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★7月23日の試合後、『実感がわかない。1勝する大変さが身にしみている。本当にそこまで勝ったのか』と黒田は語った。そして、こうも言った。『元気で投げられる状態ならローテーションを守る責任がある。出来る限りマウンドに立ち続けたい』。自分を追い込んできた自負がのぞく。順調に階段を上がってきた訳ではない。ドラフト2位で入団した1年目は6勝9敗。同期のドラフト1位、12勝8敗で新人王を獲得した沢崎俊和に差をつけられた。2年目は1勝4敗。3年目が5勝8敗。150キロ台の速球を持ちながら、安定感を欠いた。
それでも、基礎練習を黙々とこなした。特にキャッチボールは自ら申し出て距離を伸ばし、長い時間をかけるなどこだわった。地道な努力は、いつか実を結ぶ。その信念は、学生時代に築かれ、成果は専修大学時代に現れた。専修大学は、当時東都リーグの2部。当時の望月監督は『球は速いし、スライダーもいい』と下級生時から起用。1学年上の小林幹英との二枚看板で1部復帰を狙い、黒田も期待に応えた。
プロでは4年目に9勝6敗、5年目の01年に12勝8敗と初めて2桁勝利をマーク。全部三振を奪うのではなく、意識的に内野ゴロを打たして取る。打者のタイミングをずらす技術を身につけ、シュートも習得。05年には15勝を挙げ、最多勝に輝いた。だが、日本を代表する投手に成長した右腕は、米国で再び壁にぶつかる。
07年オフにドジャースにFA移籍した黒田は、苦しんだ。パワーヒッターが並び、日本の打者を圧倒していた速球が通用しない。投球への考え方を大きく変えた。『動くボール』をマスターし、カットボールやツーシームなどでバットの芯を外すスタイルに転換した。打者の特徴などもメモに取った。球団から提供されるデータはあるが『同じ球種、コースでも自分と他の投手では反応は異なる』と、打者の反応などを書き留め、攻略の糸口などを探った。
1年目は9勝10敗、2年目は8勝7敗止まりだったが、次第に新たなスタイルを自分のものにしていった。3年目で初の2桁勝利、11勝13敗、5年目には16勝11敗をマークするなど5年連続2桁勝利を挙げ、7年間で79の勝ち星を積み上げた。ただ、華やかな世界で輝き続けながら、胸中は『不安で苦しかった』と言う。その戦いは日本に復帰した今も続く。今期はチェンジアップを試し、投球の引き出しを少しでも多くする。
大事にする言葉がる。『苦しまずして栄光なし』。東大阪大柏原高校の部員へ11年に贈ったTシャツの背には、この言葉が刻まれていた。当時の田中監督は『耐える力を養い、夢をつかんだ。彼らしい言葉』と語る。日米で『200』の勝ち星は栄光であると同時に、重ねてきた苦闘の軌跡でもある。黒田は『200勝で野球人生が終わる訳ではない。199勝も200勝もあまり変わりがない。一つの勝ち』と話す。そして、『最高のチームメートと優勝したい。次もしっかり準備してマウンドに上がる』と語った。 （参考： 読売新聞）
★仰天の驚きです、都知事選。小池さんリードが報道されてはいましたが、終盤には自公による強力なてこ入れで逆転負けかと思っていたら、なんと110万票以上の大差で小池さんが勝利。終盤の増田決起大会で、石原親子が『年増の厚化粧』『嘘つき小池』などなど。小池さんをなじった発言が女性票を逃がした大きな原因に。広島に住んでいる私一家には投票権はありませんが、かみさんはこの発言で女性蔑視と怒っていました。まあ、猪瀬、舛添両氏の失敗について自公は都民に謝罪した痕跡もなく、目線は上から都民を見下した様相。これでは選挙に負けるわな。
★相模原の障害者19人殺人事件。哀れですねえ。世界的なテロ事件に、このような精神障害者による犯罪。往々にして犯罪者の人権保護が主張されますが、被害者の人権はどうなっているか、ですねえ。さらには社会に害悪を流す可能性のある人に対する人権制限はどうあるべきなのか。山の中に施設を作って、社会から隔離すべきと思いますが、いかがでしょう。秋葉原の無差別殺人も同様です。事件が起こって反省するのはまさに泥棒を捕まえて縄を縫うの類で感心しませんねえ。しっかりして、警察庁長官、法務大臣殿。
★ピアニスト『中村紘子さん』が逝去。享年72歳。ベートーベンのピアノ協奏曲『皇帝』を、中村さんのCDで聞いた時、とても感動したのを覚えてます。美人薄命。ご冥福をお祈りします。 合掌
★ロシアが、ドーピング疑惑でオリンピック出場が前面禁止になる可能性に対し、正直者の救済を声高に叫び、結果IOCは各競技国際委員会の判断にゆだねると逃げて。そして多くの競技で出場が復活。ロシア国家が一致してドーピングしたのに、ルールにのっとって厳とした制裁ができないIOCの非力に怒りが沸きます。バッハ会長の弱腰も情けない。黒い国がいかなる国際犯罪を犯しても、政治的圧力で押し切る図式は中国の南シナ海領有権主張とあいまって、まさに共産主義国のDNAなんでしょうねえ、この醜い主張は。
