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『無人ロボットが野菜作り―AI進化で実現』 

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★今日の画像は、大分県中津市で収穫された『胴回り2.2m、重さ100キロの半端ないカボチャ』、JR山陰線の鳥取―出雲市間を結ぶ観光列車『あめつち』、昨夜のヤクルト戦で先頭打者ホームランを打ちカープの勝利に貢献した田中、そして大阪市『ユリ園の花達宗戮任后

この巨大カボチャは、鑑賞用として育てられたもので、市役所など関係先に展示されるそうです。それにしてもすごい、100キロとは。恐れ入りました。山陰線の『あめつち・天地』とは、古事記の書き出し『あめつち・天地の初発(はじめ)のとき』に由来するそうだ。難しいなあ。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★無人のトラクターが田畑を走り、ロボットが工場で野菜を育てる―。こんな夢のような農業の実現が目前に迫っている。起爆剤はAIやITの進化。産業界を覆う技術革新の波が未来の農業を作る。

札幌市の東にある田園地帯の南幌町。稲穂が黄金色に実った田の中を、運手席に人がいないコンバインが疾走する。人の代わりに機械を運転するのはGPS。クボタが2020年の実用化を目指し、開発を進める無人コンバインの実証試験だ。

稲の収穫は穂の高さが株毎に違ったり、倒れていたりするなど作業が複雑で、自動走行が難しいとされてきた。実用化されれば世界初となる。クボタはすでに無人トラクターを実用化済み。田植え機も自動運転を研究しており、3つが揃えば『無人の水田』の実現が近づく。

田畑と違い、環境を制御しやすい施設栽培は無人化まで秒読みに入った。植物工場ベンチャーの『スプレッド(京都)』が木津川市で建設した新工場は、レタスの育苗から収穫まで10以上の工程を自動にする。生育に合わせてパネルを替え、1日に3万株と膨大な量を収穫する作業をロボットが担う。植物工場はそのイメージと違い、作業のほとんどを人に頼っているのが普通だ。同社は第1工場で10年かけて培ったノウハウを生かし、機械だけで栽培する作業工程を設計することに成功した。世界でも極めて珍しい自動栽培の植物工場で、販売価格を2~3割下げることを目指す。


異業種からの参入も進む。ソフトバンクのPSソリューションズ(東京)は、窓の開け閉めやハウスの温度調整を自動化するシステムを18年にも実用化する。温度や湿度、日照量などを刻々と変わる環境を検知し、成長段階に合わせてAIが最適な栽培方法を見つけ出す。

農業で自動化が進む背景は2つある。一つは働き手の急減だ。農水省によると、何も手を打たなければ25年の就業者は170万人と、10年と比べて2割減る。70歳以上の比率は49%と、その間に5ポイント高まる。もう一つが新たな技術の登場だ。GPSを構築する衛星『みちびき』の打ち上げやロボットの性能向上、AIの活用など様々な分野で技術革新が進む。

無人農業がすぐに実現する訳ではない。しかし、急速に進む農業従事者の高齢化や自由化に伴う国際競争に勝ち抜くには、絶え間ない技術革新の取り組みが不可欠だ。技術革新を前提とした日本の農業は、決して先行き暗くはない。若者達の、新しいセンスでの農業への取り組みを期待する。


★<西野ジャパンへ賞金13億円>残念ながらベスト16で敗退した西野ジャパン。その成績に対する賞金は、1,200万ドル=13億3千万円と。このほかに参加賞150万ドル=1億6千万ドルが与えられる。ちなみに優勝賞金は3,800万ドル、42億円、準優勝は2,800万ドル、30億円。出場した選手にはどれほどのファイトマネーが払われるのだろうか、関心があるねえ。


★<タイ少年らが命をつないだノウハウ>タイ北部の洞窟に10日間閉じ込められ、奇跡的に生存が確認された少年達13人。どうやって命をつないだのか。それは、持っていたスナック菓子を少しずつ分け合い、体力の消耗をしない工夫をしていたそうだ。

13人は同じサッカーチームのメンバーら、11~16歳の少年とコーチ(25)。軍幹部によると、少年らが持っていたスナック菓子を男性コーチが1日にどれだけ食べるかを指示。皆で少しずつ口にしていた。体力を失わないために、大声を出したり、むやみに動いたりしないと決めていたと言う。水は洞窟内の水で補給したと見られる。


救助隊のダイバーは、洞窟入口から2キロの地点に設けた拠点から3時間かけて少年らのいる場所に食料や薬を運んでいる。50本以上のパイプを洞窟内に入れて、ポンプ車で水をくみ出し、水位を下げる作業も進めているが、今だに水深10m近い場所もあるそうだ。

捜索はタイ海軍や警察に加えて、米国や外国のダイバー達らが協力し、2千人の態勢で行われている。洞窟から大量の水を排出したため、周辺の田んぼが被害を受けているが、これは政府が補償金を出す方針だ。無事に救出出来そうな13人。見事、素晴らしいことだねえ。


★<進化するゾゾタウン>一躍人気ブランドに飛び出した、衣料品通販の『ゾゾタウン』。採寸用ボディースーツで体形データを測って購入する『プライベートブランドPB』について、『サイズという世界共通の課題を解決する。過去に例はなく、価値は高い』と胸を張る。

ゾゾタウンが運営する『スタートトゥディ』に注文すると、送られてくる採寸用の『ゾゾスーツ』が送られてくる。価格は無料。着用してスマートフォンのカメラの前で360度回ると、専用アプリがスーツに施された水玉のマーカーを認識し、首回りや胸囲、ウェストなどの数値を自動的に登録する。

用途の一つはスタートトゥディに細かいサイズを在庫でそろえて置き、個人のサイズに近い商品を発送する。もう一つはサイト『ゾゾタウン』の商品全てを選びやすくすることだ。現在のスーツは2代目。初代は内臓された伸縮センサーの伸び具合で採寸するとしていたが、大量生産できず廃止した。


前沢社長は、『自分自身が背が低く、足も短い。ゾゾタウンでも服選びに苦労した。それで、様々な体形に合う服を造れないか、と考えた。パンツはそもそも足の長い人向け。調査によると70%以上の人が裾上げしている。コストもかかり、生地ももったいない。S、M、Lで作るのはみんな得意だし、出来ないことをやりたかった。今はTシャツ、カジュアルシャツ、デニムパンツの3種類。ぴったりサイズの服を着ると、それは感動に変わる』と話す。

また、『PB戦略で一層自前主義が強まる。今は委託先の工場で作っているが、いずれ自前で出来ないか考えている。なるべく大きな資産を持たずに、日本でとことん自動化された工場を造るのも面白い』『曖昧な存在を駆逐し、「餅は餅屋」という垣根を取り除くのがネット社会。ダメな存在はいずれ消えるが、ネットによって早く消え、資本主義を加速させる。便利な世の中を作りたい経営者は恩恵を受ける』とも言い切る。


『スタートトゥディ』の強みは何か。子供っぽさと企業体質のアナログ性だろう。祖業は輸入CDなどのカタログ販売だが、2000年にネットという新しい『おもちゃ』を見つけるとすぐに切り替えた。そして難しいと言われていたファッションも扱い始めた。今回の『ゾゾスーツ』も『自分に合う服がほしい』という前沢社長の無邪気なニーズから始まった。『アナログ性』とは、『楽しく働けば働くほど儲かることに気付いた』と話す、社内コミュニケーションのこと。幕張に住む社員には『幕張手当』を支給し、時間に縛られない働き方を励行している。自由な雰囲気を醸し出す今のIT企業の原型を創造してきた。

事業のグローバル展開を始め、年間売上高は今季1,500億円に達する見込み。思い出に浸るひまもなく、常識外れのライバルがさらに湧いてくるネットの世界。今後は規模と強みを両立するベンチャー企業の宿命に直面する。ユニクロとは一ケタも二桁も企業規模は違うが、利益率ではユニクロを遙かに引き離す。ZARAやH&Mを凌ぐ世界的なブランドに成長するか、今日の出の勢いの『ゾゾタウン』、胸突き八丁が続く。


★<文科省局長収賄罪>文部科学省の佐野科学技術局長(58)が、受託収賄容疑で逮捕された。佐野容疑者は文科省官房長時代、私立大学支援事業を巡り、東京医科大学関係者から支援洸に選ばれるよう便宜を図ってもらいたいとの請託を受け、その見返りとして、今年同大学を受験した自分の子供の点数を加算させ、同大学に合格させてもらったと言うもの。なんと、姑息な犯罪だ。

この受託収賄事件を見て、あの『加計学園獣医学部問題』も似たような裏舞台があるのだろうと、想像するのは拙者だけではない。申請の締め切りが、加計学園しか申請できない期日に設定され、希望を持っていた京都産業大学を振るい落とす手段にした、裏舞台があるのだ。特捜も警察も、それこそ『安倍政権への忖度』があって、実態の解明に手心を加えたのだろう。いつか、この犯罪は表舞台であらわになるだろうなあ。年金支給の何度にもわたる不手際と言い、官僚のやること、なすことは信用できないのが今の日本国ではないか。


★<素人でも分かったプロ野球審判のミズジャッジ>阪神はヤクルトと6月29日に行われた試合で、走塁を巡る判定を不服としてNPBに提出していた意見書に対し回答があり、セリーグ、審判部の連名で、『正しい判断ではなかった』こと、その上で謝罪を受けたと発表した。谷本阪神本部長は『事後的ではありますが、走路アウトを判断すべき事案であったと認めてもらった。合わせて4人の審判が協議すべきであった、とも明確に答えていただいた』と語った。

このプレーは、テレビでカープの中継を、そして10インチのタブレットでDAZNの阪神の中継を見ていたが、はっきりと走塁アウトの場面で、審判はセーフを宣告。阪神の抗議にも耳を貸さなかった。場面は、阪神の守備で、ゴロを捕球した阪神のサード北條選手が、3塁に進もうとしたランナーにタッチしようとしたが、ランナーはホーム側に大きくふくらんだランニングでタッチを避けた。


野球規則では『野手のタッチをよけて走路からおよそ90cm以上離れて走った場合はアウトになる』とされ、阪神はアウトだとアピールしたが、三塁の累進はランナーに触れようとする行為がなかったと判断し、セーフと判定していた。見ていて北條ははっきりタッチの行為をし、ランナーは90cm以上走路から外れており、あれはランナーアウトだと思っていたのに、セーフの判定。この規則は野球をちゃんと見るファンでも知っているルールだ。なんともアホな、給料泥棒の審判ではある。この審判員は何試合か、出場停止にすべきだ。


★<カープ前半戦を首位ターン>昨夜カープはヤクルト戦で、田中の先頭打者ホームラン、ジョンソンの9回までの好投などで、4-2で勝利し、前半戦の首位ターンを確定させた。球宴前の残り試合はセリーグ全球団7試合で、仮にカープが7連敗し、2位阪神が7連勝しても同率で首位に並ぶため。カープの首位ターンは3年連続8度目で、85、86年の2年連続を抜き球団初。セリーグでは、12~14年の巨人以来となった。なお、過去にカープが首位ターンした7度のうち優勝は4度あり、V確率は57%となっている。

問題は投手陣。リリーフに新外人を入れ、活性化を図る。このピッチャー、『ジョニー・ヘルウェグ(29)』。身長2m、体重106kgの巨漢右腕で、今季は3Aで24試合、1勝1敗11セーブ、防御率1.33と好成績を挙げている。夫人ともに来日。『日本でプレーしてみたかった』と、カープでのプレーに意欲を燃やしている。さあ、ジャクソン君、危機だねえ、頑張らなくっちゃ。

『スタートアップ―デジタル薬、胃から信号発信』

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★今日の画像は、ギリシャ・ロードス島で撮影された広島発『マツダ三輪トラック』と、人気少女女優だった『ブルック・シールズの1970年と2018年の姿』、台風の大雨で増水した『京都鴨川』。そして、大阪『ユリ園勝戮任后

マツダの会社概況によると、同社は1962年に四輪トラックを発売しています。よって、このギリシャで撮影された三輪トラックは、1962年以前の生産、つまり今から58年以前に作られ、走って来たトラックと言うことになります。国内でも山間部や、海外の東南アジア地域ではまだ三輪トラックが使われているところもあるようですが、ギリシャで三輪トラックが60年間現役で生きていたとは、摩訶不思議です。

日本列島雨だらけ、の今週です。カープもヤクルトとの3連戦、2試合が中止。あの鴨川、いつもはなかほどにまあすくない水量で観光客の目を楽しませているのが、昨日は合流、濁流が川幅狭しと流れ下る様。本当に、外国人もびっくりの鴨川、そして日本全国の河川ではあります。

高知県では48時間に800mmも降ったという報道。高知県馬路村魚梁瀬では916mmと。普通の日本の地の年間雨量が1,500mm程度と拙者は認識しているが、その半年分以上が降った勘定だ。それでも昨年の筑後川災害のような事故が起こっていないだけ幸運です。台風被害に遭われた全国の方々にお見舞い申し上げます。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★大塚製薬は医薬品と医療技術を一体化した『デジタル薬』を世界で初めて実用化した。昨秋米FDAから製造販売承認を取得、今春米国で販売を開始した。抗精神病薬『エビリファイ』の錠剤に極小センサーを内蔵、患者が薬を飲むと信号を発信して通知する。薬をきちんと飲んでいるかどうか分かれば、適切な治療や医薬費抑制に繋がる。

デジタル薬『エビリファイマイサイト』は、統合失調症などの進行を和らげる錠剤エビリファイに特殊なセンサーを入れてある。胃の中に入った助剤が溶けると、センサーが胃液に触れる。するとセンサーから電気信号が出て、患者の腹部に張り付けた受診用の検出器が信号と捉える。次に、検出器からスマホへブルートゥースで信号を飛ばす。スマホに取り込んだ専用アプリで情報が管理され、医師は専用サイトを通じて患者のアプリ内の情報を見ることが可能だ。医療機器のスタートアップ、『米プロテウス・デジタル・ヘルス』と提携して開発した。


統合失調症の患者の4割は、退院してから6ヵ月経つときちんと薬を飲まなくなってしまう。単純に忘れてしまったり副作用を嫌ったりする。しかし飲まなければ再発するリスクがある。再入院すると医療費が膨らむ。

大塚製薬にとってデジタル薬の実用化は特別な意味を持っている。08年から就任して15年に亡くなった、岩本太郎前社長の悲願でもあるのだ。岩本さんは、大塚製薬が国際的な製薬会社になった『エビリファイ』の育ての親。デジタル薬開発のきっかけは、米国法人の社員がプロテウスの技術を知り、面白いものがあると報告したことだった。岩本さんは、エビリファイを患者にきちんと使ってもらう上でセンサーによる服薬管理の意義は大きいと考え、開発のゴーサインを発信。


大塚製薬はエビリファイマイサイトの日本での販売も考えている。まずプロテウスが医療機器として承認を得ることが最初のプロセスになる。日本で新しいエビリファイを販売する時は新たに薬価を算定する必要がある。薬そのものの評価ではなく、センサーで飲んだかどうかを確認すると言う技術をどのように評価するか。日本の医療界に新風を吹き込むと同時に課題も投げかける。大塚製薬といえば、オロナミンCやオロナイン軟膏など大衆薬ばかりと思っていたが、時代の最先端を研究しているんだねえ、立派。


★<世界の革命児、アンディ。ルービン>PCを動かすには出入力、記憶、通信といった基本機能を担うOSオペレーティング・システムが必要だ。『アンディ・ルービン』が開発したのは、スマホ用の『アンドロイド』。独自のOSを使う『iPhone』を除く、世界中のほとんどのスマホにはアンドロイドが採用されている。つまりPCにおける『Windows』と同じ、業界標準ディファクト・スタンダードであり、今やPCよりスマホの利用者が多いため、『世界で最も多く使われているOS』と言える。ルービンはスマホ時代のビル・ゲイツなのだ。

ルービンは1963年、米NY州のチャパクアで生まれ育った。ルービンはユーティカ大学でコンピューター・サイエンスを学んだ後、ドイツのカール・ツァイスに入社し、89年にアップルに移籍。翌年、出資新会社ゼネラル・マジックに移り、携帯端末OSの開発に携わる。部品を漁ってロボットを作るのが好きだったため、同僚からは『アンドロイド』と呼ばれていた。99年、スマホメーカーの『デンジャー』を設立。03年には数人のメンバーと共に、スマホOS開発を目的とする『アンドロイド』を設立。ルービンは『誰でも使えるスマホ用OSを開発し、メーカーに無償提供する』というアイディアを世界の携帯メーカーに働きかけた。このアイディアと技術力を評価した『グーグル』が、05年にアンドロイドを買収、ルービンはグーグルの技術担当副社長に就任した。


ロボット好きのルービンの逸話。日本に二足歩行のロボットを開発している『シャフト』という東大発のベンチャーがある。12年頃、二足歩行ロボットの開発に目をつけたシャフトは、次ぎのステップに進むための資金を求めて『産業革新機構』の門を叩いた。だが経産省出身の幹部は『せっかく東大を出たんだからパナソニックでも日立でも大手に入ってやり直せ』と説教した上、追い返した。

絶望したメンバーが米国で資金を募ると、すぐにルービン本人から電話があり、数日後、幕張にあったシャフトに財務担当の女性を連れたルービンが現れた。シャフトのメンバーから二足歩行の仕組みを値掘り葉掘り聞き出したルービンは、白紙の小切手を差し出して言った。『僕はこれからコーヒーを飲んでくる。君たちの会社をグーグルに売る気があるなら、そこに金額を書き込んでおいてくれ』。メンバーは議論の末、考え得る最大限の金額をそこに書いた。戻ってきたルービンは、顔色一つ変えず『後の手続きは彼女がやってくれるから。じゃ僕は帰るよ』。グーグルはシャフトを数百億円で買収した。


『あの人OSの人だな』。決断の早さもさることながら、シャフトのメンバーはロボットに関するルービンの見識の高さに舌を巻いた。シャフトはその年、米国防高等研究計画局のロボットコンクール予選で首位に立ち、世界を驚かせた。ルービンはしかし、14年に突然グーグルを退社。翌年、スマホなどのデジタル端末を開発する『エッセンシャル・プロダクツ』を設立。ルービンが去ったグーグルはロボット事業をもてあまし、ソフトバンクに売却した。

まだスマホを1機種発表した程度のエッセンシャルに、米国のアマゾン、中国のテンセント、台湾の鴻海など、世界の名だたる企業がすでに出資している。それは『アンドロイドの父』である、『ルービン』に対する期待の表れでもある。ビル・ゲイツか、アンディ。ルービンか。20世紀の偉人にはどちらが栄誉を受けるのだろうか。


★<ザックさん、日本代表に賛辞>元日本代表監督の『アルベルト・ザッケローニさん』が、ロシアW杯でベルギーに敗れた日本代表について、『彼らを誇りに思う。ベルギー戦は私がベンチに座っているようだった』などと話した。

イタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ザックさんは『ベルギー戦では日本を応援していたし、祈っていた。まるで自分がベンチに座っているようだった。なぜなら選手達ほぼ全員を知っていたから。プレースタイルもそうだった』と前回のブラジル大会に思いを馳せた。

また『どうして日本が唯一なのか』という見出しで、練習や試合後のユニホームなどの整頓、そしてブラジル大会前の壮行会でカギのない部屋に貴重品を置いていても全く問題がなかった点を例に挙げ、『私はアジアのいくつかの国に滞在経験があるが、日本人のクオリティーは高い。他のアジアの国と比べても全然違う。チームは敗退となったが、この経験を鞄につめて成長してほしい』と締めくくっている。なつかしき、ザックさんではある。


★<ウソつき、姑息、加計孝太郎理事長の言動>疑惑のまん中にいる『加計学園』は、愛媛県今治市での獣医学部新設について、加計孝太郎理事長が記者会見する予定はないと県庁の記者クラブにファクスで伝えた。6月に行った加計理事長の記者会見は、地元岡山の記者限定で、25分で打ち切っており、愛媛県議会や学園内には今も『疑念が払拭されていない』との声が強い。

参加者を限らない会見を記者クラブが求めたのに対し、『6月19日、学園本部において、理事長及び学長が記者会見を行った』とし、『今後の記者会見について対応予定はございません』と回答した。また、学園は文部科学省の記者クラブに対しても、会見予定がないことをファクスで伝えた。

ファクスは、岡山での会見について『多数のご質問を受け誠実に対応した』とし、『新たな質問が出なくなり、質問が出尽くしたことから記者会見を終えた』と記している。実際に会見は、開始20分後に学園の司会者が『質問はあと3つ』と打ち切りを宣言。その後も『あと一つだけ』『この辺で終わります』などと繰り返し、『後悔していることはあるか』と質問が飛ぶ中理事長は会場を去った。


こんな事実と全く違う『ウソ』と『ねつ造』を堂々と世間に送りつける団体が、教育を売り物の『学校法人』を運営していていいのだろうか。その資格はないと断じるね、拙者は。かつて、こんな事象があると、メディアは怒り、記者は怒る。その『私憤』がマグマとなってやがて『公憤』に発展するとある記者から聞いた。この『公憤』がやがて加計学園の暗部、獣医学部設立に関する贈賄事件が摘発され、命取りになるだろうな、安倍晋三君よ。文科省もこのような『反社会的行動を取る団体』を学校法人資格から排除すべきではないか。81億円もの国庫補助を受けるにはあまりに『プアー』『資格欠如』『嘘つき』であり、不適切としか言えないな。

やましいことがあるから、こそこそと逃げ隠れするのだろう、加計孝太郎は。世間に対してやましいことがなければ、正々堂々と、あの日大アメフト選手のように、日本記者クラブで『堂々と真実を語る』記者会見をすべきだ。どうだ、加計孝太郎君。それとも、『ウソで固められた加計学園』の風評を続けされるのかねえ。問題は来年の受験者数が相当減るとみられることだ。経営的な打撃が大きいねえ。

私は、小さい頃から『ウソつきは泥棒の始まり』と教えられてきた。加計孝太郎は『泥棒の始まり』を大学で教え、これに足を踏み込んでいるのだろなあ。検察の特捜も、文科省局長の収賄犯罪には熱心だが、安倍晋三が関わる案件、この加計学園問題については及び腰、『忖度』するんだなあ。しっかりせよ、特捜は、巨大権力、黒い権力、巨悪に立ち向かうと言ったのは君たちの先輩達だ。


★<イノシシ新捕物帖>全国の農村部で深刻化する『イノシシの被害』。効率的に駆除するためのヒントになる取り組みが長崎県五島市で始まっている。先端技術を組み合わせたシステムで、出没状況からワナの作動までを一元的に管理する。捕獲数は導入前の4倍に伸び、製作した企業は害獣被害に悩む各地の自治体への普及を目指す。

五島列島の南西端に位置する福江島。戦前に絶滅したはずのイノシシの目撃情報が寄せられたのは2009年11月のことだ。『30~40キロくらいのイノシシがいる』。次々と目撃者が現れた。そしてイノシシは島で繁殖し、道路のノリ面を崩したり、地面を穴だらけにしたりする被害が目立つようになった。15年度には初めて水田が荒らされ、17年度は判明分だけで200万円の被害が出た。長らく姿を消していた害獣の捕獲はままならず、市や島民は対応に苦慮していた。


その状況を大きく変えたのが17年11月に導入した鳥獣害対策システム。捕獲を知らせる『捕獲検知センサー』と、イノシシの移動状況を探り出す『出没検知センサー』で構成されている。福江島北東部の山中に置かれた箱わな。中に張られた糸にイノシシが触れると、入口の柵が大きな金属音と共に生きよいよく落ちた。同時に撮影された画像は、市役所の畜産・鳥獣対策班に送信される。『わなにかかったようなので、止め刺しをお願いします』。連絡を受けた宮原地区の捕獲隊長が電気の棒でイノシシにトドメを刺す。出没センサーはイノシシが近くを通ると反応し、画像を送信して知らせる。

このシステムは、NTT西日本と日立製作所が共同で開発・製作し、導入した。捕獲と移動を把握するシステムの威力は大きく、17年度の捕獲数は278頭。導入前の4倍に達した。捕獲数が増えたことで、住民側の動きも活発化。箱わななどの狩猟免許保持者は1年間で58人増え、243人になった。人手が増えた分、市と連携し、イノシシ害退治に威力を発揮する。NTTや日立はこのシステムを鳥獣害被害に悩む自治体に広めて行きたい考え。世の中はどんどん進歩するなあ。


★<西野監督、退任へ>田嶋日本サッカー協会会長は、W杯で日本代表を率い名采配をした西野監督について、7月末の人気満了をもって退任することを明らかにした。会長は『監督を任せる時に、西野さんから「結果がどうであれ、これで終わるから」と話しがあった。その約束を僕は守ろうと思う。慰留することはしなかった』と話した。潔き西野さんではある。まさか、後任に森保コーチ、なんてことはないだ、ろう、なあ。

『新風シリコンバレー 「リケジョ」は死語になるか』

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★今日の画像は、負傷から復帰し、DHで2安打打った『エンゼルスの大谷翔平』、博多の夏の到来を告げる『博多山笠』、神戸市須磨で『電車が急停車し、危機一髪、土砂に覆われた山陽電車線路』、そして大阪市『舞洲ユリ園Ⅺ』、最終回、そしてブルーが美しい『ヒマラヤンポピー』です。ユリ園で撮影しがたは350枚、そのうち100枚をアップしました。美しきスカシユリ達、満足満足です。

台風7号自体は大した台風ではなかったのに、『前線を刺激し』、大雨を全国津々浦々まで降らせた。まさに、数十年に1回とまで言われる豪雨があちこちで。梅雨末期の現象とは言え、もうちょっと手加減してくれませんか、雷様。広島市も一日中雨だったが、とりわけ夕刻からひどくなって、JRなどが全面ストップ。め帰りの人達の足が奪われる事態となった。

またあちこちで山崩れなどの被害があったが、昼間から警戒警報が出ていた関係で、物的被害に比べて、人的被害は最小限だったと思われる。2014年の阿武山大被害のような災害は起きなかった。昨夜の雨では郡部に被害が大きかったようだ。報道でひどいと思ったのは、安芸郡坂町。絵下山から流れ出した大量の雨水で、町全体が水浸しだった。幸い広島市内は太田川放水路のお陰で、水害被害には至らなかった。優秀なり、太田川放水路ではある。勤大雨被害に被災された方々にお見舞申し上げます。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★私『校條浩』の会社が出資しているVCの総会がサンフランシスコで開かれ、出席した。そこで強く印象づけられたのは、女性の活躍だ。世界に広がる運営をまとめている経営トップは女性だし、ハイテクベンチャーへの投資実績を壇上で報告していたのも女性だった。米国ではセクハラ疑惑による政治家や経営者の失脚が相次いでいる。その背景には『女性が差別を我慢しなくなった』という意識の進化があるように思う。

先日、久し振りに母校の『マサチューセッツ工科大学』に行ってきた。留学時に師事した『ミルドレッド・ドレッセルハウス教授』が亡くなり、大学が催した『しのぶ会』に参加するためだ。ドレッセルハウス教授は女性だ。1960年代にMITに赴任、その後、女性として初めてMITの正教授となった。教授は女性の科学技術への進出について心を砕いていた。

キャンパスを懐かしく思いながら歩いていたら、女子学生の多さに気づいた。今では学部学生の半分、大学院生の3分の1が女性だそうだ。多くの先人の努力が実を結びつつあるのだ。


教授も女性差別と闘って来た。教授は固体物理の研究で有名だが、なぜか最初は電子工学科の教授だった。最初にMITに採用された頃、物理学科の教授会は『女に物理が出来る訳がない』と言うことで却下したため、電子工学科の教授になったと言う。その後、物理学科が過ちを認め、物理学科の教授職を認めたのだが、それまでに16年の年月を費やしている。

私の出身高校は、前身が高等女学校だったこともあり、聡明な女性達が多くいた。それでも理系の女性は少数派だった。理系の女性を『リケジョ』などとレッテルを貼っているうちはまだ特殊なマイノリティーだ。教育は百年の計。理工学部の学生の半分が女性になり、リケジョが死語となるのはいつだろうか。(参考:米ネットサービス・ベンチャーズ・校條浩筆、エッセイ)


★<新大阪メトロの実力>大阪市営地下鉄が4月に民営化され、新会社の『大阪市高速電気軌道・オオサカメトロ』が発足した。社長には『河合英明元パナソニック専務』が招かれた。大阪市は過去、USJや大阪ドームなどいくつもの大型開発を推し進めてきた。85年前に開業した地下鉄は、市が手掛けた開発事業としては最大規模だ。

民営化議論が始まったのは、2005年、関市長の時代。知恵を授けていたのは運輸省やコンサル会社を経て慶応大に努めていた『上山信一教授』だ。関市長の落選で議論は下火になったが、2011年に橋下新市長に転じると、議論は再び盛り上がった。橋下市長にとっては、最重要課題の大阪都構想は頓挫したが、地下鉄民営化は実現した格好だ。


新会社の潜在能力はかなりのもの。御堂筋線をドル箱とする大阪市営地下鉄は黒字体質で、16年度決算では営業収益が1,600億円。関西私鉄では阪急阪神HDと近鉄HDに次ぐ3番手で、利益率では盟主の阪急阪神にも優る。今後、新会社は駅ナカ開発や遊休不動産の有効活用を進めるとみられる。

かつて大阪市交通局は車庫跡地に娯楽施設『フェスティバルゲート』を開発したが、行政特有のしがらみで警備費用が異常にかさみ失敗した過去がある。民営化でそうした懸念は払拭出来そうだ。USJのように、大阪市が経営から撤退した途端、高収益企業に生まれ変わった例もある。

先行する『東京地下鉄・東京メトロ』を追い、新会社も株式上場を目指すことになる。大阪圏では大手私鉄が5社ひしめく。東京圏に比べ人口は3分の1しかないが、私鉄の頭数は2分の1強。人口減を見据え将来、再編機運が盛り上がる素地は十分あり、新会社が台風の目になる事態も考えられる。大阪、すきですねん、がんばってや!


