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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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<民主主義の死に方⑫ 『真のアメリカ人』を巡る闘い>

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今日の画像は、トランプの退陣を報じる、『ワシントンポストのニセ新聞』と、アジアカップ決勝トーナメント進出を決め、笑顔を見せる『室屋、勝ち越しゴールの塩谷、同点ゴールの武藤、青山』。トランプ退陣のこの新聞の発行は2019年5月1日となっている。反トランプ派、批判派が仕組んだものらしいですな。とても面白い、本当の『フェイクニュース』だもんな。そしてドローンで見た面白景色兇任后.蹈轡◆.汽鵐トペテルブルグ 聖イサク大聖堂、▲皀襯疋弌∥臉仔欧硫虻と花壇、スイス 湖畔のアート作品、ぅ好ぅ后.船紂璽螢奪弸廚蝓↓ゥ疋ぅ帖.┘哨離Ε錺潺坤競ラの林。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★あのヒトラーもムッソリーニも、そしてチャベスも、立派な民主憲法を持つ国から生まれた。民主主義のお手本であるアメリカの大統領、トランプ。このトランプがヒトラー、ムッソリーニ、チャベスの息子にならないという保証はどこにもない。

トランプ君、君の祖先も移民だろう。ヨーロッパで食い詰めて、新天地を求めて来たんだ。もっと移民問題に優しい対応は出来んもんかねえ。トランプの常識は、世界の非常識なのだな。

トランプ氏が慌ててホワイトハウスを去り、危機は終わった――。『ワシントン・ポスト』の題字でトランプ氏辞任を伝える新聞が16日朝、米首都ワシントンの街頭で配られた。ただ、よく見ると発行日は『2019年5月1日』。実は急進派の活動家集団の仕掛けたいたずらだが、まさに本物の『フェイクニュースだ』と話題になった。


★★★共和党を過激主義へと追いやったのはメディアと外部の利益団体だけではなく、社会や文化の変化も大きな要因だった。民主党がここ数十年の間にどんどん多様化して行った一方で、共和党は一貫して文化に均質であり続けた。これは特に注目すべき点だ。これは特に注目すべきだ。共和党の中核をなす白人プロテスタントの有権者達は、ただの支持者ではない。およそ200年にわたって、彼らはアメリカ選挙民の大多数を占め、米国社会において政治的、経済的、文化的に優位に立つ存在だった。

政治歴史家のリチャード・ホフスタッターは、1964年に発表した論評『アメリカ社会におけるパナロイア的方式』の中で、集団の社会的地位、アイデンティティー、所属意識が存亡に関わる脅威にさらされた時、『スターテス不安』という現象が起こりやすいことを解説した。この現象に陥ると、『過度に興奮し、疑い深く、攻撃的で、大げさで、終末的な』政治スタイルが生まれる傾向があると、ホフスターは論じた。

彼のこの主張は、出版から半生紀以上が経った現在の状況にぴったり当てはまるものだ。多数派としての地位を失うことなに抗う闘いは激しい敵意を生み出し、その敵意が『アメリカの右派』を定義するようになった。


ある調査によると、ティーパーティー活動に参加する共和党支持者の多くは、『“真のアメリカ”だと信じるものが急速に変わることに脅威を感じ、自分達が育った国が消えている』という認識を共有していると言う。社会学者アーリー・ホックシールドの近著のタイトル通り、彼らは『自国の中の部外者』になったような感覚を抱いているのだ。

そして、このような認識こそが、『真のアメリカ人』からリベラル派と民主党を区別しようとする論調が生まれる要因の一つになった。もし『真のアメリカ人』の定義が『英語を母国語とする国内生まれの白人キリスト教徒』に限られる場合、なぜ『真のアメリカ人』が自分達の地位が危ういと考えたのかを理解するのは容易な作業である。何故彼らが『我々の国を取り戻せ』と言ったスローガンに惹かれるのかも分かる。

