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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『ロシア・アメリカに挑んだ、日本の大敗北と大殊勲』

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間違いだらけの歴史認識『ロシア・アメリカに挑んだ、日本の大敗北と大殊勲』

『歴史認識』。明治から昭和にかけての日本の歴史を見直せと、かしましい中韓。しかし過去の出来事を、当時の視点ではなく、現代の視点で批判したり否定したりすることは無意味なことです。原始の時代から19世紀までの人類社会を、人間の平等すらなかったひどい時代を否定してみても、何も生まれないのと同様です。弱肉強食は帝国主義が唯一の国際ルールだった時代であり、現代の視点から見れば無論、卑劣な、恥ずべきものなのです。

この帝国主義の荒波の中で、日本人はそれぞれの時代の最強国、ロシアとアメリカに、独立自尊を賭け、身を挺して挑むという民族の高貴な決意を示しました。そして日本人は、これら大敵との戦いの各所で、民族の精華とも言うべき、自己犠牲、*堅忍不抜ケンニンブバツ、勇猛果敢などの精神を十二分に発揮したのです。(*つらいことも耐え忍んで、どんな困難にも心を動かさないこと)

明治から昭和にかけての百年戦争は、結果日本の大敗北に終わりました。しかしこれは無益無駄な戦争だったのでしょうか。大局的見地から見ると、実は日本の大殊勲だったのです。ペリー来航依頼、日本が希求してきたものは、第一に『独立自尊』でした。そして第二には、そのためのアジア主義、すなわち日中朝が連帯しての白人によるアジア支配を食い止めることでした。

第一のものについて日本は、百年戦争の最後の6年半ほどアメリカによる統治を受けただけで、曲がりなりにも有史以来の独立自尊を保つことが出来ました。大成功だったのです。第二のものについても、日本はほぼ独力で達成してしまいました。1941年には独立国がアジアでは、日本、タイ、ネパールの3国、アフリカではエチオピア、リベリア、南ア連邦の3国しかなかったのが、その11年後、百年戦争の終わる時点では合わせて100カ国を超えたのです。アジア、アフリカの人達は白人勢力に敢然と立ち上がった日本の姿を見て、独立自尊を目指し、栄えある独立を手中にしたのです。

そしてこれらの国々は悲願だった人種差別まで全くなくしてしまいました。これら独立国は皆、国連において白人諸国と同じ権利を持っています。アメリカの黒人も、戦時中から有色人種の日本の活躍に勇気を得て公民権を主張し始め、戦後はついにそれを達成しました。

英国の歴史家トインビーは、英紙オブザーバーにこう書きました。『日本は第二次世界大戦において、自国でなく大東亜共栄圏の他の国々に思わぬ恩恵をもたらした。それまで200年の長きにわたってアジア・アフリカを統治してきた西洋人は、無敵で神のような存在と信じられてきたが、実際はそうでないことを日本人は全人類の面前で証明してしまったのである。それはまさに歴史的業績であった』。(1956年10月28日付け)

同じ英国の歴史家クリストファー・ソーンは『日本は敗北したとは言え、アジアにおける西欧帝国の終焉を早めた。帝国主義の衰退が容赦なく早められていったことは、当時は西洋人にとって苦痛に満ちた衝撃的なものだったが、結局はヨーロッパ各国にとって利益だと考えられるようになった』と書いています。

日本は白人のアジア侵略を止めるどころか、帝国主義、植民地主義さらには人種差別というものに終止符を打つという、スペクタキュラー(荘厳)な偉業を成し遂げたのです。日本人の誰もそんなことを夢想だにしていませんでしたが、結果的には世界史の大きな転機をもたらしたという点で、何百年に一度の世界史的快挙をやってのけたと言えるでしょう。(参考: 藤原正彦著『日本人の誇り』)

★今の中国を見ていると、まさに帝国主義時代の弱肉強食の国。異民族であるウイグル人、チベット人、蒙古人、満州人を取込んで。さらには尖閣諸島、南シナ海を支配しようと軍事増強。これが帝国主義でなくて何だろうと、いつも不思議に思っています。言うことと、やることが違う三枚舌の中国共産党王朝、この体制いつまでもつかなあ。それほど長くはないでしょうねえ。

★昨年末の衆議院議員選挙で、阿倍さんは『プライマリーバランスPBの黒字化は2020年には達成する』と声高に叫びました。私は当時のブログに、消費税を10%にしても焼け石に水で、黒字化は出来ないだろう、選挙のための虚構の公約だ、とこき下ろしました。と、なんと先日内閣府がPBの黒字化は難しいと発表しました。姑息なり阿倍晋三、ですねえ。国民は全員選挙にかまかけて騙されてしまったのです。10%への消費増税が終われば、次なる増税論議がスタートするでしょう。姑息なり、阿倍晋三、です。

『内閣府は2月12日、今後10年間の経済財政の見通しをまとめた「中長期の経済財政に関する試算」を発表した。地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)は9・4兆円の赤字となり、黒字化の目標は達成できない。試算によると、基礎的財政収支は15年度が3・3%の赤字で、最初の目標は達成する。しかし20年度は1・6%の赤字で、黒字化できない。景気回復で税収が増えるものの、社会保障費の増大に歯止めをかけられないためだ。』(阿倍首相と蜜月関係の読売新聞紙面より)

★韓国が中・高校生に、慰安婦問題に関する教育を強化すると。自民党二階さんが、多くの手下を連れて訪韓し、李大統領からまたもや、日韓首脳会談には日本側の慰安婦問題への解決が必要と。日本は無理して中国と手を握る韓国と仲良くなる必要はない。それに同調した二階さん、人騒がせで、無駄球を打つ二階さんではあります。彼は公共事業の二階と言われ、土木建設に熱心で、裏では収賄の噂もある危険人物です。

余談ですが、私が初めて韓国を訪れた昭和56年1981年、当時の韓国釜山やソウルには、その手を商売にする女性達が多く存在し、街のあちこちにまさに慰安婦街が形成されていました。この状況から察するに、戦時中、韓国の多くの女性がこの種の仕事に就いていたことは紛れもない事実。なら、官憲が日本軍のための慰安婦強制狩りをしなくたって供給はあまたあったことになります。まさに強制連行など必要がないくらい、その種の女性は巷にあふれていたと想定されます。個人的な意見ですが、恐らく実情はそんなところかな、と思いますねえ。阿倍首相は、慰安婦問題では絶対に後退することなく、李大統領に対峙してもらいたいですねえ。日本人の尊厳に拘わります。どれだけ日本が朝鮮の近代化に手をつくしたか、歴史をひもといてみれば一目瞭然。さらには、日本人が合法的に持っていた資産は全部朝鮮に取り上げられたのですから。それをナチスと一緒にするのですから、話し合う余地はないと思いますねえ、私は。

★今日の画像は、1月に行われた広島での全国都道府県駅伝大会、1区の模様です。一斉に賭けだした選手達、迫力があります。O(^-^)o

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