★<農援隊、アフリカ農業支援>島根県出雲市の『農業技術指導の農援隊』は、東京都大田区の中小企業などと組み、ガーナなどアフリカ3カ国で農業支援に乗り出す。7月からコメの品質向上のための装置開発や、土壌の質に関係なく栽培出来る新農法などを手掛ける。アフリカは近年、高い経済成長が続いているが、農業技術にはおくれが目立つ。

農援隊と大田区の中小企業9社が昨年4月に結成したコンソーシアム『おおた農水産業研究会』が、ガーナ、ボツワナ、マダガスカルで農業技術の向上支援に当たる。機械設計のカセダ、水質分析の共立化学研究所などが自社技術を提供する。現地調査や事業計画策定に対するコンサルは、みずほ情報総研に委託した。


ガーナとマダガスカルではコメの品質向上のため、精米後に混入した小石や異物を取り除く『石抜機』を開発し、その効果を検証する。ボツワナでは、特殊なフィルムを使う『アイメック』と呼ばれる農法の普及に向けた調査をする。ボツワナは国土のほとんどが砂漠や乾燥地で、農業に適する土壌が限られる。アイメックでは、土壌の質に関係なく、少ない水で高付加価値の農産物を生産出来る。

農援隊の小豆沢社長は、『経済成長が続くアフリカでは、安全で高品質な農作物に対するニーズが高まっている。農業技術向上をサポートすることで、日本の中小企業の進出に向けた基盤作りをしたい』と話す。食糧不足に悩む、これらの国で農業振興が成功すれば、他の国々も追随するだろうから、アフリカ平和、世界平和への貢献は大きいと見るねえ。


★<就活異変、新卒採用2022年問題>『未来の選考パス』。東京の『ユニリーバ・ジャパン』は、夏に開くワークショップで、これはと見込んだ人材に選考過程の一部を免除する権利を与える。対象は就職を我が事と考える大学生ではない。高校生にパスを渡し、やがて来る就活の際に門を叩いてもらおうと期待を込める。『自分で課題を見つけ、解決策を導き出せる優秀な高校生はいる』と担当者。大学入学後、権利を行使するかどうかは本人次第。だが他社の担当者は気が気ではない。就活戦線がついに高校生に広がってきたのだ。

今の高校3年生が大学を卒業する頃、就活風景は様変わりしている可能性がある。産業界でささやかれ始めた『2022年問題』が迫る。新卒の大半を占める22歳人口は120万人台で推移するが、22年頃を境に減少基調に入る。景気低迷や晩婚化で00年以降に出生数が大きく減ったことが響き、減少数は毎年数万人規模に達する。

超売り手市場は年々激しさを増す。今年は解禁の1ヵ月前には4割の学生が内定を獲得。それと同時に3年生向けの採用活動が熱を帯びる。経済の構造変化が就活戦線を更に複雑にする。ビッグデータ分析やAIに携わる人材は業種を問わず争奪戦が激化。最低限の人材を確保出来ない企業は競争からふるい落とされる。


優秀な人材確保に向け、ネット関連企業を中心に初任給を柔軟に設定する企業が増えている。ヤフーやサイバーエージェント、メルカリなどはAI関連の技術者を中心に、技術や実績が認められれば初任給を他の新卒より年100~200万円ほど上乗せする。調査によると、57カ国のうち日本の初任給は20位の2万9千ドル。首位のスイスとは2.7倍の開きがある。国際的な人材獲得競争が激しくなり、スキルを持つ人は『いずれ上がる』では満足してくれなくなっている。

デジタル経済では、経験と技能は必ずしも結びつかない。新卒で就職した会社でコツコツ働けば賃金が上がるという時代は過去のものとなりつつある。新卒採用の見直しは、日本型の年功序列にも風穴を開ける。それこそが、日本企業が世界で戦う第一歩になるだろう。


★<松本オウム真理教代表、死刑執行>オウム真理教の元代表、『松本智津夫(63)死刑囚』ほか6人の死刑が執行された。サリン事件など幾多の凶悪犯罪を起こし、社会を騒がせた張本人達である。日本犯罪史上最悪のテロ事件の首謀者。松本死刑囚は事件の真相を語ることなく死刑になった。

とりわけ悲惨なのは、『サリン事件』。亡くなった人はもとより、後遺症に悩まされる人々を見るにつけ、胸が痛む。一連のオウム事件では、松本死刑囚の他、元幹部12名の死刑が確定している。死刑の執行は、松本死刑囚の神格化につながり、教団関係者による報復も懸念されることから、公安当局は監視を強化する。

オウム真理教の広報担当だった『上祐史浩』が、死刑に服さぬ理由が分からない。実行犯ではないからか。オウム真理教の首脳であり、主要人物であったのに。仔細はわからぬが、一体どうして死刑にならなかったのだろうか。おっと、実刑『3年』と食らって、広島刑務所で刑には服したんだねえ、得意とする堪能は英語力と口八丁で巧みに詭弁を弄することから『ああいえば、上祐』とも揶揄されたが。オウム真理教の後継団体となった『アレフ』を設立し、2千人余りの信者を集めていたなあ。その後どうなっているのか、消息を知らない。まあ、早く残りの死刑囚にも執行してもらいたいものだ。


★<リーマンから10年、積上がる債務>『リーマン・ブラザーズ』が破たんして10年。『サプライズの夏』をまた迎えるのではないか、と落ち着かない季節になった。国際決済銀行BISが繰り返し警告していることだが、世界の債務は過去最高に積上がっている。質の劣化も心配される。ソブリン(政府系債務)・民間合わせた債務総額は237兆ドル=2京6,200兆円と、リーマン前を70兆ドル=7,700兆円上回る。このうちAAA格付けを維持しているのは、ソブリン11カ国、米企業2社のみで、平均値でみた信用の質は低下を続けている。

金融政策の正常化が債務コストを押し上げることも予想される。米国の公的債務はGDP比で2008年に65%程度だったが、今では105%を超えており、さらに上昇が予想される。ユーロ圏の対GDP債務比率も上昇しており、各国の財政には深刻な財政投入の余地が大きく縮小している。


国際的な秩序が弱まり、信頼が失われつつある。特にトランプ政権はG7やG20といった仕組みの中で協調性を示さないばかりか、危機への対応で不可欠なこうした枠組みを破壊する方向に積極的だ。もっと警戒すべきなのは、ポピュリストの台頭でEU内の常識ある政治センターの存在感が薄れていることだろう。英国のEU離脱だけでなく、移民政策を巡る東西分断、イタリア新政権などを見ても、EUの政治問題が深刻化していることが窺える。

確かに2008年に比べて、銀行は強固になり、危機対応の手段も充実している。しかし財政と金融政策の余地が縮小し、債務が過去最高水準に膨張、政治的安定が崩れ、戦後のリベラルな世界秩序が破壊され、貿易戦争が迫る状況は、全ての面において脆弱さが増していることを意味するかも知れない。

トランプの暴挙、裏付けなき減税、関税の強化、貿易戦争は、来年になれば米国の財務悪化が顕在化し、世界の金融界の大きな荷物になるかも知れないなあ。それは減税で有頂天になっている米国白人どもの失態が表に出る事でもある。


★<NHKスクープボックス>全国の水害被害報道で、視聴者が撮影した映像をNHKが流す際、『スクープボックス』なるテロップが流れる。はて、スクープボックスとは。

NHKのスクープボックスのサイトには、『NHKでは、視聴者の皆様が撮影した災害・事故や、自然現象などの映像をニュース番組等で利用しています。スマートフォンやデジタルカメラ等で撮影した提供可能な映像がある場合はお送りください。撮影や投稿を行う場合は、安全に十分気を付けて下さい』とある。そして、投稿映像は、一般の者でも見られる工夫がしてあり、それはそれで面白い。

確かに、不測の事故や事件の映像は、NHKの力をしても完全カバーはできない。昨今のスマホ、インスタなど社会的な変化もあり、一般人の映像撮影が可能な環境が整っている。まあ、かしこいNHKではあるな。


★<来年は、六甲高山植物園、白馬五竜高山植物園>大峯山の帰りの電車で、山歩きの女性と一緒になり、ブルーが美しい『ヒマラヤンポピー』の話になった。私はバンクーバー在住の女性から聞き及んだのだが、なんと六甲の高山植物園でも咲いていると。北アルプス、白馬五竜高山植物園に咲いているのは聞き及んでいて、いつか訪れたいと思っていた。そこに六甲が。はてさて、これは両方の花をめでるしかないな。と言う訳で、早速来年の山歩き遠征の計画が出来上がった。

六甲のポピーは5月下旬から6月上旬。五竜は6月下旬で、クロユリも咲くと。六甲は植物園の後、六甲縦走路を歩き、地図で発見した『徳川道』を下山しようかと。この『徳川道』、幕末、薩摩藩が起こした横浜での『生麦事件』で、幕府は英国から莫大な補償金を取られた。このことから、幕府は神戸を開港すると同様な事件が起こりかねないと、海岸を歩く西国街道を避ける、六甲の山を越えるう回路『徳川道』を急遽建設したらしい。が、維新には間に合わず、そのまま完成披露もなく歴史の中に埋もれたもの。結構ワイルドな道らしく、面白そうだ。


ついでに、『京都一周トレイル』にもトライしようと。すでに鞍馬は歩いたので、興味がある『清水山コース』と『大文字山コース』を。

五竜植物園には、唐松岳、五竜岳、そして白馬栂池自然園、高山蝶の研究で有名な『田淵記念館』などを訪ねようかな。1週間程度白馬神代に泊まって、歩き回るのも面白かろうと、今からワクワクしている。


★<優雅な旅、高級バス>シニア層や訪日客をターゲットとする高級観光の波が、『バスツアー』にも押し寄せている。座席数を半分以下に減らしてくつろげるようにしてあり、車内のバーで地酒を楽しんだり出来る豪華なバスツアーが、今春以降続々と関西に登場。出足も好調で、各社は低迷するバス観光の立て直しに期待をかける。

近鉄HD傘下の『クラブツーリズム』は、関西地区に最新の豪華バス『碧アオイ号』を2台導入した。普通の観光バスと同じ大きさだが、座席数は半分以下の17席。間隔は航空機のビジネスクラス並に広く、シートは本革だ。景色をより楽しめるよう、窓枠の上にある荷物棚をなくした。

3日間で岐阜県などをめぐる1人15万円からのツアーなど、当初用意した商品は半分以上がすでに完売。関西近郊の日帰りで3万円を超すものもあり、通常のバス旅行の2~3倍以上する価格だが、シニア層に人気だと言う。ツーリズムでは『碧号』を起爆剤にバス旅行を盛り上げたい』と意気軒昂。


兵庫県が地盤の神姫バスも、大阪発着の豪華バス『ゆりプリマ』をスタートさせた。JR九州の豪華列車『ななつ星』を手掛けた『水戸岡鋭治さん』がデザインし、座席数は18。後にバーカウンターがあり、目的地の地酒やワインなどを楽しめる。平家物語の史跡などを巡る3日間のツアーは1人27万円からで、『親に贈りたいと予約を入れる客も多い』そうだ。

『ななつ星』などJR各社が走らせる豪華列車は時間に余裕があり、上質な旅を求めるシニア層や訪日客に人気が定着している。バス旅行の会社もそこに注目し始めたということだ。ツアーを手掛けていなかった西日本JRバスも、バス旅のブランド『グランドリップめぐりしあ』を立ち上げた。第1弾は、京都駅を出発し、昔のバス路線をたどる日帰りツアー。初夏には京都の花街でお座敷遊びを楽しめる、大阪発着の日帰りツアーも実施する。世の中ドンドン変化しているねえ。

『スタートアップ―ラクス「楽せよ経理、中小の味方」』

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★今日の画像は、この度の激しい大雨で道路が大川になった広島市安芸区の路上、崩落した芸備線の鉄橋、2階まで浸水した倉敷市真備町。そして、『アリッサム』『メネシア』『カタバミ』の可愛らしい花々です。カタバミは、雑草のごとく道端に咲きますが、ほんにかわいさいっぱいの花でありんす。

大雨被害は、情報が集まるにしたがって拡大。特に山際の町や部落には倒れた樹木などと一緒に鉄砲水が飛び出し、町や部落がダム化して浸水した例が多く見られました。岡山県の倉敷の大水害は誠にお気の毒です。広島の芸備線の橋まで崩落しました。これは白木山と狩留家間の三篠川にかかる橋で、当分芸備線はダメですね。白木山にも登れない。今朝現在で、広島県の死者は21人、行方不明者が25人と、大きな惨事となりました。全体では広島や愛媛など8府県で49人が死亡し、10府県で52人が行方不明という大災害にも至っています。恐ろしき大雨災害です。被災された皆さんにお見舞申し上げます。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★『ラクス』は大規模なIT投資が難しい中小企業が手軽に使える経理業務のクラウドサービスを提供している。新興5市場に上場した中堅企業の成長ランキング『伸びる会社 MIDDLE200』で5位にランクインした。中小が使いやすい機能を追求し、成長を目指している。

『経理の私には悩みが多い』。経理マンの手には、社員の交通費精算の書類。『定期券の区間とかぶってるよ。君の最寄り駅は目黒だよね?』。女性の同僚に指摘すると、『何で私の家、知ってるんですか?』『えっ、調べたの?怖すぎなんだけど!』とフロア中の注目を浴びてしまう―。

ラクスが昨夏に放送したクラウド型経理精算システム『楽楽精算』のテレビCMの一コマだ。ラクスの成長をけん引する楽楽精算はこんな『経理の面倒臭さ』の解決を図っている。これまで社員が紙で処理していた交通費などの申請や承認、精算業務をすべてIT化。作業時間を4分の1に短縮出来ると言う。ラクスの中村社長(44)は『かゆいところに手が届くシステム』と表現する。顧客の要望に応え、目的に合わせて絞り込んだサービスを提供するのが特徴だ。テレビCMも追い風に利用者は伸びており、多い時で月100社を超える、と。システムの利用料は月3万円からで、中小企業でも気軽に利用出来る。09年の販売開始以降、導入企業は2,500社を超えた。


ラクスは2000年の設立で、15年12月にマザーズに上場した。楽楽精算に加え、累計で4,500社が利用するメール管理システム『メールディーラー』や、帳票発行システム『楽楽明細』など中小企業向けに様々なクラウドサービスを提供している。18年3月期の売上高は前期比22%増の60億円、純利益は14%増の8億円を見込む。

ラクスは今でこそ安定的に成長しているものの、これまでの事業は成功ばかりではなかった。中村社長は『打率は3割』と話す。09年に楽楽精算を始めた当時は、企業の経理システムは数百万円する
パッケージを導入するか、自社開発するしかなかった。クラウドを使って低価格で提供すれば、裾野が広い中小企業を取り込めると考え、成長企業に育てた。


『起業は特に意識していなかった』と言う中村社長は、大学卒業後1996年にNTTに入社し、主に営業畑を歩いた。当時はインターネットの草創期。メールアドレスをリスト化して一度に送ることが出来れば『企業が放送局になれる』と、97年にNTTの同期の友人らとメーリングリストの会社を立ち上げた。平日の仕事終わりや週末に仲間の自宅に集まり、開発に没頭した。大学は経営学部だったため、独学でプログラミングを学んだ。事業に集中するためNTTを2年ほどで退社。ジャフコから出資を受けた1億円で、オフィスやサーバーを借りた。

メーリングリストの利用者は国内70万人と伸びたが、この頃米国の競合企業を米ヤフーが買収した。『資金力で圧倒的に不利。負けが見えている戦いだ』と判断し、会社を楽天に売却。創業時の仲間達と別れ、売却資金を元手に現在の『ラクス』を設立した。失敗を続けながらも事業の柱を増やしている。

中村社長は、上場後も社員に挑戦する姿勢を忘れないよう説いている。現在の主力サービスに安住せず、引き続きラインアップの拡充を図る。『失敗がないということは、挑戦もしていないということ。自分自身もまだ勉強中』。そう気をひきしめる中村社長ではある。見事『起業家の鏡なり、中村社長』だな。


★<就活異変、自分ファーストの時代>三菱商事で2年間働いた萩原さん(25)は昨年夏、会社に辞表を出した。希望の職種に配属されないと思い悩んでいた矢先、大学時代の山岳部の後輩から未踏峰登山への誘いを受けたからだ。昨秋にはヒマラヤ山脈の『ラジョダダ』に世界で初登頂し、地図に名前を残した。次の未踏の地とし昨年末に選んだのは宇宙。人工衛星開発ベンチャーつくば市の『ワープスペース』にCOOとして入社し、念願の営業職に打ち込む日々だ。

新卒入社した会社で定年まで働く『滅私奉公』から、自分のキャリアや人生観、スキルに価値観を置く『自分ファースト』へ。新入社員向けの調査で、『条件の良い会社があればさっさと移る方が得だ』と答えた割合は、2018年で39%。就職氷河期で会社への帰属意識が薄れていた1999年以来の高水準となった。

人生100年時代と言われる今、長い職業人生の中で新卒入社した会社は一つの通過点。企業に入って経験を積み重ねた30年前の新入社員とはキャリアプランが異なる。新入社員の意識変化に対応し、企業もキャリア形成のあり方を変えつつある。『コニカミノルタ』は、退職から5年以内の人を対象にした再雇用制度を導入。キャリアアップに向けた転職が理由の場合は離職期間を問わない。パナソニックや富士通も外部で経験を積んだ『元社員』を受け入れる。


大卒の3割以上が3年以内に離職するなど、超売り手市場を背景にした若年層の流動化の高さに企業も身構える。損保ジャパン日本興亜は、2019年の採用から29歳以下に応募枠を拡大。職歴やスキルを重視する中途採用は30歳以上が中心で、これまで新卒応募枠から外れた20歳後半の受け皿を用意した。新入社員研修では、参加者に代わったお題が投げかけられた。『他社の強みをプレゼンして下さい』と。

新卒一括採用にとらわれず、必要な人材は随時採る。働く人も自社の枠組みに閉じこもらずに価値を高める。就活戦線の異変の先に硬直的な日本の労働市場が崩れる兆しが見えて来る。

もう、30年近く前になるか。NHK広島放送局の若手記者が退職した。理由を聞くと、ニュージーランドに行って、新しい会社を起こす、と。神戸の国立大学出身者だった。その後また、若手記者の退職者が。彼は東大卒だったかな、コロンビア大学に留学し、金融を勉強し、アナリストになると。NHKでさえこんな時代になったのか、と感慨をもようしたのを覚えている。その様相が、今全産業、日本国中を覆いつつあるのだ。時代は着実に大きに変わっている。


★<大雨被害>今回の大雨被害は、台風の刺激で前線が活発化し、日本全国の土砂降り天気にした結果。広島など、絶対に安全圏と安心していたら、なんと一番の被害地に。私は広島市内のマンション5階に住んでいるため、大雨も台風もあまり気にしない。一夜明けた昨日の朝も、山裾の住宅地が山崩れに襲われた程度で、局地的なものと思っていた。が、午後になると、倉敷市の集落全体が2階まで浸かっているとか、広島市安芸区の集落が土石流で大変な被害を受け、道路や車がズタズタ。さらにJRの線路もふさがれて。と、芸備線では鉄橋が落ちたと。結果、広島県の死者は21人、行方不明者が25人、全国最大の被害地と、誠に遺憾な結果になってしまった。被災された方々にお見舞い申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。  合掌


★<日大、加計学園、日本医科大、理事長ワンマン共通>日大アメフト問題、加計学園獣医学部疑惑、文科省局長収賄事件。いずれも理事長が超ワンマンで、理事長の一言で何ごとも決まるという大学組織。日大田中理事長、加計学園加計理事長、日本医科大臼井理事長。呼び名は多少違うが、いずれも『天皇』と呼ばれていること。しかも加計理事長に至っては、『ウソを平気で言う人間』なのだ。要は、ここまで上り詰める、拡大するためにはどれだけのウソをついたのか、計り知れない。

このような反社会的経営を行う人物が、教育機関のトップに立ち、平然と平気でウソをつき、天皇と呼ばれるような手法で組織の恐怖管理を行っている。一種犯罪まで犯しているのだ。文科省はこんな重大な問題が見えないのか、見過ごしているのか、はたまた袖の下をつかまされて知らんふりをしているのか。文科省は、莫大な税金を補助金としてこれらの大学に出している手前、私立教育機関の経営に関する透明性を高める努力を一段と強めることが必要である。国民の血税を投じているという感覚が、官僚達には不足している。まるで自分の金を自由に使っているかの如く考えているのではないか。不遜なり官僚、公務員、ではあるな。文科省の役人の『事なかれ主義』に腹が立つなあ。


★<カリフォルニアでは山火事>カリフォルニアでは、ロスで42度の最高気温を記録するなど猛暑が押し寄せている。こうした中、北部のシスキュー郡では、5日に発生した山火事が拡大し、消防によると6日の夕刻までに、38万km、東京ドームの800個分以上の広さが焼けた。火の勢いは収まっておらず、州知事は非常時代を宣言し、警戒を呼び掛けている。また、週南部でも複数の地域で山火事が発生していて、住宅にも燃え広がっている。まさにトランプ政権が燃え尽きる前兆かな、この大山火事は。


★<カープ、全得点5点、全てソロホームラン>昨日のカープ-巨人の試合は、5-2でカープが勝ち、前日の負けの雪辱を果たした。が、この試合5得点、全部ソロホームラン。こんなって珍しいねえ。丸が2本、鈴木、西川、會澤がそれぞれ1本。丸は気持よく、首位打者に躍り出た。今年FAの年ではあるが、オーナー殿、4億円位の年俸をはずんで、カープに残留するよう説得してくりゃしゃんせ、な。


★<米朝協議難航>平壌を訪問していたポンペイオ米国務長官は、金労働調副委員長との2日間にわたる協議を終えた。米側が成果を強調したのに対し、北朝鮮側は米側の交渉姿勢を強く批判する談話を発表。交渉の進め方を巡る米朝の激しいせめぎ合いが表面化した。

ポンペイオ長官は今回の協議において『主要な問題のほとんど全てで進展があった』と述べた。非核化の今後の進め方や、核・ミサイル関連施設の申告について、多くの時間を割いたと言う。『もっとしなければならないことがある』とする一方で、協議は『誠意』を持って行われたとの認識を示した。


一方、北朝鮮外務省の報道官は、ポンペイオ長官が協議で、『CVIDだ、申告だ、検証だと言って一方的な非核化を持ち出した』として、『遺憾極まりない』とする談話を発表。米国側をけん制する狙いと見られるが、それにしても会談内容を否定するようなアナウンス、トランプ大統領にとっては我慢できない発言だろう。

しかし、なんだなあ、これはまさにキツネとタヌキの化かし合いのような協議だなあ。もともと核撤廃なんて合意は生煮えで、米朝首脳会談を装飾するデコレーションではなかったのだろうか。これでは米中間選挙までに完全合意、条約の締結など、夢のまた夢でありんすな、トランプ大統領殿。


★<20人以上殺害、横浜の看護師>2016年横浜市の大口病院で患者2人が相次いで中毒死した事件で、神奈川県営は、当時看護師として勤務していた久保木愛弓容疑者(31)を殺人の疑いで逮捕した。2016年、大口病院では男性2人が相次いで中毒死し、2人の体内からは『ヂアミトール』という消毒液に含まれる『界面活性剤』の成分が検出された。神奈川県警は、6月29日から久保木容疑者を、連日任意で聴取していたが、『点滴にヂアミトールを入れた』などと事件への関与を認めたことなどから、7日、殺人の疑いで久保木容疑者を逮捕した。

調べに対し、久保木容疑者は犯行の動機について、『自分の勤務中に患者が亡くなると、遺族への説明をしなければならず苦痛だった。勤務を交代する看護師との引き継ぎの時間帯に混入させていた』などと話している。更には、『同じような方法で20人以上、殺害した』という趣旨の話もしていると言う。何という恐ろしいことを。患者がどういう状況の人達であったか詳細は分からぬものの、殺人を20人も行っていたとは。それも看護師が。一体大口病院とはどういう病院だったのだろうか。また大口院長はこの患者の連続的死亡に事件性を感じなかったのだろうか。不思議な医師であり、病院であり、看護師だなあ、全く。

『スタートアップ―積水化学、都市油田で資源大国目指す』

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★今日の画像は、岐阜県高山市奥飛騨で養殖されて高級食品『キャビアを生むチョウザメ』、そして『ご飯にかけて食べる、贅沢なチョウザメ茶漬け』、倉敷市真備町で被災者救出に活躍する『防災ヘリ』。そして『ユリの木の花』『薄ピンクのバラ』、名称不明の『青い花』です。今朝の段階で、大雨被害による死者は計88人、行方不明者が50人以上になっています。なんという大災害でしょうか。まさに亡くなられた方々へ合掌、以外にありません。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★積水化学は、都市ごみや産業廃棄物を丸ごとエタノールに変える技術を開発した。ごみがもたらす『都市油田』がにわかに現実味を帯びてきた。石油化学製品であふれかえる日本が資源大国になり、温暖化ガスの排出など環境負担の軽減にもつながる。原料の自給率向上と合わせ一石二鳥を狙う衝撃の技術だ。

積水化学の技術は、焼却や埋め立てで処分していたごみを燃料や化学製品の原料に転化する。プラスチックに使う化石資源を使い回せば、原油を輸入せずともプラスチックの需要を満たすことが理論的には可能だ。これがまさに『都市油田』なのである。

都市ごみや産業廃棄物をエネルギーや化学原料に転換する技術開発には様々な試みがあった。農水省が支援して、エタノールを発酵生産するパイロットプラントも作られた。また、日立造船や新日鉄などエンジニアリングメーカーもこぞって研究開発に参入している。自治体でも積極的な取り組みを見せる地域も現れた。しかし、実用化にはコストの壁が立ちはだかった。ほとんど事業化には至っていない。


これを解決したのが、ごみを蒸し焼きにして、どんなごみでも一酸化炭素と水素ガスに分解するガス化技術だ。既に確立した技術だが、実はごみの多様性故に余計な成分がこのガスには混入してくる。エタノールの発酵生産を阻害する物質も含まれる。

積水化学はこれに対処すべく独自の精製・管理技術を確立した。フィルターや吸着、触媒による分解技術などを駆使し、400成分を徹底的に排除・管理する。また、ごみの種類によっては、生成するCOと水素の割合も変化する。そしてガスの成分をオンラインで計測し、COと水素の割合などを適正化する技術も開発。都市油田の『採掘』でごみの多様性が課題となっていたが、ガス化とエンジニアリング技術を組み合わせて克服した。

提携先の『米LanzaTech』が提供する微生物が、このガスをエタノールに発酵生産する。天然から分離・育種された菌で、分子のCOと水素ガスを効率よくエタノールに転換する。ごみの焼却プラントから取り出したガスを隣接する発酵プラントに吹込み、エタノールを連続発酵生産するという具合だ。


埼玉県寄居町のごみ処理施設内に、2014年からエタノールの生産能力が年間20キロリットルのパイロット工場を稼働、低コスト化に自信を深めた。JAAS規格の高品質エタノールを1リットル当たり90円以下で生産出来ると言う。またライフサイクル分析による二酸化炭素排出量は焼却する石油代も不要になるため135%も削減出来た。

最大の市場である米国にはごみ焼却場が少なく、ほとんどのごみが埋め立て処分される。分別収集と焼却処分というインフラで世界をリードする日本こそ、『都市油田』の採掘に成功する可能性が高い。積水化学は18年に10分の1スケールの実証プラントを稼働させ、20年に本格商業化に乗り出す。バイオのエネルギー・資源分野の応用で世界に遅れをとった日本にとり、起死回生の一撃と期待される。


★<ポンペオ国務長官訪朝>アメリカのポンペオ国務長官が訪朝した。米朝首脳会談で合意した北朝鮮の『完全な非核化』の進め方を巡り、金正恩委員長の側近である金英哲副委員長と協議に入った。

なにやら、先の米朝首脳合意、芝居じみていると見るのは私だけだろうか。前回同様、北朝鮮にアメリカがたぶらかされているのではないか。完全な非核化は、北朝鮮にとってみれば、リビアの悪夢の再来になる。簡単にはいかないだろうな。韓国情報としても、『北朝鮮が6月12日の米朝首脳会談後も兵器用核物質の生産や弾道ミサイル開発などの活動を続けている』と報じられている。トランプ大統領は中間選挙に向けて、なりふり構わない行状を示している。この米朝和平も首脳会談の生煮えのまま、会談に臨んだ風情がある。

中国との関税新設の貿易戦争の仕掛けもその一つ。世界平和と言いながら、世界の秩序を破壊しているのだ。『貿易赤字が膨大だ』とは大統領の言葉だが、真相はそれだけアメリカ人が分不相応な贅沢な生活をしているからなのだな。

実際、関税が出動され、アメリカ企業にコスト高などブーメランで跳ね返ってきた時、アメリカ国民は何と嘆くのか、怒るのか、予想も出来ないな。


★<産科医のつぶやき>私は大阪の南端にある『りんくう総合医療センター』に勤務している。専門は周産期医療。周産期とは妊娠22週から出生後7日未満までを指すが、『22週以降しか診ません』という産科医はいない。私も、妊娠前や妊娠初期は勿論、月経困難症から更年期の諸症状、子宮や卵巣の腫瘍や避妊相談まで診察している。

私は1980年代後半に学生時代を過ごした、いわゆる『バブル世代』だ。当時私はジャズにのめり込み、プロのテストさえ受けた。医学部医学科は6年制。さすがに4年次後半の臨床実習ともなると実際に患者さんと接しないといけない。にわかに勉強を始めた。


通っていた『香川医科大』では、消防署への泊まり込みのほか、離島のハンセン病施設や山の中の診療所での実習など、ダメ学生の目を覚まさせる経験が数多くあった。そこで救急医療に興味が湧いた。生死が隣り合わせの極限状態の医療の迫力に圧倒されたのだ。実は父も産婦人科の勤務医で、『産婦人科医だけにはなるな』と言われてた。僕のようなぐうたらは迷惑だと考えたのだろう。ところが、産婦人科の実習に言ってみると、緊急搬送は来るし、緊急帝王切開はくるしで、かなりシビアな外科系救急の診療科だった。

更年期や思春期などに関わる内分泌医学や子宮ガンや卵巣ガンなどの腫瘍外科学、筋腫や内膜症などに加えて、不妊治療なども産婦人科医の重要な仕事だ。すると大変興味が湧き、産婦人科医になってしまった。そんな経緯で女性の相談には何でも乗りたいと考えている。


担当した患者さんの中に、マンガ家の奥様がいた縁で、『産科医療の現場をマンガにしたい』という相談を受けた。取材に協力して出来たのがドラマにもなった『コウノトリ』というマンガだ。不思議な縁だと思う。妊娠・出産は病気ではない。だから『産科医』なんて必要ないはずだ。しかし、妊娠出産は女性にとって『生理現象』で済まされないほど負担がかかる。日本は、現在世界で最も周産期の安全な国と言われている。が、まだまだ課題が多く残っている。(参考:萩田和秀筆『奇跡の傍らで』)


★<世界にも負けない『奥飛騨キャビア』>『キャビア』の原料となる卵を産むのは『チョウザメ』と呼ばれる魚で、名前は似ているがサメの仲間ではない。チョウザメは何億年も前から姿を変えずに地球上に生息している古代魚だ。

かつては日本の川にも生息していたチョウザメだが、キャビアの原料となる卵や、コラーゲンを豊富に含んだ肉を目当てに乱獲され、絶滅危惧種となっている。しかし現在、日本の各地でチョウザメの養殖事業が盛んに行われており、中でも岐阜県高山市奥飛騨で作られるキャビアは、最も高級とされるカスピ海産に負けないほど良質だと高く評価されている。

キャビアはクラッカーやパンに乗せて食べるイメージが強いが、やはり日本人としては白いご飯に乗せたくなってしまうもの。贅沢にお茶漬けにするのも美味しそう。


チョウザメは淡水魚なので、水槽で飼育出来、きれいな水を豊富に手に入れることが出来る山奥が適している。奥飛騨では山の地下水をくみ上げ、太陽光を完全に遮断した部屋で厳重に飼育されている。チョウザメの養殖は、高山市の他に、北海道の美深町や宮崎県日南市などでも取り組まれている。2015年には国産キャビアの海外輸出も解禁され、奥飛騨に限らず副業としてキャビアの養殖にチャレンジする人も増えている。実入りのいいビジネス、これからも国産キャビア熱は高まっていくと予測されるな。


★<大雨被害のメカニズム>今回の西日本を中心とする大雨は、梅雨前線が東日本~西日本の上空で数日間ほぼ同じ位置に停滞したことが原因だ。

梅雨前線は、北側にある『オホーツク海高気圧』と南側の『太平洋高気圧』が、日本の近くでぶつかり、停滞することで生じる。太平洋高気圧の勢力が次第に強まり、前線が北上することで梅雨が明ける。今回は暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込む梅雨末期の典型的な雨の降り方だが、前線が同じ場所に長時間居座ったことが異例だったと。高知県の馬路ウマジ村では3日間で、年平均の4分の1に当たる1,091mmの降水量を記録した。

関東地方は『梅雨明け宣言』があったものの、梅雨前線が再び南下し、台風7号が運んできた暖かく湿った空気が雨雲の供給源となり活発化した。気象庁は『戻り梅雨』だと説明する。さらに、上空を流れる偏西風の影響などで、太平洋高気圧が北上出来ないまま、オホーツク高気圧との拮抗が続いたことで、停滞が長時間にわたって続いたのだ。


太平洋高気圧の位置は今回、昨年の北九州豪雨に比べ東寄りだったことが、その理由だと言う。太平洋高気圧が南東に移動したことで、東日本~西日本にかけて広範囲に暖かく湿った空気が大量に入り込みやすくなった、と説明されている。とにもかくにも、数十年で1度という『乱痴気天気』には、とても対抗しきれない。自然の驚異を再び印象づけた大雨被害であった。

昨日、広島地方はJRが全線不通、高速も不通。市内電車、バスは運行というとても暗い日曜日であった。今日から被災地の本格的な復興が始まるが、からりと晴れた暑い日差しのもと、大変な作業ではある。


★<変貌する鈴木誠也>今季の鈴木誠也は、打ち方が変わった。と言うよりも、打席での考え方が変わったように思う。昨季の途中までの鈴木は、打順が何番であれ、ストライクゾーンに来た球をフルスイングして打ち返すという比較的シンプルな打ち方だった。ところが4番に座ってから時間が経過するにつれ、少しずつ打ち方が変わっていった。もっと言えば、右足首を骨折してから長期にわたって戦列を離れたことにより、考える時間が多くなったのも一因になっていたのかも知れない。

今季は、やみくもにバットを振らなくなった。その結果、ど真ん中のストレートを見逃したり、力なく三球三振で終わったりすることがある。普通なら『何やってるのか』と言うことになるが、実は、筆者はそう思わない。彼は、4番の仕事として『一発で仕留める』ということに徹しているのである。あらかじめその仕留める球を予測して打席に入っているため、その球がこなかった場合には、バットを振る気配もなく平然と見送っているように見える。


この打撃姿勢は、その雰囲気がそのまま投げてくる投手にも伝わる。それは、投手にとって一番怖いことである。その結果、鈴木への四球が増えてきた。カープは、鈴木の四球を足がかりにして、それを松山、野間、會澤などの一打でホームに返すというパターンが増えてきた。この点については、かつてのカープの4番を張っていた『栗原健太』の話が参考になる。『鈴木の見送り方がいい。四球を選んだときも、球が捕手のミットに収まるまで、しかりとした意図が感じられる』。(参考:迫勝則筆『カープの独り言』)


★<『万引き家族』、祝意辞退>『万引き家族』でカンヌ国際映画祭の最高賞を受賞した『是枝裕和監督』が、林文科相の祝意に対し『公権力とは潔く距離を保つ』として、辞退するとの報道があった。監督のサイトには『映画がかつて、「国益」や「国策」と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば』とあり、戦前の状況を意識した行動だと思う。

