まあ、世の中の共産党は、すべからく『自分に都合のいい虚構の宣伝を行うもの』として間違いありませんねえ。ソ連時代のソ連共産党もそうでありましたし、日本共産党も例外ではありません。
先月3日、中国で大々的に抗日戦勝70年を記念する行事が北京で行われました。あの韓国朴大統領も笑顔で出席して。習国家主席は『中華民族の若者は不撓不屈の精神で徹底して日本軍国主義の侵略者を打ち負かした』と語りました。『抗日戦争』に対するこの総括は勿論、歴史の事実ではありません。昭和20年8月15日の終戦時、日本軍の『支那派遣軍』は依然、中国大陸の大半を支配下に置き、105万の兵力はほとんど無傷のままでした。つまり日本はアメリカに負け、全面降伏しましたが、決して中国によって『打ち負かされた』訳ではありません。まして中国共産党に服した訳でもないのです。
また習主席は、『中国人民の抗日戦争において中国共産党は常に中心的力であり、主導的な役割をはたしている』と述べていますが、これも真っ赤なウソ。戦争当時の中国には中華民国という合法的な政府が存在しており、日本軍が戦った主な相手は、『国民革命軍』と呼ばれる中華民国の政府軍でした。共産党の率いる部隊はいわゆる『八露軍』と呼ばれる部隊で中華民国政府軍の一部隊にすぎませんでした。
一国の元首が公然と歴史の歪曲・粉飾を行うのはいかなるものか、と首をかしげる日本人も多いでしょうが、実は、この歴史に対するこのような態度は中国の長い伝統なのです。最初の正史である『史記』が前漢の時代に誕生して以来、中国で『二十四史』と称する多くの歴史書が編纂されましたが、その大半は歴代王朝の官僚の手によるものです。しかも、新しくできた王朝の官僚が前王朝の歴史を書くのが普通だから、前王朝の歴史をできるだけ悪く書き、自分の仕える王朝のことを賛美するのは『春秋の筆法』として中国に定着しているのです。
このような歴史の『歪曲・虚構』を極限にまで発達させたのが今の中国共産党政権なのです。共産党政権下で編纂された歴史書や教科書の全ては、『前王朝』の中華民国時代を『暗黒時代』として徹底的におとしめる一方、共産党政権の治世を『人民が開放と幸福を享受した時代』だと賛美しています。歴史の実態はむしろ正反対でしょう。時の政治権力の都合によって、歴史に対する恣意的な歪曲・捏造・粉飾を行うのは中国という国、とりわけ中国共産党政権の一貫したやり方です。その彼らが果たして、日本に対して『正しい歴史観』を求める資格はあるのでしょうかしら。
あの、『南京虐殺30万人』に及んでは、もうあきれて物が言えません。広島原爆で直後亡くなった人15万人。今だ縁者が見付からない無縁仏が7万骨もあり、遺骨が見付かった場所は市内の学校の校庭や当初部のほろ穴などいたるところから発見されています。南京の虐殺は、その遺骨収集や発見事実の写真すら見せていません。ウソだからです。こんなウソを平気で流す共産党政権は、やっぱり中国国民の敵ですねえ。いつか倒壊する『中国共産党独裁政権』ではありますが。
(参考: 産経新聞オピニオン、石平筆『歴史の歪曲・粉飾は長い伝統』)
★阿倍首相は、アベノミックス第2段として、GDPを2020年に600兆円に増やす目標を掲げました。が、経済団体からはとても達成不可能との声があちこちから。600兆円を達成するには毎年3%を越える経済成長率が必要で、とても日本の耐力からは無理な相談と。1990年のバブルの崩壊から、空白の20年を創り出したのも自公政権。あの超円高を回避する大なたを全然ふるわず、この間製造業の海外流出を垂れ流し、雇用600万人を消し去ったと。経済音痴な自公政権ではあります。有言実行、たのんまっせ、阿倍さん、600兆円GDP。
★阿倍首相が、日本オリンピックまでに『自動運転車を実用化させる』とフォーラムでぶち上げました。事故がなくなり、渋滞から開放される点は納得ながら、自動運転者が実用化されると運転手は不用になりますねえ。運転手は失業する事態に。一体科学の進歩は何のためにあるのか。人類が不幸せになるような原子力爆弾だとか、ネット荒しなど、人類には不用の進歩ではないでしょうか。全国に自動車運転手はそれほど多くの人が就業しています。これらを失業させる自動運転には反対ですねえ。
間違いなく社会不安が増大し、犯罪は増えますよ、阿倍総理殿。
★今日の画像は、『少年サッカー大会』です。ちびっこ達が元気いっぱい走り回るサッカーをみていると、こちらまで元気が出てきます。(@_@)