Quantcast
Channel: Freeman 雑記帳・広島
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1093

『スタートアップ―ラクス「楽せよ経理、中小の味方」』

$
0
0













★今日の画像は、この度の激しい大雨で道路が大川になった広島市安芸区の路上、崩落した芸備線の鉄橋、2階まで浸水した倉敷市真備町。そして、『アリッサム』『メネシア』『カタバミ』の可愛らしい花々です。カタバミは、雑草のごとく道端に咲きますが、ほんにかわいさいっぱいの花でありんす。

大雨被害は、情報が集まるにしたがって拡大。特に山際の町や部落には倒れた樹木などと一緒に鉄砲水が飛び出し、町や部落がダム化して浸水した例が多く見られました。岡山県の倉敷の大水害は誠にお気の毒です。広島の芸備線の橋まで崩落しました。これは白木山と狩留家間の三篠川にかかる橋で、当分芸備線はダメですね。白木山にも登れない。今朝現在で、広島県の死者は21人、行方不明者が25人と、大きな惨事となりました。全体では広島や愛媛など8府県で49人が死亡し、10府県で52人が行方不明という大災害にも至っています。恐ろしき大雨災害です。被災された皆さんにお見舞申し上げます。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★『ラクス』は大規模なIT投資が難しい中小企業が手軽に使える経理業務のクラウドサービスを提供している。新興5市場に上場した中堅企業の成長ランキング『伸びる会社 MIDDLE200』で5位にランクインした。中小が使いやすい機能を追求し、成長を目指している。

『経理の私には悩みが多い』。経理マンの手には、社員の交通費精算の書類。『定期券の区間とかぶってるよ。君の最寄り駅は目黒だよね?』。女性の同僚に指摘すると、『何で私の家、知ってるんですか?』『えっ、調べたの?怖すぎなんだけど!』とフロア中の注目を浴びてしまう―。

ラクスが昨夏に放送したクラウド型経理精算システム『楽楽精算』のテレビCMの一コマだ。ラクスの成長をけん引する楽楽精算はこんな『経理の面倒臭さ』の解決を図っている。これまで社員が紙で処理していた交通費などの申請や承認、精算業務をすべてIT化。作業時間を4分の1に短縮出来ると言う。ラクスの中村社長(44)は『かゆいところに手が届くシステム』と表現する。顧客の要望に応え、目的に合わせて絞り込んだサービスを提供するのが特徴だ。テレビCMも追い風に利用者は伸びており、多い時で月100社を超える、と。システムの利用料は月3万円からで、中小企業でも気軽に利用出来る。09年の販売開始以降、導入企業は2,500社を超えた。


ラクスは2000年の設立で、15年12月にマザーズに上場した。楽楽精算に加え、累計で4,500社が利用するメール管理システム『メールディーラー』や、帳票発行システム『楽楽明細』など中小企業向けに様々なクラウドサービスを提供している。18年3月期の売上高は前期比22%増の60億円、純利益は14%増の8億円を見込む。

ラクスは今でこそ安定的に成長しているものの、これまでの事業は成功ばかりではなかった。中村社長は『打率は3割』と話す。09年に楽楽精算を始めた当時は、企業の経理システムは数百万円する
パッケージを導入するか、自社開発するしかなかった。クラウドを使って低価格で提供すれば、裾野が広い中小企業を取り込めると考え、成長企業に育てた。


『起業は特に意識していなかった』と言う中村社長は、大学卒業後1996年にNTTに入社し、主に営業畑を歩いた。当時はインターネットの草創期。メールアドレスをリスト化して一度に送ることが出来れば『企業が放送局になれる』と、97年にNTTの同期の友人らとメーリングリストの会社を立ち上げた。平日の仕事終わりや週末に仲間の自宅に集まり、開発に没頭した。大学は経営学部だったため、独学でプログラミングを学んだ。事業に集中するためNTTを2年ほどで退社。ジャフコから出資を受けた1億円で、オフィスやサーバーを借りた。

メーリングリストの利用者は国内70万人と伸びたが、この頃米国の競合企業を米ヤフーが買収した。『資金力で圧倒的に不利。負けが見えている戦いだ』と判断し、会社を楽天に売却。創業時の仲間達と別れ、売却資金を元手に現在の『ラクス』を設立した。失敗を続けながらも事業の柱を増やしている。