国家や国益という『大きな物語』に回収されていく状況に対して、映画監督が出来るのは多様な『小さな物語』を発信し続けることだ、とも書いている。映画を見たが、家族の生活は阿倍政権が目指す『一億総活躍』や、『女性が輝く社会』、『働き方革命』から大きくかけ離れている。しかし、小さな物語は現実だとも思える。文化の一翼を担う表現者が大臣との距離を保とうとする意図が理解出来る。

優れた業績を残した文化人やスポーツ選手などに公権力が賞を与えるが、今回の祝辞辞退を通して公権力と文化や仕事との関係を改めて考えさせられた。(参考:太田光一さん筆・朝日新聞投書)


★<『獺祭ダッサイ』が製造不能に>国内外で知られる日本酒『獺祭』の旭酒造は、今回の記録的大雨で、山あいにある蔵が浸水するなどの被害を受け、獺祭の製造が出来なくなったと。浸水したのは『本社蔵』と呼ばれるビルの一部。停電で冷蔵設備などが稼働出来なくなり、今のところ復旧の見通しは立っていない。90万本は廃棄せざるを得なくなり、普及にも数カ月かかりそうだと。

旭酒造は、山口県の小規模な酒蔵であった家業を、34歳で継いだ3代目の『桜井博志社長』が、それまで醸造していた普通酒『旭富士』の醸造をやめ、『酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて』とのポリシーの下で純米大吟醸酒を醸造したところ、これが東京で山口県出身者を中心に口コミで広まり、年間売上100億円を超えるまでにの大手メーカーにのし上がり、伝説的な日本酒メーカーになった。

日本酒売上ランクは、’鯆瓠↓月桂冠、J↓ぢ膣悄↓テ楡垢搬海が、旭酒造は堂々のベスト8位(16年)。広島県のトップメーカーと目される賀茂鶴や中国醸造はベスト20にも入っていない。酒造メーカーって意外に売り上げ規模が小さいんだねえ。


★<カープ3連戦中止>カープは今日からの阪神3連戦を予定していたが、西日本豪雨災害の影響で中止する。振替試合の時期は未定。想像を上回る甚大な被害状況に照らし、また犠牲者が多く出ている広島県の現状を見て、試合中止を決定したと言う。中止は残念だが、けだし当然なことではあろう。

『経営革新―コマツがセブンに変身する』

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★今日の画像は、カープグッズのなかから『愛らしい真っ赤な浴衣』、ゆかた姿で授業を受ける『広島の女子大生』、『ウインブルドン』で初のベスト8に進出した錦織圭。そして一度は歩きたい『尾瀬』のスナップ。いいですねえ、尾瀬の風景、花、山、池(池塘)、それに50kgの荷を担ぐ歩荷(ぽっか)さん。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★小松が画像処理半導体GPUの世界首位、『米エヌビディア』との協業を決めた。エヌビディアが得意とする大量のデータの高速処理技術を使い、AIで建設現場の作業効率を上げる。建設会社の生産性を支援する新しいビジネスモデル作りを目指している。すでにコマツはドローンで工事現場を測量して、掘削する土の量をもとに工事に要する日数を計算するなどのサービスを始めている。AI活用はその深化が狙いだ。

ドローンで撮った写真を3次元データにするまでの時間が、これまでの10~12時間から20分に大幅短縮。刻々と変わる現場の様子の『見える化』が進み、施行計画の修正にも役立つ。現場で待機しているだけのダンプカーも把握出来、待ち時間の削減に手を打てる。建機が急に土を掘りにくくなった時、運転席のカメラが撮影した画像からAIが地質を分析して、『バケットを3度浅く入れてください』などと音声で指示することも可能になると言う。


高齢化で建設業界は今後、人手不足がより深刻になりそうだ。建設会社は効率経営を一段と迫られる。コマツがそのノウハウの提供に力を入れるのは、顧客である建設会社との『共存共栄』のためだ。コマツの姿は、FC契約を結んだ加盟店との間に情報網を築き、在庫管理や消費者の変化に応じた品揃えなど店舗運営を支援するセブン-イレブン・ジャパンと重なる。

AIは、サービスを多様化する力がある。AIを巡る技術革新のポイントは、『画像認識の精度が急激に上がり、コンピューターに目が出来た』点にある。5億数千万年前、目の誕生が生物の種類を劇的に増やした『カンブリア爆発』のように、情報量が格段に増えることでコンピューターの新しい活用方法が広がると見られている。コマツの例はその表れだ。デジタル化は市場と企業を強く結びつける。製品の使い手に向いた姿勢がどれだけあるかで大きく差が出そうだ。


★<途上国で安定収入型農業>野菜栽培と太陽光発電を組み合わせた事業モデルをモンゴルなどに展開する前橋市の『ファームドゥ』。太陽光発電で野菜を育て、余った電力を電力会社に販売する。農業だけでは生計を立てるのが難しい国でも『安定収入』が得られるメリットが強みだ。

モンゴルの首都『ウランバートル』の北西にあるモンナラン地区。ここのファームドゥが建設したメガソーラーがある。広さ28ヘクタールの土地に並ぶ太陽光パネルの発電力は1万2,700キロワット。建設費25億円で、昨年末本格稼働した。


同社は、農業と太陽光発電を同時に営む『ソーラーファーム事業』を群馬県内の30ヵ所で展開する。岩井社長が初めてモンゴルを訪れたのは10年前。『日本に比べて牛乳が高く、野菜も少なかった』と当時の印象を振り返る。以後調査を行い、流通システムにネックがあること、日本より日照量の多いモンゴルでは、ソーラーファーム事業の需要も高いと判断。2012年には、現地企業と合弁で『エブリディファーム』を設立。

栽培ノウハウがまだ未熟であり、年間の売上高は500万円程度だが、今後はさらに増やして行く計画だ。発電所で作った電気は政府系の電力会社に販売する。『モンナラン発電所』の売電収入は20年間で73億円を見込む。他の地域でも発電所と農場の整備を進める。今後は、中国やベトナムへの進出も視野に入れる。群馬で培った『稼げる農業』を世界に発信する。

オランダの農業が高収益モデルの典型と言われるが、この『発電所農場』はまさに『日本型高収益農場』と言えるのではないだろうか。成功してほしいねえ。


★<桜酢輸出・センナリ>広島の食酢メーカー『センナリ』は、桜の葉を使った新商品の欧州向け種出を今春開始し、今後欧米市場への販売を強化する。香りを楽しむ食文化や和食人気を追い風に、海外販売を増やす。

新商品『桜酢』は、広島県産の米を使った米酢に静岡県産の桜の葉を浸して香りを付けた。香りに敏感なフランス人などの好みを考慮した。色は淡いピンク。料理の香り付けに加え、水や炭酸水で薄めて飲んでも楽しめる。輸出を念頭に、日本の花として有名な桜を選びパッケージも和風にした。

フランスの卸業者を通じ、欧州の百貨店や飲食店に売る。欧米には近年、飲む酢やドレッシングを輸出してきたが、20年前から輸出しているアジアに比べ、今後販売を伸ばす余地が大きいと見ている。日本の純米酒や和食が注目され、日本らしさを押し出した商品の人気が高くなっている。今後、毎年春に製造する。見事な広島名産品になりうるか『センナリ・桜酢』ではある。


★<平山相太のつぶやき>今年初め現役を引退したサッカー元日本代表の『FW平山相太(33)』が、TBSの『消えた天才・一流アスリートが勝てなかった人追跡』に出演。筑波大学を中退して、オランダのクラブにスカウトされたものの、1年でクビになった理由や、日本代表『MF本田圭佑(32)』とのエピソードを告白した。

平山は、W杯で活躍した本田、DF長友佑都(31)、FW岡崎慎司(32)と同世代だが、全国高校選手権で歴代最多ゴールを記録するなど、かつては3人をも上回る天才と呼ばれていた。この番組では、指導者を目指して仙台大学に在学している現在の平山を直撃。オランダ1部リーグのクラブを1年でクビになったことについて、『監督が代わって「いらない」みたいな感じで言われて』と告白。オランダ人新監督に『細かい戦術とかあるから、オランダ語を覚えろと言われて・・。無理でした』と。


また将来の日本代表を背負うと期待されていた平山だったが、代表として出場した試合はわずか4試合。活躍出来なかった理由について『強い気持。それが自分には足りなかった』と語った。それを感じたのが、当時19歳で参加していたユース世代の日本代表合宿。平山が軽々とゴールを決めると、誰もが絶賛して来たと言うが、同じ合宿に参加していた本田だけは『いや、違うでしょ。今の俺のバスでゴールが決まったようなもん。平山君、今までこんないいパスをもらったことないでしょ』と話しかけてきたと言う。

同世代のスーパースターだった平山に対し、本田は1歳年下の無名選手。そでもひるまずに自分のすごさを猛アピールしてくる本田に、自分にはない『強い気持』『強烈な自信』を持っていると気付いたと言う。

さらに平山退団から3年後、同じくオランダに渡った本田は入団会見で、平山が覚えられなかったオランダ語を完璧に披露。世界と戦う準備が出来ていた本田を見て『自分はオランダに行くことしか考えていなかった。彼はその3歩先まで考えていたのかな』と自身との違いを語った。


あえて平山の弁護に組みすると、オランダのクラブは将来性のあるアジア地域の若手をスカウトし、滞留させておき、イギリス、オランダ、スペインのクラブから引き抜きがあるのを待っていて、そのスカウト料を稼ぐビジネスをしている部分があると報じられている。青田買いをされた平山はその手に乗ったのではないか。うかつだったのは、その事実を感知しなかった平山にあるとは言えるが、不幸なスタートが平山の芽を摘んだとすると、周囲の指導者達はもっと真剣に平山の将来を考えてやるべきだったと思う。同じような道を感じるのは、福岡大で大活躍し、名古屋に入った永井。日本代表で大活躍することもなく、名古屋の2部落ちと同時にFC東京に移籍した。平山に比べまだJでの活躍が見られる永井は幸せかも知れないが、本当ならW杯に出て堂々と活躍出来る資質を持っていた。日本のクラブでスタートしてもこのようなケースがある。本当にアスリートの明日は分からないというのが本音ではある。


★<呉、江田島の断水>今回の大災害で、広島市の太田川から呉市方面への水道用水の供給がとまって、断水が続く問題で、広島県は、送水トンネルの内部の水を抜く作業に5日程度かかかるとの見通しを示した。水抜きは昨日から着手。江田島市の全域と呉市の広い範囲で続いている断水は、長期化する。この問題は、6日夜、呉市方面へ水を送る送水トンネルで内部の水位が急激に低下したことにある。県は、トンネル内部に土砂が流れ込み、詰まった可能性があると見ている。

江田島、呉市の皆さん、ご愁傷様です。が、これで改めて、江田島、呉市の水道水は広島市の太田川から送水されていたことを再認識されたのではないでしょうか。もっと言えば、瀬戸内の倉橋島や蒲刈島など、そして東広島市も同様に太田川の水の供給を受けて成り立っている。更には、江の川水系から毎日40万トンの水を太田川系に取水し、提供してもらっているのだ。つまり、呉市、江田島市、東広島市の皆さんの水は島根県の人達の水を横から取水したものの恩恵を受けているのだ。ゆめゆめ島根県の方角に足を向けて寝てはいけませんぞえ。


国道、高速道が寸断され、広島市は陸の孤島になりつつある。山陽自動車道では、土砂崩れに加え、志和トンネルが川の役割を果たして、流木や砂利などがトンネル内を覆っているとも。広島と呉の間は、JRも国道も途絶。宇品から出るフェリーを使う人で港は大混雑とか。勿論広島空港へのアクセスも出来ないから、フライトも欠航が多いだろう。もう1、2日復旧には時間がかかりそうだ。まさに今回の豪雨被害は『平成最悪の大惨事』になりそうだ。


★<土砂災害>それにしても、熊野の団地で12名が生き埋めとは驚いた。矢野から熊野に登った道のすぐ右手にある『川角』の団地。土砂崩れで、見るも無残な様相に変わり果てている。残念無念な大雨災害ではある。少し下りて、矢野東の団地も無残な姿に。ここに私の知り合いが住んでいるが、崖っぷち故、被害は相当なもになっているだろう。驚いたのは、安佐北区口田南でそれほど山に近くないのに、バスが通る舗装道路に土砂がなんと60cmも積みたまっている。どさーと低い丘から土石流が流れて来たのだろう。


矢野、坂はもう大変。JR呉線は土台となる地面が流出し、見た所復旧には1~2カ月かかりそう。通勤通学の手段を取り上げられた呉の人達はまさに陸の孤島に住んでるみたい。従って、広島からは宇品の港からのフェリーを使って呉に向かう人達、そして車ももう予約でいっぱいだそうだ。その呉市でも、ポートピアがある天応西郷が無残な姿に。おそらく絵下山系の山の南に打った大雨が矢野、坂を襲い、北に降った大雨は、深山の滝を回って、県道に雪崩出て天応西郷に雪崩下りたのだろう。もう道路が川になっており、無残にも家屋の多くが流されている。一体最終的にどのような被害になって、どのような復興をするのか想像も出来ない。大変心配である。

これは、2014年の安佐南区・阿武山の土石流災害よりもひどい内容になりそうだ。花崗岩堆で、もろい地質の上にある広島県の宿命、と偉い教授先生がおっしゃっていた。無残なり。


★<マレーシア、一体一路に反旗>中国が支援するマレーシア最大級のプロジェクト『東海岸鉄道ECRL』の計画を管理するマレーシア政府系の『マレーシア・レール・リンクMRL』はこのほど、『国益にそぐわない』ことを理由に、中国の習政権が進める一体一路主要事業である『ECRLの工事の即時中止』を中国交通建設集団CCCCに命じた。マレーシア政府によると、この事業の即時中止は、マハティール首相が決定したと。『契約内容だけでなく、融資率も高く、マレーシアにとっては不利益だから』と言う。

これを受け、マハティール首相は8月中国を訪れ、習主席と首脳会談を行うことを明らかにした。マレーシアでは、一体一路関連事業が東南アジアでダントツに多く、マハティール首相は、ナジブ前大統領と中国政府が決定した大型プロジェクトの見直しを図る。


CCCCは、『業務中止の命令に驚きを隠せない。しかし、マレーシアの法律を尊重するとともに、遵守する』とコメントを出した。マハティール首相は、ECRLについて『マレーシアにとって国益にならない』と語り、リム財務相は『ナジブ前政権下の見通しでは総工費が550リンギだったが、新政権の査定では、前政権の査定より50%も跳ね上がり、810億リンギ=2兆2千億円に跳ね上がった』と、中止を発表する直前に、懸念を抱いていた。

さらに、マレーシア政府筋によると、国際的マネーロンダリング事件に揺れる1MDBに利益をもたらすために、談合取引の間で、中国の政府銀行からの融資が一部賄賂として流れ、『利用された』可能性についても捜査が行われている。スリランカやジブチが中国の金融支援のもと、港湾、空港建設を行ったものの、膨大な赤字を抱え、結果管理運営権を中国に売り渡す結果となっている事件なども、大きく影響しているのだろう。タイでもマレーシアに続く動きが出ているそうだ。危ない金、中国資金なり、だな。インドネシアは大丈夫かな。気になる。


★<除夜の鐘108回>除夜の鐘、108回。人間は人生で四苦八苦する。四九が三十六、八九が七十二、合わせて108の煩悩がある。それで年の暮れ、大晦日に108の鐘をついて、煩悩を追い払うのだそうだ。真偽不明なり。

『君のワザ アマチュアだってお金を生む、副業のすすめ』

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★今日の画像は、W杯準決勝戦でCKからヘッディングで決勝点を挙げたフランスの『ウンティティ』、日本でも販売を開始した『ホンダジェット』、16歳で甲子園より米大リーグを選んだ『結城海斗』。そして、世界の名車達。下はウン千万円から上は5億円まで、溜息がもれる車達です。

.妊鵐沺璽:ゼンヴォ ST1、▲好ΕА璽妊鵝Д院璽縫哀璽亜Ε▲押璽One、イタリア:ランボルギーニ ヴェネーノ、ぅぅ織螢◆Д僖ーニ・ウアイラ、ゥ▲瓮螢:ヘネシー・ヴェノムGT、UAE:ライカン・ハイパースポーツ、Д疋ぅ帖Д櫂襯轡918スパイダー、┘ぅリス: アストンマーチンOne、イタリア: フェラーリ・ラ フェラーリ、イギリス: マクラーレンP1、
イタリア:ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ、日本:ホンダ NSX。素晴らしき名車達です。


★★★東京・渋谷のデザイン会社に勤める猪野世利香さん(40)は、子供達を寝かしつけるともう一人の私に変身する。ハンドルネームは『serivan』。メールでもらった家族写真などを基に、パソコン上でぐいぐいイラストを描き上げる。年賀状の依頼が一気に増える師走は、この『副業』が忙しくなる。

デザインの専門学校を出た。取引先に描いたイラストの評判が良かった。趣味と本業の延長かも知れないが、『自分のスキルが生かせ、やりがいを感じる』。2年前始めた自宅での副業、今は『子供の習い事代の足しにはなる』と笑う。

インターネットサイトの『ココナラ』。売り買いされているのは、お勧めのドライブコースを提案する、難しいエクセルの作業を助ける、不幸を歌に変える・・・。さながら、これまで日常生活に埋もれていたワザやアイディアの展示会だ。会員数は65万人いる。猪野さんもサイトを触媒にして、ワザの売り手になった。イラスト料金は1人につき500円からから。いわゆる『シェア経済』は民泊や車など現物の共有に止まらない。欲しい人がいればお金を生み、必要な人が値をつける。そんな時代がやってきた。


職業『名付け親』。東京新宿区の会社員、加来幸樹さん(34)はキャッチコピーをつける副業を持つ。共有した時間に応じてお金をもらう『タイムチケット』というサービスを使い、仕事名は『それだ!感のあるネーミングを考えます』。居酒屋には、新しい社会貢献の基金の名前を提案した。電車内で譲る席を妊婦に伝えるスマホのサービスは、困っている人に手を差し伸べるという思いを込めて『&ハンド』と命名、採用された。本業の勤め先、ネット広告のプティーニHDも副業解禁という形で、加来さんの背中を押す。

2012年に副業を解禁したソフトウエア会社『サイボウズ』の青野慶久社長(46)は、『本業・副業という考え方自体が時代遅れだ』と話す。同じ仕事でも、業種が違えば気遣いも立ち振る舞いも変わる。人事部の担当者は『どこまで通じるのか試したい』という思いで、保育所を運営するNPO法人、フローレンスの人事部の門を叩いた。複数の会社の人にもまれ、複層的な視点を持てば、本業にも良い影響を必ずもたらすはず。副業ではなく『複業』だ。青野さんは好んでこの言葉を使う。

人材や場所、時間など眠れる宝、活用しきっていない財産がこの国にはまだまだある。成長底上げへのヒントを探り上げるため、今こそ、『ここ掘れ』、新人材達。


★★★<副業という生き方>『ハリネズミは繊細な生き物。出勤は20匹ずつ1日交代にしている』。東京渋谷の雑居ビル2階にある『ハリネズミカフェ』。経営者の清水正樹(32)は『従業員のハリネズミ』を手の平で包みながら、店内に目を配らせた。昨年12月の開店以来、女性や外国人客らに受け、週末は行列が出来る人気ぶり。来客数は多い日で130人、月商は300万円に達する。

清水にとってこの店の経営は副業の一つにすぎない。本業はネット関連の『エンファクトリー』の社員だ。同社でオンラインショップの運営を担当しながら、ハリネズミカフェのオーナーなど5つの名刺を持つ。昨年の副収入は数百万円。会社の給与を加えた年収は1千万円を超える。『1つの企業に寄りかかって安心出来た時代は終わった。自分の可能性を広げる機会は、社外にも広がっている』。

日立製作所や日本マイクロソフトのマーケティング部門で12年以上のキャリアを積んだ河合優香(37)は昨年初め、フリーランスに転じた。現在は飲料メーカーあんど4社から新規事業の立案や商品のマーケティング業務を受託する。早朝4時から午後2時まで働き、その後は小学生の娘の子育てや家事の時間だ。『成果を上げなければ次の仕事はない。厳しいけれど、働きたい時間に働けるスタイルが自分に合っている』。日本マイクロソフト時代と変わらない収入に対して、労働時間は半分になった。


4月、ユニ・チャームの全従業員に1通のメールが届いた。『個人も会社も共に成長しましょう』。入社4年以上の正社員1,500人を対象に副業を解禁した。ロート製薬ではすでに70人が副業制度を活用。ほかにも日産、富士通、ソフトバンクなど、副業を容認する大手企業が増え始めている。ユニ・チャームは『人手不足の折、社員が多様なスキルを身につけられる環境づくりが企業にとって重要になる』と見る。

1月、厚生労働省の『モデル就業規則』に画期的な改定があった。労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することが出来る―。『柔軟な働き方に関する検討会』の議論を踏まえ、副業解禁の方向性が明記された。公正取引委員会がフリーランスの保護を打ち出すなど、多様な働き方の受容に向けた動きが本格化している。長時間労働解消とは別の、『働き方革命』が進む。


★<W杯日本人選手の評価額>ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt』では、現時点での日本代表の各選手の市場価値を見ることが出来る。選手の移籍金や活躍、年齢などを総合的に判断して推定市場価格を出している。

現地を取材するスポーツライターの栗原正夫さんは、一番評価を上げたのは『柴崎岳』だと見る。柴崎は現在、2億3千万円と日本では11位だ。今大会では司令塔として活躍。ベルギー戦で見せた原口元気へのスルーパスは世界から絶賛を受けた。市場価格が上がっているのは間違いない。現在のクラブはそこまで大きくなく、より大きなクラブに移籍すると見られる。実際、ビッグクラブから20億円のオファーを受けているという報道が出ており、今後に注目が集まる。

6億4千万円で6位に入った乾貴士や、5億8千万円で7位に入った大迫勇也は、日本の攻撃陣を引っ張り、大きく評価を上げた。ただ、残念なことに、乾はスペインリーグの『ベティス』へ、大迫もドイツリーグの『ブレーメン』への移籍がW杯前に決まっていた。移籍が決まっていなければ、争奪戦で市場価格が間違いなくもっと上がっただろう。


先発メンバーで唯一国内クラブ所属だった昌子源も欧州を中心に大きく評価を上げていると言われる。コロンビア戦、セネガル戦、ベルギー戦でフル出場。多くの決定機を守り切った。まだ25歳と若く、海外移籍の期待が高まっている。

1位は16億7千万円の香川真司、2位は9億円の吉田麻也、9位は4億5千万円の長友佑都、攻撃の起点や守備の要となった。ヨーロッパを中心に評価する声が上がっている。8位の5億1千万円の本田圭佑は、今大会を控え陣でスタートしながらもセネガル戦で同点のゴールを決めるなど存在感を示した。イタリアへの復帰を目指しているとも言われるが、年齢が32歳と高いこともあり、市場価格が大きく上がることはなさそうだ。GKの川島永嗣、35歳で、フランスリーグでプレーするものの、市場価格は3千万円で、日本代表の中で最も低くなっている。

13位は2億1千万円の槙野智章は31歳。初めてのW杯出場のためか、OGをしかけるなど危ないシーンが目立った。34歳の長谷部誠は1億2千万円で22位だったが、ボールを取られるシーンが目立ち、以前ほどプレーでチームを引っ張ることが出来なかった。市場価格は下がりそうだ。


世界の『市場価格』のトップ10を見ると、100億円以上がずらり。ネイマールやメッシがそれぞれ232億円でトップ。サラー、ケイン、デ・ブライネが193億円と続く。154億円で6位に入っているエムバペは今大会で評価を大きく上げている選手の一人だ。19歳ながら、決勝トーナメントでメッシ率いるアルゼンチンから2得点を奪い、勝利に貢献した。いつか、このランキングの上位に、日本人が入ることを期待したい。


★<甲子園よりアメリカ、結城海斗>米大リーグのロイヤルズとマイナー契約を結んだ『結城海斗(16)』。中学卒業から直接MLB契約という日本人初のケースとなった結城は『甲子園を目指していたけど、シニア選抜で米国で野球をして、甲子園よりアメリカで野球をしたいという思いが強くなった』と初心を表明した。そして『メジャーリーグに行って活躍したい』とも。

河南リトルシニア出身の結城は、188cmの長身から144キロの直球を投げ、スライダー、カーブ、スプリットが持ち球。小学生時代にダルビッシュと同じ『羽曳野ブラックイーグルス』でプレーしていたこともあり、『ダルビッシュ2世』と呼ばれた長身右腕だ。

今後は、MLBコミッショナー事務局の契約承認の確認が取れ次第、近日中に渡航手続きをして、アリゾナのキャンプ地で育成プログラムに参加する予定。英語については『全然しゃべれない』と笑いを誘う。『少し不安はあるけど、期待の方が大きい』と。日本の野球少年気質も大きく変わったか、甲子園のブランドが下がったか。ガンバレ、結城海斗!


★<今頃氾濫とは>昨日午前11時頃、広島市外府中町の『榎川』が波乱し、付近の住民、幼稚園児などに避難させた。雨はとっくに上がっているのに氾濫とは。町によると、流れて来た大量の木や土砂などが橋に引っ掛かり、水があふれだしたと言う。

なんと情けない府中町町役場、消防署の人達であろうか。橋に木や土砂が引っ掛かる可能性について、なんら防御策、安全策を考えていなかったことになる。テレビ映像で見ると、榎川の下流はほとんど水は流れていない。この状況から、川の流れに異変があると、何故消防は気づかなかったのか、と不思議に思った。

と、この原因はどうやら榎川の上流で突然山が崩れ落ちて土石流が発生し、それがもろに下流に流れ落ちたということらしい。府中町役場の職員のミスではないそうだ。上流で大きながけ崩れがあり、その土石が流れ落ちたという次第。


山歩きをする時、谷川にこの土石流を止めるための『堰』をよく見かける。が、見るに、年月のたった堰は、すでに土石がいっぱいになっており、万一土石流が起こっても『堰』として止める機能をなくしているものが多い。つまり、造った当初は、堰に土石がたまっていないので、それなりに機能が果たせる。が、何十年も経つと、堰の手前に土石が積み重なって、もう堰の意味がなくなっているのだ。ただ、両翼を備えているこの堰は全く無用とは思えないが、勢いのある土石流には無力の存在だろう。

この榎川の堰は、呉婆々宇山の水分峡にあるものだが、例にもれず、堰の機能を喪失していたのではなかろうか。その意味で、役場職員の怠慢は攻められるべきだ。広島市周辺の山に作られている堰で機能するのは、最近出来た安佐南区の阿武山麓の堰くらいではなかろうか。役所の安全担当、土木職員の注意力を換気したいと思う。しっかりしてね!


★<御茶の水女子大、女性ジェンダー受け入れ>御茶の水女子大学は、戸籍上は男性でも自身の性別を女性と認識するトランスジェンダーの学生の受け入れを決めた。2020年度は学部と大学院の入学とし、22年度からは編入も受け入れると。室伏学長は、『真摯に学ぶことを希望する人を受け入れることは自然の流れ。多様性を包摂ホウセツする社会への対応としても当然と考えた』と説明した。

確かに、世は人を生物、動物学的に男性・女性を分けてはいるが、身体を関係なく心の部分で自分のジェンダーに疑問を持つ人は多くいる。それを社会的に受け入れようとするお茶の水女子大の勇気に、拍手だ。


★<山梨市職員、不正採用者6人クビに>山梨県山梨市の職員採用試験で受験者に便宜を図ったとして望月前市長が受託収賄罪で有罪判決を受けた事件で、市は、不正のあったとされる職員6人全員の採用を取り消した。ただ、本人は働きかけの事情を知らなかったことなどを考慮し、それぞれ慰謝料40万円を支払う。また臨時職員として働くことを認め、今秋の来年度採用試験の受験も認める。まあ、妥当な措置だな。


★<おっさん言葉ベスト10>ゝ靴討舛腓鵑泙押     ´横取り四十万
こんばみに         ぅ院屡峩気┐
イ福爾襪曚鼻▲競錙璽襯鼻  ´Δ世辰舛紂爾
Ч圓辰討マンモス      ┥蘆未呂茲靴海舛磴
よっこいしょういち     ばっちぐー

なるほど、な。(日刊Spa)


★<英国ガソリン車販売『終了』に後退>英国政府は、2040年にガソリンやディーゼルなどの燃料を使う自動車の『販売が終了する』と発表した。昨年7月、当初案では40年からガソリン車などの販売の禁止を打ち出していたが、自動車業界の反発を受けて表現を後退させた格好だ。また『我々は、40年までには新車の大半がCO2排出ゼロとなっていると見込んでいる』と表明。『現在の世界の車の99%がガソリンやディーゼルであることを認識することも重要だ』と指摘している。

まあ、イギリスには自動車メーカーがないからな。何ででもいえるわな。『アストンマーティン』くらいかな、イギリスメーカーとして生き残っているのは。しかし年間生産台数、4,000台は、世界で主要な自動車メーカーとは言いがたいな。『ミニ』は英国で生産されているが、BMWの傘下。フォードの工場や日産、ホンダの工場もあるから、自動車を生産していなとは言えないが、英国の自動車メーカーは世の中から消失していると言える。


★<さまよえるぎらぼし銀行、行員が4億円着服>『きらぼし銀行』の元行員が、顧客から定期預金を集める名目で総額4億円弱を着服していたことが明らかになった。元行員は石井神井支店と取引がある2法人、4個人の定期預金の作成を頼まれた際、偽造の定期預金証書を渡して、現金およそ4億円弱を着服し、さらに疾走したとされる。

『きらぼし銀行』って一体何物。地方では一切聞いたことがない。なんと、あの石原慎太郎が都知事時代新設した『新銀行東京』が経営破綻し、これを救うため、東京都民銀行、八千代銀行と合併した新銀行だと。慎太郎の亡霊が出て来たぞオオオ!こんな銀行と取引する方が間違っている、かな。


★<赤い悪魔、準決で散る>W杯準決勝戦第1試合は、フランスとベルギーで戦われた。『赤い悪魔』との異名をとるベルギーの速攻堅守は、初の優勝に向け戦いに臨んだが、0-1でフランスに敗退した。試合はベルギー優勢の中で進められた。互いにチャンスを作ったものの、両チームのGKのファイセーブで得点なしのまま後半に入った。後半6分、フランスがDKからウンティティのヘッドでゴールを決め先制。フランスはベルギーに押し込まれる時間帯が続いたが、固い守備で逃げ切った。あの赤い悪魔がフランスに敗退。世界は広い。日本が決勝戦へ進むまでにはまだまだ高いハードルがある。第2戦は今夜、イングランド-クロアチアで戦われる。

『アマゾンに一矢、セブン日本ならではの知恵絞る』

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★今日の画像は、サッカー日本代表の監督候補の本命に躍り出た『森保元サンフレ監督』、W杯準決勝で決勝点を挙げた『クロアチアのマンジュキッチ』、批判を浴びている日本列島大豪雨被害前の『赤坂自民亭の大宴会』。そしてバラの花三題、『白いバラ』『黄色いバラ』『ピンクのバラ』です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★配達の時間指定は、アマゾンの2時間刻みに対し1時間刻みに、すぐに調理出来るキット食材も充実―。セブン&アイ・ホールディングスがアスクルと昨秋始めた宅配サービス『IYフレッシュ』は、先行したアマゾンとの違いを前面に打ち出した。

アマゾンが17年4月に日本で始めた生鮮宅配の品揃えは、アマゾンの2万点に対し、セブンは5千点に絞った。欠品を極力少なくし注文から配達までの時間に余裕を持たせて、時間の正確さや品質管理を武器にするためだ。実店舗では売っていないキット食材の支持が高く、客層は簡便性を求める40歳前後の女性で『順調な出足を切った』と。

アマゾンの膨張で、米国では17年に玩具小売大手『トイザラス』が経営破綻した。日本では小売店の大量閉鎖はないが、ネットと実店舗の融合が進む18年は優勝劣敗が鮮明になるだろう。規模や資金力で勝るアマゾンに対し、日本企業ならではの知恵で対抗する動きが出ている。


例えばネット通販が難しいとされるファッション業界。スタートトィデイの『ゾゾタウン』は、センサーで採寸出来る前身タイツのようなスーツを無料で配り、サイズの合った商品の提供に乗り出す。デジタル化が遅れていたこの業界で最新技術を融合させた『ファッションテック』を進め、アマゾンの先を行く。

世界でのフリマアプリのダウンロード数が1億件を越えた『メルカリ』は、アマゾンの戦略と距離を置く。アマゾンなどネットの巨人に『まっとうに戦っても勝てない』からだ。自転車シェア、語学などを個人で教え合うスキルシェアと言った『CtoC個人間取引』で事業領域を広げる。アマゾンが本格進出していない分野にいち早く進出し、特定の分野でプラットフォーマー事業基盤提供者の地位を築けるか。日本企業に残された時間は多くないが、知恵で生き延びて来た日本国民。出せる知恵はまだまだありそうだ。


