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Channel: Freeman 雑記帳・広島
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『成功した米宣伝WGIP、日本国を卑下する若者達』

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間違いだらけの歴史認識『成功した米宣伝WGIP、日本国を卑下する若者達』

お茶の水女子大藤原正彦元教授は、ゼミの女子学生に『日本はどういう国だと思いますか』と質問しました。その答え、『恥ずかしい国』『胸を張って語れない歴史を持つ国』などと否定的なものが多く。

終戦と同時に日本を占領したアメリカの唯一無二の目標は、『日本が二度と立ち上がってアメリカに刃向かわないようにする』ことでした。そのため、GHQ、即ちアメリカはまず新憲法を作り上げました。GHQ民政局の局員が集まり1週間の突貫工事で作ったのです。そこには憲法の専門家はいませんでした。そして第9条により、日本は万国の保有する自衛権を失ったのです。

実はアメリカが日本に与えた致命傷は、新憲法でも皇室典範でも教育基本法でも、神道指令でもありませんでした。それは占領後間もなく実施した、新聞、雑誌、放送、映画などに対する厳しい言論統制です。終戦のずっと前から練りに練っていた『ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラムWGIP=戦争についての罪の意識を日本人に植え付ける宣伝計画』に基づいたものでした。この『罪意識扶養計画』は、自由と民主主義の旗手を自認するアメリカが、戦争責任の一切を日本、とりわけ軍部にかぶせるため、日本人の言論の自由を封殺するという挙に出たのです。

300万人の国民が米軍により殺戮され、日本中の都市が廃墟とされ、現在の窮乏生活をもたらされたのは、軍人や軍国主義者が悪かったのであり米軍の責任ではない。なかんずく、世界史に永遠に残る戦争犯罪、すなわち二発の原爆投下による20万人市民の無差別大虐殺を、アメリカは日本の軍国主義者の責任に転嫁することで逃げました。人道を掲げるアメリカにとって、人類初の、人類唯一の、原爆投下は申し開きのできない悪夢中の悪夢なのです。

1999年末、アメリカのAP通信社は、世界の報道機関71社にアンケートを求め、20世紀の10大ニュースを選びました。5位がベルリンの壁の崩壊、4位が米宇宙飛行士による月面歩行、3位がドイツのポーランド侵攻、2位がロシア革命、そしてなんと1位になったのが広島・長崎への原爆投下でした。これだけの非人道的行為を、息も絶え絶えの日本に行ったのです。そしてその蛮行を世界は忘れていないのですね。

GHQが種をまき、日教組が大きく育てたWGIPに基づく『国家自己崩壊システム』は、今もなお機能しています。特に教育界、歴史学界、マスコミというGHQによる締め付けの尤も激しかった部分において。東京裁判への批判、新憲法への批判、アメリカへの批判、原爆や無差別爆撃による市民大虐殺への批判、などは全て正当でありながら、公に語られることは希です。

先週の朝日新聞、戦争をテーマとした記事で、全ては軍部が悪いという記述に苛立ちを覚えました。そこには、その軍部を突き上げ、最前線の写真を網羅し、国民の戦闘意識をあおった戦時報道による朝日新聞の罪に対する懺悔などひとかけらもありませんでした。これこそWGIPの成果でしょうねえ。

そしてその結果、アメリカの言論操作は今やついに『歴史的事実』になったのです。更に今、日本の若者達は『恥ずかしい国』『胸を張って語れない歴史を持つ国』など、日本を卑下する精神構造の持ち主になりきっているのです。忘れてはなりません、日本人として、アメリカの行った日本の太平洋戦争への追い込み、市民大虐殺の国際ルールを逸脱した蛮行を。そして今、無軌道なイラク侵攻により『イスラム国』の出現を許した全ての責任がアメリカにあることを。(参考: 藤原正彦著『日本人の誇り』)

★個人的に阿倍首相は好きではありませんが、戦後70年、憲法改正に賭ける熱意は感じます。是非見直し、改正を行って欲しいです。70年間も憲法改正をしない国なんて、世界でもガラパゴスではないかと思っています。70年間も憲法を変えさせなかったアメリカの深慮遠謀は成功したのでしょうねえ。時代は大きく変わっているのに、変わらないのは日本国憲法だけとは。

★韓国李大統領の支持率が20%台と低迷してます。側近の秘書室長からの情報漏れや経済低迷に対する国民からの批難が直接数字に出ているような。韓国経済と言えば、財閥中心の経済で、社会の底辺にまで陽の当たる構造になっていないのですね。それだけに経済の体質は脆弱で、向かい風に弱いと。まあ、国内の視点、論点を外すため、しっかり慰安婦問題を叫ぶ李大統領ではあります。

★かつて、富とか財宝とか言えば、金銀宝石の類がそれだった時代があります。スペイン、ポルトガルが栄えた時代ですね。その後産業革命により、知恵と技術が富と財宝の主力の座に。先般、TBSの『知恵の扉』で知った、魚を新鮮なまま消費地に送る技術開発、には本当驚きました。魚の鮮度が劣化するのは酸素に当たって、腐食が進むからと突き詰め、容器の液体から酸素を排除し窒素で埋めたのですね。見事宮城県の魚が鮮度を保って東京に。価格は従来の5倍にも。しかもこの技術を開発したのは、魚卸商80歳の社長。日本の底力の強さは、このような庶民研究者に支えられているのでしょう。

と、先週は、人工衛星基地、2岨擁離僖優襪埜業1基分、100キロワットの発電をし、その電力をマイクロ波で地球に届ける技術開発が進んでいると、京大の教授が。マイクロ波を拡散させない技術開発が進み、何年か、何十年か後には実現の見込みと。3月1日にはこれを使用するデモが、宇宙事業団から行われる予定とも。社会全体に知恵と工夫を怠らない日本、まさに『知恵と努力に追いつく貧乏なし、日本国』ではあります。

★今日の画像は、広島南アルプス、武田~火山の縦走路です。大町駅から己斐峠まで15繊いい足腰の鍛錬になり、今夏立山・大日岳登頂のトレーニングにも。\(^o^)/ ∥臘コースからの縦走路、⊇堽陛个蠧察↓I霤鳥海遼漫∈鯒8月山崩れで大暴れした阿武山(右)、ど霤鳥劃詐紊任弁当を広げるリトルガール、ゲ仍海療个蠧察↓Ε肇譽ぅ襯薀鵐福次↓Ц現峠の神社、です。

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