★今日の画像は、『箱根学生駅伝・優勝青山学院』です。昨年初優勝、そして2連覇と偉業を成し遂げた青山学院。とても爽やかではあります。(^.^)
★★復路スタートの6区に1年生の小野田を抜擢した青山学院大・原監督。期待と不安が相半ばの心境から、2連覇の鍵にその6区を挙げていた。これを聞いた小野田は『相当信頼されていないなと思った』と苦笑い。ただ、過度な期待がないことがかえってよい脱力感を生み、終わってみれば58分31秒の区間タイムタイ記録。2位東洋大との差を縮められるどころか、逆に4分超に広げ、早くも監督が総合優勝を確信するに至った。
原監督が2004年に中国電力の敏腕営業マンから指導者に転じた際、大学に『10年で優勝を争えるチームにする』とたんかを切って鍛えた結果が昨年の初優勝。今季は『学生を中心に優勝を勝ち取って欲しい。今度はお前達がヒーローになれ』と尻をたたいてきた。主将の神野が故障で長期離脱していた間、同じ4年生の小椋らがチームを引き締めた。神野は走れない代わりに就寝前の交替浴やストレッチを欠かさず、選手のあるべき姿を示した。『神野さんは本当にストイック。頭が上がらない』と8区区間賞2年生の下田。選手の自主性が増した今季は『監督がいなくても機能するチームになった』と主将は語る。
前回の優勝で華麗なる転身が話題になり、原監督の元には講演やテレビ出演の依頼が殺到。今季前半は週の半分は講演などに出掛け、スカウト活動が重なって1週間不在という時期も。留守でも機能するようになったとはいえ、さすがに神野は心配になり『一回、奥さんにも相談した』。もっとも策士原監督のこと、長期不在も選手の自立を当て込んだ一手だったりして。『最後は僕らがヒーローになったと言ってくれたから良かったですけど』、神野は笑った。
青山学院大の強さの源に徹底した体幹トレーニングがある。多くのトップアスリートを指導する中野ジェームズ修一さんが監修。例えば『胸椎を動かすトレーニングだけでも3~4つあり、日々の生活に取り入れている』と下田。呼吸が楽になるなどの効果があり、走りの改善にもつながっていると言う。ビジネスの世界に長く身を置いた原監督は、陸上界の悪しき因習にとらわれるところがなく、合理性がないと判断した体操などは『ただの儀式』と廃止。骨格の動きに沿ったトレーニングを研究し、選手に指導してきた。
7区区間賞の3年生小椋は『自由度の高さ』を強さの秘訣に挙げる。下級生が上級生に抑圧される旧態依然とした雰囲気はなく『1年生でもミーティングで自由に意見が言える。そのことがこのチームを強くしている』。監督は妻と共に選手寮に住み「『報連相』が蜜に出来る」、と最優秀選手4年生久保田。『恋愛の相談とか私生活の話も出来ることで、監督と信頼関係が築けている』。家族的な雰囲気に引かれて優秀な高校生が次々に入学する好循環が、2連覇に繋がった。1区から一度もトップを譲らなかった優勝、39年ぶりの快挙だ。 (参考: 日本経済新聞)
★『1年生でもミーティングで自由に意見が言える。そのことがこのチームを強くしている』。いい言葉ですねえ。国家運営も同じですね。北朝鮮の金正恩君、分かっているかい。国民の口をふさぐより、自由に発言させた方が国は栄えるよ。中南米の独裁国家達が、国力、経済ともにアメリカに追いつけないのはまさにこの『自由な発言』によるんだよね。韓国に追いつき、追い越せ運動をするなら、秘密警察を閉鎖し、言論の自由を認めることだよね。仮に正恩君がメディアから非難、叱責されても我慢、我慢。やがて北朝鮮は韓国の国力を抜くでしょうからね。気長に、気長に!
★イスタンブールでISの自爆テロ。10人死亡で、8人がドイツ人。いよいよ難民に柔軟な態度だったドイツ国民も、態度を硬化させるでしょうねえ。それにしてもシリアのアサド大統領。国民の安全を確保するという国の元首としての最大の責任が欠如しており、その資格を失っています。それをロシアは支えるのですからねえ。そしてプーチンの支持人気は90%を超えるとか。欧州後進国の劣等感を、欧州主義に反発することで自己満足に陥っているロシア。民族的に後進国としか言えませんねえ。まるでだだっ子、韓国のようです。
★ついにサンフレ期限付移籍だったドウグラスがUAEに移籍。移籍金の高さから交渉が難航していたサンフレは手を引きました。2014年までそれほどの実績がなかったドウグラス。サンフレに移籍するやリーグ2位の21得点と大活躍。惜しいですねえ、全く。徳島の移籍金設定などの不誠実さにはちょっと驚きです。サンフレからも選手のレンタルなど支援をしているのに、恩を仇で返した徳島、今後サンフレは徳島には支援不用として欲しいですねえ。まあ、この世界移籍には金がもつれること常識ではありますが。代わりに、清水から元アルジェリア代表のカウチを期限付移籍で獲得。昨季9得点のFWをどう生かすか、森保マジックに期待です。
★経団連の組織、経済広報センターが発行する『ネットワーク』最新号によると、会員1,700人からのアンケート調査で、29歳以下の年齢層では6割が新聞を非利用と。新聞業界の不振が裏付けられました。購読部数が減るということは、広告代金の減少に繋がり、業容が低下します。最近の新聞にはなんと零細企業の物品広告が多いものか。これでは商売にならないだろうと、ご同情申し上げます。『公器、公器』と声高に叫び、消費税軽減税率を、全くの議論なしに適用された日本の新聞メディア。政治の中枢と抱き合い、真実を報道する姿勢に書ける新聞メディア。その凋落のスピードは加速します。私も発表者のいいところ取りを報道する新聞メディアは信用しません。