★<『マツダがBMWを超える日』>久し振りに、昔の職場の先輩達数人と飲んだ。その席で、どんな流れだったかは忘れたが、自分が乗っているクルマの自慢話になった。私は基本的にクルマに関心がなく、『走れば何だっていい』くらいにしか考えていない。なのでその大会には参加出来なかったのだが、よく意味が分からないウンチクの応酬が最高潮に達した時、とりわけクルマ好きの50代後半の先輩が、こんな質問を投げかけた。『人生最後に乗りたいクルマを挙げるとしたら、何?』。私には答えられえる訳もなく、適当に相槌を打ちながら皆の話をただ聞いていた。

『ポルシェだな』『いやフェラーリだ』『マセラティ以外には考えられない』など、先輩達は口々にお気に入りのブランドを答えていく。その時、ふと不思議に思ったのは、日本車を挙げる先輩が一人もいなかったことだ。クルマ作りは日本のお家芸のはずだ。トヨタやホンダ、日産など世界に冠たるメーカーもたくさんある。それなのに、なぜ日本車はクルマ好きの彼らの心を捉えられないのだろうか。


本書『マツダがBMWを超える日』を読んで、その答えが分かったように思う。著者の『山崎明さん』は、1984年電通に入社。戦略プランナーとして30年以上にわたり、トヨタ、レクサス、ソニー、BMW、MINIのマーケティング戦略やコミュニケーション戦略などに深く関わってきた。2017年に独立し、マーケティング・ブランディングコンサルタントとして活躍する人物だ。

山崎さんは、ブランドは大きく分けて2種類あると言う。『コカ・コーラ』『マクドナルド』といった、一般向け大量販売の対象となる『マスブランド』だ。一方、『メルセデス・ベンツ』『ロレックス』のように、高価で多くの人が憧れる高級品は、『プレミアムブランド』である。トヨタ、ソニー、任天堂といった世界中の人が知っている日本発のブランドがある。しかし、そのほとんどはマスブランドである。プレミアムブランドとしてよく名前が挙がるのは、ヨーロッパ企業によるものばかりだ。

山崎さんは、プレミアムブランドは、『そのブランドを持っている自分』が、他人の目にどのように映るかを意識しながら選ばれる。つまり、プレミアムブランドは、オーナーのアイデンティティやステータスを代弁するものでなければならない。例えば、メルセデス・ベンツとBMWは、どちらも高級車として知られるプレミアムブランドだ。しかし、そのぞれがまとうイメージは大分違う。


ベンツには『高年齢』『保守本流』『権威主義』と言ったイメージだ。乗るのは、大会社の社長や、金融系の偉い人など、どっしりと落ち着いた富裕層に思える。一方、BMWは『若々しい』『スポーティー』『アクティブ』と言ったイメージで語られることが多い。両者にはキャラクターの違いがあり、ベンツからBMWへ、BMWからベンツへと乗り換える人は少ないらしい。

メルセデス・ベンツは、1886年に自動車の特許を取得した『自動車を発明した会社』によって世におくり出された。そして1900年代前半の世界各地のブランプリレースで大活躍し、堅牢な高性能車としての評価を高めていったのだ。一方、BMWは、航空機エンジンのメーカーからスタートした会社だ。1924年に小型大衆車の生産を始めたが、当初はブランドイメージも、ラインアップも統一性がまるでなかったそうだ。

そんな状態がたたってか、1960年初頭には財務状況が厳しくなり、倒産寸前に陥る。BMWはそこから起死回生の策を打ち出す。資産家から援助を仰ぎ、全てを白紙から設計しなおした新モデルを発表したのだ。そしてこの車種が大ヒットする。新モデルは、先進メカニズムを搭載し、実用セダンでありながら走りがスポーティーで運転を楽しめる。この特性が広く浮き入れられたと判断したBMWは、全ての車種のコンセプトを『運転を楽しむための車』に統一したのだ。こうした努力を結集し、BMWは世界中に『熱いファン』をつかまえることに成功、プレミアムブランドの地位を確立したのである。


日本メーカーも高級車を生産している。トヨタのレクサスや日産のシーマなどだ。だが、どの高級日本車も、残念ながらベンツやBMWのような明確な個性は感じられない。山崎さんの指摘によると、それは日本メーカーの経営視点のブランド戦略が欠けているからだ、長期的なビジョンが足りないのだと言う。

ところで、生粋の自動車マニアである山崎さんが、最近になって愛車『ポルシェボクスターGTS』を売ってしまってまで手に入れた車があるそうだ。マツダの『ロードスターRF』である。マツダと言えば、世界で2%のシェアしかない、トヨタやホンダと比べるべくもない小さなメーカーだ。しかし最近のマツダは、ちょっと違うのだ。自社のブランドポリシーを明確に定めた1960年代のBMWに似たところがある。

かつてマツダは米フォードの傘下にあった。ところが2010年頃からフォードはマツダの経営から手を引き始める。そこで、マツダは単独で生き残りをかけて自社のアイデンティティ確立に乗り出したのだ。BMWと同じように、エンジン、ボディ、サスペンションなどを根本的に見直し、製品開発を全てゼロからやり直した。マツダが考え得るベストを追及したのである。それは、車との対話を楽しみながら、日々気持ちよく走れるクルマづくり。『人馬一体』のように、乗る人と1つになれるクルマづくりだ。


この新生マツダのユニークなキャラクターを持つ車に、長年世界の高級車を見てきた山崎さんも共感した。冒頭に紹介した先輩達も、今ならもしかして『人生最後にマツダに乗りたい』と言うかもしれない。マツダは決してナンバーワンを目標としていない。世界の2%でも構わないが、『マツダが一番好き』というファンを獲得出来るブランドを目指しているのだ。

日本製品や日本発の技術が世界標準になれない、という嘆きもよく聞かれる。だが、世界標準を目指すよりも、マツダのようにうまく独自性をアピールして、少数でも世界中に固定ファンを作るのは可能ではないか。本書に紹介されているBMWやマツダなどの戦略を参考に、プレミアムな価値を追及する日本独自のものづくりを、ぜひ目指して欲しい。(参考:浅羽登志也筆『なぜ日本車は「人生最後の1台」に選ばれないのか』)


★<ソニーミラーレス、キャノニコを食うの図>プロ・ハイアマ向けデジタル市場で圧倒的な存在感を示してきたキャノンとニコンの『キャノニコ』。これまで両社のイチデジ=一番レフカメラが圧倒的だった市場で、ソニーがミラーレスカメラを引っさげて存在感を増している。

カメラ市場がスマホに食われ、減速する中で、ミラーレスは成長している。2017年のイチデジの世界出荷数は前年比-13%の740万台の一方、ミラーレスは414万台、前年比+18%だった。ミラーレスにおけるソニーのシェアは高く、同年の台数ベースで42%を確保している。

2008年にミラーレスが登場した当初、『性能はイチデジほどではないが、小型軽量で持ち運びしやすい』という点がセールスポイントだった。プロの世界では、一瞬の瞬間を切り取る必要があるため、ミラーレスが登場しても、しばらくはイチデジメーカーであるキャノンやニコンの牙城は崩れなかった。しかし状況は徐々に変わりつつある。


目立つのがソニーの躍進。プロ市場におけるシェアは明らかではないが、ソニーはかつて1桁だったが、それよりかなり成長した、と言う。実際、ここ2年でプロ向けサポートの会員数は5倍になったそうだ。現在のソニー製品で一番高価な製品は、昨年5月発売の『α9』だが、これはボディだけで50万円弱。キャノンのフラッグシップモデルが68万円弱、ニコンが70万円弱と比較すればまだ安いが、大のカメラ好きでなければおいそれとは出せない金額。

ソニーはなぜプロ市場を重視するのか。『将来、カメラと言えばソニーと言われる存在を目指しており、プロに使ってもらって認められてこそカメラメーカーという思いが強い』と話す。キャノンやニコンも、2018年度中にもフルサイズのミラーレスを出すという噂が絶えない。高級ミラーレスでの戦いはまだ序盤戦だ。

拙者は、オリンパスがミラーレスを出してからのファンだ。とにかく小型軽量。ミラーレスの魅力はこれに尽きる。オリンパスのミラーレスはフルサイズより小さな『フォーサーズシステム』で、パナソニックと協働の使用。レンズが相互の利用できる点が、レンズ選択肢を多くし、特にパナが売るライカレンズは評判がいい。山歩きでカメラを持ち歩く身、旅に持ち歩く身としては、重く、大きい、レンズも重いキャノニコのイチデジにも食指は動かない。


カメラの基本仕様を変えることは、レンズ仕様も変更を余儀なくされる。多くのユーザーを抱え、多くのレンズを持つユーザーを抱えるキャノニコにとって、レンズ仕様を変えることは大変な冒険であり、旧来のユーザーへの反旗となる。その点、ユーザー数の多くなかったソニーは果敢にレンズ仕様も共に変更するという荒業が出来たということだ。古く、大きな組織になるほど、改革・革新のスピードが衰える。自己の成功体験に安住しようとするDNAが働くからだ。しかし下位ブランドは起死回生を狙う戦術に出る。もし将来、ソニーが『カメラと言えばソニーと言われる存在』を実現すれば、企業経営史にとって新しい一ページを切り拓くことになるだろう。


★<英閣僚の辞任劇>EUのトゥスク欧州理事会常任議長=EU大統領は、英国でデービスEU離脱相に続きジョンソン外相が辞任したことに関し、ツイッターに『政治家は現れては去るものだが、彼らが作りだした問題は残る』と書き込んだ。英政権内で強硬離脱に向けた動きを主導してきた2人を暗に批判した。

トゥスク大統領は『デービス、ジョンソン両氏と共に、英国でEU離脱の目標そのものが消えなかったことが悔やまれる。しかし、今後の展開は誰にも分からない』とも付け加えた。英国でEU離脱を断念するように求める世論の高まりに期待感を示したものと見られる。混迷のイギリスだわな。


★<豪雨被害よりカジノ優先批判>阿倍政権の豪雨被害対応への批判を野党が強めている。10日は、石井国交相がカジノを含む総合型リゾートIR実施法案の担当として参院内閣委員会に6時間出席するのを優先したことに批判が集中した。国民民主党の矢田議員は『一刻を争う状況でカジノ法案の審議をしていいのか』と質した。石井大臣は『審議のあり方は国会で決めていただく』と語るに留めた。立憲民主党の辻元国対委員長は『国交省が中心にならないと、道を開けることが出来ない。人命第一と言いながらカジノ第一だ』と批判。大豪雨の夜は、首相出席の『赤坂自民亭の大宴会』が行われたことに『無神経、危機管理能力欠如』と厳しい批判が続いている。


★<マツダ操業休止から立ち上がる>広島の自動車メーカーマツダは、豪雨災害による操業中止を11日も続けた。地域の道路が寸断されて部品供給、物流が滞っていることなどが理由。が、最大の問題は、従業員が出社出来ない交通網の遮断にある。JRは、海田市~三原まで運行停止、呉線は全面運休。山陽自動車道も不通、呉高速も不通。従業員が多く住む、瀬野川・西条・高屋方面、そして矢野・坂・呉方面からの出勤が困難な状況にある。交通の回復にはまだまだ時間がかかり、特にJRの復旧には日時がかかりそう。マツダの操業休止は当分続きそうだなあ。折角、世界的にマツダ車の売れ行きが好調な中、販売チャンスが減るという経営リスクに直面している。

マツダは、11日、出勤出来る社員を出社させ、操業にどの程度の影響があるかを検証した。早ければ12日、今日にも操業を開始する。休業は休日出勤予定日と合わせて4日間。概算1万5千台の減産になったと見られる。長い盆休みがあるから、それを少し振り替えて、生産台数の取り返しを行うものと見られる。マツダの工場施設自体には被害はなかった。部品メーカーにも大きなダメージはないと言う。物流と従業員の出勤状態がキーとなりそうだ。

と、昨夕マツダはアナウンス、今日12日から工場の操業を開始するそうだ。が、物流のネック、従業員通勤のネックなどを考慮し、工場は昼勤だけの操業で夜間運転を休止。暫くして再度シフトは見直すそうだ。やっと操業再開にこぎ着ることが出来たと言える。


★<日本代表監督に森保元サンフレ監督有力>サッカー日本代表の次期監督の最有力候補に、東京五輪男子代表の森保一監督(49)が挙がっている。W杯で16強入りした西野監督の後任は20日の日本サッカー協会技術委員会を経て、26日の理事会で決まる見通し。

代表監督を議論する技術委員会は次期監督に日本人を据えたい方向でまとまっており、関塚委員長が最終的に人選を一任されると見られる。森保五輪監督は、今大会の日本代表でコーチを務めた。対話を密にするなどして結束し、低い前評判を覆した経緯を知り、ベスト16の成果を引き継ぐ人材として評価されている。

監督を推薦する技術委員会では、西野監督の続投を含めて日本人にチームを任せる意見が根強かった。外国人指導者を排除はしなかったが、いずれにしても日本選手の持ち味を理解して強化を進められる人材を求めた。海外からの売り込みにも、前提の基準を満たす人材の招聘は難しい、との判断が働いた。

8強入りの夢が絶たれたベルギー戦後に、乾は『こういうサッカーを続けていけば、4年後はもっと上まで行けるかも知れない。この経験をスタッフや選手が続けるのが一番いいのでは』と話し、体制の維持を望む声を出していた。過去、W杯出場後の代表監督に日本人を迎えた例はない。W杯出場前から代表強化を実績のある国内指導者に託する時代に入る。


★<クロアチア、イングランドを制す>W杯準決2試合目、イングランドとクロアチアは延長戦の末、クロアチアが2-1でイングランドを下し、クロアチアが初の決勝戦進出を決めた。決勝戦は、クロアチアとフランスの対決となる。

決勝トーナメントでは、2試合連続PK戦となる苦しい戦いを続けて、20年ぶりに4強に入ったクロアチア。52年ぶりに王座を狙うイングランドとの試合は、開始5分、ゴールほぼ正面でインフランドがファールを獲得すると、トリッピアーが右足で直接狙ったボールが、壁の上を通って枠に吸い込まれて行った。


劣勢のクロアチアだが、2試合連続続けて延長戦+PK戦を戦った疲労からプレー精度は上がらずチャンスを作れない。しかし後半リズムが出て来たクロアチアは、68分、右サイドの低い位置からクロスを入れると、飛び込んできたペリシッチが足を伸ばして合わせ、これがネットを揺らした。

両者後半でも決着がつかず、延長戦に突入、死力を尽くして戦い続ける熱戦は109分、ついにクロアチアにマンジュキッチの追加点が生まれ、試合に決着をつけた。栄光の初優勝なるか、クロアチアだ。人口440万人の小国クロアチアが『不屈の精神』でここまで上り詰めた。新しく生まれる森保ジャパンも鍛錬すれば、この座に来れる可能性を秘める。ガンバレ、森保ジャパン。

『空いた場所にニーズ生まれる―そこ、私に使わせて』

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★今日の画像は、NHK大河ドラマ『西郷どん』で島津久光を演じ人気上昇中の『青木崇高』、鳴り物入りで実証試験にはいったが、とても実用化に耐えれないとみられる福島県沖の『浮体風力発電』、息子の妻が家を行ったと心配する『三田佳子さん』。そして、広島市を流れる6つの川の東から2番目『京橋川と比治山の情景』、黄色が鮮やかな『宵待ち草』『金鶏菊』です。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★東京都心の目黒川に近いあるマンションの1階で、かき氷やクレープを売るお店が2017年5月にオープンした。もともとは誰も使わなかった空きガレージ。柴田邦男さん(34)は、ここにキッチンカーを止め、手作りシロップでかき氷を作る。場所代は1日当たり2千~3千円。周辺の賃料と比べると格安だ。

空いた駐車場、空いた倉庫。ただ持って税金だけを払うなら、少しでもお金にしたい。『軒先』はネットを使い、こんな家主と柴田さんのような借り手をつなぐ。17年の利用件数は15年の3倍。西浦明子代表(48)は、『小売業でビジネスを始めるリスクを下げ、革新を起こしたい』と意気込む。狭い平地にビルやマンションがひしめく日本の都心部。かつて不動産バブルに踊った日本に、空いた場所が目立ち始めている。

近藤登さん(67)は、東京の渋谷のフランス料理店を数年前に閉じて、妻の実家のある新潟県に移住した。月に1度は東京に来るので渋谷の自宅を残しておいたが、事実上の空き家にかかる維持費は重い。悩みを解決したのが、駐車場を貸すことだった。利用したのはシェアリングサービスの『akippaアキッパ』。個人や企業が持つ空き駐車場を50万人の会員に時間単位で貸す。15分で90円と周辺より安い近藤さんの駐車場は1ヵ月の半分が予約で埋まり、月2万円程度の収入に。『東京に来れば自分の駐車場を使える』から効率は良い。


JR前橋駅から徒歩10分ほどの場所で08年に廃業した老舗旅館『白井屋』。前橋市出身でメガネ大手ジンズの田中仁社長(54)が自費で買い取った。18年末、建築家の藤本壮介さんの手によるデザインにこだわったホテルに生まれ変わる。『地域に刺激を与える場所にしたい』。田中さんから見れば、空いた店舗は再生に向けた大切な資産だ。

野村総合研究所の予測によると、日本の空き家は今のままでは33年に2千万戸にまで増え、『両隣のうち片方が空き家』になる。見方を変えれば、日本は空き家の大量供給時代に入っていると言える。土地利用の規制を緩めることで、空き家や空きスペースの活用する選択肢が広がる、と指摘する。すべての場所が、誰かの居場所、になるといいな。まさに、人口激減時代の日本の風景の側面だね。

IT進化の時代、これまで予想もしなかったビジネスが生まれるという例だねえ。素晴らしいことだ。


★<洋上発電、不発か>鳴り物入りで実験に入った、福島県沖で進める『浮体式洋上風力発電』の実証研究事業で、ほとんどの風車が思うように発電が出来ていない。設備利用率の目安は新規の風車では30%程度とされるが、そのレベルに達しているのは3基のうち1基のみで、商用化は見通せない。

実証事業は、経産省の委託を受けた丸紅や三菱重工などによる共同事業体が2011年度から実施している。沖合20キロの海上に、出力2千キロワットと5千キロワット、7千キロワットの3基の風車と変電所を585億円かけて建設。最も大きい風車は海面から羽根の先まで200m近くあり、一般家庭6千所帯分の電力を供給出来ると言う。

過去2年間の設備利用率は、2千キロワットの風車が34%で30%を超えたものの、5千キロワットの風車は12%、最大の7千キロワットは2%で、目安に達していない状況だ。経産省は『採用した世界初の油圧式変速機などの不具合』と説明。今後について『まず実証事業の検証が必要で、決まっていない』としている。また、共同事業体側も『商用化については採算性次第』と慎重だ。


やぶにらみだが、三菱重工が入ると物事がうまく行かないんとちゃうかな。MRJしかり、豪華客船建造しかり、三菱自動車しかり。危うい三菱重工と感じるのは我が輩だけであろうか、な岩崎弥太郎殿。

浮体式洋上発電を巡っては、五島列島・五島市の沖合で戸田建設が16年度から2千キロワットの発電所を商用運転している。新たに9基を設置する計画があり、アセスメントの手続きが進んでいる。こちらは成功例だ。


★<中村奨成、3年待ってネ>印象と実像が違うことはよくある。カープ・広陵高校時代、中井監督が『学校史上、最高のランナー』と評した『上本』が、『高校レベルの話。僕は足は速くない』と言ったのには驚いたが、もっとびっくりしたのは、朝山2軍打撃コーチのドライチ『奨成はパワーがないです』の一言だ。

昨夏の甲子園で6本の本塁打も『なんであんなに打てたんだか』と同コーチ。ウエスタンでの一発も『反動を使って振った軌道に球が衝突した結果』と説明した。下から出て遠回りをするスイングを矯正するため、数種類のティー打撃でバットの出し方を勉強中と言う。


大砲の育成には時間がかかる。野手の新人王は、昨年の京田、源田ら好打者型が大半。長距離砲の定位置奪取は西武の山川、巨人の岡本が4年、ソフトバンクの柳田でも3年かかっている。中村奨成も長い目で見る必要があるだろう。

そうして見ると、高卒新人で31本の本塁打の清原(西武)は別格だったのだ。その清原の甲子園1大会本塁打記録を破った中村の大砲的素質を信じたい。朝山コーチは『奨成の1軍入りは3年スパンで見て下さい』とも言った。3年後と言えば進学していれば大学4年。社会人経由のプロ入りなら新人の年代である。首脳陣が描く背番号22の『成長速度』にも密かに驚いている。(参考:中国新聞『スコアブック』)


★<人気上昇中青木崇高>俳優の鈴木亮平が主演を務めるNHKの大河ドラマ『西郷(せご)どん』で、島津久光を演じている青木崇高が話題だ。ドラマには第1回から登場し、SNS上では『ひさみちゅ』と呼ばれ、ひそかな人気を集めていたが、久光が薩摩の国父として藩の実権を握った第20回『正助の黒い石』(5月27日放送)を境に、その存在が大きくクローズアップ。青木は『西郷生涯の敵』として、以前とは異なる“怪演”を随所に披露と、ファンからは熱い視線が注がれている。面白いなあ。


★<息子の妻が出て行った、はあ、心配ですね・・>女優の三田佳子さん(76)が、公式ブログを更新し、息子の妻が家出したことを明かしている。

三田さんは『そろそろお仕事の話をしたいですが、話題休題』と題した投稿で、『代官山の蔦屋書店にたまに行きます。八重洲のブックセンターも好きでよくいきました!東急本店の6階の書店もいいですよね!今日は、脳科学の本や、天使の本なんて、何冊か手に取りました。お腹がいっぱいになったところで、少し読書』と、料理の写真と『画家は語る』、『腸と脳』といった本の写真をアップして読者の話題を繰り広げていたが、突如として衝撃的な打ち明け話をする。

『実は、息子の妻が出て行って』と、仰天の告白。『喧嘩はしないで欲しいんですが、涙、はあ。心配ですね、、、』と、心境を綴っている。なお、三田さんには長男と次男がいるが、どちらのことかは書かれていない。


★<渡辺徹、裕次郎を語る>俳優の『渡辺徹(57)』が、NHK総合の生番組『ごごナマ』に出演し、出世作『太陽にほえろ!』で共演した昭和の大スター、故石原裕次郎さんの豪快すぎるエピソードを明かした。

大ヒット刑事ドラマ『太陽にほえろ!』で、裕次郎さんは主人公の『ボス』、渡辺は新人刑事『ラガー』を演じた。裕次郎さんは当時、『都内の高級住宅地に、それこそプールのついているような大きい家に』住んでいた。『玄関先の上がりがまちのところで生活』出来るほどの豪邸だったが、『新しいところに新築』し、引っ越すことになったと言う。

『徹、お前はどういう所に住んでいるんだ?』と裕次郎さんに聞かれた渡辺は、『アパートの3階です』と答えると、裕次郎さんは『そうか、あそこ空くからお前住め!その代わり、いろいろかかるのは自分でやれよ』と、豪邸を渡辺にプレゼントすると言い出したと言う。


『ボスは嘘をつかない人ですから、エーッ!と思って舞い上がった』渡辺だが、当時の裕次郎さんの運転手が駆け寄ってきて『徹、やめといた方がいい。あそこ、電気代だけで月にウン百万円かかるから』と忠告。新人で収入も少なかった渡辺は『やむなく断念した』と言う。

裕次郎さんの親切心から出た話だったが、渡辺は『こういっちゃなんですけど、ボスはわれわれとは感覚が違うなと思うんですけど』と、苦笑しつつ振り返った。


この『裕次郎さんの親切心』で思い出したのは、『なかにし礼』の作詞家デビュー話。なかにし礼さんが新婚旅行で下田のホテルを訪れた時、裕次郎さんは、フロントのバーでくつろいでいた。なかにし礼さん夫妻を目にした裕次郎さんは、初対面ながら、手招きして『今何やってんの』と質した。裕次郎さんは『太平洋ひとりぼっち』のロケで下田に来ていたのだ。なかにし礼さんはすなおに『シャンソンなどの訳詞で食ってます』と話すと、裕次郎さんは『自分で作詞しなければ儲からないだろう。いい詞が出来たら持ってきな』と。そこからなかにし礼さんの努力が始まり『大作詞家・ななにし礼』も、『大作家・なかにし礼』も生まれたと言う次第。人生、何がきっかけになるか、また何の努力が実を結ぶかわからないという話ではあるが、裕次郎さんの人柄の大きさを示す逸話ではある。


★<肱川水害異聞>愛媛県大洲市が肱川の氾濫で5人もの犠牲者、多くの浸水家屋を出した事故で、上流のダムからの放水方法に疑問が投げかけられている。

問題のダムは、鹿野川ダムと野村ダム。7日午前5時までは普通の放水量だったのが、7時から急激に増水放水となり、一時は適量放水の7倍にも達する急激なものに。国交省四国地方整備局は『適切な注意を払って住民に告知した』と述べているものの、住民はスピーカー放送は聞いていない、一度何か言ったがよく分からなかった、などその行為に疑問点が出ている。

5時まで普段通りの放水をしたと言うことは、この豪雨の危険性についてダム管理者がしっかりとした予知管理能力を持たなかったことを証明している。死亡犠牲者が出ていることでもあり、この事故は裁判沙汰になるな、きっと。家を破壊された人がとても多いので大集団訴訟になるだろう。会見を見ていると、整備局長の目線は住民を見下ろしている姿勢が露骨に見られた。


★<『加計学園、説明責任果たせ』、愛媛県議会全会一致>『加計学園』の今治市への獣医学部新設を巡り、加計孝太郎理事長の6月の初会見で批判が出ている問題で、愛媛県議会は対外的な説明責任を果たすよう学園に求める決議を自民党会派を含む全会一致で採択した。

決議は『県への虚偽報告についての謝罪や理事長の記者会見が行われたものの、未だに混迷した状況が続いている』とし、学生らが学問に専念する環境を整えることは『学園自らが、疑念を晴らすための説明を尽くすことが最も大切』と指摘。『説明責任をしっかりと果たし、学園のコンプライアンスとガバナンスを確立すること』を学園に要請している。

県は、学園に93億円を補助する今治市に対し、31億円を支援する。県議会の議員は『信頼関係構築のためにも、学園がしっかり対応することが大切。議会でも議論になっており、決議を決めた』と説明。別の県議は『県は税金を投入する。県民が十分納得するために、学園の丁寧な説明が必要だ』とした上で、『県民の代表として学園に対して決議した。国への影響力は分からない。国会は国会として議論すればよいことだ』と述べた。学園は朝日新聞の取材に対し、『質問、取材への対応を控える』と回答している。


この学園は『公オオヤケ』の機関ではないな。だから『質問、取材への対応を控える』としている。『公』の機関であれば、国民、県民の質問、疑問に真摯に対応する責任がある。この『私物化』された学園機構には、愛媛県として補助金支援をするのがいいのか、悪いのか。常識的に判断して下しませ、愛媛県議会、愛媛県民、県知事殿。今からでも遅くはない、加計学園への巨大な補助金カットをしましょう。


★<黒田博樹さん1千万円寄付>黒田博樹さんは広島県庁が11日に開設した義援金受付口座に1千万円を送付。広島県は義援金配分委員会を通じて県内の各市町村に義援金を割り振る方針という。お見事、黒田さん。広島人のお手本だな。
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000137-sph-base

『日本の宝―帰っておいで、ママの腕』

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★今日の画像は、日本が自前で造りだした世界最高水準の『国産戦闘機用ジェットエンジン』、JR福井西駅で『引っ越しをするカルガモ一家』、そして広島市西部広島南アルプスの名峰『大茶臼山410m』です。大茶臼山の南側、柚木城山との間にある己斐峠は、現在山を削り新しい道路を建設中。曲がりくねった己斐峠を最後直線で結ぶ大工事をやっています。そして大岩で固められた展望岩。瀬戸内の光景、新しくオープンした・アウトレット、山頂がキレットしている窓が山、そして大茶臼のシンボルであるNTT中継基地アンテナです。山歩きってホントウにいいですねえ。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★名古屋と東京に活躍の場を持つ『Rikyuパートナーズ税理士法人』の代表を務める谷口雅和税理士(47)は、会計事務所や企業の経理部門で働き、腕に覚え有りという女性を積極的に採用している。同社グループで働く12人のうち7人が子育て中の女性だ。

沢田真佐子さん(45)は谷口さんにスカウトされて3年になる。結婚、出産で仕事を離れたが通算20年も会計や経理の分野に身を置いてきた。『沢田さんのような経験豊富な人の力を生かさない手はない』と谷口さん。復職の強い味方になったのは、クラウドだ。自宅から事務所まではバスや電車で2時間もかかる。子育ての傍ら、通勤はとても無理だった。しかしクラウドで顧客や事務所と情報を共有することで、ほぼ在宅で働ける。

東京女子医科大学などでは、子育てや介護などで一旦現場を離れた医師の復職相談に乗ったり、復職のための研修をしたりして支援する体制が整えられている。日本人の高い技術=宝を持ったまま埋もれさせない取り組みだ。


2016年夏から、ウェブを通じて様々なコンテンツを提供する『DMM.com』で英会話事業の広報を努める平里沙子さん(26)は13年に東京大学を卒業した。有名企業に就職したが妊娠を機に半年で専業主婦になった。夫らを見て『私も社会に出たい』との思いは人一倍募るが専門性も経験もない。まずは経験を積もうとDDMのアルバイト職に応募し、その後広報の社員に抜擢された。『この機会を生かしてスキルを高め、仕事の幅を広げたい』と張り切る。

しかし、保育士や看護師といった資格を持っていても、子育てと両立などを考えて、資格とは違う一般職を選ぶ傾向が強い。『深夜勤務や残業を敬遠し、事務職希望が実際は多い』と渋谷のハローワーク職員は話す。

政府は看板政策に『人づくり革命』を掲げ、保育園を増やすなど女性の就労を後押しする。せっかく磨いた腕は使ってこそ生きる。眠れるスキルをい掘り起こすべきだ。しっかり頑張ってもらいたい厚労省だな。


★<三角ベースからビーボール>『三角ベース』。野球をするのに、グラウンドが狭かったり、人数が足りなかったり場合、2塁を省いて、三角形のピッチに仕立てて遊ぶ野球を『三角ベース』と呼ぶ。拙者も小さい頃、公園で10人以下で野球遊びをやる際は、決まって三角ベースだった。その三角ベースをヒントにしたスポーツが、オランダで野球の普及に一役買っている。その名は『BeeBallビーボール』。野球人気の低迷に危機感を覚えたオランダの協会が、10年ほど前に考案し、少しずつ定着してきた。

アムステルダムの郊外。始めたばかりの子が多い『ルーキー』というカテゴリーの試合で、1チームの人数は5~6人。ベースは野球より1つ少ない3つで、15m間隔で本塁と一塁、二塁が正三角形に結ばれている。まさに『三角ベース』だ。

基本的なルールは野球と同じ。一番の違いは、投手を攻撃側のコーチが務め、『打ちやすい球』を投げることだ。打者は何回空振りしても『三振』がない。『打てなければ面白くない。楽しむことが一番だから』と、コーチ。『ルーキー』ではアウト数は数えず、打順が一回りするまで攻撃は続く。フィールドも狭いため、守備機会も多く、『打つ』『捕る』『投げる』という野球の楽しみに多く触れられる。


BeeBollは、2009年頃、オランダ王立野球・ソフトボール協会が考案したもの。サッカーなどの人気に押され、競技人口の減少が続いていたころだ。協会ではその2年ほど前、野球が広がらないことについて、マーケティング調査を実施した。それならばと、協会にいる日本人スタッフが『三角ベース』を紹介し、BeeBollが誕生したという次第。協会では競技人口が増加するまでには至っていないが、減少には歯止めがかかったと言う。まだまだ野球は世界のローカルスポーツなんだねえ。

しかし、いつも不思議に思うのは、オランダ領・キュラソー。そう、あのヤクルト『バレンティン』の故郷。人口はたったの14万人。広島県の東広島市とどっこいどこいの街。それなのに、日本のプロ野球だけでなく、アメリカ大リーグにも多くの選手がいる。野球W杯が行われた時、オランダチームの選手の半分以上がキュラソー出身だったのに大変驚いた。野球人気を復活させたければ、キュラソーで大人気なる理由を解明するのが先ではないかえな。その理由を拙者も知りたいな。


★<長編マンガが1冊になった>電ペーパーを採用し、本物のマンガのような読書体験が出来ると話題になっている『全巻一冊』シリーズに、ついに新作品が加わった。発売第1弾となる今回は、クラウドファンディングで先行発売された『北斗の拳』に『沈黙の艦隊&ジパング』『シティハンター』『ミナミの帝王』を加えた4作品が登場。