しかし、このような訴えは極めて危険だ。なぜか?民主党支持者への『真のアメリカ人』ではないというレッテル貼りは、相互寛容を全面的に攻撃することを意味するからだ。

ニュート・ギングリッチからドラルド・トランプまで、多くの共和党の政治家は、二極化する社会ではライバルを敵とみなすことが役立つことに気づいた。さらに『戦争としての政治』を追い求めると、多くのものを失うことを怖れる人々の心を捉えるのだと学んだ。しかし、戦争には攻撃が激しくなるにつれて、党派闘争―世界中の民主主義を破壊してきた要因―から私達を長らく護って来てくれた柔らかいガードレールは蝕まれていった。

2017年1月にトランプが大統領に就任した時、ガードレールはまだそこにあった。しかし、ここ100年で最も脆い状況にあり、事態はさらに悪化しようとしている。(参考:『民主主義の死に方』)


★★<林修、高学歴ニートとの激論『やってよかった』>その裏にあった一通の手紙『初耳学』。 1月6日放送の2時間スペシャルで林修が”高学歴ニート”たちを相手に真剣勝負の新企画『林先生の情熱教室』を展開し、反響を呼んだ『林先生が驚く 初耳学!』(TBS系)。13日放送回で、林からその後日談が明かされた。

6日放送の『―初耳学』では、林が東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学など名門大学卒で定職に就いていない“高学歴ニート”たちに人生を講義。『好きな仕事じゃないと働きたくない』と語るニートたちに、自身の苦い経験談も交えて『”やりたいこと”はけっこう偶然。でもね、”できる”は偶然じゃない』『僕には“できる・できない”の軸のほうがすごく大事』と持論を語り、参加したニートのみならず視聴者からも共感を得た。

さらに、この回は番組自己ベストの視聴率13.4%を獲得。関東地区同時間帯トップを記録するなど注目を集めた。そんな『情熱教室』について、13日放送回のエンディングで澤部佑に『こないだの高学歴ニートの回もすごかったでしょ?反響』と水を向けられた林。『そうですね、見てくださった方は本当に皆さん「よかった」と』と、自身の周囲からも大きな反響があったことを明かした。

さらに林は続けて『実はあそこに出てたニートの中のひとりのお母さんからお手紙をいただきました』と後日談を披露。林は高学歴ニートとの『情熱教室』収録に臨むにあたり、『出てくれた方の家族が見て「よかった」と言える映像にする』ことを一番に目指していたといい、手紙の内容こそ明かさなかったが『この一通の手紙をいただいて、やってよかったなと思いました』としみじみ話した。


◇林先生、日本語へのこだわりを覗かせる
一方で、『あえて言えば一か所、日本語のチョイスがベストではなかった』と反省の弁も。『情熱教室』の中で林は『日本のルールに参加させられて気にくわない』という主張に『不満があるなら出ていけばいい』と発言していたが、この箇所について『“飛び出していけばいい”という意味で言ったんですけど、“出ていけ”っていう風に取られちゃう可能性があっ』『僕がもしあの歳で不満があったら、いや不満がなくても絶対外に出ていくんです。まして、あれだけ優秀な人たちですから』と振り返った。

日本語のプロらしく自身の発言を真摯に省みた林に、SNSでは『番組内で訂正して謝っていて、立派だった』『日本を飛び出していけばいい、ステキな表現』といった声が上がっていた。

まあ、私は今どきの『日本人の甘えの構造』をバッサリと、またうまく切った林さんの手腕に拍手、だ。


★★<塵も積もる山暮らし>『本当に、毎日ここで暮らしているんですね』と、お客さんに言われることがある。携帯は圏外、かまどで料理をし、五右衛門風呂に入る。

標高560mの山の中、お隣さんは2km先。テレビも、電子レンジも、給湯器もない暮らし。私は、広島市内で生まれ育ち、東京で修飾語、庄原に移住した。もともと日本の暮らしを身につけたい、田舎のない人にとって田舎となる場所にしたいと思い、30年空き家になっていた母の生家を再生し、週末に1組限定の民宿『暮らし宿ジュク お古』を7年前に開業した。祖の時は27歳単身女子であったが、幸い縁があって結婚し、3人の子供に恵まれている。

ここでの暮らしは、決してスローではない。自然は待ってくれない。雪が溶けると、山菜を採って下ごしらえ。畑を耕し、種を蒔く。田植えの頃には、草刈りに追われる日々が始まる。稲刈り、はで干し(天日干し)の作業も家族総出だ。夫は林業の勤めをしながら、毎朝薪割り。冬になれば雪かきも待っている。毎日フル回転、仕事がなくなることはない。

