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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『ローソン高齢者引きつける新小型店、ラスト500mに商機あり』

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ローソンが2月、横浜市に出店した初の小型食品スーパー『ローソンマート』。コンビニの2倍弱の店構えで、生鮮・加工食品、総菜の他に洗剤など日用品が並びます。初日は約100人が開店を待ちわび、長い行列が出来ました。この店の売り物は豊富な生鮮食品との触れ込みでしたが、約20品目をそろえた大人用おむつの充実の方が目につきました。

大半の買い物客が高齢者。『家から歩いていける店はありがたい。信号を気にしながら大きな道路を渡らなくて済む』。近隣には商店街、少し離れた場所には食品スーパーもあります。バスや電車に乗ればすぐに横浜の繁華街。にもかかわらず、高齢者がこの店に期待を寄せるのはなぜか。それは小さな店だけで日常の生活に必要な商品が買えるから。

65歳以上の高齢者は昨年、3,186万人となり初めて総人口の25%を超えました。来年は一人暮らしの高齢者数が600万人を突破する見込み。胃袋も買い物袋も小さくなります。『街の姿も変わる。それに合わせる』と新浪社長。高齢者の行動範囲は徒歩だと500mとされ、それを超えると不便や苦労が高まります。

通信の世界では企業と生活者をつなぐ最後に残された距離、『ラストワンマイル=1.6繊戮勝負の分かれ目と言われました。小売の世界はもっと短い『ラスト500m』。数年前まで飽和が指摘されていたコンビニ業界。それが一転、セブン-イレブン、ローソン、ファミマの大手3社が過去最高水準の出店に踏み切っているのは、徒歩圏内に鉱脈があることを再任したからです。

手薄だった生鮮品や日持ちのする食材を新たに加えるために、セブンでは陳列棚を従来より20cm高くして品揃えを1割増やしました。限られた場所の小さな棚にすっぽりと商品が入るように消費財メーカーも対応しました。『技術革新で液体洗剤をよりコンパクトにした』(花王沢田社長)と。

5万店あるコンビニ対し、大型スーパーは5千店。市場規模では衣料品なども取り扱うスーパーには及びませんが、物理的に生活者に最も近い存在はコンビニです。高齢化と女性の社会進出という大きな流れ。大型店では社会の要請に応えられません。いかに500mの中に入りこめるか。玄関先にあるコンビニのような小型店の集積がニッポンを支える時代になっていると言えます。

まさにコンビニの役割は、単に商品販売だけでなく、ATMやチケット販売、店頭での配送物の受け渡し、国保保険料の納付など機能が多角化し、消費者のニーズを吸収しています。コンビニ強盗など幾多の問題はあるにせよ、ここまで進化したコンビニはもはや社会的にその存在感を高めていますねえ。それに加え、最近ではコンビニの方がスーパーより安い価格のものも現れて。いままでは、コンビニの商品は正価販売で高いというイメージでしたが、これも大きく変化しています。(^.*)

★『永井路子歴史小説全集第5巻、この世をば』、の『藤原道長』。『この世をば わが世とぞ思う望月の かけたることもなしと思へば』。この歌は、藤原道長が藤原摂政政権でわが世を謳歌した歌として、世によく知られています。いわば、平家物語の『盛者必衰のことわりを表す』に似て。ところが、道長を物語った『永井路子』の論評はいささか通念と異にします。

『この歌を詠んだ夜は、彼としてもほんの座興のつもりだった。そのせいか、彼の栄華をたたえてやまない「栄華物語」もこの歌は載せていないのである。では誰がこの歌を伝えたか。ほかならぬ皮肉屋公卿藤原実質その人である。今はほとんど一般に読まれることのないその日記「小右記」のこの部分だけが、なぜかくも大げさに伝えられたのか。これは歴史の皮肉というより他はない』。

道長は、父兼家の政治的遺産を引き継いだ、長兄道隆、次兄道兼が早世し、その後を、皇室に入っていた姉詮子に助けられ、自らの娘を後宮に入れ、天皇の外父として権勢をふるいました。が、物語では実に平凡な貴族に仕立てられ、幸運が道長の栄達を推し進めたか、に描かれてはいます。藤原道長は貴族摂政政治の悪評の的となるように認識されていますが、実は気持の優しい三男坊だったのですね。