昨年9月にクラウドファンディングに出品された『全巻一冊 北斗の拳』。見た目は完全にマンガなのだが、開くと見開きに電子ペーパーが搭載されていて、紙のマンガと同じような読書体験をもたらせてくれるのが特徴。これがマンガファンの間で注目を集め、クラウドファンディングでは2,300万円の出資金があつまり、商品化を達成した。

そして次の作品登場の声に応えて今回発表されたのが、『沈黙の艦隊&ジパング』『シティハンター』『ミナミの帝王』だ。大きさはA5サイズで、7.8インチの電子ペーパー2枚を搭載。作品はSDカードに収められており、それを本体に差し込んで使用する。


『全巻一冊』本体の価格は35,000円で、作品は『沈黙の艦隊(32巻)&ジパング(43巻)』が37,500円、『シティーハンター(32巻+読切2話)』が19,700円、『ミナミの帝王(100巻+利権航空編3巻)』が10,000円、『北斗の拳(18巻/日米版)』が15,300円だ。
なお、『ミナミの帝王』に関しては、アマゾンでの値段が1冊あたり535円(電子書籍)なので、本体の価格を足しても、全巻を電子書籍でそろえるよりも安いということになる。私が電子書籍に対して不満なのは、古本売却の環境がないと言うこと。紙の本であれば、古書店で受け付けてくれるが、アマゾンを含む電子本は、読破後の用途が閉ざされているということだ。


★<南アルプス天然水、西日本では売ってない>宇多田ヒカルのCMソングでもおなじみの、『サントリー南アルプスの天然水』。実は、現在店舗や自販機で購入出来るのは東日本だけ。西日本では販売されていないのだ。九州では『阿蘇の天然水』、西日本では『奥大山の天然水』が販売されている。
一般にミネラルウォーターと呼ばれる飲料水は、処理方法の種類によって『ナチュラルミネラルウォーター』『ナチュラルウォーター』『ミネラルウォーター』『ボトルドウォーター』の4種類に分類される。『ナチュラルミネラルウォーター』の『南アルプス天然水』は、海水が蒸発して雨となり、森の地中に染みてボトリング出来るまでに20年かかる。1991年の発売以降、売り上げが伸びるにつれて、未来を見据えた水源を探す必要があると考え、新たな採水地として阿蘇と奥大山を追加したそうだ。
つまり、南アルプスの天然水の需要拡大によって2003年に阿蘇、2008年に奥大山が発売され、それに伴い、現在は3つの採水地を中心に販売エリアが分けられている、というのが西日本で南アルプスの天然水が販売されていない理由なのだ。阿蘇・奥大山シリーズについては意識的な宣伝活動は行っていないが、宇多田が登山するCM『#水の山に行ってきた』では、南アルプス篇だけでなく、奥大山篇も放映され、水源地の魅力を伝えている。ビールの黒字化に加え、『ウイスキー』の大好調、そして自然水の拡大とサントリーの柔軟で先進的な経営スタイルの効果が結実しつつある。サントリーの本骨頂と言えるだろう。キリンと統合合併しなくてよかったね、サントリーさん。


★<広島の地下水も10年かけて流れてくる>そう言えば、随分昔になるが、広島県農林課のイベントで、県北戸河内の山の植林に参加したことがある。その時県職員の説明で、この地で降った雨が地下水になり、広島市内で組み上げられるまでには10年の歳月がかかる、と言われた。今、広島市で組み上げられている地下水は10年前、戸河内で降った雨なんだな。すごいことだ。


★<国際基準に到達した日本製戦闘機エンジン>6月末、IHIから防衛装備庁に『XF9--1』という戦闘機用ジェットエンジンが納入された。試作エンジンとは言え、推力は15トンを超える。米国の『F-15』やロシアの『Su-35』と言った世界の一線で活躍する戦闘機のエンジンと同等以上の出力を持つ。これまで、日本は一流の戦闘機エンジンを自力で開発出来なかった。

SFX問題で日本が強く出られなかった要因の一つが、自力ではどうしてもエンジンを開発出来るメドが立たず、米国に頼らざるを得なかったことであった。戦後70年以上出来なかったことが、ようやく出来た。日本の航空史上、画期的な出来事と言える。しかも、用いられる耐熱素材『炭化ケイ素繊維』は、唯一日本でしか製造されていない優れもの。確か日本カーボンの独自技術で、これを開発した技術者は並大抵の努力ではなかったと述懐している。やや半馬身、日本の航空機エンジン技術も世界を抜いたと言っても過言ではないだろう。


★<松坂、ほろにが5失点>オールスター第1戦。セリーグは松坂が先発。が、何とホームランを2本打たれて5失点。その後鈴木や筒香のホームランで同点にしたが、最終7-6でパリーグの勝利。ほろにがの松坂ではあったな。でもホームラン競争は面白かった。オリックスの吉田が10本打って存在感を示した。優勝は筒香、実力だな。

『スタートアップ―手書き観光地図に自分の位置表示』

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★今日の画像は、昨年の大豪雨被害から1年ぶりに全線復旧したJR久大線(福岡県久留米市-大分市)、西日本豪雨の影響により、付近の住人から苦情がよせられている姫路市林田町で3,600平方mにわたって崩れた傾斜地の太陽光発電施設。そして、広島西部大茶臼山の山頂に咲く『ニセアカシア』『ガクアジサイ』、畑峠、丸山からやん谷に降りる尾根道の風景、奥の院、火山、武田山の雄姿です。いつ見ても広島南アルプスの山々は雄大です。この丸山457mの東側の谷には、江戸時代に手造りで作られた『堰』があります。江戸の時代から、山津波に悩まされていた里の人達の困惑ぶりが偲ばれます。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★スマホに取り込んだ手書きの観光地図や古地図に自分のいる場所を表示し、町歩きを楽しめる―。そんなサービスを今春から本格化させたのが京都市のスタートアップ企業『Strolyストローリー』だ。電子化した1万種類の地図を用意して多言語に対応させ、観光ツールとして提案する。

年5,500万人近い観光客を集める京都市が265ヵ所に設けた案内看板『京歩きマップ』。Qコードをスマホで写すと、取り込んだ地図がGPSと連動し『グーグルマップ』のように現在地が分かる。この技術を支えるのが『ストローリー』だ。

手書きの観光案内や古地図は縮尺などが不正確な例が多く、現在の地図と位置を一致させるのは案外難しい。そこでアナログ地図で目印となる駅や店、交差点の緯度や経度を複数箇所で設定。演算処理をしてGPS情報と組み合わせ、5m程度の誤差で合致させる。10年かけて作り上げた事業モデルだ。英語の他フランス語、中国語、韓国語への対応も検討中。


当面は無料で提供し、国内外の利用者を増やす。その上で広告の他、利用者の訪問動向や興味といったデータを企業などに外販し収益を上げる。狙うのはローカルとグローバルの間の『グローカル』。地域の魅力や歴史への気付きを促せる利点を観光施設・団体や商店街に提案する。

以前は地図の電子化も受託していたが、17年5月から独自サービスに専念。ストローリーはベンチャーファンドの出資を受け、京都市に移転した。現在は自治体との協業などが中心で、16年3月期の売上高は4千万円に止まる。それでも高橋社長は『世界の主な観光都市を押さえ、訪日客増加も老い風にしたい』と意気込む。米発が牙城を占めるインターネット事業で、独自の位置を示す構えだ。

元気のいいスタートアップ企業の話を聞くと、こちらも元気になる。新しい産業革命、第4次産業革命とも言われる現在、日本勢にもマイクロソフトやグーグル級のIT企業が出て欲しいな。



★<支援物資アンマッチ>西日本に甚大な被害をもたらした、『平成30年西日本豪雨』。今も懸命な救命、捜索活動が続けられている。また全国に支援の輪が広がっているが、残念なことに被害地のニーズ合わないケースも多々ある。例えば、物資が大量に送られてきた倉敷市。猛暑の時季に着られない秋冬ものの洋服も結構多かった。人手が足りず、仕分けができないので避難所のスペースを圧迫するだけになってしまったと。

こうした状況に、市は支援物資の受け入れを一時的に休止すると発表。また個人がたくさんの支援物資を路上に置いていき、自衛隊の通行の邪魔になっているので止めてほしいとも。

そして、何よりも効果的なのは物資ではなくお金。お金ならば、被災地の判断ですぐに必要な物資に換えることも出来るからだ。確かに適切な分配の問題に疑念があるにしろ、配送もままならず、人手も不足しているなかで荷物の処理を強いることを考えたら、たとえ少額であっても、お金の方が有効なのは確かだ。勤めて冷静な対応が必要、ということだろうなあ。


★<大炎上『赤坂自民亭』>ネットや新聞で盛んに拡散されている7月5日夜の『赤坂自民亭・大宴会の図』。

出席者の話によると、それぞれが持ち込んだ酒を飲み比べながらお国自慢をし、安倍首相とツーショットの写真を撮り・・、といった具合で、誰が何を話しているか聞き取れないほどの盛り上がりだった。安倍首相の地元山口の『獺祭』、広島の酒『賀茂鶴』などが振る舞われたが、獺祭を飲めば『安倍支持』、『賀茂鶴』を飲めば岸田支持、など総裁選を題材にしたジョークが飛び交っていたと。

乾杯の音頭は竹下総務会長が努め、『自民亭の女将』でもある上川法相の発生で『バンザイ』をした。タイミングが悪すぎた。まさに未曽有の水害が起き始めてる時に、首相などが酒盛りをしていたのだ。首相官邸で、関係省庁の情報を集めて指示を飛ばすべき役割の西村官房副長官に至っては、午後10時過ぎ、宴会の写真をツイッターで添付し、『和気藹々の中、若手議員も気さくな写真を取り放題!まさに自由民主党』などとのんきなつぶやきをしている。批判が集まるのは当然のことだ。


阿倍首相は8日、首相官邸で開いた非常災害対策本部の会議で『今なお安否不明の方が多数いる。孤立して、救助を求めている方もおり、時間との闘いだ』と声を張り上げた。だが3日前の夜、首相らが何をしていたかを考えると『時間との闘い』と言われても素直に受け入れがたい。阿倍首相の発言も、ネットでは格好の標的材料となっている。

この件で『A級戦犯』とされているのは、ツイッターで世界に発信した西村副長官だ。上川法務相も翌6日、オウム真理教の7人の死刑執行に先立ち、『報復テロ』などを誘発する可能性があり、政府を挙げて万全の措置を取る必要があった。その前夜の大宴会、緊張感がないと言われても仕方ない。

今回なぜ『自民亭』を中止に出来なかったのか。自民党取材の長いベテラン記者はこう語る。『自民党は今、自民党総裁選を前に内向きになっている。国民の声に耳を傾けようという意識がなくなっている』と。国民無視、災害無視の今回の騒動は、相当に自民党に響くであろうな。仲良し公明党も強く非難している。


★<公明党、久しぶりに自民党を叱る>自民党政権の監視役と公言しながら、『モリカケ』問題では何ら、党としての積極的な動きをしなかった、『死んだふりの公明党』が、『赤坂自民亭』騒ぎには一言きついお叱りを。

井上幹事長は、13日の記者会見で、西日本豪雨の初期段階にあたる5日夜に、東京赤坂の衆議院宿舎で安倍首相と党所属議員が懇談する『赤坂自民亭』を開催したことについて、『軽率のそしりを免れない』と厳しく批判した。

井上幹事長は、5日時点で記録的な大雨になる恐れがあると気象庁が発表していたことを踏まえ、『被害が拡大する可能性は当然、想定出来たのではないか。踏みとどまるべきだった』と語った。まあ、この問題、参加した嬉しげな議員がブログに画像をアップしなければそれほどの騒ぎにはならなかったかも。でも不信を呼ぶねえ、国民に全責任を負っていて政権を担当している意味をまったく理解していない阿倍君には。


★<日本列島灼熱地獄>昨日14日、日本各地は猛暑に襲われた。全国927の観測点のうち、猛暑日となったのが161地点、30度以上の『真夏日』が613地点にのぼった。今後数日間は40度に達する地が出る可能性もある。

昨日は、多治見市で38.4度を観測したのを始め、京都市で38.4度、松坂市で38.2度と、5地点で今年初めて38度を超えた。東京都心でも35.4度を記録し、今年初めての猛暑日となった。

観測地点を密集した市街地から高校の校庭に移設したことにより、記録される気温が低くなり『全国一暑い街』の看板を下ろさなければならないと心配される、群馬県館林市、俗称『ズル林市』の最高気温は、午後3時36.8度と、日本一は出なかった。やっぱ、ズル林かな。

『スタートアップ―JR、水素で走る鉄道を開拓』  

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★今日の画像は、サッカーW杯で5大会ぶり2度目の優勝をしたフランスチーム、最優秀選手賞に輝いた『クロアチアのルカ・モドリッチ(左)』と最優秀若手選手賞に選出された『フランスのキリアン・エムバペ』。昭和20年、江田島市切串『大歳神社』の土石流被害者の96名の慰霊碑。古鷹山に登る途中で発見し、手を合わせた。この土砂崩れは最大風速75mというとてつもない台風で、歴史に残る『枕崎台風』の被害によるものだろう。そして、広島南アルプス、大茶臼から丸山を経て、やん谷を下り、一旦西山本に降り、さらに三滝山に登り返しです。この登りがとてもきついですが、歩いてきた大茶臼、丸山、また火山の春日台団地など雄大な景色を眺めながらぼちぼちと登ります。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★JRグループの研究開発を行う『鉄道総合技術研究所』は、水素をエネルギー源とする次世代電車の開発に取り組んでいる。酸素と反応して電気を起こす燃料電池システムを載せる。車両に電気を流す架線を不要にして、日本経済を支える動脈の送電トラブルを減らす。

鉄道総研は昨夏、国分寺市でこの電車の試験走行を実施した。運転者が『出発します』と合図すると、乗り合わせた社員の目が計測器に注がれた。一般の電車に比べて実際の乗車感覚、振動の大きさは変わらない。燃料電池は床の上に置かれていた。水素と酸素の反応で電気を生み出す仕組みは小さな化学工場とも言われ、素材を含め最先端のテクノロジーが欠かせない。

水素を供給するタンクは床下に4つ。動力を補うためリチウムイオン電池も併用する。排出されるのは水ぐらいで、クリーンな電車だ。鉄道総研は2000年代に燃料電池車の本格的な開発をスタートさせた。鉄道会社の車両更新を見据え、新しいプロジェクトに挑むものだ。バッテリーの開発費が大幅に下がったこともあり、実用化に向けて大きく前進している。


新しい車両は、化石燃料のディーゼル車両が走っている地方路線でまず利用される見込み。大量輸送を可能にする架線が当面欠かせない首都圏は、地方路線の後徐々に移行して行きそうだ。

世界を見渡すと、フランスのアルストムが燃料電池電車の開発に着手している。17年11月に、走れる距離が1,000km、最高速度140キロを目指すと発表した。水素を使った電車が『鉄道システムの躍進につながる』と言い表しており、グローバルの新しい開発競争になりつつある。

鉄道会社にとって、送電トラブルが減れば保守費用の削減になる。JR東では営業費用の2~3割を占める。架線など地上設備は平均で60年以上稼働しているが、対策費が増えていくのは間違いない。先端技術で省力化し、収益を確保する。

燃料電池と言えば、すぐに自動車のことを思い出すが、鉄道だって立派な車両だよね。トヨタ、ホンダの燃料電池開発競争も熾烈になっているが、環境に優しい動力源の開発はEVだけに限らず幅広く行われるべきだね。


★<石原伸晃、吠える>石原伸晃元国土交通相は、今回の大災害を見て、『民主党がコンクリート廃絶と言って八ッ場ダム廃止などを言ったが、防水の面からダムは必要だ』と、死んだ子の歳を数えるような訳分からないことを吠えた。『八ッ場ダム』は、4都県の水資源利用の観点から計画されたもので、すでに4都県は八ッ場ダムから水を引くニーズが無くなってたもので、水害防止のためではない。なんと6千億円もドブにすてる建設費を使ったのだ。何をトンチンカンなことを言ってるんだろうか、伸晃は。しかも、四国愛媛県の大洲市の大水害は、ダム放水管理者の放水管理ミスが疑われている。仏作って魂入れずの、この例は、まさに無用なダム、無用な箱物行政にしがみつく自民党の旧弊が未だ亡霊の如く漂っているのだろなあ、都知事戦の大敗北と言い、伸晃君は。すでに首相の資格失格だな。


★<セブン、ちょい飲み100円生ビール>セブンイレブンは、キリンビールと組み、首都圏の数店舗でビールサーバーによる生ビールのテスト販売を始める。仕事帰りなどの『ちょい飲み』需要を掘り起こす。客はレジで年齢確認を受け、S、Mサイズ専用カップを受取り、サーバーのボタンを押して注ぐ。レジ横のコーヒーマシンを使う『セブンカフェ』と同じスタイルだ。

コンビニ各社はカウンターでの『100円コーヒー』を本格展開し、喫茶店などの客を奪った。生ビールの需要が広がれば、外食店などにも影響を与えそうだ。


★<動かぬ球団に梨田元監督屈す>6月16日、楽天の梨田監督が辞任した。やはり残念だと思う。『去年あれだけやれたのだから・・』と言う思いで今季に臨んだはずだ。蓋を開けると4月から外人勢を中心に大不振。決め手は交流戦ではなかったか。相手も変わり、ここでチームを整えていこう、と考えていたはずが、パリーグで1チームだけ置いて行かれる結果に。6月半ばで借金20。

よく見れば、昨季から補強らしき補強をしていない。昨季は外国人選手がそろって好調。その得点力を背景に、則本はエースらしい投球を見せ、ブルペンも役割を果たした。それでも最終順位はソフトバンクに15.5ゲームも離された3位だ。さらに上を目指すなら、もう一段の戦力強化が必要だったろう。

同じ思いを私も昨年末味わった。2015年、16年と2季連続3位。とは言え、いずれも首位と15ゲーム以上も離され、Aクラスの達成感などなかった。だから16年オフに翌年への続投要請を受けたとき、球団にはいくつかの条件を付けた。新外国人の獲得、主砲デスパイネの引き留め、そして選手に比べて上がらないコーチ陣の年俸アップ・・。球団から『全力でやる』との返事をもらい、それならばとクビを縦に振ったのだが、結局一つも実現しなかった。今振り返っても苦しいシーズンだった。


どこか足りないチームを時間をかけて立て直すのには指導者としてのやりがいを感じる。私にとってロッテはそういうチームだったし、同じリーグの西武で選手、監督として優勝を経験した私に声をかけた球団にも、そんな狙いがあったはずだ。

チーム成績の全責任を負うのが監督の仕事だ。1つ勝つことの喜びと難しさを感じた昨季、サインをだせないまま終わった試合が何度あったことか。それでも監督代行などに任せず、最後まで指揮を執らせてもらった。それが自分なりの責任の取り方だった。(前ロッテ監督伊藤勤)


★<西日本豪雨被害の大きさ>災害が起きて1週間を過ぎたが、未だ水道断水の地域が残っている。江田島市もその一つ。広島市に一番近い、古鷹山の北の港、切串も土砂が多く流れ込み、ボランティア40名の人達が入り込んで復旧の手伝いをしている。14日は2.5リットルの水を持って入ったそうだがとても足らず、15日には4リットルもの水を持参したと。

今日の画像にもアップしたが、山裾から比較的緩やかな土地であるのに、昭和20年の枕崎台風では96名という大惨事に遭遇している。もう広島県被害だらけという感じだ。

この炎天下、ボランティアで復興支援を手助けしている人達には頭が下がる。拙者など、行けば反対に熱射病になって手を煩わせる類になるだろう。が、私の知り合いで、近辺の『100キロウォーク大会』には全て参加する高陽町に住む若者(と言ってももう40歳近いが)が、フェイスで、『今日ボランティアに出かけて行きます』と元気な書き込みをしていた。本当に頭が下がる。


切串で96名の被害者を出した『枕崎台風』は、原爆投下、終戦後の1ヵ月後、広島市内だけでも1,156名もの被害者を出す大被害を受けている。とりわけ、佐伯郡大野町の陸軍病院が土石流の直撃を受け、病院は跡形もなく流されて、医療従事者、治療中の被爆者、京都大学の調査関係者など合わせて100名以上が犠牲になった。

今回、広島市内は至って平静で、多量の豪雨も『太田川放水路』を使っての対応で市内はまったく被害がなかった。山裾で、特に扇状地での被害が多い。ある学者は、被害者の方々には申し訳ないが、と断った上で『このような扇状地は過去に幾度となく土石流に飲まれた経験がある地だ。それを頭にいれておかないと大事故、大被害を受ける』と語っていた。この切串の部落は、あの矢野7丁目や熊野の川角の団地、また呉市天応西条地区よりもっと緩やかなスロープである。それでも自然被害は起きるのだ。


★<カープ前半戦総括、緒方監督>カープの緒方監督が、貯金を11作り、首位を快走した前半戦を振り返り、総括した。開幕から新井を欠き、主砲の鈴木、昨季MVPの丸が離脱した時期も過ごし『不安はかなりあった』と振り返りつつ、3連覇へ着実に歩を進めており『若い選手、新しい力が頑張り、この結果になっている』と手応えを口にした。

俊足攻守の4年目、野間が課題の打撃を向上させて台頭し、丸が戦列に戻った後は外野陣に厚みを加え『チームにいい刺激を与えたし、彼の活躍は非常に大きかった』と絶賛した。

投手陣では2年目のアドゥワが中継ぎに定着。動機入団の高橋昴も先発機会を掴み、プロ初勝利を手にした。2位以下に大差をつけても油断は見せず『後半戦の入りを大事にしたい』と準備を整える。地元広島は豪雨被害に見舞われ、大勢の人が悲しみに暮れている。『微力ながら出来ることは、このグラウンドで精一杯頑張って、少しでも明るいニュースを届けること』と奮戦を約束した。

さあ今日から始まる後半戦。緒戦は対中日だ。3連勝は望まないが、着実に2勝1敗を積み重ねて欲しいな。先発はジョンソンと吉見。後半戦のキーはやっぱ岡田君かね、藪田君かね。2人ともしっかりせんと、若手にチャンスを、追い抜かれるぞえ。


★<悪徳商法、スカウト>モデルやタレントになりたい憧れにつけこんで、金銭的、精神的、身体的に搾取することを繰り返し、仕事にしている人達がいる。いわゆる『スカウト詐欺商法』。しかも最近は若い女性だけではなく、年齢に関係なくこの詐欺の対象となっているのだ。

東京都在住の男性(58)は、妻が頻繁に貯金を切り崩し出したかと思うと、メイクや衣装が派手になり、毎週のように食事や飲み会に行きだしたことを、当初は『不倫』でも、と疑っていた。『妻が本当にモデルをしていたとは驚いた。が、生活が派手すぎて、金遣いも荒い。そのくせモデルとしての収入はない。これはおかしいと。更に妻を問い詰めたところ、妻はショーに出る度に運営者に数万円から数十万円を支払い、さらに運営関係者の店で毎週のように食事をしたり飲んだり・・・。衣装も美容室も運営関係者の店で揃えさせられているということで、妻はカモにされているんじゃないか、と・・』。


男性の妻が出入りしているというファッションショーとその運営団体は、いわくつきの団体だった。以前、男女問わず若者をネット上などで集めて誘惑し『ファッション出演料』などの名目でカネを集めていたことで知られているのだ。

『彼らが次に標的としているのは、ズバリ中高年の女性。中高年女性は若者よりカネを持っている。夢を見させておだて上げれば、若者よりうま味のあるカネ儲けになると気付いたのだろう。まあホストクラブのようなもんだな』との評。

彼らに狙い撃ちされた若い女性達は、背負った莫大な借金を返しつつも新たな生活を送っている。中高年女性が同じように奪われてしまったら、立ち直ることは出来るのか。心配は尽きない。


★<フランスの優勝でW杯が幕>サッカーW杯、フランスが4-2でクロアチアを下して20年ぶり2度目の優勝をし、幕を閉じた。日本もベスト16に進出し、それなり日本全国を湧かせた。クロアチアは優勝を逃したが、過去最高となる準優勝を勝ち得た。さすがに午前0時試合開始の中継は見る気がしなくて、録画としたが、予想通りフランスの勝利だった。前回の優勝は、確かイタリアに勝って、ジタンが大活躍した試合だったと記憶している。最優秀選手賞にはクロアチアのルカ・モドリッチ、最優秀若手選手賞にはフランスのキリアン・エムバペがそれぞれ受賞した。

クロアチアは、オウンゴールにPKで2失点が響いたね。延長戦連戦での疲れが出たのかもしれない日本が優勝戦に出る時代はいつになるだろうか。もう5世代も6世代も経ないと難しかろう。拙者はこの世にいない。感じるのは、細かい足技プレー、迅速な対応力、正確なパスだ。特にGKの瞬発力はまだまだ世界水準に達していないし、FWの放つシュートの威力は2流である。今の赤ん坊が大人になったころ、やっと世界水準の足元にたどり着くか。正攻法ではなく、自身が編み出す技法を身につけても優勝戦は難しい。メッシをみていてそう思った。しかしフランスのエムバペはすごいシュートを放つねえ。こんな選手が必要だ。近々生まれる森保日本代表はどこまで世界に近づけるか、が大きな課題だね。

『スタートアップ―「らくらく連絡網」、お金より世のために』

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★今日の画像は、博多祇園山笠の華麗なる『追い山』、アメリカで人気上昇中の日本の車『軽トラ』。そして、広島南アルプス、大茶臼・丸山~三滝山~高峠山~小茶臼の半周縦走。三滝山からは三滝寺に下りるのが普通だが、直進して高峠山に。そこから己斐大迫団地に一旦下り、そして登り返して小茶臼に。後半は薄暗く、落ち葉がうずたかく積もったアップダウンのある道を。小茶臼から西広島のバス停まで20分。大茶臼発、小茶臼、時計の反対回り270度回った縦走であった。距離にして15キロ弱かな。まあ、よい足の鍛練にはなります。右下をクリックすると、大きな画が見られます。

★★★『試合の日程をメーリスで流しておいて』―。『らくらく連絡網』は大学生らが部活やサークル内の一斉連絡に使う最大級のメーリングリスト。運営するのは2017年12月にマザーズに上場したイオレだ。吉田直人社長(54)は数々の企業を創業した連続起業家。がんや自己破産を経験し、行き着いた境地は『社会に貢献する会社』だった。

初めての起業は1989年、25歳の時だった。広告や編集業務を手掛けた。その後、職業紹介の会社を設立し、2つの会社が成長。余力が出て来た頃、『子供の頃好きだったゲームやアニメの世界を作りたい』という思いが強くなった。91年にPC用ゲームソフトを手掛ける『グラムス』を創業した。当時はインターネットの黎明期。CDなどを活用してゲームを作るビジネスモデルは、当時のマルチメディアのブームに乗り、市場の10%をグラムスの商品が占めた。

グラムス創業から4年、がむしゃらに走り続けてきた吉田さんに転機が訪れる。喉頭がんが発症したのだ。放射線治療を続け、3カ月間はしゃべれず筆談。チューブを使って栄養を補給した。『死を覚悟した』と言う。『死ぬまでにドラゴンクエストのような大ヒット作を作りたい』とますます事業にのめり込んだ。莫大な借り入れや、むちゃな開発ペース。現場には疲弊感が見えた。気が狂ってるんですか、とも言われた。


95年にゲームソフト『クォヴァディス』がヒット。アニメを駆使したRPGとして注目を集めた。だが、終わりは突然訪れた。97年の金融危機で、銀行が一斉に融資の返済を求めてきた。自動車や時計まで売って給料は何とか出したが、2ヵ月後倒産した。吉田さん自身も自己破産。債権者に頭を下げる日々が続いた。その後、過去の社員や弁護士、債権者などの後押しもあり、再チャレンジを。

98年に日本初となるタイ古式マッサージを創業した。さらにNTTドコモの波に乗り、携帯コンテンツを開発する『サイバービズ(現ザッパラス)』を創業して、初年度で1億円以上の利益をたたき出した。サイバービズの役員の大半はグラムス時代の役員。再び一緒に戦ってくれる仲間や債権者への感謝は『もうからなくてもいいから、世の中に貢献する会社を作りたい』という気持に変わった。

そこで、01年に『イオレ』を創業した。日韓W杯に向けて、サッカー熱が上昇していた時期だ。始めたのはサッカーの試合結果を配信するサイトだ。プロだけでなく、女子サッカーや中学、大学のサッカーの試合まで配信した。転機は小学校のサッカーチームの監督の一言。『雨の日の対応などを電話の連絡網でするのに時間がかかる』。ボランティアでメーリングリストを作ることにした。一つのチームからその対戦相手に、友達に。サービスは口コミで広がり、気がつけば利用者は3千人を超えていた。


さらに05年に『らくらく連絡網』としてHPを作り、本格的に事業化。広告収入を得るビジネスモデルだったが、広告は付かず赤字が続いた。だが、利用者からの『便利だよ』と言う言葉に感動した。『社会に役立つ仕事が出来て、とても満たされていた』。07年にはらくらく連絡網の会員は100万人を突破。11年頃からようやく事業が黒字化。10年からは、会員データを活用して学生などにアルバイトを紹介する事業も始めた。

現在、らくらく連絡網の会員は38団体、670万人まで成長。赤字続きだったイオレは、売上高が11億円、経常利益が1億円にまで成長。昨年末マザーズの上場を果たした。『会員データベースを生かして成長したい』と語る吉田さん。6件の企業を立ち上げた連続起業家だが、上場に直接関わったのは初めてだった。


★<軽トラが世界から愛されている>『軽トラ』の通称でお馴染みの軽トラックは、農家さんや工事関係者のお仕事には欠かせない存在だ。価格や維持費の安さ、性能面ではもちろん利便性や扱い易さなどからコストパフォーマンスに定評のある軽トラだが、あくまで実用本位での評価で、何となくダサい印象も否めない。そんな軽トラが、アメリカを始めとする海外で大人気を博している。

海外、特アメリカなどは、広大な土地に直線的で広い道路が当たり前なので、車の小回りについてはあまり配慮がなく、長距離走行を想定した大きなエンジンを搭載した車が主流になっている。日本の乗用車としては大型にあたる3ナンバークラスがアメリカではミニマムサイズ、ダッチやハマーがミドルサイズに分類されるのだから、軽トラックを見た時の驚きも想像出来る。


残念ながら、アメリカでは一部の州を除き、軽トラックが公道を走ることは認められていない。しかし、そうした地域でも公道ではない場所、例えばゴルフコース、工場や個人の所有する敷地内だけで使用しているケースもある。

軽トラックが海外で人気を博している理由。
小回りが利いて扱いやすい
とにかく故障が少ない
エンジンが静か
使い勝手の良さ
小さくて可愛い

なにか、軽トラはペットの如く扱われている様子。でも日本スペシャルな軽トラ。世界で活躍の場が発掘されつつあるのかなあ。


★<マエケン7球で7勝目>ドジャース・マエケンが、15日、エンゼルス戦の7回途中に救援登板し、1/3を無安打無失点で投げ切り、今季7勝目を挙げた。わずか7球での白星に、マエケンのツキを感じるなあ。ガンバレ、マエケン!引退前にはカープに戻って来いよ。

カープは今年丸と松山がFA年に当たっている。特に注目を浴びるのが『丸』。千葉県の出身だし、あの能天気の大竹を見習う恐れがあるなあ。心配だ。オーナーの力量が試されるな。


★<中国製小物部品>最近アマゾンで、PCやカメラの小物部品を買うと、大連など中国からおくられてくることがある。来週から、スイストレッキングに3週間の日程で旅立つが、帰路、キャセイ航空を使うので、20年ぶりに香港を。ふと、香港のガイドを見ていたら、電気コードのソケットが、欧州とも日本とも違う3本爪のBFタイプだと。まあたった3日だから、カメラの電池も、Fire8の電池も持つとは思うが、念のためソケットを手配。

1度しか使わないので、アマゾンで最安値を見ると90円というのがあった。恐らく中国製であろう。日本メーカー名がついたものは400円以上もする。これこれとチェックすると、送料が300円と。なんのことはない。広島のエディオンで調べると単体で350円。まあ目くそ、耳クソの範囲だが、1回しか使わないので更に超安値を探して。

翌日、再度アマゾンをチェックすると、50円というのがあった。これこれと送料をチェックするとなんと130円。注意書きに、本品は中国から発送されます、とある。時間がかかるのだ。そう言えば、少し前、DAZNをテレビで観るため、HDIMコードを買ったが、これも大連から送ってきた。送料込みで300円程度と超安値であった。時代は中国だなあ、恐れ入りました。


★<ボランティア4万人>西日本豪雨被災地には、連日の昨日も猛暑にもかかわらず、広島県、岡山県、愛媛県を中心にこの3連休中に『4万人のボランティア』が集結。被災地の復興への手伝いに汗を流した。記録によると、2014年8月に起きた広島市土砂災害で全国から集まったボランティアは2ヵ月間で4万6千人。今回は3日間でこれに及ぶ人達が参加したことになる。日本人の善意、気力は衰えていない。ボランティアの皆さん、暑い中ご苦労様でした。


