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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『カープを蘇らせた男―松田元㉒ 殻破りマーケティング』

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今日の画像は、総合『NHKニュース おはよう日本』の新キャスターの2014年入局で現在は大阪局勤務の『石橋亜紗アナウンサー(26)』、愛知県知事に届けられた『古く傷んだ現金1億円』。そして『ザ・ペニンシュラ・クラシックス・ベスト・オブ・ザ・ベスト・アワード』で受賞した名車の数々。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


優勝は1937年型『アルファロメオ 8C 2900Bベルリネッタ』、1929年型『デューセンバーグ J SJコンバーチブル』、1928年型『メルセデスベンツ 680Sボートテール・ロードスター』、ぁ1956年型フェラーリ 250GTクーペ』、ァ1933年型ブガッティ・タイプ55ロードスター』、Α1972年型モンテヴェルディ 375Lハイスピード』、А1958年型フェラーリ 335Sスパイダー』、─1953年型ランチア・アウレリア PF200Cスパイダー』。見事な名車の数々ではあります。溜息が出ますねえ。

『石橋亜紗アナ』は、現在担当の『和久田麻由子アナ』の中高『東京・女子学院』の同じ学校の後輩にで、クラブ活動も後輩にあたる縁があるそうです。まさに面白い、面白い因縁ですねえ。


★★いよいよ『2019プロ野球ペナントレース』が始まる。我が『広島東洋カープ』は、リーグ4連覇の偉業がなせるか。この強力軍団を作り上げた要はやっぱり『オーナー松田元』だろう。これほどの強力なカープを育てた、様々なエピソードを綴る。小園株、現在値上がり中です。人気もすごい。


★★★カープグッズの中には、今でも語り草になっている『伝説のTシャツ』というのがある。あの『マーティー・ブラウン』が審判へ抗議した時の『ベース投げTシャツ』、巨人の阿部慎之助をアウトにした時の『隠し球Tシャツ』、新井貴浩の2000本安打の時の『まさか、あのアライさんが・・・Tシャツ』などである。当時、話題を集めたこれらのTシャツは、決して偶然に生まれたものではなかった。

実は、これらが作り出されたいきさつを松田元オーナーはこう話す。『本来なら「やってはいけないこと」を思い切ってやる。「言ってはいけないこと」を思い切って言う。ボクはその辺りにヒット商品を創るコツがあると思っているんです』と。このことを突き詰めて行くと、これらの商品はあとで問題になってはいけないので、一担当者では決して作れない。何かしらトップが関与しておく必要がるのである。

こういうリスクを恐れない考え方は、現在カープグッズ開発を統括している松田一宏オーナー代行にも引き継がれている。彼はこう言う。『いつも、あり得ないような面白そうなものを考えています。ボクらが「変なもの」を作れば「カープがこんなものを出すんだから・・・」ということで、OEM社からも面白いアイディアが出て来ます』。カープ球団は、カープファンを心底から喜ばせるようなTシャツをタイムリーに供給するために、自前のTシャツプリント工場まで持っている。

実のところ、こういうダイナミックな考え方の出来る人は、なかなか世に出てこない。そういう発想も浮かんでこないし、Tシャツのコピー表現においても、オモテとウラの境界線の引き方が難しい。これを言い換えると、別の会社で同じようなTシャツを製造して販売したとしても、成功する確率は低い。カープ球団は、Tシャツというモノを売っているのではないのだ。プロ野球の現場の空気を加工して売っているのだ。そこで自分達の常識の殻を破っている。

そういう意味で、カープの型破りマーケティングというのは、人々の常識を越えた『殻破りマーケティング』ということになる。(参考:迫勝則著『カープを蘇らせた男』)

さあ、いよいよだ。若手の成長、台頭著しいカープ。はてさて今季はどのような風景になるだろうかなあ。最大の注目は、出だしの巨人3連戦。これに勝ち越すと、勢いに乗れるかな。が、昨季大幅に勝ち越した、巨人、阪神が大型補強をしているから、油断はならない。


★★<世界最高のクラシックカー賞、1937年型アルファロメオベルリネッタ>世界で最も傑出したクラシックカーを選ぶ『ザ・ペニンシュラ・クラシックス・ベスト・オブ・ザ・ベスト・アワード』が2月7日に発表され、1937年型アルファロメオ『8C 2900Bベルリネッタ』が栄冠を手にしている。