★『アンネの日記』をあまた損壊させた男、『アンネの日記は、アンネの作ではないことを世に知らせたかった。父親が書いたのだ』、と供述しています。イスラエル大使館筋では、この評はドイツあたりで盛んに言い立てられた形跡があるそうです。が、まさか日本でこのような流言が信じられているとはと、心外な様子。

まこと、この物語を読んでみれば、男手で書かれたものか、父親の手で書かれたものかどうかはすぐに分かります。あの純真でいたげない年頃の少女故に書かれたものに間違いありません。何故にそのような噂を信じ、損壊させたのか。この犯人は『アンネの日記』を読んではいないのでしょうねえ。精神が通常でないような報道もありますが、なら、精神が通常でない人達が世間にこのような迷惑をかけないような社会制度の仕組みを作り上げて欲しいですねえ、阿倍首相殿。兵器輸出三原則以上に必要な施策だとおもいますぞえ。

★ウクライナ・クリミアの帰属をめぐる住民投票が今日行われます。住民投票でロシアへの移管賛成が多ければ、プーチン大統領が決断すると。この理屈でいけば、独立を果たしたい地域・民族は住民投票の権利があるということになります。よって、ロシアはチェチェンの、中国はチベット、ウルグアイの住民投票を行って欲しいですねえ。独りよがりの、自分勝手な論法、横車のロシアです。

日本人は、第二次世界体制の終末、1945年8月9日に、突如ソ連が日ソ不可侵条約を破棄し、満州、樺太に侵攻し、多くの日本兵、民間人を捕虜として拉致し、北方領土はおろか北海道への上陸も画策したことを忘れてはいけません。米トルーマン大統領の声明で北海道侵攻は止められましたが、火事場泥棒のようなソ連のやりかたは、古来この国の根幹にあるのでしょうねえ。困った国ですロシアは。

★東芝が特許侵害で韓国ハイニックスを訴えた事件。最近は国外から韓国企業を相手に特許訴訟が急増していると。2013年には334件もの訴訟が。原因は韓国では特許権に対する認識が薄いとの評もありますが、盗っ人猛々しいとはこのことですねえ、朴槿恵大統領殿。

★サンフレは浦和に完敗、0-2。調子が悪かったですねえ。前線と中盤のパスが通らないのです。ACLの影響でしょうかしら。後半25分、佐藤に浅野、野津田に高萩と後退してリズムが生まれましたが、前掛かりになりカウンターで失点。いいとこなしのサンフレでした。(>θ<)

★摩訶不思議な事件ですねえ、『マレーシア航空行方不明事件』。一体誰が、どんな目的でこのようなことをしたのでしょうか。私の個人的な意見を言わせてもらえば、チベットやウイグルの人達の一部の仕業ではないかと。犯行声明が出ないのは、出せば現地にいる同胞が虐待を浴びるから。そして再度、中国人が多く乗るフライトを同じ手口で行方不明にさせる可能性があります。継続的に無言でテロ行為をやることで中国政府に抵抗する姿勢、民族独立の姿勢を示すのではないでしょうか。すごいことになりますねえ、この事件は。

巨大旅客機ですから、草原に着陸出来るわけでもなく、恐らく機体は海に沈んだのでは。無言のテロ行為で中国政府を攻める、高度知能犯ですねえ、この手は。まあ中国も『自分のもんは自分の物、人のものも自分のもの』のような政治姿勢が大きなツケになったのではないでしょうか。犯行声明は出ないでしょう。黙々とテロ行為を行うだけですねえ、恐ろしい。

■今日の画像は、『17年ぶりに動ける状態に戻った国内最古級の蒸気機関車「義経」号』と、『スコットランドの巨大な石柱遺跡』です。この石柱は、六角形をしています。溶岩が吹き出て、ゆっくり固まる時にこのような姿になります。最後の画像はメンデルスゾーンで有名な『フィンガルの洞窟』です。自然界って不思議なイタズラをしてくれます。(^.^)  (昨日のアップからのアクセス件数は、605件でした)

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