★今日の画像は、広島市西区の古刹『三滝寺の紅葉』です。今年は暖かい日が続いた影響か、まだ緑色のモミジも残っていたり、すでに全て落葉したモミジもあったり、まだら模様ではありました。
★★朝日新聞社では2005年6月まで社長だった箱島信一が、自分の秘書をことのほか取り立てました。秘書を務めると、たいていは政治、経済など、編集局の主要部長に配置され、新聞製作の要である編集局を支配しました。
歴史を紐解くまでもなく、側近政治は腐敗を生み、大多数の社員のモラルを低下させる。箱島社長時代の朝日新聞社は不祥事のオンパレードでした。その6年前の『中国新聞』からの記事盗用事件に始まり、04年8月には私立大学の補助金流用問題で取材相手とのやりとりを録音したMDを別の取材相手に渡した事件、05年3月に明るみに出た武富士からの編集協力金隠蔽事件、そしてNHKの従軍慰安婦を巡る社内資料流出事件、長野総局記者による取材メモ捏造事件・・。そして、昨年の従軍慰安婦捏造事件とまれにみる愚行だった社長記者会見。
この秘書を取り立てる側近政治で朝日新聞社の手本になったのが日本経済新聞社。日経新聞社ではやはり鶴田卓彦前社長が秘書出身者を枢要ポストに配置し、10年の長きに亘って会社を私物化しました。その結果、子会社の内装工事会社TCWを舞台に架空工事のでっち上げで多額の手形を乱発するという不正経理事件が発覚、03年11月に日経OBの元社長らが特別背任と業務上横領容疑で逮捕されました。
側近政治はトップの『器』を縮小再生産します。鶴田前社長は去ったものの、日経新聞社にはその取り巻き達が経営陣に依然として残っており、06年2月には再び、前代未聞の不祥事が発覚。広告局の社員が『日経新聞』の事実上独占している法廷広告を利用してインサイダー取引に手を染め、1億円近い利益を得ていたのです。しかもその対応では、トカゲのしっぽ切りで、退任予定の常務に全責任を負いかぶせ、メディアとして襟を正すべきことを怠りました
そして株主総会。日経新聞社の株主は99%が社内株主、役員、社員とそのOBです。日経新聞社の株式の過半数は持株会社を通じ過半数は経営陣が事実上抑えている上、経営権の人事権で首の根っこを押さえられている社員株主達の多くは取締役会の意向に反して議題に賛成など出来ない。会社提案の議案に対し、賛成多数になって当然なのです。
これは日経新聞社に限らず、全新聞メディアの株主は社内・社員株主に限っていますから、読売、朝日、地方紙などいずれも同じようなシャンシャン大会の株主総会に成り下がっています。新聞メディアが民間企業の不祥事や不明朗な点を株主総会をウォッチし、報道しますが、自社の、また他の新聞メディアの株主総会を報道することはまずありません。封建的・硬直的経営構造を持ち続ける『新聞メディア』ではあります。そして、日本国民、読者には不承知な事柄が闇から闇に葬られる、経営陣にとって安息な『側近経営』が明日も続きます。 (参考: 大塚将司著『新聞の時代錯誤』)
★先頃、東京で、29歳の男性が女子高校生を絞殺した事件がありました。二人はコンビニのアルバイトで顔なじみになったと。男性は殺害した原因を、貧乏で生活が苦しかった、人生を終わりにしたかった、と供述しています。誠に情けない話ですねえ。貧乏なら、手に油し、額に汗をかく仕事を考えれば、今時どんな仕事にでもつけるのに。何か人生に対し、また仕事に対して真剣に考えたとは思えません。額に汗する仕事では、求人難で人手を求めています。愛知県に行けば、自動車関連の仕事がたくさんあり、貧乏で人生を終わりにするような状態にはならなかっただろうに。もっと広い目で人生を見て欲しいですねえ、若者達には。
★ロシア旅客機爆破に続き、パリでの同時多発テロ。ISに脅かされるヨーロッパですねえ。それにしても、ISを出現させた、アメリカのイラク侵攻、大失敗だったのではないでしょうか。それも『大量破壊兵器撲滅』の旗印で侵攻したものの、現物はなし。アメリカのやってることって、目先目標ばかり。イスラムの宗派敵対関係を根絶・解消しないかぎり、テロの脅威は続く、でしょうねえ。それにしても、このテロが勃発した時、パリ観光に訪れていた人達、大変な迷惑を被りましたねえ。ルーブル、凱旋門、エッフェル塔が即閉鎖されましたし。