この賞は、2018年に自動車の国際コンクールで優勝した世界で最も優れたクラシックカー8台が集まり、世界で最も傑出したクラシックカーの称号を競い合うもの。アルファロメオ8C 2900Bベルリネッタは2018年8月、米国で開催された『ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス 2018』で、『ベスト・オブ・ショー』を受賞した。

アルファロメオ8C 2900Bベルリネッタの歴史は、1925年にミラノで設立された名門コーチビルダー(=カロッツェリア)『トゥーリング』が、チャールズ・ウェイマンの羽布張り軽量フレームシステムのライセンスを取得。その後、独自の『スーペルレッジェーラ』方式を開発したことから始まった。

1936年に特許が認められたこの方式は、細い銅管で車体の形状を形作り、それを薄い軽金属版で多い骨組みの強度を補強する構造を指す。アルファロメオ8C 2900B ベルリネッタは、製造が確認されているわずか5台のベルリネッタの中でも最初の車であり、カロッツェリア・トゥーリング社が、スーペルレッジェーラの始まり、と呼んでいる特別な自動車だ。

アルファロメオ8C 2900ベルリネッタは、イタリアの自動車設計者のヴィットリオ・ヤーノによって設計され、スポーツカーレースに参加する目的で開発された。とくに、イタリアの伝説的なカーレースの『ミッレミリア』において、1935~1938年、そして1947年に勝利している。



★★<『レアアース泥』本格開発へ>深海底にある好物資源の開発が本格化する。産業技術総合研究所や海洋研究開発機構などのチームが国の支援のもと、2月に海南島周辺の海域でレアアース(希土類)を高濃度で含む泥『レアアース泥』の含有量を調査する。沖縄周辺の海域にある『熱水鉱床』のい開発でも研究は進む。産業化には正確な埋蔵量や品質の把握が欠かせない。

『予定よりも早く調査が進んでいる』。内閣府の研究プログラム『SIP』の一環で海底資源の開発に挑む石井正一ディレクターは笑顔を見せる。2018年秋に先行して実施された航海では、南鳥島周辺の水深5,000mの海底の25カ所から試料を採った。現在解析中である。19年度も海底の調査を進め、海洋機構や産業技術総合研究所などがレアアース泥の量を正確に推定する。22年度には南鳥島近海で試験採掘をする計画だ。

加藤東大教授は『市場価値の高いレアアースが多く含まれており、泥から鉱物を取り出す工程も簡単だ』と話す。専用の管で泥を海上へ引き上げ、酸に浸すと泥の中の鉱物が溶けて取り出せる。海洋機構は『資源量を正確に把握し、なるべく早く産業化したい』と話す。


国はこれまで、より浅い海底にある熱水鉱床の開発に力を入れて来た。熱水鉱床は金属を含む熱水が吹き出して出来たもので銅や亜鉛、金などを含む。推進1,000m前後にあり、比較的調査しやすく研究が進んでいる。17年には沖縄周辺で採掘試験に成功した。

まだ産業化には調査不足だ。石油天然ガス鉱物資源機構によると、産業化には1日当たり5,000トンの採掘規模が必要だと言う。この規模で何十年も採掘を続けられる資源量があるかは不明だ。

現状ではどちらの資源も採算不明だ。熱水鉱床の場合、経産省の試算では設備投資に1,183億円、運営に年232億円かかり、採掘期間を20年とすると834億円の赤字になる。レアアース泥の場合加藤教授らの13年の試算では750億円の設備投資を16年で回収出来るとしている。ただどちらも様々な仮定を伴う。

中国や韓国、インド、ロシアでも海底資源の調査が進む。国連下部組織の国際海底機構は、20年をメドに環境影響などを考慮した海底資源開発のルールを作ろうとしている。『採掘が海底の環境に与える影響を調べる技術で日本は先んじてる』(エネ庁)。このリードを生かしつつ産業に繋げるには、企業を巻き込んだ調査結果に基づく議論が欠かせない。


★★<ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が『豊か』なのか>熊谷徹著、青春出版社刊。ドイツ人の平均可処分所得(手取り)は年290万円と意外に低い。しかも、消費税(付加価値税)は19%と高い。にもかかわらず、多くのドイツ人が「生活に満足している」と答えているのはなぜか? 