★<カープ、白星発進>カープが中日3連戦、鬼門の名古屋ドームで緒戦を5-1で快勝した。丸、松山のホームランで先行し、ジョンソンが7回1失点。3連覇に向け無難なスタートを切った。が、問題はジャクソン。8回に登板したが四球にヒットとピンチを招く。ベンチは今季育成から拾いあげたドミニカンのフランスアを投入し、切り抜けた。フランスアの存在感が高まっている。9回は中崎がぴしゃりと、はいかなったが、無失点で。今日は、九里が先発。中日は笠原。まあ打ち崩せるだろう。心配は昨夜自打球を左ふくらはぎに当てて交代した。緒方監督は大事ない、とは言ってるが心配だ。

『外国人材Ⅰ―いずれ誰も来ない国になるかジャパン』

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★今日の画像は、サッカーW杯ロシア大会の決勝戦後、土砂降りの雨の中行われた15日の表彰式で当初、『ロシアのプーチン大統領だけに傘が差し出された』の図。隣のフランスのマクロン大統領やクロアチアのグラバルキタロビッチ大統領らには傘がなくずぶぬれになり、各方面から批判が出た。至極当然なこと。まあ、欧州の田舎の国・ロシアだからその程度だろうなあ。

英国の国際航空ショーで初めて一般公開フライトをした『三菱のMRJ』。受注は大丈夫かな。ボーイング、エアバス共、この領域へブラジル・エンブラエル、カナダ・ボンバルディアと提携して進出してきているが。まずは、債務超過を解消しなければ商売にならないねえ、MRJさんよ。

そして、広島市西の『小茶臼頂上の風景』。景観はまったくないが、中世、毛利の時代までここに『平原城または己斐城』なるものがあったそうだ。空堀もあり、本丸跡、二の丸跡の標識もある。地元がなんとか史跡としてのこしたい様子がよくわかるが、あまり知られていないねえ。付近の落ち葉の整理が全くできていない。志と現実が違うと感じた小茶臼の山頂でした。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★中国上海市内には、多くのフィリピン人女性が家政婦として働く。38歳の女性は『子供達と離れるのはつらいが、家族を支えなくてはいけない』。月収は14万円。日本で働いた経験はあるが『収入が日本よりも2割多い。中国の方が条件がずっと良い』と。中国に不法滞在するフィリピン人家政婦は20万人いると推測されている。斡旋業の男性は『ビザなど規制が緩和されれば殺到するだろう』と話す。

外国出身者の人口は、日本のみならず、韓国、中国など近隣諸国で増加傾向をたどる。経済成長によりアジアで働く労働者の賃金もうなぎ登りだ。一般工の月給はインドネシア・ジャカルタがここ10年で2倍近くに増え、ベトナム・ハノイも3割上昇。日本との格差は徐々に縮まる。受け入れに制約ばかりが目立つと、いずれ日本は選ばれない国になってしまう。

日本に技能実習生を最も多く送り出すベトナム。27歳の男性は、実習生として日本に行くのを止め、台湾を選んだ。台湾の方が長く滞在出来ると考えたから。実習生を送り出す機関の担当者は、『今後5年は日本に行きたがる若者が伸びるだろうが、その先はどうなるか分からない』と語る。


日本は2015年から25年までの10年間で、15~64歳の男性人口が270万人減る。これを補う高齢者や女性の就労も限界が近い。25年には団塊の世代が全て75歳以上になる。外国人材に三顧の礼で来てもらわなければいけない時代が現実味を帯びる。待っていても経済力が引き寄せるというのはもはや幻想だ。官民ともに外国人の立場になって魅力を売り込む知恵を練り上げる必要がある。

起業を目指す人材にビザを認める特区となった福岡市では、手厚い支援体制で20人超が会社を起こした。『起業の準備期間が半年というのは短い。1年にしてくれれば』。フランス人男性(29)の注文にも国が対応を検討中だ。受け入れ分野を一気に広げるのが難しくても、こうした取り組みは日本の競争力を引き上げる。やっと厚労省、外務省も骨太で単純労働に5年の在留期間延長に取り組む。意欲と質の高い外国人材を得るために、残された時間は少ない。遅かりし、鹿之介にならぬよう、ご用心、ご用心。

あれもこれも、長期政権・自民党の失政の結果なんだけど、今一つ国民にその認識がないな。自民党の失政を指摘するメディアも少ないし、何といっても選挙で勝たせているんだからな。困った国になっている現状を憂うなあ。その失政の自覚もない自民党も憂うなあ。今だ、保育園への待機児童ゼロが達成されていない状況が如実にそれを証明している。


★<水素発電、市街地に供給世界初>温室効果ガスの削減が期待される新エネルギーの『水素』。日本企業が、水素発電で造った電気を神戸市内に供給する初めての取り組みを進めている。海外から注目される一方、石油などの燃料より高い価格が依然として課題だ。

神戸市中心部に近いポートアイランドで今春、水素だけで発電した電気が造られ、周辺に供給することに世界で初めて成功した。手掛けたのは、大林組と川崎重工業だ。市街地には今、天然ガスとともに燃やして発電した『水素電気』が届けられている。発電出来る最大1,800キロワットの電気のうち、設備の消費分を除いた1,100キロワットが、周辺の病院やスポーツセンターなど4施設へ供給される。発電時に発生する熱で作った蒸気も、病院など2施設に熱源として供給する。水素発電による市街地への供給もまた、世界で初めてと言う。

一連の取り組みは、『新エネルギー・産業技術総合開発機構=NEDO』からの助成を含めた総額20億円の技術実証だ。水素は燃やした際に二酸化炭素CO2が発生しない理想的なエネルギーとされ、海外からも注目されている。神戸にある発電施設には、有識者や専門家など10カ国、350人以上が視察に訪れた。


神戸港のある空港島では水素の調達自体でも実証が始まろうとしている。水分が多くて燃料としては使いにくい『褐炭』から水素を造り、豪州から専用船で神戸まで運ぶものだ。415億円にのぼる日豪のプロジェクトには川崎重工や岩谷産業などが参画。2020年頃の水素の運び出しを目指す。

政府が掲げる包括的に取りまとめた『水素基本戦略』では、30年に燃料電池車や燃料電池バスを普及させ、燃料となる水素の供給拠点も900ヵ所整備するとある。水素の調達量も、施設の整備増強に合わせて、今の200トンから30年には30万トンまで増やす方針だ。神戸市は『水素スマートシティ神戸構想』を掲げており、企業の実証実験を後押しする土壌を持つ。

水素の価格が高い点が障壁とされるが、日本エネルギー研究所では『水素の価格目標は、他のエネルギーとの比較で導き出されたもの。輸入水素の市場が構築されなければ、実際の価格は不確定だ』と指摘する。まさにバラ色一色の水素時代、来るかな。来てほしいな、科学技術先進国ジャパンに。


★<豪雨被害>時間が経過するに従い、西日本豪雨被害の詳細が鮮明になりつつある。私が感じるのは、特に絵下山から天応の烏帽子岩山までの被害が甚大で、未だ水道の復旧していない地域もあり、土砂に埋もれた家屋の復興もままならない。

指摘されているのは、広島県に多い花崗岩が風化して真砂土になる過程での豪雨被害で、土砂と石の流出で被害が大きくなったと。私は、年に何回か烏帽子岩から絵下山へ縦走するが、山はほとんど真砂土に覆われ、下山道ではこの真砂土に足が滑りやすい環境にある。


安芸区矢野東で起きた事故の中に、警察官2名の行方不明がある。災害時、熊野から矢野に下りる県道が、川からあふれ出た水であふれかえり、車も走れなくなった状況になった。その時、通り合わせた警察官2名が、車から降りて、動けなくなった人達を車の中から連れ出し、川に沿って設置されていたガードレールにつかまって、安全を確保したそうだ。ところが、警察官2名と民間人1人がつかまった最下降部のガードレールが音とともに剥離し、3人は水に飲まれてしまったという次第。いまだ1体は見つかったが残る遺体はみつかっていない。警察官としての使命感から命を落とした若い2人のご冥福をお祈りします。  合掌

さらに上水道が断水の三原市では、海水を真水に変える新兵器が投入された。水資源機構の支援で、1日85トンの真水が得られると、三原市は本郷にある取水所が水没し、浄水のための機械類が動かなくなっている。この暑い最中、復興作業に水道が使えないという生活苦は大変なものだろう。早く復旧させておくれ三原市水道局殿。


★<とっても面白いリプレー検証>今季から取り入れられた『プロ野球リプレー検証』。監督の要請で、1試合2回まで。リクエストが正しければ、回数は減らない。昨日のカープ-中日戦で、リクエストで審判ジャッジがひっくり返ったのが2回もあった。平均1試合、1回程度か。なら、昨季まで、誤審が1試合に1プレーあったことを実証しつつあるな。一体審判団はプロかアマか。しっかりしてほしいよね。


★<セブン、100円ビール販売中止>セブン-イレブンがキリンと共同し、都内のセブン-イレブンの店で100円ビールのテスト販売を予定していたが、これを中止にした。理由は、『注目が集まりすぎて販売体制が整えられない』との嬉しい悲鳴。

『想定以上の需要が予想され、供給が追いつかない』と言うのが本音。一方で、導入が広がれば外食店や居酒屋への影響が及ぶとみられ、外食業界では『生ビールとつまみを買っても500円。価格競争力が強く、確実に客が奪われる』などと警戒の声が上がっている。すごいセブン-イレブンの企画力だと、その点は高く評価するな、拙者は。これがローソンやファミマから出ないところが、また問題なんだな。


★<小栗旬の坂本龍馬>NHK大河ドラマ『西郷どん』がいよいよ佳境に入った。動乱渦巻く幕末、お馴染みの志士たちが続々と登場する。その中で、なくてはならない人物が坂本龍馬だ。今回、龍馬を演じるのは小栗旬。大河ファンの中からは、『あんな甘っちょろい雰囲気の俳優が坂本龍馬?ちょっと違うだろう』と言う声が聞こえる。

ところが、画面に現れた小栗を見た瞬間、そんな思いは吹き飛んだと言う。『服の上からでも分かる。明らかに身体がごつくなって、ワイルドなイメージを醸し出している。これまで大河で龍馬を演じた江口洋介、玉木宏、福山雅治らとは、またちょっと違う、人物像に仕上がっている』と。


小栗は役作りのために積極的に身体を鍛えていると言う。『週5日、1時間のトレーニングは欠かさないようだ。5月から大河の撮影に入ったが、西郷隆盛を演じる鈴木亮平さんとは筋トレ仲間で、自宅にこしらえたトレーニングマシンエリアで一緒に鍛えることもある』との証言もある。

また、下半身の動きを身に着けたいということで、キックボクシングのジムにも通い始めたと言う。小栗に限らず、最近は筋トレを導入して、身体作りをする若手俳優が増えている。よく名前が挙がる、岡田准一は、ドラマのために体作りをし、格闘技もマスターした。今ではインストラクターの資格もあると言う。鈴木亮平も西郷隆盛のイメージに合うように調整している。俳優稼業もなまじっかでは務まらない時代に入っているんだねえ。すごい、小栗に鈴木に岡田、ではある。


★ここ10日間、このブログのアクセス数が急上昇し、15日には、なんと480アクセスを達成しました。ご訪問に感謝し、これからも内容のあるブログをアップしていきます。謝謝。(#^.^#)

『外国人材Ⅱ―日本語が話せなければイヤな国になる』

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★今日の画像は、活躍する広島少女ユニット『STU48』、カープ戦を制し逆転優勝を狙う、オールスター戦での阪神金本監督とカープ緒方家督、呉市で集落全体が土砂で埋もれた『市原地区』。

そして広島市八丁堀にある映画館『サロンシネマ』のエントランスと上映予定映画の張り出しです。夏は涼しい映画館、はどうでしょうかしら。

★★★世界の中でも習得が難しいと言われる日本語は、外国人材の生活にとって大きな壁だ。時には地域でのコミュニケーション、労働や就職の深刻な妨げになる。

公立夜間中学校は、今や生徒の8割が外国籍だ。夜間中学は全国で31校設置しているが、外国人の増加で74市町村が新設を検討している。UAEドバイ生まれの男性(18)は、大阪府守口市立の夜間学級に通う。中古車解体・輸出業者で働く父親に呼ばれて3年前に来日。仕事を手伝うつもりだが、商品管理には日本語が欠かせない。企業の54%が日本人並の読解を期待するが、そこで働く外国人労働者で条件を満たすのは28%に過ぎなかった。

大学助手として外国籍の子供教育を研究するペルー出身の日系4世、村井ロサさん(36)は20年前の来日時を忘れない。定時制高校に通いながら工場で働いたが、日本語の指示が理解出来ない。怒られてばかりで、日本はイヤな人しかいないのかと思った、と述懐する。その後、民族音楽を通じて日本人と交流し、言語が上達した。政府は日系4世の若者を対象に就労ビザを認める方針だ。村井ロサさんは、後輩が増えるのを前に『国の責任で学習機会を確保して欲しい』と訴える。


2015年にフィリピンから来た16歳の少年は、松戸市の公立中学校入ったが、周囲は日本人ばかり。特別な支援もなく、最初の1年間は授業の内容が全然分からなかったと言う。ボランティアの自主夜間中に通って遅れを取り戻し、高校に進学した。

子供が地域にとけ込めなければ親の外国人は安心して働けない。犯罪に走るなど、治安に悪影響を与えれば地域の大きなコストだ。逆に地域で育てれば納税や労働をもたらす。帰国しても日本好きで言葉の出来る外国人が増えれば世界への発信力を担う存在になる。日本のアニメや音楽のファン層の拡大に繋がり、ソフトパワーを強める。企業が世界で事業拡大をしていく上でも大きな力になる。

日本語普及を財政の苦しい自治体に頼っても限界がある。一方、地方ほど人口減で外国人の存在感は高まる。国益をもたらす日本語学習をどこまで支援すべきか。国の思いは見えてこない。


★<阪神、言うは易し、行うは難し、取らぬ狸のカープ越え>阪神は後半戦の目標を『打倒広島』に絞り、逆転Vを狙うが、当然口で言うほど生易しいものではない。後半戦の巨人戦、すでに3連敗の体たらくだし。

カープとの直接対決14試合を残し、数字上は9ゲーム差からの逆転は可能だが、『打線が奇跡的に爆発でもしない限り難しい』と球団OBは受け止めている。チーム打率.242、チーム本塁打42、得点288は全てリーグワースト(18日現在)。5月には12試合連続1桁安打、10試合連続3得点以下の貧打に泣いた。先発オーダーは猫の目で、規定打席に到達している打者は糸井、糸原、福留の3人に過ぎない。

『広島とのゲーム差、対戦成績3勝8敗は、攻撃力の差。とにかく役者が違う。好機は作るがタイムリーが出ないのは打撃の若さ。経験不足でプレッシャーに弱い』とも指摘する。開幕時のオーダーから今も残るのは先の3人だけ。ロサリオ、中谷、高山、大山らは不振で次々と2軍落ち。落ち着かない打線は繋がりを欠き、残塁の山を築く原因になった。


金本監督は『打線での対応力に欠ける。考える力がない』と嘆く。この難題が後半戦で簡単に解決するとは思えない。売り出し中の陽川にしても、敵のマークは激しさを増し、そろそろ壁に当たるのではないか。『打者個々に対応力がないなら、せめてベンチが助けるしか手立てはない。相手バッテリーの癖や配球を読み、狙い球を絞らせてはどうか。いつまでも選手任せでは、前半戦と変わらない。変化はベンチにも求められている』とOBはハッパをかけるが。

そう言えば、カープの西川がお立ち台に立った時、『東出コーチから相手投手の配球内容から、打つ球をカーブに絞るように助言されたのが成果に結びついた』と語っていた。後半戦、阪神は巨人戦3連戦、2戦を終わって、2連敗。3戦目復活岩田に期待したけど、投手に2塁打を打たれる体たらくではどうしようもないな。すでにこの時点でカープとの差は9ゲームに開いた。『金本吠えれど、ダメ虎は猫の如し』とは阪神ファンの耳には痛い言葉だろう。それよっか、巨人が投手陣の整備が進み、打線も好調。坂本、ゲレーロを欠いても阪神に楽勝しているのだから、怖いな。

明日からのカープ・巨人戦の頭に巨人は菅野を持ってくる。カープは大瀬良で迎え撃つ。鈴木も自打球で休んだから、エネルギー一杯だろう。丸が菅野をギャフンと言わせれば、カープの今季優勝の目が大変強くなるな。猫になった虎など怖くはないわな。


★<中国地方のアイドル>乃木坂46やAKB48といった東京発の女性アイドルグループが人気を集める中、中国地方でも数多くの『ご当地アイドル』が地域と観光の盛り上げ役を担っている。地元イベントやバラエティー番組に活躍の場を広げ、地域活性化に新たなキープレーヤーとして存在感を高めている。

5月下旬、エディオンスタジアムでのJリーグ公式戦の試合開始前。スタンド前広場で、ガールズグループが多くのサンフレサポーターを前に歌い踊り、雰囲気を盛り上げた。ステージに立つのは『SPL&ASHスプラッシュ』。首位を独走するサンフレの公式応援ユニットとしてホームゲーム開催日に毎試合活動する。メンバーは『アクターズスクール広島ASH』の現役スクール生。人気グループに毎年のようにメンバーを送り出し続けている『名門校』で、卒業生3人がそのままユニットで活躍中の『まなみのりさ』もいる。

産声を上げて20年を迎えるASHだが、スクール生の大半が出演する劇場定期公演を6月24日初めて開いた。地元・広島の盛り上げも狙ったもので、広島市の『ピースカフェ』を会場に100~150人のファンを集めて年8回開く予定だ。世界で活躍する音楽アーティストを育てた有力スクールの新たな仕掛けとして、幅広く注目を集めそうだ。


瀬戸内の魅力を発信しようと、昨年結成されたグループ『STU48』。山口県出身者がセンターを努めたデビュー曲『暗闇』は、オリコンシングルチャートで週間1位を獲得。ミュージックビデオも瀬戸内海を舞台に製作された。

観光地域経営組織『せとうちDMO』は『彼女達が「瀬戸内大好き」と叫べば誰よりもインパクトが大きい。イベントやライブにはファンが全国から集まり、エンタメの力のすごさを感じる』と影響力に驚く。数多くのイベントにも引っ張りだこで集客の目玉としても欠かせない存在になっている。

一方、山口県を拠点に活動するのはその名も『Yamaguchi 山口活性学園』。毎年夏に開かれる国内最大級の『東京アイドルフェスティバル』にも常連で出演、『山口』を全国にアピールする。


広島県で活動するアイドルは39組と、中国地方で最も多い。日本のアイドルは海外ファンも増えつつあり『文化が受け入れやすいアジアや欧州に中国地方の良さをSNSを通じて発信してほしい』と、アイドル活性協の金子代表は語る。

すごい時代だねえ。広島県内に39ものアイドルグループがいるなんて。日頃は見る機会がないが、一度『ピースカフェ』を覗いてみる必要がありそうだ、な。


★<秋田県小中学校、冷房設置率1.8%>7月に入り、最高気温が30度以上の真夏日が続く中、秋田県内のほとんどの小中学校では、児童生徒が冷房のない教室で授業を受けている。文科省によると、授業で最も多く使う普通教室の冷房設置率は、秋田県が1.8%で、北海道の0.3%、岩手県の1.1%に次いで低かった。導入は新設した一部の学校に止まっており、しばらくは厳しい暑さに耐える日々が続きそうだ。

秋田市広面の城東中学校(497人)では、生徒が額の汗をハンカチで拭いながら授業を受けている。頬を赤らめ、下敷きをうちわ代わりにしてあおぐ生徒の姿も。2年の男子生徒は『廊下側の席は風が通りにくく特に暑い。ぼーとしてしまう』と笑いながら話す。

夏場は、北国だから涼しいという訳にはいかない昨今の気象状況であろう。むしろ東北の日本海側ではフェーン現象で太平洋側より暑くなる日も多い。秋田県は財政面などの困難から冷房設備の設置が難しいと言うが、子供は国の宝だ。大事にせんとあかんぞえ、秋田県、佐竹知事殿。


★<米、ロシア女性工作員を逮捕>米トランプ大統領がロシアプーチン大統領と首脳改題を行っているさ中、米司法省は米ロビー団体『全米ライフル協会NRA』などの政治団体との関係構築を通じて米国政治への干渉を企てたとして、ロシア人の女を逮捕した。

司法省によると、『マリア・ブティナ容疑者(29)』は、首都ワシントンで15日に逮捕され、16日に出廷。『米国人との関係を築き、米国政治に影響力のある団体へ潜入することにより』、ロシア政府の工作員として行動することを共謀したとして訴追された。

ブティナ容疑者は、無申告のままロシア政府のために行動したことで米国法に違反したとされる。ブティナ容疑者は、ある『ロシア当局者』と緊密な関係を持っており、この当局者の指示で活動を行っていた。逮捕関連書類にはこの人物の身元は記載されていないが、報道ではロシア人政治家の『アレクサンドル・トルシン』の名が広く取り沙汰されている。


ブティナ容疑者とこのロシア当局者は、米政治からとの関係構築を通じ、ロシアが『米国の政策決定機構に入り込む』ために使用出来る『裏チャンネル』の連絡経路を確保しようとしていたと言う。

日本は、『スパイ防止法』なる法律がない。よって、ロシア、中国、はたまた北朝鮮スパイの活躍がやりたい放題だと。あの忌まわしき『拉致』も、なんら防止できなかった日本警備関係者の責任はなんとも薄く、軽い日本国首脳の思考形態であると感じるなあ。困ったことだ。

さあ、ロシアと手を結び、持ち上げるトランプ、中間選挙はどうころぶか。これでもか、これでもか、と愚かなる発言、行動、政策をアメリカ国民はまだまだ支持するのだろか。愚かなるアメリカ国民なり、だな。


★<平幕大相撲・大阪場所>3横綱、1大関が休場の大相撲大阪場所。おっ琴奨菊も休場だ。なんとも気の抜けたサイダーだなあ。あっと、ビールか。特に抜けた感じだ。関脇『御嶽海』が全勝街道を突っ走るが、これも横綱、大関の休場の影響は大である。まあ怪我だから仕方ないとは言えるが、こんな状況が続くと、『国技』の看板が腐るねえ。ところで、この『国技』、一体誰が決めたのだろうか。憲法にも法律にも定めはない。マスコミが命名したのだろうか。熱心な相撲ファンでない拙者から見ると、現在のスポーツ業界の状況から見て相撲が『国技』はおこがましい、と思う。


★<日経電子版60万人を超える>『日本経済新聞 電子版』の有料会員数が60万人を超えた。2010年3月の創刊以降、30~50代のビジネスパーソンを中心に有料会員を増やしてきたが、近くは20代、女性の有料会員が増え、幅広い層の支持を受けていると説明する。無料会員を含む登録会員数も400万人を突破と意気軒昂。日経電子版は『デジタルファースト』を念頭に情報配信をしていくとしている。

有料会員60万人は立派。広島の中国新聞の発行部数(購読部数ではない。単に中国新聞の印刷所を出た発行部数)と同レベルとは、経営的に良い影響を与える形になるだろうなあ。お見事、日経殿。


★<岐阜多治見市40.7度>酷暑の続く日本列島。昨日、岐阜県多治見市では午後、40.7度の最高温度を記録した。40度超えは5年ぶり、歴代第5位の記録だそうだ。日本列島、酷暑で消滅か。ズル林こと、舘林もベスト10入りしたね。ご立派。
  ∥深8市  40.7度      美濃市  40.6度
  K田市   39.7       ぬ掌轍飴圈 39.2
  サ垰圈  39.1       Ψ谷市・館林市 38.9
  ╂椎濟圈高梁市 37.8     伊予大洲市 36.1
  

★<浅利慶太さん死去>戦後日本の演劇興行に革新をもたらした元劇団四季代表で、演出家の『浅利慶太さん』が、悪性リンパ腫のため都内の病院で死去した。享年85歳。私自身、劇団四季は観たことはないが、浅利慶太さんの名と実績は輝くばかりに有名でした。ご冥福をお祈りします。  合掌


★<EUのグーグル制裁金5,700億円>EUの欧州委員会は、米グーグルに制裁金5,700億円を払うよう命じた。携帯端末向けの基本ソフトOS『アンドロイド』を巡って、EU競争法(独占禁止法)に違反したと判断した。欧州委による独禁法違反を巡る単独企業への制裁金では過去最高額となった。

問題になったのは、世界で20億人が利用し、グーグルの成長を支えてきた『アンドロイド』を巡る商慣行だ。スマホ向けOSで圧倒的シェアを占める『アンドロイド』と自社製のアプリを『抱き合わせ』でメーカーなどに提供する戦略などが、他社のアプリを締め出して競争を損ねたと判定した。

まあ、儲けもすごいのだから、制裁金もすごいのだろうなあ。驚くべきアンドロイドではある。


★<サンフレJ1緒戦白星>サッカーW杯のため2ヵ月近く休んでいたJ1が、昨日から再開された。2ヵ月もの空白がチームにどのように影響しているか心配だった。サンフレの対戦相手ガンバもこの間に戦力強化に力を入れたはずだから。と、なんと試合開始早々にガンバがレッドを出し、1人退場。これで気分が萎えたのか、ガンバは活力を失ったかに見えた。

そこに、26分、右から和田のクロスにピタリと頭を合わせたパトリック、41分にも右から水本のクロスに頭を合わせ、楽々2得点。ちょっと拍子抜けするような試合運びだったが、それは贅沢と言うものか。後半に入っても、サンフレ優勢の中試合が進む。


後半は開始4分に、左から柏のクロスをパトリックが頭で後に落としたバウンドを、工藤がボレーで見事ゴール。41分には、またも左から持ち上がった柏のグランクロスに、工藤と交代したティーラシンが足を合わせ4点目と、行くところ敵なしの試合だった。一言付け加えれば、柴崎にごっつあんゴールのボールを枠外に2本蹴ったのが惜しかった。せめて1本は入れなければいけない状況だ。まあ、16節で勝ち点40というのは、ひょっとして新記録かもしれないなあ。この調子でいくと、シーズンの勝ち点が80点を超すような超ハイ勝ち点になる。恐ろしい。参考までに、現行の34試合制での最高勝点は74で、サンフレと鹿島が記録している。

『外国人材Ⅲ―世界が職場は当たり前の時代』

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★今日の画像は、プロ野球進出の意向を表明したゾゾタウンを運営する『スタートトゥディの前澤社長』、豪雨大災害の倉敷市真備町で水上バイクで150人を救出した『内藤翔一さん』、京都夏の名物『祇園祭 前祭の宵山迎え』、現在リーグトップの12得点で『サンフレ首位をけん引するパトリック』。そして新潟・山形両県にまたがる花の宝庫『飯豊山イイデザン2015m』の花達です。『ヒメサユリ』『イイデリンドウ』がとても初々しく、美しいです。宵山、名物とは言えすごい人出ではありますねえ。私もかつて、かみさんと宵山見物に出かけました。本当に暑かったです。西本願寺の側にあった東急ホテルに泊まったなあ。

★★★日本企業で働く外国人は、世界を舞台に腕を試したり、いずれ母国に帰ったりするのを望む人も多い。日本を去る人材と長くつながることも成長を取り込む大切な要素だ。

邦銀本店で働く英国人男性(39)は、海外拠点を含めた人事業務をこなす。邦銀に入ったが東京で働き続けたい訳ではない。シンガポールやNYでも仕事をしたい。新天地で経験や知識を身につけるほど処理能力が飛躍的に高まる、と話す。この邦銀には、海外で採用され日本で働く外国人が50人程度いる。永住権を取りやすくなる高度専門職の資格を持つのは1人。あとは企業内転勤などの資格で滞在する。

外国人の在留資格は、永住者らを除けば経営・管理、企業内転勤、技術・人文知識・国際業務が多い。3つの資格の取得者は4年前より5割増加。在留外国人の10%を占めるまでになっている。

グローバル企業では、国境をまたいで働く社員が当たり前。流通・飲食各社は国内需縮小を見越し、海外展開に向け海外人材を盛んに採用。多くはまず日本の本社で経験を積ませる。企業は優秀な人材を採用してつなぎ留めるため、外国人の望む待遇を揃えようとする。荏原は入社5年以内の外国人籍社員に里帰り費用を補助する。2年目のインド人女性(24)は、入社したばかりの寂しさもあるので嬉しい、と話す。いずれはイタリアやブラジルでの勤務を夢見る。


ただ企業努力ではどうしようもない在留資格の制約がある。新興企業や中小が採用した外国人は、資格取得に2~3ヵ月かかる場合も多い。また企業内転勤の取得には、海外で雇った外国人が現地で1年以上働かなければならず、日本と海外の間で機動的な移動が難しい。国のかたくなさだけが際だてば、とれる人材を逃がすことにもつながる。

『ミャンマーに戻っても、技術を教えられる』。愛媛日産自動車のスタッフ、42歳の男性は喜ぶ。来年に帰国し、この会社が現地に作る整備学校で教壇に立つ。そして実習生が働ける工場も設けてくれる計画だ。ある部品メーカーはベトナムの実習生を帰国後に現地工場で雇う。

ベトナムでは、日本に送り出す機関が帰国後の実習生を日系企業に紹介する場合がある。日本の現地機関がもっとその役割を担っていい。育った人材に活躍の場を提供する。日本で働く外国人が増えるほど、優先度が高くなる課題だろう。


★<プロ野球進出希望のゾゾタウン>オンライン通販『ゾゾタウン』を運営する『スタートトゥディの前澤社長』は、自身のツイッターで『プロ野球球団を持ちたい』との意向を明らかにした。そして『みんなで作り上げる参加型の球団にしたい。シーズン終了後に球界に提案するためのプランを作る』としている。同社は、2016年に千葉マリンスタジアムのネーミングライツを取得、『ZOZOマリンスタジアム』とした。

はてさて、どこの球団が身売りにそぐうのか。黒字経営が続いているのは、巨人、広島、阪神だけで、他の9球団は赤字とされ、親会社などからの補てんを受けている。経営的に苦しいのは、ロッテ、日本ハム、オリックス、ヤクルトくらいか。しかしどこも親会社が手放す雰囲気はなさそうだから、このゾゾタウン案件、持ち越しになるのではないだろうか。それともあっと驚く為五郎、で手放す親会社があるかも、な。ロッテは早速コメントを出し、決して売却などしない、と決意を表明しているが。


★<壊滅を救った1本の電話、西日本豪雨被害>交通・通信網が寸断された西日本豪雨で、住民の多
くがヘリで救出された山間地区があった。死者数24人に上った呉市で、大規模な土砂崩れに見舞われた市原集落。負傷者ら40人近くが運ばれた。住民は『九死に一生を得た』と空からの救出劇を振り返る。

きかっけは集落外に出かけていた住民男性による電話だった。市東部の山間部で普段から交通事情が悪く、男性は苦境を見越したと見られ、豪雨があった6日夜、携帯電話で『集落を助けてほしい』と通報した。

消防庁によると、広島県の要請で福岡市のヘリが7日午前7時25分に出動。まず正午前に5人が搬出され、住民は『負傷者がいるので再度来て欲しい』と頼んだ。2時間後、土砂崩れに巻き込まれて負傷した夫婦も搬送され、さらに集会所や自宅に残っていた住民31人も8日、昼以降、香川県の防災ヘリで助けられたと言う。


集落には24世帯が居住。6日夜に土砂崩れが起き、60~90代の男女3人の死亡が確認されている。自治会長の中村さん(68)らによると、一帯は停電し、携帯電話も繋がらず、道路も寸断された。中村さんは『ヘリが来なければ、夫婦は低体温症などで危なかったかも知れない。助けを求める手段がないのは恐ろしい』と振り返る。土砂崩れに襲われ、刻一刻と状況が悪化する中で中村さんたちの焦燥感は募っていた。だが、地元の事情を良く知る男性がでんわが通じる集落外に出ていたことが救助に繋がり、集落ごと取り残される事態は免れた。

市原地区では多くの家屋が全壊状態になり、住民の間には『コミュニティーが崩壊しかねない』との懸念も広がる。一方、通行止めだった道路は14日には行き来が出来るようになり、土砂の搬出や聖地事業が進む。中村さんは『この数日で少しずつ前進している。復興への希望も湧いてきた』と明るく希望を話す。災害を受けられた方々、希望を捨てず、一歩一歩前進復興されんことをお祈りします。


★<三浦雄一郎、90歳でエベレストへ>限界を超えて来た人、『三浦雄一郎(85)』。世界最年長記録の80歳7ヵ月で3度目のエベレスト登頂に成功してなお、全人未踏の領域を目指すと言う。『今秋はヒマラヤ山脈の「チョ・オユー」を登頂し、8210mの山頂からスキーで滑降しようと計画していた。しかし、年齢制限が設けられ、叶わなかった。今後は、7大大陸最高峰の山で調整を重ね、90歳でエベレスト登頂を考えている』。