中村社長は、上場後も社員に挑戦する姿勢を忘れないよう説いている。現在の主力サービスに安住せず、引き続きラインアップの拡充を図る。『失敗がないということは、挑戦もしていないということ。自分自身もまだ勉強中』。そう気をひきしめる中村社長ではある。見事『起業家の鏡なり、中村社長』だな。


★<就活異変、自分ファーストの時代>三菱商事で2年間働いた萩原さん(25)は昨年夏、会社に辞表を出した。希望の職種に配属されないと思い悩んでいた矢先、大学時代の山岳部の後輩から未踏峰登山への誘いを受けたからだ。昨秋にはヒマラヤ山脈の『ラジョダダ』に世界で初登頂し、地図に名前を残した。次の未踏の地とし昨年末に選んだのは宇宙。人工衛星開発ベンチャーつくば市の『ワープスペース』にCOOとして入社し、念願の営業職に打ち込む日々だ。

新卒入社した会社で定年まで働く『滅私奉公』から、自分のキャリアや人生観、スキルに価値観を置く『自分ファースト』へ。新入社員向けの調査で、『条件の良い会社があればさっさと移る方が得だ』と答えた割合は、2018年で39%。就職氷河期で会社への帰属意識が薄れていた1999年以来の高水準となった。

人生100年時代と言われる今、長い職業人生の中で新卒入社した会社は一つの通過点。企業に入って経験を積み重ねた30年前の新入社員とはキャリアプランが異なる。新入社員の意識変化に対応し、企業もキャリア形成のあり方を変えつつある。『コニカミノルタ』は、退職から5年以内の人を対象にした再雇用制度を導入。キャリアアップに向けた転職が理由の場合は離職期間を問わない。パナソニックや富士通も外部で経験を積んだ『元社員』を受け入れる。


大卒の3割以上が3年以内に離職するなど、超売り手市場を背景にした若年層の流動化の高さに企業も身構える。損保ジャパン日本興亜は、2019年の採用から29歳以下に応募枠を拡大。職歴やスキルを重視する中途採用は30歳以上が中心で、これまで新卒応募枠から外れた20歳後半の受け皿を用意した。新入社員研修では、参加者に代わったお題が投げかけられた。『他社の強みをプレゼンして下さい』と。

新卒一括採用にとらわれず、必要な人材は随時採る。働く人も自社の枠組みに閉じこもらずに価値を高める。就活戦線の異変の先に硬直的な日本の労働市場が崩れる兆しが見えて来る。

もう、30年近く前になるか。NHK広島放送局の若手記者が退職した。理由を聞くと、ニュージーランドに行って、新しい会社を起こす、と。神戸の国立大学出身者だった。その後また、若手記者の退職者が。彼は東大卒だったかな、コロンビア大学に留学し、金融を勉強し、アナリストになると。NHKでさえこんな時代になったのか、と感慨をもようしたのを覚えている。その様相が、今全産業、日本国中を覆いつつあるのだ。時代は着実に大きに変わっている。


★<大雨被害>今回の大雨被害は、台風の刺激で前線が活発化し、日本全国の土砂降り天気にした結果。広島など、絶対に安全圏と安心していたら、なんと一番の被害地に。私は広島市内のマンション5階に住んでいるため、大雨も台風もあまり気にしない。一夜明けた昨日の朝も、山裾の住宅地が山崩れに襲われた程度で、局地的なものと思っていた。が、午後になると、倉敷市の集落全体が2階まで浸かっているとか、広島市安芸区の集落が土石流で大変な被害を受け、道路や車がズタズタ。さらにJRの線路もふさがれて。と、芸備線では鉄橋が落ちたと。結果、広島県の死者は21人、行方不明者が25人、全国最大の被害地と、誠に遺憾な結果になってしまった。被災された方々にお見舞い申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。  合掌


★<日大、加計学園、日本医科大、理事長ワンマン共通>日大アメフト問題、加計学園獣医学部疑惑、文科省局長収賄事件。いずれも理事長が超ワンマンで、理事長の一言で何ごとも決まるという大学組織。日大田中理事長、加計学園加計理事長、日本医科大臼井理事長。呼び名は多少違うが、いずれも『天皇』と呼ばれていること。しかも加計理事長に至っては、『ウソを平気で言う人間』なのだ。要は、ここまで上り詰める、拡大するためにはどれだけのウソをついたのか、計り知れない。

