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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『海外展開で急成長する「広島アルミニウム工業」』

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『ブエノスディアス(おはようございます)』。『広島アルミニウム工業』がメキシコ中部シラオ市に建設したアルミ部品工場。2月下旬、新入社員16人がロビーでえ研修していました。増産に対応するため、従業員を採用するペースは毎週10人に上ります。

『ここまで受注が増えるとは全く考えていなかった』と現地法人の長野社長。現在350人の従業員を来年には800人まで増やします。第1工場は3度増築し、来年は近くに第2工場の建設も計画。

現地法人の設立は2010年6月。当初の取引先は日系変速機メーカーでしたが、3年半の間にドイツの変速機メーカーからの受注が増えて。『日本の品質とコストが評価されている』と。マツダやホンダなどとの取引も始まりました。

2000年代初めまで国内のマツダ向けが事業の大部分を占めた広島アルミは今、海外で急成長しています。主力のベトナムは02年に進出し、メキシコが2カ国目。中国とタイにも拠点を設けました。中でも、メキシコは海外最大の売上になると見通します。

ジェトロによると、11年3月以降、少なくとも延べ134社の日系企業がメキシコでの新規投資や工場拡大を決めました。ほとんどが自動車関連。かつてない進出ラッシュです。メキシコは世界の45カ国とFTAを結んでおり、輸出される自動車に関税がかからない点が大きなメリット。

広島アルミは、祇園長束が出生地。その後、島根県の瑞穂に進出、さらに可部にも新工場を建設しました。そして、マツダのタイ進出に伴い、海外にも。同社のOBの話では、連結ベースの従業員数は4千人を超えたと。株式の上場はしていないものの、先頃上場を果たした『ダイキョーニシカワ』に次ぐ、広島の急成長部品メーカーと言えるでしょう。バブル崩壊から、苦節二十余年。ここにきて、マツダグループの業績の急回復と急成長が津波のように押し寄せています。 (*.^)

★京都府の有機・無農薬栽培販売の『坂ノ途中』が、今夏アフリカ・ウガンダで野菜栽培に乗り出します。坂ノ途中は、ウガンダでゴマを無農薬で栽培しており、有機栽培を広めることで乾燥した気候や農薬の大量使用で肥沃な土地が減っており、有機栽培の普及により現地農家の支援にもつなげます。

未開の市場アフリカへ野菜とはすごいです。もっとも、ノウハウを伝授する現地生産、現地販売ではありますが。ここのところ特徴を持つ中小企業の海外進出が目につきます。それほど日本の産業・企業はバイタリティーに富んでおり、また積極的な経営姿勢を示していると言えます。すばらしい。(*.^)

★中国のレアアース輸出規制措置が、WTO違反との判定が出ました。中国共産党独裁王朝の行った野蛮・無知な行為が国際舞台で排斥されたもの。しかし、この規制措置で、日本の技術陣は新しくレアアース不用の新技術を次々開発したのですから、これもすごいことです。(*.^)

■今日の画像は、『バリのベララング島』と、『呉婆々宇山・尾根道の風景』です。呉婆々宇山から奥へと進むと、藤が丸山、立石山、そして瀬野駅の北、長者山に達します。なかなか歯ごたえのある縦走路ではあります。\(^o^)/


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