淡々と語る三浦さんだが、自身の老いに正面から向き合ってきた。『3度目の挑戦前、大腿骨骨折や心臓手術を受け、「再起不能」と言われた。でも私の気持ちは揺らがなかった。「年寄り半日仕事」と決めて、休みを多く取りながら、ゆっくりと登った。諦めなければ道は開ける。あの苦しい世界でどこまで行けるのか。今から楽しみだ』。意気軒昂な三浦雄一郎さんではあります。この生き方、私も見習います。負けられん、三浦雄一郎さんに、だ。


★<15時間で150人救った豪雨救助のヒーロー>西日本豪雨で甚大な浸水被害を受けた倉敷市真備町で、多くの住民が取り残される中、『どげんかしたらんないかん』と、水上バイクで15時間にわたり、120人を救助した町出身の若者が話題になっている。まさに『豪雨救助のヒーロー』だ。救助された住民たちから『命の恩人』として感謝されている。

『おかんが真備の家に取り残されとる。どうにか助けてもらえませんかね』。7日昼前、総社市の建設業内藤翔一さん(29)は、同じ真備出身の後輩の上森さん(25)から電話で頼まれた。地元の浸水被害に、『何か出来ないか』と思っていた矢先だった。趣味で水上バイクに乗ることがあり、免許も持っている。総社市の自宅から真備町はほど近い。

『すぐいっちゃるわ』。水上バイクを友人から借りて、出発した。昼過ぎ、泥水は民家の2階ほどまで上がり水かさは依然として増していた。助けを呼ぶ声に押されたが、『次行くけ、まっとって』と伝え、最初に上森さんの母親を救出した。


残されている人々の多くが高齢者。自力で水上バイクに乗ることも出来ず、抱きかかえる必要がある。途中から地元の後輩にも手伝ってもらった。助け出した人々は、高台にある森泉寺まで運んだ。屋根の上に3時間以上経ち続けて足が動かなくなった高齢夫婦にも出会った。水は屋根の上に達していた。疲れ切った顔で『もうだめじゃ。わしらええけ、他に行ったげて』と言った。『いや、絶対助けてやる』。水上バイクをロープで固定し、屋根まで歩み寄り、水につかりながらも、夫婦が呼吸できるように高めに抱きかかえて乗せた。

日が暮れると、住民はライトを振ったり笛を鳴らしたりして存在を知らせていた。夜中には水深が浅くなり、水上バイクの底が何かにぶつかって何度も転倒したが、起き上がって救助を続け、午前4時までに120人ほどを運んだ。途中から、避難先の森泉寺には内藤さんの後輩数人が集まり、バイクから住民を降ろす作業などを手伝った。


水上バイクは傷だらけになった。燃料は何度も補充した。必死に救助を続け、最後は全身がつって動けなくなった。後日、避難所で炊き出しのボランティアをしていると、救助した高齢者から次々と感謝の声をかけられた。『それだけで、やって良かったと思った』と。

2人は現在も避難所での炊き出しや知人の家や店舗の片付けを手伝っている。実家の片付けも残っているが、『自分が出来ることを続けて真備町を立て直して行きたい』と内藤さん。明るく、元気に被災地を駆け回っている。感動ものだなあ。素晴らしいい内藤さんとその後輩達に感謝の握手と拍手だ。


★<きらぼし銀行員、またもや大犯罪>先般、きらぼし銀行員が、顧客から預かった現金を4億円もち逃げし、手配されているニュースを見た。なんと、今度は『殺人』と。妻を殺し、その遺体を実家の庭に埋めた末、警察に行方不明の届けを出していた。警察の捜査で、行方不明になった場所での妻の行動記録がまったく見付からず、不審に思った警察が夫と母親に再聴取などをした結果、犯罪を自白したと。殺人の原因、経緯、死体を埋めた理由などはまだ解明されていない。が、3流銀行の銀行員らしい犯罪だ、と言ったら『きらぼし銀行』の諸君は怒るかねえ。

『きらぼし銀行』って一体何物。広島地方では一切聞いたことがない。なんと、あの石原慎太郎が都知事時代新設した『新銀行東京』が経営破綻し、これを救うため、東京都民銀行、八千代銀行と合併した新銀行だと。まったくのダメ銀行だ、行員まで腐っている。慎太郎の亡霊が出て来たぞオオオ!こんな銀行と取引する方が間違っている、んだな。


★<サンフレ、後半白星スタート>2カ月の中断で、後半のスタートは如何にと、気をもんでいたサンフレ。その心配をよそに、ガンバに快勝してくれた。嬉しくって、DAZNで録画をもう一度観た。見事なプレーだった。得点を入れたシーンは、この2ヵ月間でみっちりと仕込んだものだろう。とにかくクロスの精度が格段にあがり、出してと受けての呼吸が素晴らしい。パトリックは2得点で現在得点王だし。GKの林の活躍の場面がなかった。なにしろガンバのシュートは3本に押さえられたのだから。DF陣も元気活発なプレーに終始した。地元紙のコラムも、昨日はとても内容があるように思えたのでアップ。

『相手は試合開始早々に1人退場して10人。そして大量得点リード。「勝った」と隙が出てもおかしくない状況で、選手達のプレーは研ぎ澄まされていた。FW陣そろい踏みの4得点の陰で、今季11度目の無失点を成し遂げた守備陣が強さの根源だと再認識した。

3-0の後半28分、記者席で背筋が伸びた。パトリックがオフサイドを取られた瞬間、青山が鬼の形相で叫んだ。「切り替えろ」。柏はダッシュで戻り、パトリックとティーラシンも動き直してパスコースを消した。戦意を喪失した相手にも油断することなく、今季最少の被シュート3本に封じた。


中断期間に主導権を握る攻撃の練習を重ねながら、守備も引き締めた城福監督の手腕見逃せない。W杯1次リーグで1発のカウンターで破れたペルーの試合を選手に見せた。「素晴らしいサッカーをしていても1回返らなかっただけで、負けるんだ」。指揮官の助言は忠実に守られた。

リーグの「再開幕」と位置づけた一戦に勝利し、開幕から16試合で勝ち点40に達するのは、18チーム制になった2005年以降ではリーグ最速だ。5ヵ月前の開幕戦とは見違えるほどスケールアップしたチーム力を示し、再ダッシュを切った』。(参考:中国新聞コラム『コーナーフラッグ』)

『外国人材Ⅳ―多国籍社会はすぐそこに』

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★今日の画像は、宮崎県新富町で栽培されている高級果物『超高級ライチ』、噴火した桜島の噴煙で空が暗くなる『鹿児島県立鴨池球場の高校選手権大会』、昨夜のカープ、サヨナラ2ランを打った『下水流』、広島の豪雨被害地を慰問する『嵐の松本潤』。そして花の宝庫『飯豊山イイデザン2015m』の花達兇任后ニッコウキスゲ、シャクナゲ、白いイワカガミ、いいですねえ。広島からはちと遠いですが。

かつて桜島が噴火し、小雨が降る日に鹿児島に行ったことがあります。タクシーにのって驚いたが、ワイバーが全然用をなさない。つまり灰がきめ細かく、ワイパーで拭っても窓にまだらに残るのだ。運転手さんは、もう慣れっこですよ、とは言ってたが、生活に及ぼす影響も大きいと感じたね。右下をクリックすると、大きな画が見られます。


★★★新大久保のコリアンタウンや最近はネパール人の増加で知られる新宿区。130の外国籍の人達が生活し、実に『8人に1人』が外国人だ。日本の人口に置き換えれば、15歳未満の子供の割合に等しい。
区内は日本語学校の林立で、留学生が増え、2017年度の新成人は外国人が45%も占めた。式典の案内状を4カ国語で作成し、会場には通訳を配置したほどだ。

区の旗振りで発足した『多文化共生まちづくり会議』では、外国人が委員32人の半数を占め、行政への注文を率直にぶつける。来日15年のネパール人男性(44)は、『我々も納税者で、地域の一員だ。要望を行政に反映して欲しい』。区も外国人との共生なしに自治体は回らない、と見ている。

日本の在留外国人は247万人。人口の2%だが、4年で40万人以上増えた。今後年20万人のペースで増えるとすれば、2030年には『23人に1人』が外国人だ。至るところで一層身近な存在となる。

外国籍園児が2割の『YMCAいずみ保育園(横浜市)』では、3人の外国人保育士が働く。日系ペルー人の女性(35)は、彼女だから担える役割がある。子供の日本語や将来の相談に来るのは外国人の保護者だ。外国人に安心感を与え、日本人には異文化に触れるきっかけになる。様々な国籍の人達が分け隔てなく接して助け合う―地域や企業には、文化の違いや偏見が邪魔をせず、こんな気風を定着させて行くことが欠かせない。


試金石の一つは介護人材の受け入れ拡大だ。技能実習の対象に加わり、アジアの人材が一気に増えるはずだ。だが、ベトナムの送り出し機関のスタッフは、『人を相手にする介護の仕事は従来の実習と全然違う』と語る。高度なコミュニケーション能力が必要なため、厳しい研修を施し希望者の3分の1がすでに脱落した。介護は身体を密着させたり、言葉で難しいやり取りが必要になったりする。苦労して日本に来た人材に対し、雇い主や利用者が偏見を持って邪険な扱いをすれば、いずれ担い手が離れて行く。歩み寄って受け入れる努力が必要になる。

予想された『人口減』に長らく無策でいながら、足りない分だけ穴埋めすればいいという『上から目線』はもう通じない。増える外国人材が存分に力をふるえる環境を官民で整えることが必要なのだ。共に日本の活力を切り開こうとするには欠かせないことだ。

外国人材の受け入れで、歴史と経験にたけた欧州の国々の制度、民度、受け入れ体制をつぶさにチェックし、それを果敢に取り入れる姿勢が、『日本国政府』には求められており、この度政府が5職種で単純労働者の外国人受け入れを決めた効果は絶大だろうと思う。相当な進歩だ。


★<韓国人古老の慰安婦証言>現在米カリフォルニア州に住み、金融関係の仕事をしている韓国出身の男性(88)がおられる。この男性が日本の国会議員と懇意になり、議員に充てたメールに以下の慰安婦証言がある。男性の父親は九州帝国大学を卒業し検事をこなした人である。

『私は戦時中すでに物心がついた年齢だった。一族は代々、慶尚北道の大地主で郷里には多数の親族と小作人が30所帯ほどいた。その親族、小作人の家庭には、もちろん100人以上の少女がいた。それなのに、そのうち日本の官憲により、慰安婦として強制拉致された事実は一件もなかった。

当時の朝鮮人人口は2千万人を切っていた。日本軍がその中から20万人の少女を強制拉致したのなら、まさに朝鮮人少女の「根こそぎ拉致」となってしまうが、わが家族、一族、小作人家族の少女は皆安泰だった。また当時、日本軍による少女拉致は目撃したこともないし、そのような噂を聞いたこともない。


日本軍が密かになんら騒動もなく、大勢の朝鮮人少女を拉致することは不可能だ。警察官の半分以上は朝鮮人だった。当時、朝鮮人は創氏改名で、ほとんどが日本名を名乗っていた。日本官憲が路上でどのようにして日本人少女と朝鮮人少女を区別し、朝鮮人少女のみを強制拉致出来たのだろうか』。

そして慰安婦募集の強制性に言及した河野官房長官談話については、『当時、日本でも朝鮮でも貧しい家庭は、いろいろな形態で娘を奉公に出す習慣、制度があった。世界を感涙させた「おしん」も子守奉公に出されている。河野談話で認めた強制性は凶作、貧困、負債、賭博、飲酒、家庭内暴力などに由来する強制で、官憲による強制ではないのではないだろうか』と指摘している。


そして、韓国内の慰安婦に関する世論の動きに関しては、『吉田清治のデタナメな自白書が翻訳出版されたのを機に、韓国で親北・左翼・反独裁勢力が反日運動を始めたのだ。終戦後、1948年までに南朝鮮を統治していた米軍政府は朝鮮での戦争犯罪を捜査した。その時、慰安婦強制連行を戦争犯罪として米軍政府当局に訴え出た記録はない』とも。

都合よく、日本を悪者にしても反撃力は薄く、軍隊を持たない日本に怖さは感じなくなった韓国国民は言いたい放題、やりたい放題に『慰安婦問題』を突きつける。が、もう放置するしか手はないな。慰安婦世代はもすぐ全員リタイアするのだから。

拙者は『嘘つき国家・韓国』が大嫌いになった。かつては、何度か渡韓し、全国を周遊したが。もう韓国など行きたくもないし、参鶏湯もキムチも食べたくない。


★<宮崎県の超高級ライチ>大きさが、普通のライチの倍。重さ50gのものも。スモモの大きさほどある赤いライチ。宮崎県新富町で作られる『ライチ』は、特別なライチだ。主として贈答用。出来のいい大きいもので、1個1,000円の小売値。それが出荷と同時に完売する。糖度は29度、甘さ抜群。育成の過程では、丁寧に選定したり、湿度・温度の調整をし、水をたっぷり吸わせ、また反対に温室内の湿度は適度に低く。そうすることにより、実に水分を甘味が集まり、台湾、中国から輸入される冷凍もののほぼ倍の大きさになるそうだ。

新富ハイチを開発した森さんは、育成には工夫がいっぱいある、と話す。実が大きめなので、糸でつるして倒れるのを防ぐとか、普通の背高なハイチではなく、背の低いハイチに上側を剪定し、太陽光線が十分に実に当たるようにするとか、さまざまな・工夫をした。その結果、梅雨時期に実が割れるという弊害が8割から3割に激減した。


新富ハイチは、苗木から5年経たないと実をつけない。新規参入を志す若者に5年は長い。そこで森さんは、苗木を3年育てたものを新規に参入する人達に分けあげている。そうすることによって、新富ハイチのブランド力が増すと考えるからだ。出荷には、実をハケで丁寧に拭き上げ、高級箱に入れて出す。そうすることで一層『新富ハイチ』のブランドイメージが高まるからだと。

今、農業で革命が起きている。いろんな作物で、いろんな改革、革新が行われ、コメは当然、葉野菜や果物にまでその勢いがついて、日本国中『農作物ブランド競争』の様相を呈す。あの、チョウザメが陸地で養殖され『日本産キャビア』が大好評のように、今かせぐ農業・漁業が勢いを増している。とても素晴らしいことだ。


★<日本財政のゆでガエル>日本財政の『ゆでガエル現象』は、放っておけば2020年代後半まで続きそうだ。『ゆでガエル』とは、ゆっくり変化する危機に対応することの難しさを説く警句のこと。カエルを熱湯の中に入れれば驚いて飛び出すが、常温の水に入れ徐々に熱するとカエルは気付かないうちにゆであがって死んでしまう、という例えだ。

1,000兆円という先進国で最多の国の借金。社会保障費の増加などに対し、税収や社会保険料収入では賄えず、現在も毎年20兆円台の財政赤字を垂れ流している。しかし、日本が経常収支黒字国で、国内の資金で国の借金が賄えることが出来ていることから、さらに日本銀行の異次元の金融緩和で超低金利が維持されていることから、今すぐ財政危機が起こるようなことはない。

こうした中、安倍政権は消費増税を2度延期したり、増税使途の一部を借金返済から教育無償化に変更したりするなど、財政健全化への取り組みを後退させた。国民の間でもかつてあった財政に対する危機感が、確実に薄れてきている。まさに『ゆでガエル』のようだ。いや日本国の財政自体が『ゆでガエル』そのものかもしれない。


だが、今後消費税率の10%超への引き上げなどの負担増の議論や実施を先送りにすればするほど、最終的には、膨らんだ国債の利払い費に増税収入の多くを持っていかれ、社会保障の維持・強化に使える分は減っていくのが現実だ。借金がさらに膨らむ前に、早く負担増に舵を切った方が、負担した分が社会保障などの形で国民に返ってくる分が多くなる。現在のようなぬるま湯の状態で、日本人はこのことを気づくことが出来るのであろうか。

政府の財政健全化目標は次々と先送りされ、一体いつになったら健全化できるのか。そしてそれに見合う予算の有効活用、縮小緊縮はどうなるのか。一言もこの健全化に触れない、安倍、麻生ライン。これでいいのか日本国、だな。まあ拙者はそれほど先は長くないからいいものの、孫子の時代には、『東洋のギリシャ現る』と大騒ぎになるのではないか。

そんなことに一向に関心を示さない、首相や財務相は、最後はあの戦後の大インフレの再来で、インブレ率を100%くらいにして、現在の1千兆円の借金を実質10兆円程度の負担ですまそうとしているのではないか。すでにその青写真が出来ているのではないか。コロンビアの大インフレを対岸の火事と見ていたが、それは日本国も同じ轍を踏むという予感を抱かすものである。大変心配だ。


★<ロシア女性工作員の保釈を認めず>ワシントンの連邦地裁は、米国内でロシア政府の工作員として共和党系の政治家らへの浸透を図ったとして逮捕・起訴されたロシア国籍の『マリア・ブティナ被告(29)』の保釈を認めない決定を下した。被告はロシア情報当局や大富豪と深いつながりがあり、『国外逃亡の恐れがあるため』としている。連邦地裁によると、同被告は有罪となれば最大15年の禁固刑を科される可能性があると言う。困ったなあマッディ・トランプ。


★<家電伏兵現る>今年の上半期の家電業界は大手主導ではなく、まさに『伏兵現る』の図だ。伏兵ヒットの筆頭が、『サンコーの糖質カット炊飯器』。大手が『おいしさの追及』で競う中、いつものコメをそのまま炊くだけで糖質を3割以上もカット出来る驚きの機能をうたい、SNSなどで話題が沸騰した。17年12月に先行予約が始まると注文が殺到。その後も1ヵ月半から2ヵ月待ちになるほどの人気ぶりで、受注台数は1万台を超えた。

冷蔵庫にも『非大手メーカー』の驚きのヒットがある。ツインバード工業が17年10月に発売した『2ドア冷凍冷蔵庫ハーフ&ハーフ』は、冷凍室の容量が冷蔵庫と同じ常識外の設計。200L以下のクラスの小型冷蔵庫としては最大級になる73Lの容量を備える。『ファミリーだけでなく、単身所帯や2人所帯でも冷凍食品のニーズが高まっている』ことから、200L以下の小型冷蔵庫に、大型冷蔵庫並みの冷凍室を備えた。狙いは見事当たり、当初計画の1.5倍を受注している。

一方、1分でも時短したい共稼ぎ家庭には、高くても最新機能が売られる。その象徴が、パナソニックの『ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9800』。あらかじめ洗剤を入れておくだけで、後は衣類の量に合わせて自動で投入される。最上位モデルながら、売上は前年下期比で1.7倍に達した。価格はなんと20万円近くする。


また低温で湯せんして加熱する『低温調理法』に対応した家電が続々と発売。17年11月に本格販売が始まった『BONIQ』(葉山社中)は、受注が想定を大幅に上回る1万台を突破した。さらに18年3月には大手の貝印も参入し、年間販売予定分をすでに受注するほどの人気ぶりで市場も急拡大している。プロの調理法が手軽にできる他、安い肉でも本格的に仕上がるという経済性も女性の心をとらえた。

LEDの光が揺らぎ、暖炉の炎をリアルに再現するDimplexの電気暖炉。17年10月に最小モデルが発売されて注文が殺到し、昨冬全体の予定台数が僅か2カ月で『蒸発』した。都心の集合住宅や1ルームにも置きやすく、広がった。

パナソニックのムダ毛処理器『ボディトリマー』、レイコップの『睡眠テック』、ドウシシャの『3Wayハンディファン』など、従来の思考に問わられない、新しい発想のもとの家電製品が業界をけん引している。すごいことだねえ、スマホ、PC、テレビだけが家電ではないのだ。


★<外国人労働者、製造業にも拡大>政府は2019年4月から、外国人労働者に門戸を広げるが、計画する建設、農業、介護、造船、宿泊の5分野に加えて、新しく金属プレスや鋳造などの一部の製造業にも広げる。そして日本で暮らす外国人労働者の増加に備え、国内外での日本語教育の充実を柱とした総合対策を年内にも作る。

外国人労働者の新就労資格は6月に閣議決定した政府の方針に明記した最長5年の就労を認め、単純労働への道も開く内容。人手不足が深刻な5業種を対象として調整してきたが、その後製造業などの団体が自民党や関係省庁への受け入れ拡大を要望。3~5年の技能実習を優秀で終了し、即戦力として期待出来る外国人に限り、5分野以外の就労も容認することにした。


技能実習制度が扱う77職種のうち、製造業に含まれるパンなどの飲食物を作る食料品製造、鋳造、金属プレスなどを追加する見込み。また非製造業では漁業などを念頭に置く。政府は秋の臨時国会に提出する入管法改正案づくりを急ぐ。

まあ、当然の措置だ。人手不足は深刻になる一方で、高齢化により更に働き手が減るのだから。やっと目を覚ました政府自民党、厚労省、外務省だな。


★<サムスン支える、ローツェ>韓国サムスン電子、台湾積体電路、韓国SKハイニック・・。半導体メーカーに欠かせない製品を手掛けるのが福山市にある『ローツェ』。ローツェ独自の工夫を凝らした搬送用ロボットは世界の半導体メーカーから評価を集め、グローバル需要を取り込んでいる。『サムスンからとんでもない量の発注が来る』。2016年冬、ローツェの藤代社長は韓国子会社の社長に耳打ちされた。

サムスンは『iPhoneX』に搭載する有機ELパネルの製造に追われ、製造ラインに不可欠な装置をローツェに頼ったのだ。10年前に6億円だったサムスン向け売上高は前期には297億円。50倍に増えた。ローツェは半導体ウエハーや有機ELなどを搬送するロボットが主力。搬送機が使われるのは半導体ウエハーを半導体製造装置と製造装置の間で輸送するためだ。空気に触れるだけで品質が変わってしまう上、少しのズレやゴミも歩留まりの低下に繋がる。

ローツェはゴミの処理方法を工夫したり、搬送の際に真空を保ったりする技術を製品に織り込むことで定評がある。競合より価格は割高だが、高い性能がサムスン以外の海外半導体メーカーからも評価を集め、売上高の9割以上を海外が占める。


創業は1985年。当時、半導体ウエハーはベルトコンベヤーで搬送されていたが、傷やホコリがついてしまうことが問題になっていた。エンジニアだった創業者の崎谷文雄さんは解決策として半導体専用の搬送ロボットを発明した。福山市は起業家精神が強い土地柄とされ、青山商事や福山通運など有力企業が育った。ローツェも創業33年で売上高が500億円を超える水準に急成長した。

前期はサムスン特需に追われ、臨時出費がかさんだが、今期はこうした費用がなくなる上好採算の半導体向け搬送ロボットが伸び、純利益は35%増の37億円を見込む。19年6月までに46億円でベトナムに工場を増設し、需要増えの対応を急ぐ。広島県にも起業家精神旺盛で、独自技術で成長する尖った企業が存在するんだねえ。その起業家精神に安心した。


★<嵐・松本潤、広島・愛媛に5千万円寄付>嵐の『松本潤』が昨日広島を訪れ、豪雨被害の被害者を慰問した。矢野東の避難所などを訪れ、避難者を激励。そして、嵐のイベント収入から5千万円の寄付をすると明らかにした。また愛媛県を訪れ同様に5千万円を寄付した。グループとはいえ1億円とはすごい。彼の心意気、被害者へのいたわりの心情を察するね。ありがとう、松本潤君、嵐の皆さん。


★<呉婆々宇山山麓も大被害>これまでテレビ、新聞報道で、死者、行方不明者が多い被災地の報道が多く、安芸区矢野東、安芸郡熊野町、坂町、小屋浦、呉市天応、安浦などが多く語られてきた。昨日テレビで、東区と安芸区、府中町にまたがる大きな山『呉婆々宇山』の南にある『畑賀地区』の模様を報道していた。死者、行方不明者こそ少ないものの、住宅、道路はこれらの地区以上の破壊状態だった。呉婆々宇山は、絵下山より大きめの山。これに南から雨雲がぶち当たったのだから、被害が出ない訳がない。さらに呉婆々宇山の南斜面は急峻で、それでなくとも土砂災害が起こりやすいところ。麓には、大石がゴロゴロとし、アスファルトは剥がれ、当分生活は出来ない状態となっている。畑賀地区の皆さんにお見舞申し上げます。


★<カープ-巨人戦の中継がない>昨夜、カープ-巨人の3連戦の緒戦、なんとテレビ中継がないのだ。カープ主催試合は地元民放の中継を優先させて、DAZNの広島県内での中継視聴が出来ないような細工をしている。BSでの中継もなし。カープは別として、巨人の試合の中継がないってことありかな。

Jリーグは、放映権は一括Jリーグが契約管理するが、プロ野球は各球団独自の行動になる。その中で、巨人はDAZNと中継契約をしなかった。カープも貧乏な時代、地元民放に助けてもらった恩義からか、DAZNとの中継契約は、広島県内での視聴を制限しているものだ。なら、地元の全試合を民放各社で割り当てて中継するのが筋だろうに。昨夜の試合中継はどこにもないのだ、昨夜の試合は。キー局に独自中継番組を入れる申し出が出来なかったか、断られたか。

それにしてもファン無視のこんな扱いをしていると、今にカープファン熱も覚めて、昔に戻るのではないかえ、松田オーナー殿。そうなった時反省しても、覆水盆に返らずで、遅かりし鹿之介になるのだがなあ。


仕方なしに、テレビでは他ゲームを見、カープ戦はタブレットでヤフーの『一級速報』を眺めてた。すると、安倍、松山のホームランで、2回までに7得点し、山口をノックアウト。今日はさすがの巨人もギャフンかと思っていると、野村君、ランナーを貯めては、ホームランの6失点。救援のフランスアが2失点で同点に。さらに10回にはジャクソンが岡本にホームランで逆転。

もうこれまでと思っていたら、なんとその裏、ランナー菊池を置いて守備に出ていた下水流が逆転サヨナラ2ランで幕だと。観客を喜ばせたり、怒こらせたり、また喜ばせたり、舞台劇の浮沈がありすぎる昨夜のカープだった。

今日は、菅野と大瀬良の投げ合い。前回大瀬良は負けているので、今日は勝ってほしいなあ。巨人をギャフンと言わせてほしい。今夜はテレビ中継はある。

『安定収益軸に商品磨く―家具製造業の光製作所』

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★今日の画像は、スペインで有名なパローナの『牛追い祭り』と、J1神戸で練習する『イニエスタ』、昨夜巨人戦で好リリーフし存在感を増したカープの『フランスア』。そして私がサンチャゴ巡礼でパンプローナに入った2014年5月17日のパンプローナの画像です。この日は丁度『ワイン祭り』の日で、デコレーションの巨人像が街を練り歩き、無料のワインが振る舞われ、盛り場は人手でいっぱい、そして大にぎわいのバルです。

★★★小さくても安定収益で成長を続ける―東京の『光製作所』。少子高齢化に悩まされる家具業界。老舗家具メーカーの『光製作所』は業務用家具に軸足を移す一方、季節要因に左右されにくい不動産賃貸事業で継続して利益を稼ぐ。コンビニやドラッグ、最近では小型スーパーなどその時代の成長業種をいち早く見抜き、取引を増やしてきたことで、安定した収益基盤を作ってきた。

『両方とも本業。二輪車で走って行きたい』と安岡社長。売上実績は、家具事業が44億円、不動産賃貸事業が47億円とほぼ半々。一方、利益を支えるのは不動産賃貸事業だ。光製作所は1955年に安岡社長の父親が荒川区で創業。戦後の高度成長期にテレビが普及するのに合わせて、家庭のちゃぶ台で使う座椅子の販売で業績を伸ばした。環境の変化に対応して収益を安定させるため、以前から余剰資金の運用先として、主に商業施設向けの不動産賃貸事業を拡大してきた。現在70件を保有していおり、今後とも増やしていく。


好調は不動産事業との連携は薄く、相乗効果は見込みにくい家具事業だが、縮小は考えていない。高度成長期は家庭用家具が中心だったが、1970年代から徐々に業務用家具にシフト。大手ファストフードチェーンやファミレスなど主に飲食店にテーブルや椅子などを販売している。現在は家庭用が4割、業務用が6割だが、さらに業務用の比率が高まる見通しだ。

光製作所の強みは業務用で1万5千、家庭用を入れると2万点という豊富な品揃え。国内の製造工場と連携し、小ロット・短納期での受注にも対応出来る。ホテルのベッドなども2020年のオリンピック開催に向け商機と見る。時代の変化に合わせて『高齢者や訪日客向けの家具に力を入れる』計画だ。

殻は小さくても、特徴あるビジネスモデルを築けば、ITが花盛りの時代でも商機、ビジネスチャンスは発見出来るし、創り出すことが出来る。まさに企業の盛衰は、当たり前だが経営力だ、と言っている。光製作所の経営はそんな手本のような形を作っている。お見事だ。


★<済州島に押し寄せるイエメン難民>韓国・済州島は『韓国のハワイ』と言われ、韓国随一のリゾート地。島全体がユネスコの指定した自然公園であり、世界文化遺産に登録された観光資源も多い。そして観光産業活性化のため、外国人がノービザで30日間滞在出来る『ノービザ滞在制度』を2002年から実施している。

しかし、このノービザ制度は現在、『諸刃の剣』となって済州島、さらには韓国全体までも苦しめている。元々観光客を呼び寄せるためのノービザなのに、それを悪用する外国人が増えたからだ。ノービザで入国した外国人は難民申請をすることによって、審査期間中は無制限で滞在出来る外国人登録証を手に入れることが出来る。難民申請は受け入れられなくても、訴訟をすれば3年の滞在が可能だ。こうした盲点をついて、海外からの外国人入国者が増えていると言う。

過去数ヶ月で550人のイエメン人が到着して、強烈な反発が起き、韓国国内は騒然としている。『イエメンは女性の人権状況が非常に悪いと聞いた。済州島が前よりも危険になったり、犯罪率が上がったりするのが怖い』という一般論での反対だ。


それに対し、イエメンから入国した男性は、妻と生後8ヵ月の息子と共に、済州島の地元の一家に宿泊させてもらっている。イエメンの首都サヌアの国際空港の職員だった男性は、サウジアラビア主導の連合軍と戦っているイスラム教シーア派系の反政府武装組織『フーシ派』が近くの空軍基地を爆破した後に逃げた。『自分の周りのそこかしこに遺体が散乱し、戦闘、銃声、爆弾だらけだった』と。

仲介業者に6万7千円を払ってビザを入手し、オマーンへ行き、そこからマレーシアへ渡って3年間、不法就労していた。一時は親戚が数人いる米国へ行くことを希望していたが、反移民を掲げるトランプが大統領になったためにその考えをあきらめた。

韓国のことは、アジア全域で人気のある韓国ドラマで学んだと言う。『韓国政府と韓国国民は、私達を受け入れ、助けを必要としている人間として扱ってほしい』と話している。済州島問題はまだまだ熱を帯びそうな様相ではある。


★<緑茶の輸出過去最高>緑茶の輸出量が拡大している。今年は5月までで2千トンとなり、統計がある過去30年間で最大となった。抹茶を飲料や食料に使うなど米国やアジアの需要が伸びており、年間でも最多輸出を更新しそうだ。輸出単価も高値圏で推移している。

輸出対応に力を入れる国内産地も目立つ。JAかごしま茶業は3月から、自社内で抹茶生産を始めた。従来は京都の製茶企業に加工を委託して原料のてん茶を送っていた。国際的な需要増に対応するため加工設備を導入。今年は米国向けを主力に5トンの生産を予定している。

JAやましろは4月に抹茶の加工機械を導入した。すでにイスラム教の戒律にのっとったハラールの認証を取得。将来はイスラム圏への輸出を目指す。


そう言えば、江戸末期にも、清国のお茶が気候の影響で生産量が激減した時期、長崎、佐賀のお茶を集めて中国・欧州に輸出し、大金を懐にした男がいたねえ。嬉野のお茶などその時の増産体制が今も産地として形を遺しているものだ。この輸出をやったのは、誰だったかな。確か坂本龍馬だった記憶があるが、ひょとして五代厚友か岩崎弥太郎か。とにかく当時長崎を拠点に海外貿易、また密貿易で儲けた輩が始めたことなんだが。元気な農業が、日本の活力になればいいなあ。


★<うな丼4,000円でも赤字>7月20日は『土用の丑の日』。専門店だけでなく、スーパーやコンビニでも『うなぎ』を大々的に販売しているが、水産資源としてのうなぎはご承知のように危機に瀕している。うなぎを名物にする、静岡・三島の専門店では、うな丼の並を今年から4,000円に値上げした。10年前のほぼ倍だが、利益はほとんど出ない。

昨今の天然資源としてのうなぎが厳しい状況になるにつれて、小売価格は段階的に上がってきた。かつて三島のうな丼は、ほとんどの店で2,000円台だった。それが現在では3,000~4,000円台となっている。『うなぎ丼の価格は、シラスウナギの「養殖用池入れ価格」で決まる。10年前、当時のシラス価格は、1kg当たり10~80万円。それが、2010年から第一次シラスウナギ大不漁が起き、シラス価格は30倍にまで暴騰。このため、うちでも2014年にはうなぎ丼を3,300円、さらに2015年には3,500円に値上げせざるを得ませんでした』、老舗の元祖うなよし社長の関野さんはこうかたる。

要は原材料が品薄で値上がりし、庶民の口には入らなくなったのだな。あのキャビアと同じ道を歩んでいるんだ。しかもうなぎの完全養殖の開発は困難をきわめ、チョウザメのように山奥で養殖する訳にもいかない。庶民、懐の寂し人々とは縁のなくなりつつある、江戸の名残りのうな丼ではある。


★<タモリに愛人>タレント・タモリに愛人報道が。『週刊新潮』が報じた。相手は、大河ドラマ『西郷どん』などを手掛ける人気脚本家『中園ミホさん(59)』だと。

記事では、めがねに帽子、マスク姿で東京都内のマンションから出て来たタモリの写真を家写。マンションで中園さんと会っていたと報じている。所属事務所の田部エージェンシーの社長は『事実じゃないと思う』と否定している。

中園さんの代表作は、米倉涼子の『ドクターXシリーズ』や、篠原京子の『バケンの品格』、NHK朝ドラ『花子とアン』、そして『西郷どん』。

『酒を飲んでこそ人の本音が引き出せるとして、酒席の場を大切にしている。とにかく取材が綿密な人。話題が豊富で、話を合わせるのがとてもうまいとあって、年配の男性に人気があり「オヤジ転がし」とも言われている』と芸能関係者。大したもんですね、中園さんにタモリ!


