★今日の画像は、『競泳・日本選手権』で日本新を6回も出した高校3年生『池江璃花子』、竣工20周年を記念しレインボー照明された『明石大橋』と、第6節を終わった『J1の順位表』、もちろんサンフレが首位を快走の図ですが。そして桜シリーズの最後、広島縮景園の『落花と枝垂れ』です。『散るさくら、残るさくらも、散るさくら』(良寛)、まさに、まさに。池江璃花子、100m自由形では日本記録を0秒43縮める、53秒03の新記録を打ち立てましたが、東京五輪では52秒台を実現すると張り切っています。今時の高校生、藤井六段といい、池江璃花子といい、素晴らしいですねえ。世の若者達、負けるな!右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★平成の初め、それまでの価値観を大きく揺るがす出来事が二つあった。バブル経済の崩壊と、自民党を軸とする『55体制』の終焉である。平成の政治と経済は長く揺れ続けた。
経済小説江本剛著『抗争』は2013年(平成25)の巨大金融グループが舞台だ。ある銀行員が、30年前の入港時を回想する。息子の就職を喜ぶべき父は、こう言ったのだ。『銀行はいい。そこで真面目にやれば道は開ける』。著者の江上剛さん(63)は、『これは私が実際に親父から言われたセリフだ』と明かす。江上さんは、1977年(昭和52)に早稲田大学を卒業し、第一勧業銀行に入る。大手都銀への就職で生涯安定が約束された――はずだった。
そんな『昭和モデル』は崩れた。金融不祥事が表面化し、国際競争も厳しくなる中で、大手金融機関までもが大きく揺らいだ。江上さんも銀行の広報部で不祥事対応に駈け回った後、早期退職した。北海道拓殖銀行、山一証券、日本長期信用銀行・・・。大きな銀行や証券会社が経営破綻し、不良債権処理と合併再編の渦に飲み込まれて行った。平成の初めには存在した大きな金融機関の看板の多くが、今はない。
政治も不安定化した。55年(昭和30)の保守合同以来の『与党自民党』は、新党ブームの93年(平成5)衆院選で下野した。55年体制を野党側で担った社会党は、一時政権に就きながらも、その名は消えていった。政党は離合集散を繰り返し、平成を通じて変わらぬ政党は自民と共産の2党しかない。
『今日より明日はきっと良くなる』と信じ、選挙があれば『保守か革新か』の選択―そんな分かりやすい価値観が崩れ、多様化した。この平成時代を国民はどう受け止めて来たのか。
2018年(平成30)の元旦。東京・代々木の明治神宮では、年の始まりを告げる初太鼓が響き、訪れた人々は合わせた両手に、それぞれの願いを込めた。絵馬には、家内安全、健康祈願などに加え『いい仕事が決まりますように』『早く結婚出来ますように』と言った願い事も目につく。さいたま市の男性(39)は『平成ですか?いいことも悪いことも色々ありましたよね。でも一言で何て言えばいいんだろう』と考え込んだ。
内閣府世論調査では、平成を通じて、生活に『満足している』という回答は常に『不満』を上回ってきた。その一方、『悩みや不安を感じている』も6割を越す。人々の意識は揺れ続ける『平成』だったのだろうか。
★<6600万年前の大隕石>恐竜が地球を闊歩していた時代、その終焉が大隕石の落下とは聞いていた。先日、NHK・BSで地球大異変と題し、レポート番組が。大隕石が落下したのは、メキシコユカタン半島。その痕跡が、今円状に水池があること、そしてその地層に地球に存在しないイリゴリウム?という金属が付着していることから証明された。そのエネルギーは、1億メガトンと言われ、現在最大の原子爆弾が50メガトンだが、なんとこの原爆が200万発地球上に落ちたと同じインパクトを地上にもたらした。