そんな私の様子を見て、友人が『千尋さんは、Mマゾだ』と断言。確かにそうかも知れない。決して楽ではない。でも、止めたいと思ったことはない。体が動く間は続けて行きたいと思う。

ここで暮らしていると、ヒトの力は微力だと感じさせられる。畑を耕すのも、草刈りや稲刈りも、少しずつしか出来ない。けれど、無力ではなく、積み重ねることで無限に大きくなる。目の前の小さな作業が、自然の一部として、自分の生きる意味のようにも思えてくる。それが、私がここで暮らしている理由だ。

今は、東京時代に感じていた、漠然とした不安はない。毎日の作業が、次の季節へ、次の年へと確実に繋がっている。年を重ねる毎に、経験と知恵が増えて行く。40年後の自分が楽しみでならない。(参考:暮らし宿お古店主・菱千尋筆『塵も積もる山暮らし』


★★<オランダ、外国人派遣ビジネス急拡大>昨秋、オランダ西部ウエストランドの温室では、外国人労働者がフリージアの収穫に追われていた。その一人、ポーランドから来たシルビア・キエルさん(28)は、『ここで働くのは楽しい』と笑顔だ。毎年のようにオランダの農場に働きに来ると言う。

勤務時間は午前7時から午後3時で、給料は社会保障費など込みで時給17ユーロ(2,180円)。この農業法人の従業員38人のうち、31人が派遣業者を通して雇用する外国人だ。4代目社長のマリヌス・ホフランドさん(41)は、『子供の頃、農場で働いていたのはほとんどオランダ人だった』。変わったのは2000年頃からだ。求人を出しても3回連続でオランダ人の応募がなかった。窮地を救ったのは、EUに04年に加盟したポーランドの労働者を紹介する派遣業者だ。ホフランドさんは今後もEU移民の雇用を続ける考えだ。

少子高齢化などで西欧の先進国で国内の労働力人口が減る中、急拡大しているのが、東欧から西欧へ労働者を派遣するビジネスだ。EUの欧州委員会によると16年、EU域内で労働者が派遣された数は230万件。7年間で1.7倍になった。オランダでは派遣業者が急増し、他国との間で激しい人材獲得競争も起きている。

オランダの大手派遣会社『NLジョブス』はポーランド、ルーマニアのEU加盟に合わせ、両国などに拠点を設置し、近年、事業を拡大している。平均契約期間は3~4ヵ月。最も多い就業の理由は母国の3~4倍という給料で、貯金をしたい新婚夫婦や企業資金を得たい若者も多いと言う。


外国人労働者の派遣を巡っては、労使間のトラブルも増えている。『けがや病気をした際、休ませてもらえなかった』などの相談が多く寄せられると言う。こうした事態に対処するため、EUは、派遣業への規制強化を始めた。給料の条件について受け入れ国の報酬ルールを全て適用し、その国の労働者と同じ程度となるよう既定。派遣期間の上限を原則2年から1年に短縮する規定も織り込み、派遣の抑制に明確に舵を切った。

ただ、規制強化は加盟国の間で亀裂も生んでいる。ロイターによると、労働者を送り出す側のポーランドとハンガリーの両政府は、『規制は保護主義的だ』などと批判。EU司法裁判所に提訴したことを明らかにした。

異国での労働には、文化の違いなどもあり、軋轢、問題を生じやすいのだねえ。日本は問題をほっかぶりし、臭いものに蓋をしている。法務省、厚労省はやる気がない。

時給17ユーロ=2,180円とはすごい。高い生産性がないとこんな時給は出せないだろう。日本ではせいぜい1,000円強の時給だろう。いかにオランダが進み、日本が遅れているか数字が証明している。しっかりせよ、農水省の諸君は。


★★<錦織、大坂共に4回戦へ>全豪オープン、錦織、大坂共に3回戦を勝ち抜き、4回戦に進んだ。錦織は3-0のストレートで、大阪は2-1の逆転勝利で。勢いがついてきたようだ。まさか全豪をダブル優勝、ってことは、あるか、な。

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