるから。トランプのアメリカよ、どこへ行く、だな。


★★<サンフレMF青山が復帰 7戦連続負けなしに貢献「特別な日」>明治安田生命J1第21節 サンフレ1―0札幌 ( 2019年8月3日 Eスタ )

サンフレのMF青山がリーグ戦に復帰した。後半4分にMF稲垣の先制点が生まれると、18分から投入され、7戦連続負けなしに貢献。
1月のアジア杯での右膝負傷を乗り越えて『やっと戻ってこられた。みんなと勝って喜べた特別な日』と言えば、城福監督は『今ピッチに立っているのは奇跡と言っていい』。視察した日本代表・森保監督も「なるべく早く見たいと思っていた」と安どした。

試合は、見た限り札幌優勢の展開。しばしばゴールを脅かし、時にはバーにはねられて。サンフレは少ないチャンスを稲垣がものにして勝利したという次第。特に前線での短いパスミスを乱発し、ポゼッションは絶対的に札幌が有利の展開だった。不運なのは、稲垣のシュートが唐突で、GKの初動が少し遅れたと見られること。それほど難しいシュートではなかっただけに、札幌としては悔いが残る試合だっただろう。

まあ、サンフレは粘りに粘った展開で、しぶとく白星を挙げたという次第だが、この戦いぶりではとてもFC東京を凌駕するような試合にはならないだろうなあ。まあ、今季はJ2落ちさえ阻止出来ればいいと踏んだシーズンだからあまり多くは要求すまい。とにもかくにも、渡あたりがブレークしない限り、首位戦線に飛び出るのは難しいだろうなあ。

それにしても、パトリック。ガンバへ復帰したが、何故復帰したのか理由が分からない。パトリックは負傷し、全快したもののガンバから放逐され、サンフレが拾った。その結果、サンフレでも結果を出し柱のプレーヤーとなった。報道によると、ガンバから復帰の要請があり、パトリックが即応じたものと。放逐されたクラブにホイホイと帰っていくほどパトリックはガンバに郷愁を感じていたのだろうか。気持ちが分からない。


★★<N国党躍進を茶化す人が見落とす「庶民の鬱屈」>『NHKから国民を守る党』(N国党)が参院選で1議席を獲得し、政党要件を満たしたことが世間に衝撃を与えている。7月29日に、日本維新の会から除名され、現在無所属の丸山穂高・衆院議員が入党して2人に増え、翌30日には旧みんなの党代表で無所属の渡辺喜美氏と会派『みんなの党』を結成するなど、話題性だけでなくその党勢も着実に伸ばしつつある。

この現象に対して世間ではテレビ番組の識者のコメントをはじめとして、『茶化したり』『単なるネタ扱い』に終始していたりしている論調があまりにも多いが、それでは本質を見誤る。受信料を支払う人だけがNHKを視聴できる『スクランブル放送』の実施を掲げ、比例代表で98万票超を獲得した事実は重い。

◇『優先的地位』の既得権益層に対する敵意
この100万人近い人々の『民意』。深層に、自分たちの存在など歯牙にもかけない現状の政治体制に対する絶望や、自分たちの生活実感とかけ離れた『優越的な地位』の既得権益層に対する敵意があるに違いない。

ただし、それは『NHK』という事業体そのものの改革の是非というよりかは、NHKは分かりやすい狹(まと)瓩砲気譴討い襪鵬瓩ない。『NHK』に象徴される『巨大な既得権益』への反発であり、自分たちのお金を強制的に吸い上げる一方で、自分たちの生き死に対しては一切関心を示さない、目には見えない力に対する拒絶のサインである。無意識に潜むメッセージを一言で言えば、『もう自分たちは黙ってはいないぞ』『混乱の種を国会に送り込んでやる』ということを象徴しているのだ。

数年前、居酒屋でたまに会う中小企業経営者の50代の男性が、突然、ある紙片を目の前に投げてよこした。それは櫻井よしこ氏が『週刊新潮』で連載していた『日本ルネッサンス』というコラムのコピーだった。NHKの『金満体質』を猛烈に批判したもので、偏向報道を行い、受信料収入で巨額の有価証券を買い、職員が国民の平均給与の2.5倍を得ていることを口酸っぱく非難し、最後にスクランブル放送の必要性などを説くという内容だった。

そのコピーはすでに何人かが回し読みしていたらしく、手垢や油のようなものが付いていた。赤ら顔の男性は『こんな状態を放置してるようじゃ、日本もおしまいだな。わしらみたいな庶民から金を巻き上げて』とつぶやいて、特に同意を求めることなく去っていった。しばらくしてから、人づてに男性がN国党を支持しており、居酒屋で党名が入ったNHK撃退シールを配っていたことを知った。この経営者の男性は、身なりも言動も至って常識人という感じで、店主などからも好かれていただけに、撃退シールの話とどうしても結び付かなかった。だが、今ならよく理解できる。


◇『上級国民』騒動が示す圧倒的不均衡への憤り
今年4月、東京・東池袋で車が暴走し、歩行者10人を次々とはね、母子2人が死亡する事件が発生した。ネット上では、加害者が逮捕されないことから、元官僚という経歴が理由ではないかとの憶測が飛び交い、ニュースに取り上げられるほどの『炎上』騒動に発展した。また、そのような特権的な地位にある者を『上級国民』というスラングで揶揄した。

ここで表面化したのは、『持つ者』と『持たざる者』の圧倒的不均衡への激しい憤りである。それがある種のデマをきっかけに大爆発を起こしたのである。先の男性の嘆きを借りれば、なぜいつも『わしらみたいな庶民』が泣き寝入りしなければならないのか、ということなのだ。ここに今回の参院選で『N国党』を支持した人々の心理を解き明かすヒントがある。