★<集中砲火を浴びるバーボン>世界経済が、トランプの仕掛ける『貿易戦争』に発展する様相を示す中、報復関税の集中砲火を浴びているのが『米国産バーボン』だ。6月以降、EUや中国、メキシコが25%、隣国カナダも10%の追加関税をかけ始めた。『こんなゴタゴタに巻き込まれるとは不運だ』と業界幹部。

バーボンの95%を生産するケンタッキー州は、投資ブームの最中にあった。商業都市ブイビルの中心街には6月、真新しいバーボン蒸留所がオープンした。オーク材の樽の内側を炎で焦がしたり、巨大な容器でもろみを発酵させたり。一般客も製造過程を見学して試飲も出来る。そんな施設があちこちにオープンしている。


1980年以降生まれの『ミレニアム世代』でバーボン人気が高まり、特に高級品はこの5年間で販売量が2.5倍にもなった。そこに降って沸いた報復関税の包囲網。蒸留所を営むビームさんは、『スコッチなどライバルに乗り換えられる恐れがある。外国の顧客をつかむために重ねて来た投資と苦労はどうなるのか』と憤る。蒸留所を2年前に開いたばかりのナザリーさんも『輸出に挑むつもりだったのに、先が見えなくなってしまった』と嘆く。

米NYタイムズは、発表済みの関税だけで米家計は平均127ドル負担が増えると試算を紹介。金額はまだ大きくないが、雇用への打撃なども加われば悪影響は大きく膨らむ。それでもアメリカ国民はトランプを支持するのかなあ。連続連射殺人が起きても、一向に対策を講じないトランプを批判しないアメリカ国民。変な国だ、アメリカは。


★<マッターホルンで日本人死亡>スイスアルプスの最高峰『マッターホルン4478m』で日本人男性登山者(67)が死亡したと現地警察が発表した。男性は、14日、標高4100mの尾根に倒れていた状態で登山ガイドに発見され、駆けつけた救急ヘリの医師が死亡を確認、その後の調べで日本人と判明した。男性は1人で登山をしていたと見られ、警察が当時の状況を調べている。ジュネーブの日本領事館によると、家族の希望で男性の名前は公表しないそうだ。しかし、マッターホルンへ1人で登とは、相当の山登り熟達者に違いないが、何か事故でも起こったのだろうか。


★<アルゼンチン通貨危機、ビジネス止まる>通貨危機に陥っているアルゼンチンの苦境が深まっている。インフレ率が25%を超える状況が続き、労働者の所得は実質的に大きく減少。50%超の金利では借金も出来ず、消費は大きく後退した。IMFが支援に乗り出したが、不況入りは必至。21日当地で行われるG20財務相・中央銀行総裁会議では、米金利の上昇などに伴う新興国の通貨安についても議題になる見込みだ。

『来店客は8割減。こんなことは一度もなかった』、ブエノスアイレスで高級中古車販売店で働く男性(37)がぼやいた。トヨタ自動車の販売店を経営する男性(37)も『この先どうなるか分からないから、多くの人が食費以外にお金を使うのを止めてしまった』と話す。


市民は過去のアルゼンチンの通貨危機の経験からか、IMFが支援に乗り出す代わりに財政再建の加速を求めたことに警戒を強める。通貨危機でガス代の高騰が続き、パン焼きオーブンを使うのさえためらう状況なのに、財政再建の余波で各種の助成金が打ち切られる恐れがあるためだ。賢い人は、すでに1年前からアルゼンチン通過を米ドルに換えているだろうなあ。日本でもこんな現象が起きる懸念は強い。1千兆円の赤字に対する、国債発行の消化が国内で行き詰まったら、日本経済は終わりだな。


★<15兆円の金塊積んだ軍艦発見>韓国の新興企業が、100年前に宝の山を積んで日本海に沈没したロシアの軍艦を発見したと、大騒ぎになっている。話題の軍艦は、旧ロシア帝国の巡洋艦『ドミトリー・ドンスコイ』。日ロ戦争中の日本海海戦中の1905年に自沈。この軍艦には15兆円相当の金貨が積み込まれていると信じられている。所有権は、その後のロシアにあると見れるが、この新興企業の株価が乱高下し、そちらの方が世間を騒がせている。あの時代、極東海軍にそれほどの金塊を積む理由はなかったはずで、金塊話は眉唾と、拙者は思うが、どうだろうか。


★<イニエスタ、22日デビュー>J1神戸のイニエスタ(34)が、22日の湘南戦でデビューする。途中出場が濃厚だが、いよいよイニエスタデビューだ。神戸のファンは沸くだろうねえ。ガンバレ、神戸、だ。いよいよJ1も世界的なタレントを入団させる時代になってきた。面白いと思うね。


★<マツスタで11連敗の巨人>昨夜のカープ-巨人戦。先発は大瀬良と菅野。当然投手戦を予想し、0-0の均衡が破れない熱戦だと思った。が、あにはからんや、終わってみれば7-5の双方大量得点でカープの寄り切り勝ち。しかも、巨人は昨季から11試合連続でこのマツダスタジアムで黒星続きなのだ。なにやら、巨人いじめの神が鎮座しているのか、と不思議になる。

菅野は、5回95球、11安打、今季ワーストの6失点。KNOCK OUTと言われても仕方のない内容。キクマル、鈴木などにはきちっと投げるが、下位打線につかまる幼稚な投球。大瀬良も良くない。5・2/3、105球を投げ6安打、4失点は救えない。暑さのせい、という言い訳もできるが、エースとしての力量に疑問がつく。それでも11勝目でハーラーダービートップではあるが。


目を引いたのは、フランスア。救援一岡が、1アウト、2安打1四球で満塁としたところで登場。亀井をサードのファールフライ、陽を153キロの速球で三振に取ってガッツポーズ。8回も投げ、田中のレフトフライを野庭が猛烈なダッシュで好捕、大城の1、2塁間を抜けようかという打球を菊池が回り込み好捕、中井を三振で、3者凡退に。育成から入団したドミニカンは期待以上の素質と活躍をしそうである。

これで2位巨人との差が7ゲーム。昨季、球宴後4.5ゲームだった差を巨人に連勝し9ゲームまでに広げた足跡に符号するカープの白星である。とにかくマツスタで強いので、球場につめかけたファンは試合を堪能するのだ。素晴らしいことだ、と思うねえ、お金ばかりかけるものの、あのダメトラ、が猫になった阪神を見ていると。

『ペンキ絵の技伝承―女性絵師、銭湯富士絵、新たな命』

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★今日の画像は、私がスペイン・グラナダで出会った『気温38度』、昨夜巨人戦で2打席連続ホームランを打った『丸佳浩』、名古屋市で強制執行を受けた『ゴミ屋敷』。38度に出会ったのは、2014年7月5日のこと。グラナダからバルセロナへ移動するため、グラナダの飛行場へ入って外を眺めたらなんと『38度』。緯度的に言えば、ほぼ広島と同じくらいだから、ありうる暑さだろう。そして、グラナダ市内、世界遺産アルハンブラ宮殿。よくも欧州全行程80日を無事に旅したもんだと、今更ながら驚いている。

★★★年の瀬、銭湯ペンキ絵師の『田中みずきさん(35)』は、埼玉県所沢市の銭湯『弘法の湯』で作業をしていた。換気のため窓は開けっ放し。吐く息が白くなるほど冷える。空調は使えず、夏場は汗がしたたる。高所は、はしごに登って転倒しないようバランスを取る。『ものすごく体力を消耗する』。優雅な富士山を描き上げる芸術家の職場は過酷だ。技術と体力と集中力が求められる銭湯ペンキ絵師。現役は3人だけで、田中さんは最年少にして唯一の女性だ。

大学で美術史を専攻した。好きな作家が銭湯をモチーフにした絵画を見て、卒論で研究しようと初めて銭湯に入った。湯船で壁画を眺めていると、ゆらゆらとのぼる湯気が富士山の周囲を漂い、雲と重なった。『その瞬間、自分が絵の中に吸い込まれたような感覚にとらわれた』と、絵画の新たな味わい方を知った。『この技術を途絶えさせてはならない』。すぐさま『現代の名工』にも選ばれた『中島盛夫さん』に弟子入りを志願した。

銭湯は減り続け、収入を見通せない世界。けんもほろほろに断られた。それでも『残すべき技術です。食べていけなくても構わない』と食い下がった。結局、収入源として別の仕事につくことを条件に見習いとして受け入れてもらえた。当初1年半は美術関連の出版社に努めながら見習いをした。専念したいという思いは膨らみ、師匠にも相談せずに会社に辞表を出した。


技術を見て盗み、3年間はひたすら空と雲だけ描いた。老朽化した壁は凹凸で、同じ調子ではけを動かしていると色むらが出来てしまう。微妙なはけ遣いに苦闘した。岩や樹木など少しずつ賭ける幅は広がり、7年目に1人で全面を制作した。9年間の修行を経て2013年に独立。これまでに延べ100軒近くの銭湯で描いた。

『弘法の湯』の店主、関口さん(74)は『以前より明るい彩りで、男性絵師とは違う出来映え。お客さんも喜ぶ』と満足そうだ。実は銭湯に描かれている富士山の景色は、ほとんどが実在せず、絵師がありそうな景色を想像で描いていると言う。制作する度に松や岩などを足したり引いたりして最高の情景を探す。目指すのは『手本となる作品を完成させて継承しやすくすること』。

田中さんのもとには、かつての自分のように弟子入りを志願する若者達がやってくる。『技術を途絶えさせてはならない』。この仕事を志した瞬間の思いを背負い、山頂に向かって登り続ける。


★<韓国文大統領支持率急落>高い水準で推移してきた韓国の文大統領の7月第3週の支持率が、前週から6.4ポイント下がって61.7%になった。文政権が14日に来年の最低賃金引上げを決めたことに、自営業者や保守層が反発した結果。

文政権が来年の最低賃金を10.9%増の時給835円に引き上げることを決めたことに対し、自営業者や保守層などが景気に悪影響が出るとして反発した。文大統領は2020年に最低賃金を時給1,000円にするとした公約を撤回するなど、経済政策を巡る混乱が続いている。

日本の最低賃金は、全国加重平均で848円。最高は東京都の958円、最低は鹿児島県などの737円だ。そして一人当たりGDPは、日本38,439ドルで25位、韓国は29,891ドルで29位になっている。面白いのは、この最低賃金、韓国は政府が決めるだなあということ。日本は政労使の3者協議会で各県ごとに決める。いわば自由裁量権、交渉権があるのだ。いくら大統領だと言っても現場の意見を無視して、このようなことをやれば経済にひずみがくることは必定。まあ、変な国の隣の国の出来事故、どうなろうと日本には関係ないことだけどもね。


★<開かずの愛宕踏切>広島駅のすぐ東側にある愛宕町に『愛宕の踏切』がある。この踏切には、山陽線、呉線、芸備線に加え、始発、終着の列車が車庫入れする路線が幅広く存在している。例えれば、1分開いていて、10分閉まっている『開かずの愛宕踏切』のあだ名があるのだ。が1昨日牛田山縦走に出かけ、自転車でここを通った。はてさて、踏切がずーっと開いている雰囲気。さもありなん、大豪雨で、芸備線、呉線、山陽本線(海田市以東)が全て不通なのだ。こんな風景、『開きっぱなしの愛宕踏切』はちょっと見られない現象である。近隣の人達にとっては福音であろう。


★<拝啓 広島カープ松田オーナー殿>今季、DAZNがプロ野球の中継に乗り込んだ。Jリーグ一括と、プロ野球、日本のファンを取り込む算段。ところがプロ野球は個々の球団との契約。巨人は断った。代わりに主催ゲームはほぼBSで中継する。一方カープも、広島県内に限りDAZNの視聴をシャットアウトする契約。

貧乏な時代、地元民放の支援を受けた恩返しだと。それはそれでいい。だが民放。カープがら中継権を獲得したなら、全試合中継せんかい!対巨人戦、金曜日の試合、全局で中継なし。そして日曜日も中継なし。なに、ラジオがあるだろう、と。何を今更、旧石器時代のラジオなんか拙宅にはありんせん。オーナーはテレビ局が大事なのか、ファンが大事なのか、そこんところはっきり理屈付けしてほしいな。来季からはDAZNの広島県内視聴カットの泥縄は外してほしい。しっかりファンの気持ちを斟酌してほしいねえ。

カープは、広島、日本だけが舞台のもの。サンフレは世界が舞台のもの。いずれは、サンフレが舞台を変えて、世界チャンピオンに挑戦する日が来る。その時、プロ野球とJリーグとの立場が逆転する日になる。既に小学生、中学生の生徒達、野球よりサッカーにいそしむ人口が多くなっている。


★<スズキ中国で苦戦>インドでは圧倒的なシェアを握る『スズキ』。ところが中国では大苦戦の報。国内外ともに小型車を得意とするスズキ。SUVなど大きな車の需要が高まっており、中国生産台数はピークより7割減っている。販売も大きく落ち込み、今後、提携先である重慶長安汽車との関係の見直しが焦点となる。

スズキは、中国合弁2社のうち1社について、株式46%を提携パートナーである江西昌河汽車に譲渡した。江西昌河との合弁解消はスズキの中国事業の不振を際立たせ、サプライヤーや販売店に先行きへの不安が広がっている。2017年度の中国生産台数は、過去最高の10年度と比べ7割少ない8万6千台。販売台数は3年連続で前年度を下回っており、中国政府が普及を促すEVをラインアップに持っていないのも逆風だ。

世界販売全体では、インドなどが好調で、17年度に322万台と過去最高を更新しており、中国の不調が際だつ。現在は重慶長安との合弁工場で、小型SUV『ピラータ』などを生産。17年には小型SUV『Sクロス』でデザインを中国仕様にしたモデルを高めて立て直そうともがいている。しかし、所得向上と共に、大型車を好む傾向を強める中国市場では効果が薄かった。トヨタやホンダは幅広い車種構成を生かし、市場シフトを生かしてきたが、品揃えの少ないスズキには逃げ場がない。


ただ、中国事業を立て直す手だてが全くないとは言えない。重慶長安を連携し、スズキブランドのEVを発売する選択肢は残っている。20年頃に発売する計画のようだ。スズキは12年に米国市場から撤退し、インドや日本に経営資源を集中させて成長してきた。が、重慶長安との関係も含めて、現地事業の見直しが急務と言える。

余談だが、スズキがアメリカから撤退した時、その傘下のディーラーの過半をスバルが抱きかかえた。スバルは、いすゞを合弁で共同で建設した工場を、いすゞの撤退で安く買いたたき、またスズキの販売網を手中にして、米国史上で大躍進したのだ。スバルにとっては千載一遇のチャンスだったんだねえ。これがなければ、やっぱりスバルはジャパンローカルのメーカーだったんだが。すごいことだ、企業の栄枯盛衰は。


★<公務員を辞退した御嶽海>御嶽海は東洋大在学中、15のタイトルを獲得。学生横綱とアマチュア横綱のタイトルも手にし、大相撲で幕下10枚目から始められる資格を得た。だが、当初角界入りの意志はなかった。学生出身で横綱になった力士は『輪島(日大)』だけ。安定志向だった御嶽海は、アマ相撲の強豪、和歌山県庁から内定をもらっていた。

プロ入りに傾く決めてとなったのは、現在の師匠『出羽海親方』の熱意だった。『部屋の再建に力を貸してほしい』。多くの横綱を輩出した名門部屋に当時、関取がいなかった。『自分に出来ることなら』と腹を決め、反対する両親を説得。和歌山県庁に内定辞退とお詫びを伝えた。

隠された御嶽海の誕生だ。あの面構えは並々ではないと見たが、強い精神力が御嶽海を優勝に導いたんだねえ。しっかり横綱の地位を取ってほしい御嶽海ではある。


★<森保日本代表監督ほぼ決定>森保監督は、選手としてもJリーグで実績を残し、東京五輪代表、そしてフル代表までの監督を託されることが関係者への取材で確認された。現役時代にプレーした広島で2012年から監督を務め、3度のJ1制覇に導いた経歴は国内でも群を抜く。ガンバ大阪であらゆるタイトルを総なめにしてきた西野監督と並び、田嶋会長は『日本では実績ナンバーワン』と太鼓判を押す。

選手時代には日本サッカー史で語り継がれる『ドーハの悲劇』を経験した。目前でW杯初出場を逃した失意の経験から、どんな過酷な状況からでも常に前向きにはい上がる気概を選手には求めて指導を続けて来た。選手との対話を重視しるスタンスも西野監督に通じる部分がある。

4月の西野監督の就任と共に日本代表コーチとしてチームの脇を固め、練習メニューの考案などで16強入りにも貢献した。関塚技術委員長が『このW杯での戦いをゼロにせず、ベースにした形で世界基準の高いところに進めるかが一番のポイント』と話す人物像にも合致する。

五輪代表とフル代表の兼任となれば、00年シドニー五輪、02年W杯日韓大会を率いたトルシエ監督以来の大きな挑戦となる。双肩に大きな期待と責任を背負っての船出となる。


★<長州産業、チョウザメ養殖に進出>山口県小野田市の太陽光機器メーカー『長州産業』が、『チョウザメ養殖』に乗り出した。もちろん『キャビア生産』のため。美祢市にある市営の養鱒場を年間50万円で借り、常時600~700匹を養殖する。最終的には『山口県産のキャビア』を生産するという意気込みだ。長州産業がチョウザメ養殖を始めたのは、2016年4月。下関市に試験飼育場を開設、県水産研究センターなどから技術指導を受けながら研究した。が、この試験場の設備では手狭なことが判明し、この度美祢市の施設を借り受けた。

美祢市も売り物である秋吉台の観光客も全盛期の4分の1にまで落ちている。そこへやってきた話は『ほかにはない、面白い地域活性化策になる』と。隣にある、名所別府弁天池の水を使う。長州産業は、実は創業者の岡本要さんが17年前亡くなるまで抱いていた構想。現役が元社長の意志を匹就いてチョウザメ養殖に乗り出した。動機が面白く、またチョウザメ養殖は今、全国で研究されているビジネスだ。長州産業、頑張ってね。


★<財務省前次官は告訴したか>テレビ局女性記者へのセクハラ疑惑で世間を騒がせ、麻生大臣は『あれはセクハラでなはい』とトンチンカンに擁護していた『福田前財務省次官』。ことの白黒は裁判で決着させると息巻いていたが、その続報が聞こえてこないなあ。まあ、常識的言えば、弁護士に相談したところで『やめておけ、恥の上塗りだ』と言われるのがオチだが。それにしても、世間に堂々と言い切ったのだから、止めたら止めたで、堂々とマイクの前にたつべきだぞえ、前次官殿。まあ福田次官の常識は、世間の非常識だから、どうしようもないがねえ。


★<カープ巨人に3連勝>全国のカープファンの方々、おめでとうございます。反対に巨人ファンの皆様、ご愁傷様でした。ゲーム差5となり、7連勝の勢いをそのままに首位対決で、その差を縮めるべく広島に乗り込まれた巨人ナインの方々も。なんせ、1、2戦を落とし、負けられない巨人。なんと4回までに6得点。こりゃカープ駄目だべ、と思ってあきらめの心境。2勝1敗は強く状態の良い今の巨人に対しては上出来の成果だと。

と、何やら4回にバティスタ大村に対しての初ヒットをソロで1点をい返した。続く5回には田中、丸、鈴木と大砲がさく裂し、6-6の同点に。こうなるとカープは押せ押せですわな。7回には丸2本目のツーランで8点目。驚きは、この試合カープのヒットは6本なのに、そのうち5本がホームラン。


これってすごいよねえ。その後、カープは、永川、アドゥア、フランスア、中崎と無失点リレーで繋ぎ、なんと今一番強いと思われる巨人に3連勝。その差を8までに延ばした。昨季の球宴後4.5から9ゲームに広げた足跡をなぞるように。まあ、レースは最後までわからないが、この3連戦、球場に足を運ばれたカープファンの方々、おめでとうございます。

やっぱ、先日書いたように、巨人のお坊ちゃん方はドームでの試合に慣れておられ、青空の暑さたぎる球場での試合は苦手と見えるねえ。マツスタは鬼門なのか、昨季から連続12試合黒星ざんす。本当に、ご愁傷様でした。読売新聞の記事を読むのが大変楽しみではあります。

『曲がる有機ELでフォルダブルスマホ、日本が素材供給』

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★今日の画像は、2020年の東京五輪開幕に向けて建設工事が進む『新国立競技場』、姿を消す名古屋の記念建築・中村遊郭の『稲本楼』。夏山『南八ヶ岳』の眺望です。八ヶ岳は、北・中央アルプスとまた違う魅力がありますが、厳しさもひとしおのようで、私にはチャレンジする資格はなさそうです。

★★★住友化学や昭和電工など、日本の素材各社が曲がる有機ELパネル材料に本格参入する。ガラスの代わりにスマホの表面を覆う樹脂製フィルムや特殊インクを使ったタッチセンサーを開発した。日本メーカーは電子製品の世代が代わる度に新素材を世界に提供しており、曲がる有機ELパネルでもリードする構図が鮮明になっている。

折りたたんで持ち運び、見開いて使うスマホは韓国サムスン電子や中国メーカーが開発を急いでおり、2018年中にも市販が見込まれている。動画の視聴やウェブ閲覧では広げて大画面を利用出来る。『フォルダブルスマホ』と呼ばれ、買い換えサイクルが延びているスマホ業界で、今後の主力製品の一つになる可能性がある。

表示装置である有機ELパネルに使う材料をガラスから曲がる樹脂などに代えることで折りたたみが可能になる。曲がる有機ELパネルもサムスンを筆頭にパネルメーカー各社が開発中。20万回以上も折り曲げ可能な耐久力が必要で、高機能の素材技術に強い日本メーカーが供給の大半を担う見通しだ。


住友化学は、従来ガラスだった表面のカバーに使うフィルムを開発した。色が変わりにくく、透明度が高い。昭和電工は指先の操作を感知するタッチセンサーフィルムに参入する。銀を用いたインクで微細な配線をほどこした。宇部興産とカネカは、ガラスに代わって回路を形成する基板用のフィルム材料に本格参入する。

日本の素材メーカーは、液晶パネルや有機ELパネル、リチウムイオン電池など電気製品の新技術が生まれる度に適した材料を供給してイノベーションを促してきた。しかし部材によっては、中韓メーカーの追い上げを許して利益が徐々に下がる傾向がある。民生用のリチウムイオン電池も当初、電解液などの大半を日本メーカーが供給したが、今では中国勢と競う。曲がる有機ELの材料は当面、日本メーカーの独壇場で市場が広がれば収益も大きい。


★<東京五輪マラソンは朝7時スタート>2020年開催の東京五輪、2020年7月24日から17日間に史上最多の33競技、339種目が実施される。夏場の『酷暑五輪』が想定されることから、男女マラソンは計画より30分早めて開始時間を7時からとするなど屋外競技で開始時間を繰り上げ、可能な限り暑さを避ける。

暑さ対策として開始時間を早めるのは、陸上ではマラソンのほか、競技時間が4時間に及ぶ男子50キロ競歩も1時間半早めて、全日程で一番早い午前6時開始。男女20キロ競歩も2時間早い7時開始とする。


とりわけ暑いとされる霞ヶ関カンツリー倶楽部で実施される男女ゴルフも2時間繰り上げ7時から。トライアスロンも同じく2時間繰り上げ8時から、オープンウオーターも1時間早めて8時から始める。また、さいたまスーパーアリーナで実施されるバスケットボールは最終電車に間に合わせるため、試合の終了時間を午前0時から午後11時に早めた。ビーチバレーも1時間早めて午後10時50分に終える。

いよいよ五輪の競技スケジュールも決まり、聖火ルートの日程決定など、五輪ムードが盛り上がってきた。世界で開かれた過去の五輪で、建設された施設にペンペン草が生え、使用されずに放置状態にあるものが多く観られる。東京五輪ではこのようなことがないよう、文科省はしっかり管理利用を進めて欲しい。なにせ、1千兆円という破格の赤字をかかえ、そんなもん知らんぷりで、五輪を開く阿倍政権なのだから。本当はブラジルのように、反対する国民がどーんどデモ行進でもすべき時期なのだが、日本国民はおとなしい。


★<児童売春容疑、恐喝された中学校講師を逮捕>愛知県警は、このほど愛知県豊川市の元臨時中学校講師の男性(45)を『児童買春・ポルノ禁止法違反容疑=買春』で逮捕した。逮捕容疑は昨年3月、市内のホテルで元教え子(17)に25,000円を渡し、わいせつな行為をしたとしている。男性は容疑を認めている。

逮捕の背景は、男性は2016年夏、交際相手を募る少女のツイッターを見て連絡した。少女と同じく男性の元教え子で、交際を知った少年らから計140万円を脅し取られたとして県警に被害届けを出し、6月に中学校を依願退職していた。


県警は、男性への恐喝容疑で、市内に住む17~18歳の会社員の少年3人も逮捕した。男性は1997年から市内の市立中学校で、臨時や非常勤の理科教師として勤務していた。まあ、自業自得でもあるが、少年達の恐喝が何度も続いたのだろうなあ。最初は少女が妊娠したと偽って恐喝したようだが。まあ、自業自得だな、こんな犯罪での逮捕は。

こんなことを言っては、不遜と叱られそうだが、拙者は高校生や中学生の少女達に一切魅力を感じないねえ。女性というよりまだ子供なんだ。女性としての色気のかけらもなく、魅力はない。やっぱり、女性は20歳を超え、若さはつらつ、女性らしい色気を感じる人達に魅力を感じる。こんなことをいうと、差別発言だと叱られるかな。


★<今年のカープ、オカルト>ブログ『カープファンの構想と妄想』に面白いアップがあった。とにかく、カープの6安打のうち、5安打がホームランというとてつもない22日の試合、0-6から、8-6への大逆転。まさに『オカルト』だ。以下。


<<オカルトですよ。カープの野球は。
広島8-6巨人
首位攻防戦はカープ3連勝!
ゲーム差は8.0に拡大。2位巨人の自力優勝消滅。ついでに2位以下の貯金も全滅。

昨日のできごと・・・
美間優槻はソフトバンクへ。
野間峻祥は2軍へ。
アドゥワ誠はプロ初打席。空振り三振。
永川勝浩2年ぶり勝利投手。けっこう勝ってるな。
フランスア、プロ初の3連投。
中崎、今季4度目の3連投。←気を付けて!
丸、今季6度目丸チHR。←なんかおかしい


今季のカープはマツダスタジアムで27勝8敗、勝率.771
今季のカープは対2位チームとの対戦が13勝1敗、勝率.929
今季の対巨人12勝4敗。去年18勝7敗。
マツダスタジアムでは去年から巨人に12連勝。

いろいろおかしいですね。今年のカープ。
オカルトでしょ。
神ってると言うより、悪魔ってます。

この3連戦。6人の投手が先発。
みんな炎上。誰一人QSを達成できず。
広島10-9巨人
広島7-5巨人
広島8-6巨人

第1戦は7-0から巨人が逆転。
第2戦は菅野が6失点。
第3戦は6-0から広島が逆転。
オカルトでしょう・・・


カープが3連勝して嬉しいですよ。
もしかして3連敗していたかもしれないし。
2ゲームに迫られるところを8ゲームに広げたんですからね・・・
怖いっすよ・・・

3連勝も全て競り合いです。
ただ一つ気になったのは『坂本勇人の不在』ですかね。
巨人の内野陣はマギー、岡本、吉川、中井、田中俊太、ついでに捕手が大城、宇佐見。
ピンチで誰もマウンドに行けませんでしたね。投手はベテランの山口俊、菅野でしたし。
昨日の今村も3回までは完全投球。
バティのソロ、田中の2ラン、菊池の四球&盗塁。
ここでマウンドに行くべきでした。内野の誰かが。

最近のプロ野球、内野手がマウンドに集まるシーンが非常に少ないです。
時短を目指すプロ野球。
まあ、それもいいし、ピッチャーも集まられると『うぜー』って思う人もいるかもしんない。


私は野手なんでピッチャーの気持ちはよくわかりません。
しかし野手の立場からすると、ピッチャーが苦しんでいたら
『なんとかしてあげたい』
とは思います。なんとかできないですけども・・・

カープのこの3連戦。
厳しく突っ込めば褒められた内容ではありませんよ。
野手はエラーを連発、ピッチャーも暑さに苦しみました。

しかしですね、内野手はマウンドに集まったり、ベンチの控え選手が試合に出ている味方(あるいはライバル選手)を必死こいて応援していましたね。

・・・

この差じゃないかなぁ
この接戦を3連勝できた理由は。


巨人も一生懸命でしたよ。
広島もミスをいっぱいしましたよ。
フランスアの3連投にイラッときてますよ。

しかしカープは広輔が大瀬良に声をかけたり、
菊池がフラを助けるためセカンドに送球したり、←結果今季初失策
丸が野間の頭をビシビシ叩いたりしてチームを鼓舞しました。

セイバーとか科学とかの時代にそれこそオカルトっぽい話ですが、私は
『勝ちたいと思う方が勝つ』
とか
『チームの結束が不可能を可能にする』
とか
『ファンの後押しがチームを勝たせる』
とかの迷信を
本気で信じているんですよ。>>


しかし見方を変えると、丸に逆転ホームランを打たれても、ベンチにいる高橋由伸監督は表情一つ換えなかった。見事というか、素晴らしい胆力だ。これが阪神の金本監督だったら、顔しかめて、イヤな表情をイッパイに出すが。高橋、金本の監督の器の差を感じた一瞬だった。


★<観測史上初、都内で40度超え>まあ、飽きもせず毎日、毎日暑い日がつづくことでやんすねえ。昨日は、東京都青梅市で40.8度と、観測史上初の都内での40度超えがあった。最高は、岐阜県多治見市の41.1度、観測史上最高温度を記録。あの群馬県『ズル林市』は、最高気温39.4度。今年6月までに使っていた観測点では『40.1度』、『ズル林』の名前を一段と高めた形だ。この旧観測点での最高温度は2007年8月16日の40.3度。いよいよ『全国1暑い街』の看板をどげんにかせんといかん状態になりつつあるなあ。

これまでの最高気温は、2013年8月12日に高知県江川崎の41.0度。また初の都内40度超えの青梅市の御岳山には、『レンゲショウマ』が5万株咲く。盛りは8月10日頃だが、いつかは訪れてみたい山ではあるが、こう暑いとちょっと躊躇もするが、な。


★<イヌサフランで中毒死>北海道帯広市で、80歳代の女性が自宅の庭から採った『イヌサフラン』を調理し食べ、食中毒症状で死亡した。女性は球根をジャガイモやタマネギと間違えて食べたものと思われる。恐ろしき『イヌサフラン』ではあるな。広島でも見かける『サフランモドキ』の球根は毒性があるのだろうか。心配だ。


★<ガンバ・クルピ監督解任発表>今日、ガンバ大阪のクルピ監督の解任が発表される予定だ。歴史ある強豪は、今季16位に低迷し、目下5連敗中。攻撃的なチーム作りを狙い、かつてセレッソで香川らを育てたクルピ監督を招聘。が、前半戦から負傷者が相次いだこともあり、低迷。柿谷、宇佐美の獲得にフロントが動いたがこれも失敗。指揮官とフロントとの不信は絶頂に達した。さて、次の監督は誰になるか、な。
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