★今日の画像は、大分県中津市で収穫された『胴回り2.2m、重さ100キロの半端ないカボチャ』、JR山陰線の鳥取―出雲市間を結ぶ観光列車『あめつち』、昨夜のヤクルト戦で先頭打者ホームランを打ちカープの勝利に貢献した田中、そして大阪市『ユリ園の花達宗戮任后
この巨大カボチャは、鑑賞用として育てられたもので、市役所など関係先に展示されるそうです。それにしてもすごい、100キロとは。恐れ入りました。山陰線の『あめつち・天地』とは、古事記の書き出し『あめつち・天地の初発(はじめ)のとき』に由来するそうだ。難しいなあ。右下をクリックすると、大きな画が見られます。
★★★無人のトラクターが田畑を走り、ロボットが工場で野菜を育てる―。こんな夢のような農業の実現が目前に迫っている。起爆剤はAIやITの進化。産業界を覆う技術革新の波が未来の農業を作る。
札幌市の東にある田園地帯の南幌町。稲穂が黄金色に実った田の中を、運手席に人がいないコンバインが疾走する。人の代わりに機械を運転するのはGPS。クボタが2020年の実用化を目指し、開発を進める無人コンバインの実証試験だ。
稲の収穫は穂の高さが株毎に違ったり、倒れていたりするなど作業が複雑で、自動走行が難しいとされてきた。実用化されれば世界初となる。クボタはすでに無人トラクターを実用化済み。田植え機も自動運転を研究しており、3つが揃えば『無人の水田』の実現が近づく。
田畑と違い、環境を制御しやすい施設栽培は無人化まで秒読みに入った。植物工場ベンチャーの『スプレッド(京都)』が木津川市で建設した新工場は、レタスの育苗から収穫まで10以上の工程を自動にする。生育に合わせてパネルを替え、1日に3万株と膨大な量を収穫する作業をロボットが担う。植物工場はそのイメージと違い、作業のほとんどを人に頼っているのが普通だ。同社は第1工場で10年かけて培ったノウハウを生かし、機械だけで栽培する作業工程を設計することに成功した。世界でも極めて珍しい自動栽培の植物工場で、販売価格を2~3割下げることを目指す。
異業種からの参入も進む。ソフトバンクのPSソリューションズ(東京)は、窓の開け閉めやハウスの温度調整を自動化するシステムを18年にも実用化する。温度や湿度、日照量などを刻々と変わる環境を検知し、成長段階に合わせてAIが最適な栽培方法を見つけ出す。
農業で自動化が進む背景は2つある。一つは働き手の急減だ。農水省によると、何も手を打たなければ25年の就業者は170万人と、10年と比べて2割減る。70歳以上の比率は49%と、その間に5ポイント高まる。もう一つが新たな技術の登場だ。GPSを構築する衛星『みちびき』の打ち上げやロボットの性能向上、AIの活用など様々な分野で技術革新が進む。
無人農業がすぐに実現する訳ではない。しかし、急速に進む農業従事者の高齢化や自由化に伴う国際競争に勝ち抜くには、絶え間ない技術革新の取り組みが不可欠だ。技術革新を前提とした日本の農業は、決して先行き暗くはない。若者達の、新しいセンスでの農業への取り組みを期待する。
★<西野ジャパンへ賞金13億円>残念ながらベスト16で敗退した西野ジャパン。その成績に対する賞金は、1,200万ドル=13億3千万円と。このほかに参加賞150万ドル=1億6千万ドルが与えられる。ちなみに優勝賞金は3,800万ドル、42億円、準優勝は2,800万ドル、30億円。出場した選手にはどれほどのファイトマネーが払われるのだろうか、関心があるねえ。
★<タイ少年らが命をつないだノウハウ>タイ北部の洞窟に10日間閉じ込められ、奇跡的に生存が確認された少年達13人。どうやって命をつないだのか。それは、持っていたスナック菓子を少しずつ分け合い、体力の消耗をしない工夫をしていたそうだ。
