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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『インドで100万円のクルマが台頭、低価格車「ナノ」は失速』

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インドの自動車市場で、従来の低価格車に代わり100万円前後の車が売れ始めています。購買力を持ち、性能やデザイン性にこだわる消費者が増加。ホンダ『アメイズ』などセンダンやSUVが人気を集めて。一方、タタ自動車の『ナノ』など製造コストを抑えたハッチバック車は失速しました。

『車の王道はセダン。セダンが欲しい』。ムンバイに住む30代の男性起業家は熱を込めて話します。5年前に買ったハッチバック車の買い換えを検討中。ホンダの『アメイズ』などが有力な候補。金融機関に勤めていましたが、2年前に起業。会社の経営は軌道に乗り始めました。インドの典型的な『新興中間層』。

インドと言えばコストを切り詰めたハッチバック車が代表的。しかしこれは大都市では過去の姿になりつつあります。デリーやムンバイではセダンやSUVが急速に増えて。躍進著しいのがホンダ。景気減速の影響で乗用車市場はこの1年、6%減と低調でしたが、ホンダは83%増でした。

ホンダの躍進の理由は中間層の取込に成功したこと。インドでは『車購入費の上限は年収1年分』というのが目安。『アメイズ』の中心価格である60万ルピー=100万円前後というのは中間層の年収と重なります。もともとホンダはインドで二輪車に強く、ブランド力もありました。

2月にデリー郊外で開かれた自動車ショー『オートエキスポ』で注目を集めたのがトヨタの新型SUV『エティオスクロス』。黒を基調にまとめた内装の高い質感が特徴。10年末に発売したセダン『エティオス』はコストを徹底して抑えた新興国戦略車でしたが、販売は低調。『現地の人々が求める質感を満たしていなかった』(トヨタ幹部)と反省し、改良を加えました。

インド攻略のカギは『コスト重視のクルマ作り』というのが常識でしたが、流れは変わりました。タタ自動車が09年に投入した超低価格車『ナノ』も急減速。前年比7割減の販売状況に陥っています。

モータリーゼーションが本格化し始めたインドでは『クルマに対する消費者の関心が高い分、ヒット車が出れば一気に販売が伸びる』(日系メーカー幹部)と。今後の開発次第では中位メーカーでも上位に進出する目が見えてきます。クルマは単に移動交通体ではなく、自意識、自尊心、ステイタスを表すものですからねえ、安ければいいというのは消費マインドを無視することになります。

現在12億人の人口を擁するインド。近々中国を抜き15億人になるとも。経済も紆余曲折はありますが、上昇基調に。自動車の保有台数がその結果を示します。世界一の自動車生産国になった中国を、いつかはインドが追い越すのでしょうかしら。(*.^)

★広島の大手タクシー会社『福助タクシー』が、マツダの『アテンザ』をタクシー車両として導入。アテンザはタクシー仕様車がないため、名古屋の業者が30万円かけて改造を。個人タクシーではすでに3台導入されていますが、法人タクシーとしては初めて。同社のタクシー車両保有台数は103台。広島ではトップクラスです。導入につては『少しでも地元のため、カープのためになれば』と、全量アテンザに切り替えると。カープファンの皆さん、乗るなら福助タクシーですよ。(*.^)

★32年の長寿番組『笑っていいとも』が、今月で終了します。後番組は『バイキング』。『ためになって笑える番組』として、曜日ごとにテーマを決め、メインMCを中心に、バラエティーに富んだレギュラー陣で番組を盛り上げていきます。全曜日通じて、yahoo急上昇ランキングを使ってトークをするコーナーも行われると。さあ、バイキング、笑っていいともを抜けるかな。(@_@)

★その『笑っていいとも』に、今日阿倍首相が出演と。幅広く行動し、国民の人気を保ちたい首相としては格好の出番番組ではあります。

★大相撲の人気復活に一役も二役も担いでいる『遠藤』。その遠藤を載せたキャラグッズが売り切れ続出に。理由は、来場所から髷が結えるので、ザンバラキャラは今場所で終わり、と言う次第。お宝ものとファンの買い物が続いています。

そして昨日の一番、『小結松鳳山』との一戦。松鳳山の投げ、押しに耐えに耐えて、最後は寄り切りで遠藤の白星。また激しい相撲で、遠藤の左額に血が流れ。とてもいい内容でした。これでなんとか勝ち越しの目が出てきて、来場所での三役入りが視界に入ってきました。

★GDPの20%を政府が使う放漫無駄漬けの財政。しかもその半分は借金でのもの。戦後3番目の早さで成立と、メディアはかき立てているが、果たしてこのような肥大化した予算が国の将来に禍根を残す、と書く紙面が見当たらないのが悲運の日本国ではあります。

■今日の画像は、なんともすごい坂道『サンフランシスコのロンバートストリート』と、安芸区中野の『蓮花寺山』です。シスコのつづら折れになった坂道、見事という他はありませんねえ。(^.^)

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