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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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フィリピンの星『プロボクサー、マニー・パッキャオ、大統領を目指す』

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★今日の画像は、広島市平和大通りのイルミです。毎年12月に灯され、多くの市民が集います。

★★マグロの水揚げで知られるフィリピン南部ミンダナオ島のジェネラサントス市。車が通ると砂煙が舞う田舎町に、そのボクシングジムはある。史上2人目の6階級制覇を果たした地元の英雄『マニー・パッキャオ(37)』を記念した『ピープルズ・チャンプジム』。扇風機すらないトタン造りの室内で十数人が練習に励む。

17歳のヴィンズ・パラスもその一人だ。ゴミ拾いで家計を助ける極貧下に育った。小学生の時、偶然会った英雄に父親の目の治療の援助を願い出た。パッキャオとは初対面なのに費用負担を快諾してくれた。ジムに入ったのは感謝と憧れからだ。『練習しなさい。いつも謙虚で行儀良く、親切に』。掛けられた言葉を宝物にサンドバッグを叩く。

公用語の英語力を生かし、フィリピンは人口の1割の1千万人が海外へ出稼ぎに散らばり、送金で親族の家計を助ける。クウェートで看護師として働くアーロン・ディー(31)は、仕事の合間にバッキャオをたたえる詩を書きためて自費出版した。『忍耐強く、絶対逃げ出さない。あんな人間になりたい』。

英雄の拳は時に戦火まで止める。ミンダナオ島はイスラム武装勢力と国軍の紛争が半世紀近く続いてきた。宗教の溝は容易に埋まらないが、地元の英雄の応援は別だ。『彼の試合当日は、敵も味方も観戦に夢中になる』(国軍大佐)。パッキャオも貧農に生まれた。両親は幼い頃に離婚。中学校を中退し、路上でたばこを売って母を助けた。草ボクシングを始めたのも少額の賞金を稼ぐためだった。

16歳でのプロデビュー戦のファイトマネーはわずか100ペソ=260円、だった。米誌フォーブスによると昨年の収入は1億6千万法190億円。世界で2番目のアスリートになった。成功した今も自分の原点を忘れない。試合前は必ず地元のジムで汗を流す。自らが建てた教会で聖書片手にパッキャオは説いた。『寛容こそが大切です』。自身も酒と賭け事に溺れた時期を周囲の助けで乗り越えた。優しさに満ちた声に600人が聞き入った。

今年前半に予定する試合が『恐らく最後』と言う。富と名声の次に描く夢は何か。『フィリピンを変えたい。貧困がなく、皆が神を敬う国に』。5月の次期上院選に出馬する彼に、早くも『招来の大統領候補』の声が上がる。民衆の王者の物語はまだ続きがある。

かつて政治の混迷で経済発展から取り残され『アジアの病人』と呼ばれた同国。近年は域内屈指の高成長に沸き、2011年に5割強だった中間層比率が20年には7割に迫るとの予測も。世界を制した英雄に1億人が託す夢や理想は、豊かさへ手を伸ばす今のアジア全体に通じる。

そして先日、パッキャオは今春での引退を公表しました。この国を育てるため大統領への道を探り、議員に立候補するために。志高きボクサー、『パッキャオ』ではあります。O(^-^)o

★昨年、ドイツに入国した難民の数は、何と100万人を超えたそうです。中東難民の困難さをテレビなどで見て、日本でも難民受け入れ増員に賛意を示す人達が増えました。が、ドイツの難民受け入れ態勢をよくよくそらんじて欲しいですね。なんと、難民には住宅が貸与され、1家族に月20万円の手当が扶助されるそうです。日本では生活保護所帯への扶助金は132,000円。とてもドイツの難民受け入れの水準にはほど遠い水準、環境と言えるでしょうねえ。なら、生活保護を上げ、難民の受け入れ条件を引き揚げるか、とはまた難しいでしょうねえ。なにより、シリアの大統領は国家元首としての資格がない。自国民を戦争と飢餓からまもれない君主なんて、何の意味もない。またこれを支援するロシアも不節操、非常識の極みと言わなければならないなあ。ああ、情けない。

★平成21年から、教科書会社12社が、自社の教科書を閲覧した教員に5千~3万円の謝礼を支払っていたと。なんと7年間に続いたこと。謝礼を受け取った教員は、変だと思わなかったのでしょうかしら。5,000人もの教員が関与しているそうです。この5,000人もの教師が金銭授受に疑いを持たなかったとしたら、大変な教育界の堕落ではないでしょうかしら。昨今の未成年者の事件などもこれらと関連があるのではないかと疑いたくなります。モラルも何もない教員達ではあります。

★自民党・稲田朋美政調会長が、東京裁判の正当性について疑問を投げかけ、日本人としての正しい認識の必要性を訴えています。東京裁判の正当性については、サンフランシスコ講和条約で日本が受け入れていることは事実としながらも、たとえばA級戦犯が全員犯罪人であるという点には迎合できないとか。南京虐殺についても当時の弁護人が証拠不十分を訴えたに拘わらず、判事が一蹴したという経緯もあります。当時の南京の人口20万人なのに、何故30万人も虐殺できるのか。また、それらを葬った証拠写真さえなくして。あのカンボジアの大虐殺を見ても、カチンの森の虐殺を見ても、死体を葬った場所は肉体が消滅するに従い窪みます。このような明らかな証拠もなしに、虐殺を認めた東京裁判の正当性は、講和条約の受け入れは別として、日本国民として主張することは絶対必要なことだと思います。稲田さんの意見に大賛成です。また同時に憲法9条2項を改正し、戦力の不保持と交戦権の否認を改め、自衛権の行使を認めるべきと主張しています。これにも大賛成、です。北朝鮮や韓国、中国の対日姿勢を見るにつけ、その必要性を高く感じますねえ。

★大相撲初場所、なんと日本出身力士として10年ぶりに優勝した『琴奨菊』。14勝1敗、初優勝、見事です。琴奨菊は大関に昇進したものの、負け越しによる大関カド番に何と5回も陥り、昨夏には引退も考えました。もう相撲取りとして限界か、と思っていましたが、今場所は3横綱を破る大奮闘。持ち前の『がぶり寄り』も効果的で。インタビューで琴奨菊は、昨夏から取り組んだ新しいトレーニングの成果だろうと謙虚に。身体に恵まれた訳でもなく、まさに努力に次ぐ努力の人、琴奨菊ではあります。

★手倉森U23、やりましたねえ。お見事と言う以外にありません。しかもまさに『ドーハの悲劇』で、W杯出場権が消滅した試合、その23年後に同じ相手のイラクから。しかも同じ後半ロスタイムに決勝点を挙げる素晴らしさ。チーム全員への目配りを怠らず、選手への信頼から奮起を引き出した手倉森監督。選手時代は恵まれておらず、ジーコの代役で、自らぐうたら選手だったと。それが山形に移籍し、石崎監督に導かれた道を精進し、現在の活躍に。人生、どこに岐路があるか分かりませんねえ。ここまでくれば、韓国を破って優勝、そしてリオへ。お願いします、手倉森さん。O(^-^)o

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