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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『欧州サッカー、若年日本人選手の青田買い続く』

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今季のJリーグが始まった時期。J1鹿島の鈴木強化部長の元にポルトガルの代理人から電話が。『植田ってどんな選手?』。植田直通(18)は、熊本・大津高出身の新人DF。J1での出場経験はありません。『なぜポルトガルのクラブが興味を示すのか』。鈴木さんは首をひねりました。若い植田を期限付きで獲得してBチームで鍛え、育ったらビッグクラブに売る腹ずもりではないか・・・。

同様の話を鈴木さんは他にも2度、受けていました。『このポジションのいい選手がいたら出してくれないか。将来ビッグクラブに売れたら、その時手にする移籍金を折半しよう』。選手名の指定すらない乱暴な誘いにはさすがに乗れませんでした。

欧州のクラブのスカウトは日本の高校生にも忍び寄ります。『ドイツなどのスカウトはもはやJリーグを見ていない。目を向けているのは高校の年代の試合。有望選手の家族に接触している齢がある』。サッカー協会技術委員の名古屋・久米GMは『ついにそこまで来たか』と天を仰ぎました。今年1月、ドイツ1部のフライブルグが、横浜FCの長身FW木下恵介(18)の獲得を発表。木下も有名選手ではありませんが、欧州の青田買いの網にかかって。

Jリーグ発足後のこの20年で日本サッカーのレベルは急速に向上。マンUの香川慎司(24)やインテルの長友佑都(26)が欧州で躍動し、さらに日本代表が5大会連続のW杯出場を決めました。欧州のクラブは南米やアフリカ選手の獲得を競ってきました。日本がW杯の常連になった今、そのターゲットに日本市場も確実に入って来て。

選手の目も欧州に向きます。ロンドン五輪で活躍した福岡大からの加入交渉では、国内移籍金は3億円としましたが、永井の強い希望を受け海外移籍の場合は4千万円と低く設定し、海外に出やすくせざるを得ませんでした。

Jリーグが空洞化を止められずにいるのは、構造的問題を抱えているからでもあります。経費削減のため、2軍に当たるサテライトリーグを09年限りで廃止。すぐにトップチームで活躍できる大物でない限り、公式戦を体験出来なくなりました。『ウチに来れば、すぐ試合に出られるよ』。欧州のクラブは2軍を失ったJリーグの弱点を突き、選手とその家族に誘い水を向けます。

欧州に引っ張られるのは日本のレベルが上がった証。しかし放置すればJリーグの魅力が低下します。『流出を黙って見ている訳にはいかない』。5月末、技術委員会はすいに青田買いへの対応策を固めました。来年設立される3部リーグへ、J1のU-22選抜チームを参加させ、若手に公式戦の舞台を与える計画。J1に出場出来ない選手が集まって試合をこなす苦肉の策に、関係者の危機感がにじみます。

20周年を迎えたJリーグ。選手の海外流出が止まらず停滞感も漂う中、新たな試みが始まります。

20年を迎えたJ。観客動員数の伸び悩みとクラブ財政の低迷。この二つの歯車が好転する奇策が必要と思いますねえ。特にJリーグ本部による、メディア露出度と新しい収入源を確保する道が必要です。Jクラブは地域の代表だから、地域でもり立て、支援する義務がある、といううすっぺらい議論ではJの先行きに晴れ間は見えません。(^.*)

★広島の自動車メーカーマツダの新型車、『マツダ・アテンザ』の実燃費走行が雑誌社のもと行われました。東名をループ状に走るという設定で1,000マイル走行を。使用車両は、アテンザ6段マニュアルのDEのクリーンディーゼル車。2人のドライバーが交代運転で、燃費は34km/箸函△垢瓦ぅ如璽燭。プリウスをも凌ぐ数字です。もっとも高速運転のみで、スピードは60~80/時という徹底したエコ走行。それにしても世界に誇れるすごい数字ではあります。(^.*)
  http://response.jp/article/2013/06/18/200241.html

★それでもプロか!カープの野村投手、昨夜の日本ハム戦。3回までに、味方の3得点に守られスイスイと、3回まで7三振奪取。ところが1塁にランナーを置いて、大谷を迎えたところから調子は逆噴射。大谷を三振に取ろうとしたところ、わずかにゾーンを外れ、四球に。それからはもう3回までの野村とは打って変わり、ヒット、四球、死球を続け、打者8人で3失点。

失敗は微妙にゾーンを外れた求道を修正出来なかったことにつきますが、大谷を仕留められなかったと言って、こんな無様な投球に崩落するとは。それでもプロか、野村投手。昨年の新人王はあだ花か。精神的な弱さが露呈した昨夜の野村祐輔でした。私はスカパー観戦故、途中で観戦を辞めましたが、球場へ足を運んだファンが『入場料を返せ』と叫ぶ声が聞こえてきそうでした。無様、野村、です。(泣)

★サッカー、中国で行われたタイとの国際親善試合で、中国が1-5の大敗。中国は世界ランク95位、タイは142位の格下。加えてタイは23歳以下が主体のチーム。中国はフル代表でこの惨状に国民はいらだちを隠さず、国家体育総局への批判が高まって。そしてサッカー協会と官僚との腐敗が横行する共産党体制を結びつけ、『中国サッカーは社会の縮図』などの批判の声が。『中国共産党独裁王朝』の命はあまり長くないように感じますねえ。

■今日の画像は、岩手県滝沢村の『色とりどりの装束に身を包んで行進する「チャグチャグ馬コ」』と、『ベニマンサク』『ポピー』『ラベンダー』です。かわいさ満開のマンサク、ではあります。(^.^)


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