半径1,200kmのものが瞬時にして消滅し、水深100mほどの浅い海だったにかかわらず、北米大陸は300mの高さの津波が覆い、半径2,000kmのものを飲み込んだ。火災が地球上を覆い、その温度は200度にも達した。そして3万キロ上空にまでそれらの破片が覆い、数年間太陽の光を遮断した。さらには酸性雨が降り続き、これらの悪条件で地球上の植物は死に絶えた。この惨劇で生き残ったのは、小動物、即ち食糧を多く必要としない動物たちだった。やがて地球が穏やかな状況を取り戻し、その小動物から哺乳類、類人猿などの出現し、現在に至っている。この6,600万年前の大隕石の落下が地球の運命を大きく変えたのだ。思えば、すごいことだ。
★<J1湘南をライザップが子会社化>フィットネスクラブを運営する『ライザップ』は、『J1湘南ベルマーレ』の経営権を取得すると発表した。ライザップの瀬戸社長(39)は、湘南ベルマーレ、三栄建設設計と合同記者会見の席で、18~20年の3年間で10億円以上、戦略的に出資していく考えを明らかに。その上で、『2020年までにJ1、天皇杯、フヴァン杯いずれかの獲得、収容率ナンバーワン、満員のスタジアムという結果をコミットする』と宣言した。また、ダイエット業界のリーディングカンパニーとして、湘南に最新のトレーニング機器を備え、トレーニング環境を早急に開発し、整えることも約束した。はてさて、湘南が優勝するなら、また新しい対抗馬も出てこようかな、例えばJ1ファーレーン長崎のジャパネットなどがどう出るかだな。
★<トランプタワー火災>NYの中心街に立つ58階建ての『トランプタワー』で火災があり、男性1人が死亡した。このビルは1980年以前に建築されたもので、スプリンクラー設置規制がない時代のもの。だけどなあ、58階のビル、マンションにスプリンクラーなしで住むのはどんなものか。追加設置を義務付ける必要があると思うよね、安全面からは、NY市長殿。
★<サンフレ首位維持>昨日のサンフレ、柏を相手に1-0と完封勝利。勝点を16と2位に伸ばし、川崎、仙台に5点差をつけて首位を維持した。試合は、前半17分にDF佐々木が右から流れたクロスを拾い豪快にシュート。この1点を守りきり、白星確保。後半にPKを取られたがGK林がビッグセーブで凌ぎ、無失点で。無失点試合は6試合中5試合となり、城福監督が目指す『守備から攻撃へ』のスタイルが定着してきた。見事だ。苦手柏故、もう少し手こずるかと思ったが、城福戦術は的を得て、見事な勝利ではあった。
この試合、目だったのは二次ボールをよく拾ったこと、パスワークの精度が上がったこと、足をもう一歩伸ばして球を確保するシーンが多くみられたことなど、成長の成果が見て取れた。佐々木がゴールしたシーンをレビューすると、なんとGKは中村ではなかった。中村はベンチにも入っておらず、なにか故障かも知れない。W杯が気になる。
同じ時間帯にプレーした、ガンバ-神戸は、ロスタイム切れ寸前に神戸が得点し、ガンバは相変わらず最下位を脱出出来ず。浦和はなんとか仙台に勝ったものの、1得点と戦果は今一歩と感じた。全体的にも仙台が押しており、仙台のシュートがバーに当たったり、不運な面があった。さあ、これからだな、サンフレも。頑張ってほしい。
★<体質改善されたチーム>監督が城福新監督に代わったサンフレ、小川新監督が復帰し、宮本ヘッドコーチ、石井、河田両コーチがカープから移籍したヤクルト。両チームとも体質改善を図り、選手の意識を変え、現在首位の座を走る。村田を解雇しただけにとどめた巨人は無残なスタートとなっている。この差は何だろうか。
★<J2異変>前回も報告したが、J2に異変が起こっている。現時点で8節を終了し、_山・勝点19、大分、山口、つ田、ヅ豕↓Ψ本・勝点13の順位。J1から降格した新潟は11位・勝点11、甲府は13位・勝点9、大宮は18位・勝点7と、いずれも大きく出遅れ、今後の奮起が待たれる。岡山、山口が最後までこの順位を保てるとは思えないが、それでも異変は異変だ。J2降格組から1年で復帰するクラブが出なければ、これもまた異変だ。