【今夜から、奈良県南部の日本三大修験山の一つ、『大峰山1719m』登山に行く関係で、3日間、ブログのアップを休みます。カープがオリックスに3連勝することを期待して。】
<日本の食料自給率はカロリーベースで38%、生産額ベースで68%とされる。今後の農業従事者の高齢化が急速に進み、離農者が増え、農業生産量は劇的に下がる。日本の農業を救う手立てはないのか。改めて日本の農業を考える>
★今日の画像は、先日宮島弥山に登頂、博打尾コースから登り、ロープウエイの獅子岩展望台で出会い、仲良くなった『サウジアラビアの4人の若者達』、いたずらで白いペンキが塗られた沼津市の『人気キャラクターマンホール』と、アジアで働く労働者が日常的に虐待を受けていたと告発された『H&M』。そして『オダマキ』と『サッカーの練習をする少年たち』です。この少年たちの中から、日本代表が生まれるかも。
このペンキを塗られたマンホールには人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場するキャラクターが描かれていました。沼津市は他のマンホールへの被害を避けるため、9カ所のもの全部を退去させました。まあ、犯人は割れるだろうなあ。最近の防犯カメラの設置状況はすごいから。犯人はそんな事情は知らないだろうし。厳罰に処すべし、この犯人!右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★近年、ICTや最先端の環境技術を駆使して街全体の電力の有効利用を図り、省資源化を目指す環境配慮型の『スマートシティ』が注目を浴びている。だが、スマートシティをめぐる議論は、現状大都市を中心とした大規模開発を対象にして語られすぎているきらいがある。産業としての農業を考えるなら、自然との共存を視野に入れた『農村共生型』スマートシティの価値についても議論しなければならないはずである。
農産物は、自然界に存在する水や太陽の恵みを受けて生育するが、一方で近代的な農業は化石燃料や電力に頼る部分も大きい。施設栽培では暖房がなければ野菜や果物を年間通して安定出荷出来ないし、トラクターやコンバインなどの農業機械も化石燃料なしには動かない。こうしたエネルギーを節約する取り組みは、もちろん大切なことである。だが、地域が一体となってエネルギーを管理するシステムが出来れば、環境負荷の効果はさらに大きくなる。例えば、化学工場から排出される二酸化炭素を回収し、施設栽培を行っている農場に運び込んで再利用するのだ。二酸化炭素には農作物の光合成を促進する働きがある。光合成が進むと、作物の生育がよくなるので収穫量が増え、種まきから収穫までの期間が早まり、施設の回転率が高まることになる。
これは決して夢物語ではなく、オランダではすでに実現している。南ホランド州の6軒のトマト農家が、種苗メーカー、資材メーカー、金融機関ほか多数の企業から出資を受けて設立した『トマトワールド社』では、石油精製工場から排出された二酸化炭素を、パイプラインを通すことで自社の温室に放出し、トマトの生産を行っている。17ヘクタールという広大な農地を運営する農業主は、『二酸化炭素を使用する以前と比べ、生産性は30%向上した』と話している。野菜類の生育促進薬になっているのだ。
このトマトワールド社に二酸化炭素を供給しているのが『OCAP』という企業だ。産業界で余剰になった二酸化炭素も農業界になら売れる点に目をつけた建設会社とガス会社が、2005年に共同出資して設立した。現在はロッテルダムにある『ロイヤル・ダッチ・シェル社』の石油精製工場から排出された年間35万トンの二酸化炭素を回収し、同社がパイプラインを使って500ヵ所の生産者に向けて輸送している。
またオランダの施設栽培農家は、コジェネレーション(熱電併給)システムを利用した売電も行っている。具体的には、温室の暖房用の熱源とするために天然ガスやLPGを燃やした際に生じる廃熱を回収し、その廃熱で発電した電気を販売することで農場の副収入にしているのだ。農業者は食糧生産者であると同時に、エネルギー事業者としての顔も合わせ持っている訳である。日本でもこうした仕組みが導入されれば、産業や地域を総合的に結び付ける農業共生型スマートシティが構築出来る。(参考:21世紀政策研究所編『2025年 日本の農業ビジネス』)
まだまだ改善、改革の余地が大きい日本の農業だな。農水省の諸君、しっかり頼みますよね。
★<記憶2012・森保元監督>2012年11月24日、第33節セレッソ大阪戦。僕たちは4-1で勝利を収めた。直後、同じ時間帯で行われていた2位仙台の敗戦という報が入り、サンフレのJ1初優勝が決まった。優勝を決めたのは、本拠地エディオンスタジアム。ホーム最終戦であったこともあり、勝利のビクトリーランで場内を一周し、サポーターの皆さんと喜びを分かち合うことが出来た。そして、選手達は監督である僕を7回胴上げしてくれた。『7』は僕の現役時代の背番号であり、愛着のある数字だった。
この時の気持は、まさに『夢見心地』。どこかふわふわとした感覚で、それは言葉では言い表せないものだった。サンフレは、Jリーグが2ステージを採用していた1994年にステージ優勝を果たしたことがある。しかし、その年のチャンピオンシップで川崎に敗れてしまったため、Jリーグの『年間王者』に輝くのは初めてだった。
Jリーグ発足20年目にして初優勝。クラブの歴史を変えた瞬間であり、やはり『初』という響きが持つ価値の大きさは計り知れないものがあった。その意味で言えば、連覇を達成した2013年よりも、2012年の初優勝の方が価値としては大きかったと思う。しかし、『厳しい戦いを乗り越えて』という意味では、2013年の方が価値があったかも知れない。