13人は同じサッカーチームのメンバーら、11~16歳の少年とコーチ(25)。軍幹部によると、少年らが持っていたスナック菓子を男性コーチが1日にどれだけ食べるかを指示。皆で少しずつ口にしていた。体力を失わないために、大声を出したり、むやみに動いたりしないと決めていたと言う。水は洞窟内の水で補給したと見られる。
救助隊のダイバーは、洞窟入口から2キロの地点に設けた拠点から3時間かけて少年らのいる場所に食料や薬を運んでいる。50本以上のパイプを洞窟内に入れて、ポンプ車で水をくみ出し、水位を下げる作業も進めているが、今だに水深10m近い場所もあるそうだ。
捜索はタイ海軍や警察に加えて、米国や外国のダイバー達らが協力し、2千人の態勢で行われている。洞窟から大量の水を排出したため、周辺の田んぼが被害を受けているが、これは政府が補償金を出す方針だ。無事に救出出来そうな13人。見事、素晴らしいことだねえ。
★<進化するゾゾタウン>一躍人気ブランドに飛び出した、衣料品通販の『ゾゾタウン』。採寸用ボディースーツで体形データを測って購入する『プライベートブランドPB』について、『サイズという世界共通の課題を解決する。過去に例はなく、価値は高い』と胸を張る。
ゾゾタウンが運営する『スタートトゥディ』に注文すると、送られてくる採寸用の『ゾゾスーツ』が送られてくる。価格は無料。着用してスマートフォンのカメラの前で360度回ると、専用アプリがスーツに施された水玉のマーカーを認識し、首回りや胸囲、ウェストなどの数値を自動的に登録する。
用途の一つはスタートトゥディに細かいサイズを在庫でそろえて置き、個人のサイズに近い商品を発送する。もう一つはサイト『ゾゾタウン』の商品全てを選びやすくすることだ。現在のスーツは2代目。初代は内臓された伸縮センサーの伸び具合で採寸するとしていたが、大量生産できず廃止した。
前沢社長は、『自分自身が背が低く、足も短い。ゾゾタウンでも服選びに苦労した。それで、様々な体形に合う服を造れないか、と考えた。パンツはそもそも足の長い人向け。調査によると70%以上の人が裾上げしている。コストもかかり、生地ももったいない。S、M、Lで作るのはみんな得意だし、出来ないことをやりたかった。今はTシャツ、カジュアルシャツ、デニムパンツの3種類。ぴったりサイズの服を着ると、それは感動に変わる』と話す。
また、『PB戦略で一層自前主義が強まる。今は委託先の工場で作っているが、いずれ自前で出来ないか考えている。なるべく大きな資産を持たずに、日本でとことん自動化された工場を造るのも面白い』『曖昧な存在を駆逐し、「餅は餅屋」という垣根を取り除くのがネット社会。ダメな存在はいずれ消えるが、ネットによって早く消え、資本主義を加速させる。便利な世の中を作りたい経営者は恩恵を受ける』とも言い切る。
『スタートトゥディ』の強みは何か。子供っぽさと企業体質のアナログ性だろう。祖業は輸入CDなどのカタログ販売だが、2000年にネットという新しい『おもちゃ』を見つけるとすぐに切り替えた。そして難しいと言われていたファッションも扱い始めた。今回の『ゾゾスーツ』も『自分に合う服がほしい』という前沢社長の無邪気なニーズから始まった。『アナログ性』とは、『楽しく働けば働くほど儲かることに気付いた』と話す、社内コミュニケーションのこと。幕張に住む社員には『幕張手当』を支給し、時間に縛られない働き方を励行している。自由な雰囲気を醸し出す今のIT企業の原型を創造してきた。
