Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1093

『満州は満州族のもので、中国・漢族のものではない』

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

間違いだらけの歴史認識『満州は満州族のもので、中国・漢族のものではない』

東京裁判では、満州事変以降が日本の侵略とされました。それ以前の欧米の植民地への侵略をほおっかぶりするために定義された姑息な手段です。

満州事変は、1931年昭和6に満州の奉天の郊外にある柳条湖で、日本の関東軍が、日本経営の満州鉄道の路線を爆破したことに端を発しました。この鉄道は日露戦争で日本が勝利したため、1905年ポーツマス条約でロシアから、当時の清国の許可を得た上で、旅順、大連の租借権と共に日本に譲渡されたものです。しかし日本は日露戦争で多大な犠牲を払い占領した広大な南満州を、寛大にもそのまま清国に返しました。

清国とは、漢族ではなく満州族が支配する中国でした。清国は、自力ではロシアから取り戻せなかった満州を取り返してくれた日本の感謝の念を持っていましたから、鉄道を経営し守備するため、線路や駅周辺の付属地に日本人の居住ばかりか日本軍の常駐まで認めました。

1912年清朝が倒れ、中華民国が成立します。そして1920年代に入ると、ロシア革命の影響で共産勢力も力を伸ばし、中国国内はほとんど無政府状態でした。人民は貧困、飢餓にあえぐ生活に。そして国民党の実権を握った蒋介石や中国共産党などが排外思想を国民にばらまきます。日本は万事控えめな行動を取りましたが、それを見た中国は日本人迫害の実力行使を始め、邦人に危機が及んだのです。1928年には、済南で多数の在留邦人を暴行、虐殺し、男女を問わず、多くの死体には凌辱まで加えるなどありとあらゆる手を使って抗日行動、錯乱行動を取ります。

このような実態を見て、関東軍は満州事変へと突っ走ります。柳条湖で鉄道を爆破し、それが中国の仕業だと嘘をつき、戦端を開きました。たまりにたまった怒りに燃える関東軍は政府の戦線不拡大方針を無視して拡大します。他の列強なら、ずっと以前に中国への報復に出ていたはずです。だからこそ当時アメリカの上海副領事をしていたラルフ・タウンゼントが事変の2年後、1933年に著した『暗黒大陸 中国の真実』には、『在中の米英の官民の大勢は、「我々が何年もやるべきだと言っていたことを日本がやってくれた」』と書き記します。更に、米世論が反日一辺倒となったことについて『何年も前から中国当局は略奪行為を黙認し、反日プロパガンダをし、線路に石を置き、日本人を狙撃、殺害した。このようなことが起きていたことをアメリカに住む人々は知らないのだ。新聞に載るのは、
宣教師や上級外交官といった、中国におもねっている連中からの情報ばかりだからだ』と。

日本は満州国全土を占領するや、1932年満州国を建国しました。国家元首には清朝最後の皇帝溥儀が就きました。中国は早速国際連盟に訴えました。国際連盟からはリットン調査団が派遣され、その結果、‘楫海侶鎧堝阿麓衛的行為とは言い難い、∨9颪話聾欺嗣韻亮発的な意志によるものではない、Kに日本が持つ権益は尊重されるべきである、にには世界の他の地域に類例を見ない特殊性があり、ある国が隣国に侵略されたというような単純な事件ではない、と結論づけました。

満州事変は今日の国際常識では文句なしの侵略戦争です。それでは何故リットン報告は『ある国が隣国に侵略されたというような単純な事件ではない』と結論づけたのでしょうか。理由は三つ挙げられます。まず第一に満州とは歴史的に満州族のものでした。歴史的に中国とは万里の長城より南の、漢族の支配する土地を指していました。満州語は漢語とは似ても似つかないものでした。ところが1644年(関ヶ原の戦いの44年後)、満州に生まれた清国が万里の長城を超え北京を占領し、満州人による中国支配が始まったのです。この清国は百年もしないうち、南北モンゴル、東トルキスタン、チベット、台湾まで領土をひろげてしまいました。中国が現在、台湾、新疆、チベットを自領と言うのは満州族の作った清国領土が最大に達したこの頃の版図を基準に考えているからです。

しかし中国=漢族が満州を直接統治した歴史はありません。中華民国は清国の領土を継承しましたが、統治するだけの実力がないので外蒙古は独立を宣言、満州も実態は軍閥の群雄割拠という有様。満州は馬賊の跳梁跋扈する地でしたが、やがてそのうちの一人、奉天の張作霖が満州を支配しました。即ち確かに公式には中華民国領ですが、実質はグレーゾーンのような地域だったのです。よってリットンも『満州には世界の他の地域に類例を見ない特殊性がある』と結論づけたのですね。