そもそも、『N国党』は、NHKの『強引な集金人』などへの対応といった、非常にピンポイントな分野ではあるけれども、国民の身近な困り事に寄り添う活動とイメージ戦略で地歩を固めてきた。このような一般の人々の直接的な不安とリンクした形の草の根運動は、これまで既存の政党が見過ごしてきた問題を拾い上げる印象を与えると同時に、『NHKという権力』と『NHKという権力に新興政党が挑む、エンターテイメント性』が対峙するエンターテイメント性の高い闘争のドラマを提供してきた。

N国党代表の立花孝志氏がユーチューバーであることなどがクローズアップされやすいが、地方から草の根運動で少しずつ支持を伸ばしてきたことを忘れてはならない。2019年4月の統一地方選で『N国党』は大躍進を遂げている。東京23区や関西を中心に47人中26人が当選し、所属議員が一挙に30人を超えたのだ。異論はあるかもしれないが何度も繰り返して強調したいのは、泡沫候補に猝滅鯣省瓩播衂爾靴深圓ほとんどと考えるのは大間違いだと思う。そこには『庶民』の鬱屈が反映されている。一定の合理性があると結論づけるのが妥当なのだ。

ここで最も懸念しなければならないのは、『NHKを巡るイシュー』がかつての『官僚叩き』」のように、政治家の人気取りの道具にされることである。すでにその兆候は現れている。『日本維新の会』の松井一郎大阪市長が『NHKが現職国会議員の受信料不払いを認めるのであれば、大阪市も受信料の支払いをやめさせてもらう』という主旨の発言をしたことが報じられているが、元維新の会の議員である丸山氏を取り込んで注目を集める『N国党』の動静を強烈に意識したものであることは指摘するまでもないだろう。

今後も引き続き他の政党や政治家による『N国党』への接触や言及は進むだろう。だが、『NHKを巡るイシュー』ばかりに注目が集まることで、場合によっては消費増税や安全保障問題など、他の重要な論点の数々に対する関心が弱まる可能性がある。当然、このような状況を巧みに利用する者も現れるだろう。

立花氏は、スクランブル放送の実施への協力と引き換えに、安倍政権の悲願である『憲法改正の国会発議に賛成する』と明言している。


◇『無党派だが不安や不満を抱えた層』を取り込んだ
実のところ、『N国党』は、既存の政党がアプローチできていなかった『無党派だが何らかの不安や不満を抱えた層』を掘り起こすことに成功していた、と素直に考えるのが正しいように思われる。それは山本太郎代表が率いる『れいわ新鮮組』も同様だろう。

与党を含む他の政党は、このことの重大性についてもっと自覚したほうが良いかもしれない。もしこれらの階層に潜在している怨嗟を上手く手当てすることができなければ、『N国党』でなくとも別の新興勢力のようなものが、数百万人は存在するであろう『怨嗟の票田』を得て急伸するだけである。想定外の事態へと突き進むポテンシャルがあることに、果たしてどれだけの人々が気付いているだろうか。

先日、電車に乗っていたら、珍しいことに20代の若者のグループが参院選の結果で盛り上がっていた。そのうちの1人が発した『国会がカオス過ぎて面白い』は、『れいわ新選組』と『N国党』が提供した話題についての反応だったが、これほどシンプルに今の時代の空気を言い表した感想はないだろう。

『れいわ』と『N国党』は出現の仕方もベクトルも異なるが、社会の地滑り的な崩壊が始まったことを知らせる、いわば2つの別々の音色を発する警笛のようなものであろう。(参考:『東洋経済』)

まあ、あの麻生坊ちゃんの国民を見下げた態度、発言が象徴する自民党腐敗政権に対する反発だろうなあ。『れいわ』の存在は、選挙前にはほとんと報道されなかった。故、拙者は選挙後にその存在をしった。恐らく次の衆院選では東京、名古屋、大阪では相当の議席を得るだろうなあ。共産党も真っ青だろう。


【スクランブル放送】料金を支払う契約者だけが受信できるよう、放送事業者側で放送に電波を乱す暗号(スクランブル)をかけて送信する。画像が極端にゆがんだり、モザイクがかかったりした画面になる。有料放送(ペイテレビ)事業者にとっては、「タダ見防止」と視聴者管理を兼ねるのが利点だ。既に、BS(放送衛星)のWOWOWやCS(通信衛星)のスカイパーフェクTVなどが採用している。 視聴するには、暗号を解除するための各社専用の装置(デコーダー)が必要。加入料にデコーダー費用を含めて放送事業者側が配布する場合と、視聴者が電器店などで購入する場合があるが、負担に感じる人が少なくない。加入者増を狙う各社は、デコーダーのメーカーに援助して価格を下げたり無料期間などを設定したりするが、経営を圧迫する一因にもなる。 12月1日に始まるBSデジタル放送では、当面WOWOWとスターチャンネルの2社だけがスクランブル放送を行う。広告放送の民放も将来の有料放送化を視野に入れ、システムだけは採用する。デジタル放送用のテレビやチューナーにはデコーダーが装備されており、ID番号を組み込んだ「B-CASカード」が付いてくる。受信機にカードを差し込んでIDを登録すると、スクランブルが解除されて受信できる仕組みだ。 NHKはスクランブル機能を使い、受信料の未払い者に対して画面左下、9分の1の大きさで受信契約を促す「お願い」を自動表示させる。政府の規制改革委員会はこのほど、「民放だけを見たい」という要望にこたえつつ受信料不払い問題を解消しようと、NHK・BSデジタルをスクランブル化して将来は受信契約ではなく有料放送とするよう求める方針を固めた。

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