事業のグローバル展開を始め、年間売上高は今季1,500億円に達する見込み。思い出に浸るひまもなく、常識外れのライバルがさらに湧いてくるネットの世界。今後は規模と強みを両立するベンチャー企業の宿命に直面する。ユニクロとは一ケタも二桁も企業規模は違うが、利益率ではユニクロを遙かに引き離す。ZARAやH&Mを凌ぐ世界的なブランドに成長するか、今日の出の勢いの『ゾゾタウン』、胸突き八丁が続く。
★<文科省局長収賄罪>文部科学省の佐野科学技術局長(58)が、受託収賄容疑で逮捕された。佐野容疑者は文科省官房長時代、私立大学支援事業を巡り、東京医科大学関係者から支援洸に選ばれるよう便宜を図ってもらいたいとの請託を受け、その見返りとして、今年同大学を受験した自分の子供の点数を加算させ、同大学に合格させてもらったと言うもの。なんと、姑息な犯罪だ。
この受託収賄事件を見て、あの『加計学園獣医学部問題』も似たような裏舞台があるのだろうと、想像するのは拙者だけではない。申請の締め切りが、加計学園しか申請できない期日に設定され、希望を持っていた京都産業大学を振るい落とす手段にした、裏舞台があるのだ。特捜も警察も、それこそ『安倍政権への忖度』があって、実態の解明に手心を加えたのだろう。いつか、この犯罪は表舞台であらわになるだろうなあ。年金支給の何度にもわたる不手際と言い、官僚のやること、なすことは信用できないのが今の日本国ではないか。
★<素人でも分かったプロ野球審判のミズジャッジ>阪神はヤクルトと6月29日に行われた試合で、走塁を巡る判定を不服としてNPBに提出していた意見書に対し回答があり、セリーグ、審判部の連名で、『正しい判断ではなかった』こと、その上で謝罪を受けたと発表した。谷本阪神本部長は『事後的ではありますが、走路アウトを判断すべき事案であったと認めてもらった。合わせて4人の審判が協議すべきであった、とも明確に答えていただいた』と語った。
このプレーは、テレビでカープの中継を、そして10インチのタブレットでDAZNの阪神の中継を見ていたが、はっきりと走塁アウトの場面で、審判はセーフを宣告。阪神の抗議にも耳を貸さなかった。場面は、阪神の守備で、ゴロを捕球した阪神のサード北條選手が、3塁に進もうとしたランナーにタッチしようとしたが、ランナーはホーム側に大きくふくらんだランニングでタッチを避けた。
野球規則では『野手のタッチをよけて走路からおよそ90cm以上離れて走った場合はアウトになる』とされ、阪神はアウトだとアピールしたが、三塁の累進はランナーに触れようとする行為がなかったと判断し、セーフと判定していた。見ていて北條ははっきりタッチの行為をし、ランナーは90cm以上走路から外れており、あれはランナーアウトだと思っていたのに、セーフの判定。この規則は野球をちゃんと見るファンでも知っているルールだ。なんともアホな、給料泥棒の審判ではある。この審判員は何試合か、出場停止にすべきだ。
★<カープ前半戦を首位ターン>昨夜カープはヤクルト戦で、田中の先頭打者ホームラン、ジョンソンの9回までの好投などで、4-2で勝利し、前半戦の首位ターンを確定させた。球宴前の残り試合はセリーグ全球団7試合で、仮にカープが7連敗し、2位阪神が7連勝しても同率で首位に並ぶため。カープの首位ターンは3年連続8度目で、85、86年の2年連続を抜き球団初。セリーグでは、12~14年の巨人以来となった。なお、過去にカープが首位ターンした7度のうち優勝は4度あり、V確率は57%となっている。
問題は投手陣。リリーフに新外人を入れ、活性化を図る。このピッチャー、『ジョニー・ヘルウェグ(29)』。身長2m、体重106kgの巨漢右腕で、今季は3Aで24試合、1勝1敗11セーブ、防御率1.33と好成績を挙げている。夫人ともに来日。『日本でプレーしてみたかった』と、カープでのプレーに意欲を燃やしている。さあ、ジャクソン君、危機だねえ、頑張らなくっちゃ。