このような反社会的経営を行う人物が、教育機関のトップに立ち、平然と平気でウソをつき、天皇と呼ばれるような手法で組織の恐怖管理を行っている。一種犯罪まで犯しているのだ。文科省はこんな重大な問題が見えないのか、見過ごしているのか、はたまた袖の下をつかまされて知らんふりをしているのか。文科省は、莫大な税金を補助金としてこれらの大学に出している手前、私立教育機関の経営に関する透明性を高める努力を一段と強めることが必要である。国民の血税を投じているという感覚が、官僚達には不足している。まるで自分の金を自由に使っているかの如く考えているのではないか。不遜なり官僚、公務員、ではあるな。文科省の役人の『事なかれ主義』に腹が立つなあ。


★<カリフォルニアでは山火事>カリフォルニアでは、ロスで42度の最高気温を記録するなど猛暑が押し寄せている。こうした中、北部のシスキュー郡では、5日に発生した山火事が拡大し、消防によると6日の夕刻までに、38万km、東京ドームの800個分以上の広さが焼けた。火の勢いは収まっておらず、州知事は非常時代を宣言し、警戒を呼び掛けている。また、週南部でも複数の地域で山火事が発生していて、住宅にも燃え広がっている。まさにトランプ政権が燃え尽きる前兆かな、この大山火事は。


★<カープ、全得点5点、全てソロホームラン>昨日のカープ-巨人の試合は、5-2でカープが勝ち、前日の負けの雪辱を果たした。が、この試合5得点、全部ソロホームラン。こんなって珍しいねえ。丸が2本、鈴木、西川、會澤がそれぞれ1本。丸は気持よく、首位打者に躍り出た。今年FAの年ではあるが、オーナー殿、4億円位の年俸をはずんで、カープに残留するよう説得してくりゃしゃんせ、な。


★<米朝協議難航>平壌を訪問していたポンペイオ米国務長官は、金労働調副委員長との2日間にわたる協議を終えた。米側が成果を強調したのに対し、北朝鮮側は米側の交渉姿勢を強く批判する談話を発表。交渉の進め方を巡る米朝の激しいせめぎ合いが表面化した。

ポンペイオ長官は今回の協議において『主要な問題のほとんど全てで進展があった』と述べた。非核化の今後の進め方や、核・ミサイル関連施設の申告について、多くの時間を割いたと言う。『もっとしなければならないことがある』とする一方で、協議は『誠意』を持って行われたとの認識を示した。


一方、北朝鮮外務省の報道官は、ポンペイオ長官が協議で、『CVIDだ、申告だ、検証だと言って一方的な非核化を持ち出した』として、『遺憾極まりない』とする談話を発表。米国側をけん制する狙いと見られるが、それにしても会談内容を否定するようなアナウンス、トランプ大統領にとっては我慢できない発言だろう。

しかし、なんだなあ、これはまさにキツネとタヌキの化かし合いのような協議だなあ。もともと核撤廃なんて合意は生煮えで、米朝首脳会談を装飾するデコレーションではなかったのだろうか。これでは米中間選挙までに完全合意、条約の締結など、夢のまた夢でありんすな、トランプ大統領殿。


★<20人以上殺害、横浜の看護師>2016年横浜市の大口病院で患者2人が相次いで中毒死した事件で、神奈川県営は、当時看護師として勤務していた久保木愛弓容疑者(31)を殺人の疑いで逮捕した。2016年、大口病院では男性2人が相次いで中毒死し、2人の体内からは『ヂアミトール』という消毒液に含まれる『界面活性剤』の成分が検出された。神奈川県警は、6月29日から久保木容疑者を、連日任意で聴取していたが、『点滴にヂアミトールを入れた』などと事件への関与を認めたことなどから、7日、殺人の疑いで久保木容疑者を逮捕した。

調べに対し、久保木容疑者は犯行の動機について、『自分の勤務中に患者が亡くなると、遺族への説明をしなければならず苦痛だった。勤務を交代する看護師との引き継ぎの時間帯に混入させていた』などと話している。更には、『同じような方法で20人以上、殺害した』という趣旨の話もしていると言う。何という恐ろしいことを。患者がどういう状況の人達であったか詳細は分からぬものの、殺人を20人も行っていたとは。それも看護師が。一体大口病院とはどういう病院だったのだろうか。また大口院長はこの患者の連続的死亡に事件性を感じなかったのだろうか。不思議な医師であり、病院であり、看護師だなあ、全く。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1093

Trending Articles