★<ニワトリ400羽押収>『警察がニワトリ400羽押収』と言っても、これはアメリカ東部・サンプトンという小さな町での話。違法な闘鶏が行われていた証拠物件といて警察が農園から押収したもの。米国では闘鶏が賭博を伴う上、死ぬまで闘わせるということから動物愛護の精神に反するとして全面禁止されている。それでも『ヤミ闘鶏』は絶えない。
農園のFBからは、収穫された野菜や花、園芸用品などを販売している様子はうかがえるものの、ニワトリに関する投稿は見当たらない。所有者は『農園の運営には関与していない』、管理者は『ニワトリが飼育されていたのは貸していた区画だ』とそれぞれ主張。捜査は続いている。アメリカで闘鶏とはまた面白い。死ぬまで闘わせるというのは、やっぱ、アメリカンなんだなあ。
★<トンチンカンな日大第三者委>揺れる日大アメフト悪質反則問題で、日大の第三者委員会の弁護士から、『あのタックルはけがを軽くするためのタックルだったのでは』と説明されたと、被害者の父親が公表した。父親によると、負傷した選手らも同席し、第三者委の弁護士2人から約3時間半にわたってヒアリングを受けた。その際の説明に『不愉快になった』として、『何を守るための第三者委なんだろうか』と中立性に疑問を呈した。
それは、この第三者委が、日大が仕立てたものであり、日大びいき、日大よりのヒアリングだったのだろうか。日大の発表では、日大と全く関係のない弁護士に委員長を委嘱し、委員は委員長の選任にまかせたとは言っているが。文化省はしっかり指導しなければ駄目じゃないのか、この日大問題は。すでに相当な期間経っているのに、日大理事長は表に出てこないし、発言もしない。一体日大をどうしょうとしているのか、文化省よしっかりせよ。補助金問題もあり、国民は日大に厳しい目を向けているのだ。
★<フランスの転職事情>就職をして、同じ会社に定年まで勤めると言うことは、フランスでは稀なこと。国家公務員やよほどの専門職でない限り、同じ会社に勤めあげるということはない。個人差はあるが、10年同じ会社にいると、結構長く勤めているという印象を受ける。
転職の理由としてまず挙がるのが、昇給。年齢を問わず、転職をして給料がダウンするということはフランスではまずない。日本では転職するたびに、給料が下がるなんて話も多いが、フランスでは転職すれば給料はアップするものと考えられている。
フランスにおける2018年の昇給率の平均は1%から5%と予想されており、実際長く同じ会社に勤めても劇的な昇給はないことがほとんど。基本的にフランスでは昇給に希望が持てない国なのだ。しかし一方、転職の際には平均10%の昇給が見込めると言われている。また最大で30%の昇給を取る人もいるらしい。
また、転職の理由として、キャリアアップのためという人もいる。例えば、現在の会社でのポストが係長であれば、部長になるために転職するといった感じだ。また転職は、職場が家から遠いことや勤務時間が合わない、職場の雰囲気が好きでないといった理由でも行われる。
フランスで転職すると言うことは、新しい環境で冒険することとポジティブに捉えられる。居心地のいい環境であっても、ずっと同じ場所にいては、成長出来ないと感じる人もいる。また転職するのに、年齢のタイムリミットはない。40、50代のキャリアのある人達も普通に転職する。また求人にも年齢制限があるものはあまり見かけられない。
フランスは転職することが前提なので、新卒採用は存在せず、新入社員研修というものはない。会社が新入社員に投資することはない。当たり前に転職することの自由さがある一方で、新入社員を育てる環境がないというシビアな面もあるという、フランスではある。
★<8人で強姦>富山県警は、男8人を、強制性行等容疑=強姦で逮捕した。8人のうち一部は合意があったと否認し、他は『無理やり乱暴した』と認めている。8人は、共謀して10日午前6~8時頃、富山市内にある容疑者の1人の自宅アパートで、県内の20代の女性の手足を押さえつけるなどし、暴行したとしている。8容疑者は同級生など知人同士。うち数人が午前4時頃富山市内の路上で『車に乗せるよ』などと面識がない女性に声をかけ、アパート内に誘い込んだ。女性は被害後にアパートから逃げ出し、110番通報した。
8人で、1人の女性を、しかも手足を押さえて強姦に及ぶとは、それほど女性に飢えていたのか、奇妙な性性格の持ち主か。いずれにしても尋常な事件ではない。他の類犯歴もあるのではなかろうか。富山市は、被害女性には気の毒だけど、少しはきれいに掃除されたことになるんだなあ。
本当に破廉恥な犯罪だ。バカを承知で言わせてもらえば、男7人が見ている前でセックスなどする気にもならない。しかも相手の女性が好きな人でないのに。こんなばかばかしいことをやっている破落戸は終身塀の中に閉じ込めておくべし。
★<ナルホド・ザ・ワールド>じめじめした『梅雨』。今年はことの他じめじめ雨が多い。お蔭でプロ野球の中止やコールドがわんさと。まあ、巨人、中日、オリックス、ハム、ソフトBはドームだからいいが、カープなぞ天気と相談の毎日だ。その『梅雨』の語源。すでに1,200年前の唐の時代の文献には使われていたそうだ。つまり『梅の実がなる頃に始まる雨』という意味。中国では、日本で言う桜のようにポピュラーな梅の木だから、このような表現が出て来たのだろう。やっぱり中国文明は日本文明の母なんだね、やっぱし。