★朝鮮人慰安婦問題で、石原慎太郎さんが述べています。『当時人口2千万人しかいなかった朝鮮で、20万人もの若い女性を官憲が本当に拉致していったとしたなら、当時の朝鮮の男達は無為のままそれを見過ごしていたのだろうか。敗戦後の日本の街で在日のいわゆる三国人達が暴れ回っていた頃、戦争帰りの若者達は絶対の支配力をふるっていたアメリカ軍のMPにも逆らって自警の組織を作り、彼らに対抗して戦ったものだ。それが後に暴力団化し「安藤組」や「銀座警察」となったものだが、当時の朝鮮にはこうした気骨のある男達は果たしていなかったものだろうか』。朝鮮の当時の若者達、何か言ってくれ、反論でもいいし。20万人もの女性を奪われ、指をくわえていたという事実を、ね。
★奈良県吉野町に住む93歳の女性が、かつて救急車に命を助けられたお礼、として、2,700万円相当の高規格救急車を寄贈。公益のために私財を寄付した功労により、『紺綬褒章』を受賞。女性は『夢みたいな話で、言葉にならない。町の人達に役立ってもらえばうれしい』と。なんとも爽やかな話ではあります。
★続慰安婦問題。韓国は徴用された朝鮮人慰安婦は、20万人に達したと主張しています。ところが、大陸に侵攻した日本兵は200万人。まさか、10人の兵に1人の慰安婦がつくほどの大接待だったのでしょうか。それに日本人の慰安婦もたくさんいたのですから。当たり前のことですが、日本政府はこの数字を否定。韓国でも、女性大学教授がこの数字を否定し、徴用された女性達は韓国人仲介業者により斡旋されたという内容の本を出版。韓国検察当局は『自由な発言にも制限がある』として、この教授を告訴。捏造に捏造を重ねる、なんたる国家、大韓民国です。でも韓国内部から慰安婦問題の真実を語る人達が出てきつつあることは、真実の追究のため良いことですねえ。
★プレミアム12。ジャパンは順決勝で韓国に逆転負け。小久保采配は大失敗。9回表、マウンドに上がったのは、8回に続く則本。2者に連続安打、少しおかしい。交替が必要ではないか。が、小久保動かず。2塁打を浴び、1点を失い、代わった松井が四球を出し満塁。もう後は止まらず、逆転負け。小久保ジャパンのコミットメントは優勝以外になかったのに。私に言わせれば、小久保監督の勝利への執念が薄れていた、傲慢になっていた、としか言いようがありません。8回裏、ノーアウトで1、2塁。その後、坂本、中田、松田はいずれも外野フライで無得点。あそこは坂本にバンドをさせ、もう1点を狙うべきでした。そして大きな疑問は、何故則本を回をまたいで連投させたか。投手陣は豊富。必勝を期すなら、1投手、1イニングの継投が本則。さらに、満塁で松井、なぜ2年目、20歳の若者を立てたのか。私は強心臓で鳴らす山崎が適役と見ていましたが。結論、小久保ジャパンは監督自らのミスジャッジにより、優勝杯を逃しました。監督経験のない小久保にジャパンの監督は無理であり、重たかったですねえ。小久保自身は、その采配ミスを認めながらも、松井を満塁で出したことに失敗のポイントをあげていますが、ノーアウトで2連打された時点で交替があるべきでしたねえ、勝ちを意識するなら。3位決定戦では、メキシコにコールド勝ちしましたが、こんなの何の意味もありません。私は観戦しませんでした。リーグ戦ではなく、ノックアウト方式のトーナメントということも意識に浅かったのでしょうねえ。小久保監督、解任に大賛成の立場です。そして、アメリカよ、二軍を送ってくるな。ちゃんと第一線級の選手でチームを構成しろよな。単に出場手当目当ての選手ばかり集めたような今回の米チームには腹が立ちます。
★J1、CS準決勝、浦和-G大阪、1-3でガンバの下克上。まあ、1点目、3点目の失点は、浦和のチョンボ、注意力のなさですから自業自得でしょうが。毎年、リーグ終盤での失速のクセ、直りません。ガンバ-広島、当然広島の勝ちですよ、チームの成熟度が違いますから、浦和のようなチョンボは犯しません。O(^-^)o