今日の画像は、カープのユニフォームを着て仕事をする、広島市千田郵便局のカープ女子、走行試験をする、東海道新幹線の8両編成の新型車両『N700S』。そして私の足跡『香港Α戮任后なんとなくビルの地下に入ってみると、ビルの敷地より広いくらいの地下店舗街が。それが、『スポーツシューズ』に特化した店並び。知らないブランドも多くって。気に入ったのは『K・SWISS』、なかなか斬新で、清潔感があったねえ。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★世界を旅して目に焼きついたのは、豊かになりたいと渇望する新興国の人達の姿だった。物売りが群れをなすインドの駅頭。客引きに熱心なカンボジアの運転手・・・・。その姿に圧倒されながら、同時にこんな思いも強めた。『資源は有限なので、新興国の人達を全員が欧米並みの豊かさを享受するのは難しい。循環型と言うか、もっと資源を有効活用し、モノを大事にしないと、地球はやっていけない』と。
沢木耕太郎は『旅には適齢期がある』と書いている。旅から何を受け取れるかは年齢によって違うのだ。世界放浪バックパッカーの旅は、本来なら受容力の高い20歳代に向いたスタイルだ。それを、30半ばの山田進太郎がやってみた。億万長者なのに安宿に泊まり歩く。そんな『遅れてきた青年』の『何でも見てやろう』は、若者では得られない世界観と時代認識を持たらすことになった。
インターネットの黎明期からIT業界に関わってきた山田は、経験を積み、ビジネスを知っていた。久しぶりに帰国した日本は、旅立つ前よりもスマホが普及していた。LINEを打つ若者の姿に瞠目し、山田は『いずれ、旅先で出会った新興国の人達もスマホを持つようになる』と直感した。
この旅の途中、立ち寄ったワシントンで、中学、高校の友人『伊藤錬(40)』に会っている。伊藤は、東大を卒業し外交官になっていた。食事をしながら久しぶりの再会を喜ぶと、山田が『アメリカ人ってどう?』『米国で働くってどんな感じ?』と盛んに尋ねて来たことを、伊東は今も覚えている。
この時の不思議な縁と山田の『巻き込む力』によって、伊東は後に外務省を辞し、『メルカリ』に転じることになった。つまり山田によって伊藤は『スカウト』されたことになる。それも天下の外務省官僚から、行方知れずのIT起業へ。山田はこの世界放浪の最中、漠然とではあったものの、世界市場、つまりは米国への進出を意識していた。(参考: 大鹿靖明筆『人と情報の交差点』で世界へ)
★<雑学王者の教育番組『ブラタモリ』>いつも録画視聴で、『ブラタモリ』が新しい貴重な知識を与えてくれると思っている。が、前回の『有田焼』ほど衝撃的で豊富な情報を与えてくれた番組は初めてだ。佐賀県有田は、磁器『有田焼』の産地。有田焼の期限は、秀吉が朝鮮征伐の折、30人くらいの朝鮮人陶工を日本に引き連れて来たのが始まりというのは知っていた。しかし、磁器と陶器の区別はなんとなく分かっているつもりだったが、全然方向音痴のものだった。
つまり、磁器は材料を『陶石』という白い石に依存し、この石を細かく砕きエッセンスで磁器を作るという次第。一方の陶器は、『粘土』を材料にして製作されるもの。と言うことは、有田には『陶石』が産出する場所があったのだ。その陶石は、有田に存在し緑色の『流紋岩』が、火山の熱水に長い時間さらされて白色化したもの。この石を、山から流れ出る小川の水のエネルギーを水車で利用して、細かく砕く。この砕石小屋は、この小川に昔270もあったそうだ。
江戸時代、この有田焼が欧州に渡り、当時のドレスデン国王が何としてもこれに対抗出来る磁器の生産を目指した。そこで生まれたのが『マイセン』なのだ。さらに、この『マイセン』を倣って、フランスでも生産をと、ルイ皇帝は考え、生まれたのが『セーブル』だ。なんと、世界に冠する『有田』なのだなあ。
有田焼で思い出すのは、中学生の頃か、読んだ『陶工柿右衛門』。あの柿の朱色を出す工夫を一生を掛けて研究し、成功したもの。今は柿右衛門11代目の当主が技を引き継いでおられる。
何にしても、素晴らしき雑学教育番組、73歳、まさに老練熟達のタモリが主人公、『ブラタモリ』である。
★<プロ野球の誤審>今年から取り入れられた、プロ野球のリプレー検証を要求出来る『リクエスト』。1年間の運用実績は、セ・リーグ、パ・リーグ両リーグの試合でリクエストが実施されたのはなんと『494件』だったと。まさに想定外の多さだ。セ・リーグ251、パ・リーグ243。そのうち32.8%に当たる162件で判定が覆ったと言うのだ。なんたるだらしない審判団だ。
