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『歴史認識問題の淵源と朝日新聞』

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今日、歴史認識問題と言われる慰安婦、首相の靖国神社参拝、歴史教科書などは、全て80年代に入ってから提起されたものです。これらを『問題』として提起したのは、中国でも韓国でもありません。日本です。問題の提起は、GHQの初期占領政策を増幅継承した日本の左翼リベラリスト集団でした。慰安婦問題を捏造して韓国の対日外交を硬化させ、米国のクオリティーペーパーに『歴史修正主義』の日本のイメージを植え付けた報道の発信者が『朝日新聞』でした。このことは、今日もはや公然のものです。

日本が自ら蒔いてしまった誤った種です。中韓の愛国的指導者にとってはこんなありがたい話はありません。歴史認識という道義性を含ませた問題の提起を当の日本がやってくれたのです。この問題で日本を攻めれば外交的優位のみならず、道義的優位をも掌中に出来るのです。国益を明らかに毀損するような問題を何故日本のジャーナリズムがこういう形でやってしまったのでしょうか。

事実のみを述べれば、82年6月、旧文部省の教科書検定で『侵略』が『進出』に書き換えられたという日本の時のジャーナリズムの誤報に端を発し、その報道に中韓が猛烈に反発したことが出発点でした。続いて起こったのが靖国神社参拝問題。85年8月の中曽根首相の参拝にいたるまで首相の参拝は恒常的でしたが、外国からの反発はありませんでした。A級戦犯合祀の事実が79年4月19日付けの朝日新聞によって内外に知られるようになって以降も、中曽根参拝まで20回を越える首相参拝がなされましたが、中韓の非難はありませんでした。非難が集中的に開始されたのは、それ以降のことです。

眼下の焦点は、慰安婦問題に冠する朝日新聞の昨年8月5日、6日付けの一連の検証報道です。ここでは、吉田清治証言には信憑性がなくこれに関する同紙記事を取り消すこと、女子挺身隊と慰安婦との混同についての検証が不十分であったことを認めました。朝日新聞の慰安婦問題報道はすでに82年から始まっていましたが、これがプロパガンダの様相を呈したのは、特に91年に始まり翌年に激しさを増した一連の報道でした。

朝日新聞の最大の問題は、根拠に乏しい報道によって日本の名誉、威信、総じて国益がいかに貶められたかにあります。問題検証のために第三者委員会が設置されましたが、この点に関する記述は不鮮明でした。

中西輝政さんを委員長とし、西岡力さんらの専門家を糾合した『独立検証委員会』の報告書がこの2月19日に公表されました。本報告書は朝日新聞の慰安婦報道の原型が完成したのが92年1月12日付けの社説『歴史から目をそむけまい』であるとし、前後する報道を『92年1月強制連行のプロパガンダ』と名付けました。

注目すべきは、荒木信子さんが韓国の主要7紙、島田洋一さんが米国の主要3紙の徹底的な資料解析を通じて、韓国と米国のジャーナリズムが慰安婦問題を言い募るようになったのは『92年1月強制連行プロパガンダ』以降に集中しているという事実を、ほとんど反駁出来ない完璧さで論証したことにあります。日本の国益の毀損をどう償うのか、重大な責任を朝日新聞は背負ってしまいました。

朝日新聞にとって必要なのは、『歴史から目をそむけまい』ではなく、『事実から目をそむけまい』という姿勢に他なりません。歴史認識問題の淵源エンゲンは朝日新聞にあるのですから。
  (参考: 産経新聞コラム渡辺利夫筆『正論』)

★大河ドラマ『花燃ゆ』を見ていて、ふと気づきました。当たり前のことですが、朝鮮国には『吉田松陰』のような国の行く末を一途に思い、命をかけて国を守ろうとする『士』がいなかったのですねえ。李王朝500年のぬるま湯は、『朝鮮貴族=両班』を目先の私利・享楽・利害だけに目を向ける堕落の輩に落とし込め、また下々からもそのような士も出なかったのですねえ。まったく『朝鮮国の歴史認識』は思えば思うほどひどい、と感じます。朝鮮国は、李王朝時代、国防を清国にたよりきり、その清国が日本に敗れた結果、日本の植民地に化した『歴史的事実』をしっかり認識する必要があります。あれこれ難癖をつける韓国と、日本は頭を下げてまで付き合ってもらう必要はさらさらないと考えます。

★朝日新聞が『被害与えた周辺国との関係、日独で意識差』の世論調査を報道。被害を与えた国や人々に謝罪や償いを十分にしてきたかと思うかを訪ねると、日本は十分が57%で、まだ不十分が24%。ドイツでは十分が73%で、不十分が21%とその差が際だっていると報じました。

自虐的な報道ではあります。当時置かれたドイツと日本の国際情勢は180度ほども違います。日本が朝鮮半島を併合したのは、当時の国際法上なんの瑕疵もありません。1919年、第一次世界大戦が終わった後にパリで講和会議が開催され、そこで新しく出来る国際連盟の規約が決められました。その規約の『委任統治』に触れた箇所を読むと、『自立出来ない人々のために、彼らに代わって統治してあげることは、文明の神聖なる使命である』と書いています。これにより欧米列強は植民地保有を正当化したのです。

韓国はその後も、日本が朝鮮半島を植民地化したことを取り上げ、償いをしろと声高に叫びます。が、それは自分の上に向けて唾を吐くと同じ、自らの立場を辱めることになるという自覚がないのですねえ、この国の人達には。当時、朝鮮国が『自立出来ない人々の国』だったことを自ら告白するようなものです。一歩譲って、仮に日本が朝鮮半島を併合しなかったら、どうなっていたか。歴史は歴然としています。ロシアが半島を併合したに違いないからです。

このような当時の背景・事情を知らない日本人に対し、アンケートを実施すれば、GHQが行った『ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラムWGIP=戦争についての罪の意識を日本人に植え付ける宣伝計画』に毒された若者やメディア、特に朝日新聞の論調は一方に偏り、片手落ちの報道となっているのですねえ。『従軍慰安婦』の誤報問題、朝日新聞は国際社会に向け、自らの過失の情報発信を十分に行っているでしょうか。書きたい放題、やらせ放題の自虐的メディア朝日新聞は、メディアとしての見識と常識を失っているとしか思えません。

★もうこうなると、事実に立脚しない反日宣伝を繰り返す朝鮮憎しの感情論が日本人の心に芽生えてもおかしくありません。歴史認識、朝鮮族。李王朝時代、その後も含め、朝鮮人が白い布をまとった姿が目につきます。なんと、白地を染める染料がなく、清国から輸入するしか手だてがなかったと。それ故庶民は無色・白色の衣服を身にまとったと。日本人は木や草、さらには鉱物から染料を加工し、色も鮮やかな十二単を作りあげたのですねえ。知恵と努力の日本人です。衣服に関する歴史認識をしっかりしてくださいませ、朝鮮族の皆様方。

★それほど朝日新聞は自虐的に戦争問題を追及するなら、あの理不尽な『東京裁判』の真実の口をこじ開いたらどうでしょうか。とても裁判と言えないような戦勝国の一方的な理屈により、被告人の正当な弁護さえ許されなかった裁判。この戦争裁判を曝くことこそ、社会正義を標榜する朝日新聞にふさわしい行為だと思いますが、どうでしょうねえ。それほどの勇気はないかな、朝日は。

★今日の画像は、『今年の桜』です。パッと咲き、パッと散る花、桜。『散る桜 残る桜も 散る桜(良寛)』。この句が好きです。(@_@)

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