さらに張作霖の息子、張学良は激しい反日戦士で、蒋介石の国民党と一緒になって、日本国の権益侵略、妨害を起こしています。南満州鉄道の運行妨害や並行線建設、親日派の粛清、日本製品ボイコット、日本人の土地利用鉱山経営の禁止、などそれまでの日中条約を片っ端から無視し、排日行動を取ったのです。ここまでされると、どこの国民でも爆発して不思議はありません。だからリットンは、満州において国際法で認められていた日本の特殊権益が次々に犯されたことが、日本をこのような行動に駆り立てたと考えたのです。

今から見ると、絵に描いたような侵略と見えるのに、リットン調査団が少々日本寄りの結論を出した理由の底には、三つの理由があると考えられます。即ち、満州が中国の主権下であったとはいえグレーゾーンでもあったこと、条約で決めていた日本権益を中国はそれを無視する行動に次々出たこと、世界大恐慌での世界がブロック経済化により市場から締め出された日本は生存のために外に出るしか他なかったことなど、日本の立場を斟酌しているのです。

まるで現在の中国の領土拡大活動は『自分のものは自分のもの、他人のものも自分のもの』を地でいくような破廉恥な行動です。尖閣諸島しかり、南シナ海しかり、新疆ウイグル地区しかり、チベットしかり、です。モンゴルの南、内蒙古は中国領土とはなっていますが、これは蒙古が独立するとき、ソ連が仲介に入り、蒙古は泣く泣く手放された地域なのです。南京虐殺30万人のでっち上げ、さらに近隣諸国の領土を力任せに略奪する中国。日本は黙ってみている訳にはいきません。近隣諸国は中国の兵力と最近勃興した経済力に黙さざるを得ませんが、日本こそ歴史の正しい認識のもの外交力を強めて、お偉い人達の集団・外務省官僚の知恵と工夫を出し切って、中国の横暴を止めるべく世界発信をすべき、と私は思いますねえ。高い給料をはぐくむ外務省官僚殿、しっかりして下さいませ。

★中国がイスラム国の脅威におどおどしかけています。中国国内のイスラム教徒が、イスラム国でテロ訓練を受け、Uターンする脅威。さらには、中東やアフリカに札束で権益を奪取した油田や鉱山の権益施設。これらにテロが攻撃を加えれば中国の権益は一発で霧散するからです。イスラム国のテロを支持するわけにはいきませんが、せいぜい中国へのプレッシャーになって欲しいとは、少なからず私は思いますねえ。

★それにしても、国連潘基文パン・ギムン事務総長。国際的に、また韓国国内でも人気が高く、次期大統領とも黙されています。が、ここのところ影が薄いですねえ。『イスラム国』対策では、何らの成果も上げていなく、世界平和を目指す国連の機能不全を感じます。イスラム国は人類全ての敵であることが明白なのに、所詮これだけの人物だったのか、と失望を感じ得ません。

★新潟市の写真家が、シリアに渡航する準備をしており、外務省の中止アドバイスを拒否したとして、旅券を返納させられました。写真家は、憲法で保証された渡航の自由を奪われたと叫んでします。
彼の言う憲法条文は、『第二十二条  何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。   2  何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない』を指すのでしょうねえ。しかししっかり書いてありますねえ、『何人も公共の福祉に反しない限り』と。そして、旅券法では『第十九条  外務大臣又は領事官は、次に掲げる場合において、旅券を返納させる必要があると認めるときは、旅券の名義人に対して、期限を付けて、旅券の返納を命ずることができる。 四  旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合』とあります。外務省はただただ法の精神にのっとり旅券を返納させたのですね。はっきりと外務省に軍配を挙げさせてもらいますよ、拙者も。亡くなった後藤さんには失礼ながら、あのような馬鹿馬鹿しい騒動は御免ですから。

★先週、広島出身で世界的工業デザイナー栄久庵憲司さん著『デザインに人生を賭ける』を読破。と、8日未明、洞不全症候群で逝去された由、85歳。あのキッコーマンの卓上醤油瓶を初め、成田エクスプレスなど幅広いデザイン活動を展開された郷土の偉人、ここに死す、です。ご冥福をお祈りします。 合掌

★今日の画像は、題して『冬の花』。冬来れば、春と遠からじ、の言葉通り、春に先駆けて咲く花たち。可憐ですが、明るい希望を与えてくれます。.▲螢奪汽燹↓▲▲優皀諭↓シクラメン、ぅキザリス・パーシーカラー、ゴ┐△笋瓠↓ΕΕぅ鵐拭璽灰好皀后↓Р屬んざし、┘廛螢爛蕁Ε泪薀灰ぅ妊

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1093

Trending Articles