リクエストのほぼ半数が1塁でのアウト、セーフを巡る判定で、2塁での判定と合わせ、全体の3/4を占めた。
NPBの友寄審判長は、判定の変更が3割に止まった点について『それほど悪い数字ではないと思う』と述べ、『審判の話を聞いて総括し、球団側の意見とすり合わせ、よりよい制度にしていきたい』と。
何が『それほど悪くない』だよ、とぼけるな。草野球ならそれで済むが、プロであり、入場料を取って試合を見せている。その審判団が誤審162件とは、観客側からすると『大誤審のプロ野球』だと思うねえ。昨季までは、本当、誤審だらけの試合を仕方なく見せられていたのだ。反省が足りない審判長、それに従う審判団も緊張感がないねえ、全く。
★<ドラフト大阪桐蔭関係者、阪神だけには行かせたくない>さあいよいよ、今日のプロ野球ドラフト会議は『大阪桐蔭のためにある』といっても過言ではない。プロ野球志望届を提出した根尾昂、藤原恭大ら4選手に複数球団による上位指名が確実視され、まさに『プロ野球選手のエリート養成機関』と位置づけられるのは間違いない。ところが、同校関係者からはこんな本音が漏れてくるのだ。
『あそこには正直、指名してほしくない……』。名指しされたのは、地元球団『阪神』である。『原因は同校出身の藤浪晋太郎への扱いです。根尾の世代は、大阪桐蔭が初めて甲子園の春夏連覇を果たした藤浪擁する2012年の“最強世代”を超えるべく厳しい練習に励んできた。その藤浪が阪神に潰されたのではないかという不信感が、大阪桐蔭の関係者には根強いんです』(大阪桐蔭関係者)。
入団1年目から3年連続2ケタ勝利を挙げていたものの、金本監督政権下の3年間では低迷。四球で失点を重ねた藤浪に対して、161球も投げさせる“懲罰登板”も物議を醸した。『エースといえども、藤浪は初めてといっていい“壁”にもがいている最中でした。この登板後に二軍に降格した藤浪は、フォームを崩し、投球への不安を口にしていました。あれから2年が経ちましたが復活にはほど遠い』(スポーツ紙デスク)。
同じくOBの西岡剛が戦力外通告を受けたことも、大阪桐蔭関係者の“アンチ阪神”に拍車をかける。『阪神は下位に低迷していた時代に、ドラフトで即戦力の大卒・社会人しか指名してこなかったため、高卒の育成ノウハウ蓄積が乏しい。そのためか、個々のコーチが自分の経験に基づくアドバイスを押しつけ、高卒ルーキーの場合は結果として個性を殺してしまうケースが多い。対照的なのが中村剛也や浅村栄斗ら4人のOB全員が主力として活躍する西武です。大阪桐蔭としては長所を伸び伸びと育ててくれる西武に行ってほしいというのが本音でしょう……』(同前)。
阪神ファンとしては、この黄金世代が縦ジマのユニフォームを着る姿が見たいはずだが。しっかし、あの藤浪の161球はひどかったねえ。確かカープ戦ではなかったかな。拙者もテレビで観た記憶がある。いくらなんでも、と観ながら思ったものだ。まあ、かねてから拙者は、金本は監督の器ではない、と思ってはいたがねえ。
★<通販で牛まるごと450万円>『近江牛まるごと1頭450万円』、『伝統の彦根仏壇は2,590万円』―。8月に開設された滋賀県の通販サイト『ここ滋賀ショッピングサイト』では驚くような高額商品が目を引く。何かと地味な印象の滋賀だが、東京・日本橋のアンテナショップ『ここ滋賀』と合わせ、攻めのPR戦略で全国のファン獲得を狙う。東京都内の自治体アンテナショップは昨年、72店と過去最高を記録。専門企業による地域ブランド調査も毎年公表され、地方間同士の「『ブランド力競争』が激しくなっている。
『ここ滋賀』の通販サイトでは、ここ滋賀の店舗で人気のふなずしやアユのサンショウ煮、滋賀が発祥といわれる交通看板『飛び出し坊や』の文房具など約250点を販売。このうち2割は店舗では買えない品物といい、今後も品ぞろえを充実する方針だ。最大の目玉は、100万円以上の品物がそろう『ハイプライスコーナー』だ。金色の『ハイプライスコーナー』の文字をクリックすると、通常の通販サイトでは見慣れない桁の高額商品が表示される。ブランド牛でもある黒毛和牛の『近江牛A5ランクまるごと1頭』は453万6千円。購入すると、肩ロースやヒレなど14部位に切り分けられた1頭分の肉(計約340キロ)が届くが、10月中旬の時点でまだ購入者はいないと言う。
その上を行くのが、江戸中期から続く伝統工芸品の彦根仏壇。金箔張りや彫刻、蒔絵(まきえ)、漆塗りなどの技法がこらされた仏壇は1基2,592万円。出品にあたって県の担当者は『滋賀県を知ってもらうことが第一。インパクトを重視した』と話す。すごいけど、面白いねえ。牛1頭丸ごととは。仲間で買う、という手はあるねえ。が、やっぱり庶民の懐では厳しいな。