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★7月23日の試合後、『実感がわかない。1勝する大変さが身にしみている。本当にそこまで勝ったのか』と黒田は語った。そして、こうも言った。『元気で投げられる状態ならローテーションを守る責任がある。出来る限りマウンドに立ち続けたい』。自分を追い込んできた自負がのぞく。順調に階段を上がってきた訳ではない。ドラフト2位で入団した1年目は6勝9敗。同期のドラフト1位、12勝8敗で新人王を獲得した沢崎俊和に差をつけられた。2年目は1勝4敗。3年目が5勝8敗。150キロ台の速球を持ちながら、安定感を欠いた。
それでも、基礎練習を黙々とこなした。特にキャッチボールは自ら申し出て距離を伸ばし、長い時間をかけるなどこだわった。地道な努力は、いつか実を結ぶ。その信念は、学生時代に築かれ、成果は専修大学時代に現れた。専修大学は、当時東都リーグの2部。当時の望月監督は『球は速いし、スライダーもいい』と下級生時から起用。1学年上の小林幹英との二枚看板で1部復帰を狙い、黒田も期待に応えた。
プロでは4年目に9勝6敗、5年目の01年に12勝8敗と初めて2桁勝利をマーク。全部三振を奪うのではなく、意識的に内野ゴロを打たして取る。打者のタイミングをずらす技術を身につけ、シュートも習得。05年には15勝を挙げ、最多勝に輝いた。だが、日本を代表する投手に成長した右腕は、米国で再び壁にぶつかる。
07年オフにドジャースにFA移籍した黒田は、苦しんだ。パワーヒッターが並び、日本の打者を圧倒していた速球が通用しない。投球への考え方を大きく変えた。『動くボール』をマスターし、カットボールやツーシームなどでバットの芯を外すスタイルに転換した。打者の特徴などもメモに取った。球団から提供されるデータはあるが『同じ球種、コースでも自分と他の投手では反応は異なる』と、打者の反応などを書き留め、攻略の糸口などを探った。
1年目は9勝10敗、2年目は8勝7敗止まりだったが、次第に新たなスタイルを自分のものにしていった。3年目で初の2桁勝利、11勝13敗、5年目には16勝11敗をマークするなど5年連続2桁勝利を挙げ、7年間で79の勝ち星を積み上げた。ただ、華やかな世界で輝き続けながら、胸中は『不安で苦しかった』と言う。その戦いは日本に復帰した今も続く。今期はチェンジアップを試し、投球の引き出しを少しでも多くする。
大事にする言葉がる。『苦しまずして栄光なし』。東大阪大柏原高校の部員へ11年に贈ったTシャツの背には、この言葉が刻まれていた。当時の田中監督は『耐える力を養い、夢をつかんだ。彼らしい言葉』と語る。日米で『200』の勝ち星は栄光であると同時に、重ねてきた苦闘の軌跡でもある。黒田は『200勝で野球人生が終わる訳ではない。199勝も200勝もあまり変わりがない。一つの勝ち』と話す。そして、『最高のチームメートと優勝したい。次もしっかり準備してマウンドに上がる』と語った。 （参考： 読売新聞）
★仰天の驚きです、都知事選。小池さんリードが報道されてはいましたが、終盤には自公による強力なてこ入れで逆転負けかと思っていたら、なんと110万票以上の大差で小池さんが勝利。終盤の増田決起大会で、石原親子が『年増の厚化粧』『嘘つき小池』などなど。小池さんをなじった発言が女性票を逃がした大きな原因に。広島に住んでいる私一家には投票権はありませんが、かみさんはこの発言で女性蔑視と怒っていました。まあ、猪瀬、舛添両氏の失敗について自公は都民に謝罪した痕跡もなく、目線は上から都民を見下した様相。これでは選挙に負けるわな。
★相模原の障害者19人殺人事件。哀れですねえ。世界的なテロ事件に、このような精神障害者による犯罪。往々にして犯罪者の人権保護が主張されますが、被害者の人権はどうなっているか、ですねえ。さらには社会に害悪を流す可能性のある人に対する人権制限はどうあるべきなのか。山の中に施設を作って、社会から隔離すべきと思いますが、いかがでしょう。秋葉原の無差別殺人も同様です。事件が起こって反省するのはまさに泥棒を捕まえて縄を縫うの類で感心しませんねえ。しっかりして、警察庁長官、法務大臣殿。
★ピアニスト『中村紘子さん』が逝去。享年72歳。ベートーベンのピアノ協奏曲『皇帝』を、中村さんのCDで聞いた時、とても感動したのを覚えてます。美人薄命。ご冥福をお祈りします。 合掌
★ロシアが、ドーピング疑惑でオリンピック出場が前面禁止になる可能性に対し、正直者の救済を声高に叫び、結果IOCは各競技国際委員会の判断にゆだねると逃げて。そして多くの競技で出場が復活。ロシア国家が一致してドーピングしたのに、ルールにのっとって厳とした制裁ができないIOCの非力に怒りが沸きます。バッハ会長の弱腰も情けない。黒い国がいかなる国際犯罪を犯しても、政治的圧力で押し切る図式は中国の南シナ海領有権主張とあいまって、まさに共産主義国のDNAなんでしょうねえ、この醜い主張は。
