夜空を彩る赤や白、黄色の光と、腹に響く音―。昨年8月、夏の涼を求め東京・千葉に139万人が詰めかけた『江戸川区花火大会』。指揮をした『天野安喜子さん(43)』は、江戸時代から続く『宗家花火鍵屋』の15代目にして初の女性当主。河原で右手を振り下ろし、次々と打ち上げの指示を出します。
三姉妹の真ん中。小学2年で『花火師になりたいか』と聞いた14代目である父に、ためらいなくうなずきました。2000年に襲名。打ち合わせから企画演出、安全管理まで全ての責任を負います。
『あっこちゃん、よく働くね』。襲名直後は距離を感じたこともある職人からも信頼を得て、現場の求心力となります。
天野さんの花火は、音楽とのセッションや、静寂と炸裂音のバランスなど『音』に特色があります。そこが『十五代流』。
花火はなぜ心を動かすのか。素朴な疑問から大学院の門をたたき、育児、仕事、学業と何足ものわらじを履きながら6年かけて博士号を取得。花火の色、光、形、音のうち、音が観衆に与える影響が一番強いと大規模調査で裏付けました。『今後も音を追求したい』と挑戦は続きます。
『博士号を持った、女性花火師』。時代ですねえ。女性の社会進出以上のインパクトがあって。あの夜空に輝き、ドーンという音とともに夜空に舞う花火。日本人の心意気です。\(^o^)/
★努力の人『鶴竜』が新横綱に。10歳の時テレビで日本の相撲を見て、相撲協会に弟子入りの手紙を出したというのですから、すごいです。談話も、こつこつ努力してきたことが実った、と謙虚に。日本人の若者にも聞かせたいですね。(*.^)
★先日可決された平成26年度予算に、政府専用機2台分、1,355億円が含まれていると。何故専用機が2機もいるのか、ジャンボが退陣だから買い換えというが、この赤字もぶれの政府が専用機を購入する資格があるのかどうか。私は、1千兆円の赤字を抱える政府が行うにふさわしくない行為だと思っています。
一体、年間で何日使用するのかこの機材は。JAL機のチャーターですませれば、随分費用も少なくて済むでしょうに。今回の予算、財政危機に瀕している国の予算とはとても思えません。GDPの2倍の債務、どうやって返済するのかしら。考えられる手は、超インフレ。戦後のインフレ並にすれば、赤字なんかすぐ返せますねえ、阿倍首相殿。狙いはハイパーインフレではないですか、アベノミクスは。
★ついに欧米はソチのG8を欠席し、ブラッセルでG7を開くと。プーチンの想定範囲内でしょうが、あれこれぎくしゃくする世の中になりますねえ。北の黒熊は何をしでかすか分かりません。欧米の制裁は、プーチンにとっては蚊がさしたがくらいでしょう。歴史的転換点『パックスアメリカーナの終焉』でしょうか。(@_@)
■今日の画像は、『春場所優勝し、横綱に昇進した鶴竜』と、『呉婆々宇山縦走風景』です。ヾ簔観音ピークからの眺望、↓きス眸浬珍襦璽函↓寺屋敷跡。この呉婆々宇山の支尾根、岩谷観音ピークから寺屋敷までの高尾山尾根が大好きです。\(^o^)/