一方、サービスが行き届いた世界一便利な国・日本で、日本人の多くが生活に『ゆとり』を感じられないのはなぜか?ドイツ在住29年の日本人ジャーナリストが肌で感じた『ドイツ流・お金に振り回されない』生き方・働き方を明らかにした一冊、だそうだ。

面白そう、早速読んでみよう。


★★<バレンタイン、クリスマスを思う>いつもこの季節になると疑問が湧き出る。バレンタインもクリスマスも、さらにははーろウィンなど、日本各地でもてはやされる。どうも、このクリスマス、プレゼントがフィーチャーされ、子供達に人気が日常生活になってしまった感がある。バレンタインもしかり。キリスト教徒でない者がこの時とばかり、エセキリスト信徒になって。

反面仏教行事は局地的で、社会的現象となっていない。アナクロリズムかも知れないが、もっと日本の文化を大事にしたいと、私は思うね。バレンタインなんて、チョコメーカーの宣伝、販売合戦に巻き込まれているだけだから。


★★<異色のカープグッズ『フライパン』>異色のカープグッズ『フライパン』。みそは、パンケーキを焼くと表面に愛らしいカープ坊やが浮かび上がるもの。南部鉄器製で、広島市安佐北区の『西本金物』がら発売され、人気を集めている。最初に製造された350個はわずか1週間で売り切れ、現在も予約注文が絶えない。考案した西本代表(67)は『全国から注文が寄せられて驚いている。品質が良く丈夫。カープ3連覇で縁起もいい』とアピールしている。

昭和22年創業。地域でよく知られる建築金物店の同社が南部鉄器の取り扱いを始めたのは10年前だ。今ではシチュー鍋などの調理器具からインテリア小物まで、『南部鉄器なら西日本一の品揃え』と言うほどのこだわりの店でもある。

西本さんがフライパンを発案したのは2年前。南部鉄器製のフライパンは、1度熱すると余熱が長く続くため、パンケーキをふんわり焼き上げるのにぴったりだと考えた。本場、盛岡市の老舗『岩鋳鉄器』に製造を依頼した。

昨年9月初め、11月中旬発送予定として、350個の販売をSNSで告知すると、予約の電話が殺到し、1週間で完売した。急遽インターネット注文が出来るよう対応し、2週間目には1月中旬発送予定の350個も予約販売した。

注文主は男女問わず、カープグッズのコレクション用にする人、景品や贈答用に数十個予約する人、孫へのプレゼントとして購入するという高齢者など多様だと言う。

現在、SNS上には購入客らが作った写真映えするパンケーキの写真が多く投稿されている。中にはカープ坊やが浮かび上がった卵焼きや、トウモロコシ粉を練り薄く焼いたメキシコ料理のトルティーヤなども。『皆さんに楽しんでもらえているので、こちらも嬉しい』と満面の笑みだ。お代は、3,900円也、だ。

さすがカープグッズだねえ、素晴らしいヒットぶりだ。


★★<傷んだ札束、ざっと1億円愛知県知事に届く> 傷んだ1万円札の束がどっさり届き、数えてみると1億円程度――。愛媛県知事宛てに段ボール箱に入った札束が届き、県が14日発表した。送り主の住所、氏名などは『架空』で、県は寄付として受け取ったうえで西日本豪雨の復旧に役立てることを検討している。

県によると、1月29日、『愛媛県知事』宛てに段ボール箱が届き、中に現金が入っていた。同封の手紙には『何かの役に立ててほしい』という趣旨の内容が書かれていたという。紙幣には偽造防止用のホログラムがないことから、2004年以前の発行とみられる。

伝票には送り主の氏名、住所、電話番号が記載されていたが、手紙にはそれらは架空だという趣旨も書かれていたという。県は警察や弁護士に相談し、寄付者不詳の寄付金として収納することにした。県は今後、紙幣の真贋の確認や交換などを日本銀行に依頼する予定。寄付された紙幣のうちどれだけが交換できるかは不明だが、交換できた分は西日本豪雨の復旧事業などへの活用を検討するという。中村時広知事は、『心からお礼を申し上げたい』と述べた。

愛知県版の『タイガーマスク』かな。それにしても、古い札での現金1億円とは、またこつこつと貯められた雰囲気があるねえ。ご立派と言う以外にないなあ、愛知県のタイガーマスクさんには。

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